Interview

VTuberとしても活動するヒロイン登場で、声優のあり方が変わるかも!? 小松未可子、主演最新作『revisions リヴィジョンズ』を語る

VTuberとしても活動するヒロイン登場で、声優のあり方が変わるかも!? 小松未可子、主演最新作『revisions リヴィジョンズ』を語る

最先端のカルチャーを発信し、世界から注目を浴びる街・渋谷。その街ごと突然300年以上先の未来に転移したら――? そんな驚きの舞台設定に少年少女の群像劇、ロボットによる戦闘、さらにミステリー要素まで詰め込んだオリジナルアニメ『revisions リヴィジョンズ』が1月9日からスタートした。

ここでは、主人公の堂嶋大介ら5人の高校生を導く未来人のエージェント・ミロ役の小松未可子にインタビューを敢行。演じているミロに始まり、大介のとんでもない“痛さ”や渋谷という街などを語ってもらった。

取材・文 / はるのおと 撮影 / 小賀康子


アフレコ中は、大介を演じる内山くんを見ないようにしていた

ミロ (CV:小松未可子)

小松さんが演じられるミロはどんなキャラクターですか?

小松未可子 ミロは荒廃した未来に生き残った数少ない人間で、人類を守るために戦う組織のエージェントです。未来で一緒に戦うだけでなく、過去にも大介たちと出会っていて、特に大介には大きな影響を与えています。

演じられる際のポイントは?

小松 ミロはあまり感情を表に出さず、スパイっぽい雰囲気があります。ただ感情がないわけではなく、あまり出さないような環境で育ったんだというという説明を受けて「なるほど」と腑に落ちました。大介たちが過去に出会ったミロと、未来で会うミロは印象が異なってほしいというディレクションが谷口監督からあったので、その違いが明確にわかるよう演じました。

谷口監督からはほかにどんな指示がありましたか?

小松 話が進んでミロが少し柔らかくなったときに私なりに演じてみたんですが、「もう少しかわいくていいよ」とディレクションを受けました(笑)。

小松さんが思っていたよりもかわいらしさが欲しかったのでしょうか。

小松 そうですね。大介から見たミロって憧れの対象だし、もしかしたら恋に落ちていたかもしれない存在です。だから「僕たち(スタッフ陣)を男の子にしてくれ」というディレクションもありました。

堂嶋大介 (CV:内山昂輝)

本作を4話まで拝見したところ、とにかく大介が厨二病で子供っぽくて強烈な印象を受けました。歳上のミロとしては、どのように感じながら演じましたか?

小松 大介は思った以上に変わったキャラクターでした。大介役の内山昂輝くんに対しても「もっとやっていいよ」とディレクションがありましたし。でもミロとしては彼の言動に動揺しないというか、動揺しつつも大介たちをコントロールしてなければいけない。いい意味で彼にコントロールされすぎず、でも引きすぎないという配慮をしていました。でも真横で内山くんが大介を演じていると面白くなってきてしまうので、アフレコ中はなるべく彼を見ないようにしていました(笑)。

大介は自分が跳ばされた未来でヒーローになったことですごく調子に乗りますよね。それこそミロに手柄を見せつけるような振る舞いをしますが、それに対してミロはどんな感情を抱くのでしょう?

小松 スルーです(笑)。大介のアピールを感じながらも、未来の世界ではそんなことに構っている状況ではないので、相手にしてはいけないと思ってるでしょうね。

大介も内山くんも愛すべき人間

谷口監督から、大介のキャラクター像は内山さんの声をイメージして作られたという話を伺いました。

小松 これまで内山くんとは何度か共演していますが、どのキャラクターにも大介っぽさはないんですよ。でも大介に関しては本当に内山くんの少しひねた印象がある声がぴったり。彼も若干ひねた部分があるように思うので、そこは似ているかもしれませんね。

なるほど。ただ大介はウザいし変な奴ですけど、憎めないです。

小松 近くにいたらイラッとするでしょうけど(笑)。憎みきれないというか、つい手を貸してあげたくなりますね。内山くんと同じく、愛すべき人間というのは間違いないです。

そんな大介ですが、小松さんにとっては“アリ”ですか?

小松 (笑)。私が大介をうまくコントロールできる人間なら上手く育成できるのかもしれませんが、ちょっと私の手には負えないですね。彼をコントロールできる能力があればワンチャンあるかもしれません(笑)。

ほかに注目すべきキャラクターは?

小松 ネタバレになるので回答が難しいですが……やっぱり主人公の大介が中心になるので、彼を巡る人間関係をじっくり見てほしいです。

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