Interview

VTuberとしても活動するヒロイン登場で、声優のあり方が変わるかも!? 小松未可子、主演最新作『revisions リヴィジョンズ』を語る

VTuberとしても活動するヒロイン登場で、声優のあり方が変わるかも!? 小松未可子、主演最新作『revisions リヴィジョンズ』を語る

渋谷は苦手だけど、少し離れたら……

本作の舞台となる渋谷について、どんな印象がありますか?

小松 私は三重県から出てきたので都会という印象がまだあります。多くの人が歩いていて、しかもそれぞれにストーリーを感じられる。若者が持つ自由の象徴的な街という印象です。

渋谷は好きですか、苦手ですか?

小松 どちらかと言うと昔は苦手なイメージでしたが、最近は仕事で行くことも多いので慣れました。あと駅前こそ賑やかですが、10分くらい歩くと大人が増え、落ち着いた雰囲気なのでその辺りは好きです。センター街とは逆にあるヒカリエも大好きですし。

小松さんが所属されているトイズファクトリーも渋谷にありますしね。

小松 そうですね(笑)。

本作では、その渋谷が街ごと300年以上先の未来に転送され、大介たちや街の人々がサバイバルすることになります。もし小松さんがまさに今そんな未来に跳ばされ、目の前にロボットが現れて「君には救う力がある」と言われたらどうしますか?

小松 乗りたくないです、平和に生きたいです。

大きな災害などをきっかけにパニックが起き、善悪の基準が狂ったときは人の本性が出ますよね。小松さんの場合はできるだけ平穏に暮らしたいと。

小松 はい。心中では黒いものが渦巻いているかもしれませんが(笑)、でも善でいたいという気持ちはあります。パニックになって悪いことをしている人を見ても咎めるまではいかないでしょうけど……でも安全の保証がないロボットには乗りたくないです。

そう考えると、未来に転送されてすぐに人形兵器「ストリング・パペット」で機械の化け物と戦う大介たち5人は思い切りがいいですよね。

小松 やっぱり歳を重ねると恐怖心が増えるんですよ。私も高校生だったら乗ってもいいんですが(笑)。大介なんて、人形兵器を与えられたら「きたきた!」って感じでノリノリで乗りますもんね。

ちなみに小松さんは防災のために何かしていますか?

小松 一応、水や食料など必要なものが入ったリュックは用意しています。それ以外は特に……でも家に帰ってパジャマになるじゃないですか。そんなときも「もしこのタイミングで何か起きたら」と考えて逃げる手順をつねに考えています。「あれを着て、あれを取って、あのルートで逃げよう」とか。近くの公園の位置は把握しています。

大介と同じくらい用心深いですね。

小松 さすがに彼のように武器までは携帯しないですが(笑)。大介は生き残ったあとのサバイバルのことまで考えてますからね……でもやっぱり生き残りたいです。

バーチャルYouTuberという存在によって、アニラジの“本来あるべき姿”が実現するかも

続いてミロのバーチャルYouTuberとしての活動について伺います。2018年9月に行われたイベント「渋谷区総合防災訓練~SHIBUYA BOSAI FES 2018~」で活動が発表されましたが、その後、動きはあったのでしょうか?

小松 まさにこのインタビュー後に初回が収録予定です。私が演じるキャラクターがバーチャルYouTuberになるのは初めてだし、普段はあまりそういった動画を見ないので疎いのですが、先ほどモデルを見させてもらいましたがすごく動くんですね。あと、これまでアニメ作品のラジオのパーソナリティを、キャラクターの“中の人”としてやってきましたが、バーチャルYouTuberというのは新しい入り口だなと思っています。キャラクターが出演して作品などについて喋る。我々もそろそろ隠居生活なのかなと(笑)。

アニラジのあり方が変わるのでしょうか。

小松 技術が進んだことによって、私たちは表に出ないという、アニメ作品のラジオの本来あるべき形が実現しつつあるのかもしれませんね(編注:取材後、11月20日にミロのYouTuber活動が始まった)。

ミロのYouTuberとしての活躍を楽しみにしております。最後に、本作のストーリー面の注目ポイントを教えてください。

小松 アフレコ前に監督が役者を集めて作品説明をしてくれたのですが、そこで作品が目指すものとして語ってくださったのが、まさに本作のジャンルとして銘打たれている「青春“災害”群像劇(ジュヴナイルパニックアンサンブル)」というものなんですよ。災害ものであり、群像劇でもある。特に主人公たちが夢や未来のある高校生という点が重要で、どんな大人よりも希望を抱いている子達がパニックに巻き込まれたことでどういう道を選ぶのか。そうしたことを描くことで、若者に託す思いのようなものを強く感じられる作品だと思います。

フォトギャラリー

TVアニメ『revisions リヴィジョンズ』

2019年1月9日よりフジテレビ「+Ultra」にて
毎週水曜日24:55から放送開始
ほか、関西テレビ/東海テレビ/テレビ西日本/北海道文化放送/BSフジにて
NETFLIXにて1月10日(木)より日本先行全話一斉配信

【スタッフ】
原作:S・F・S
監督:谷口悟朗
CG監督:平川孝充
シリーズ構成:深見真/橋本太知
キャラクターデザイン原案:近岡直
メカデザイン:新井陽平
CGキャラクターデザイン:白井順
BGコンセプトアーティスト:白田真人
MattePaintディレクター:大西穣
美術・設定:坂本竜
色彩設計:長尾朱美
撮影監督:高橋和彦
編集:齋藤朱里
音響監督: 明田川仁
音楽:菊地梓
企画:スロウカーブ
アニメーション制作:白組
制作:リヴィジョンズ製作委員会
オープニングテーマ:THE ORAL CIGARETTES「ワガママで誤魔化さないで」(A-Sketch)
エンディングテーマ:WEAVER「カーテンコール」(A-Sketch)

【キャスト】
堂嶋大介:内山昂輝
ミロ:小松未可子
剴・シュタイナー:島﨑信長
露・シュタイナー:高橋李依
手真輪愛鈴:石見舞菜香
浅野慶作:斉藤壮馬
チハル・イスルギ:日笠陽子
ムキュー・イスルギ:田村ゆかり
堂嶋幹夫:櫻井孝宏
矢沢悠美子:遠藤 綾
黒岩亮平:てらそままさき
牟田誠一郎:飛田展男
泉海香苗:寺崎裕香
ニコラス・サトウ:大塚芳忠

©リヴィジョンズ製作委員会

TVアニメ『revisions リヴィジョンズ』オフィシャルサイト

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