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2018年のゲーム業界を振り返る【後編】ついに迎えたeスポーツ元年!

2018年のゲーム業界を振り返る【後編】ついに迎えたeスポーツ元年!

2回に分けてお届けする2018年のゲーム業界を振り返る記事、後編ではeスポーツを中心に取り上げてみたい。2018年流行語大賞でも話題になったし、eスポーツをあまり観戦したことがない人のゲーム談でも「いま流行っているんでしょう?」くらいは出て来るだろう。だが実際は、その認識以上に「かなりキテる」と言っていい。あらためて調べてみると、”元年”というにはあまりにも盛り上がった1年だった。そのあたりを解説しつつ、2019年の展望も述べていきたい。また、今回も2018年7月から12月までのおもなゲームソフトの発売日、ゲーム業界の出来事もまとめている。前編の記事と併せてお楽しみいただければ幸いだ。

文 / 松井ムネタツ


なぜeスポーツが盛り上がったのか?

2015年ごろからずっと「今年はeスポーツ元年」なんて言われていたのだが、実際にその年が終わってみるといまいちそんな雰囲気ではない……というのが何年も続いた。それが今年は流行語大賞に選考されるなど話題となり、確実に元年となった。
大きなポイントはふたつある。まずは日本eスポーツ連合、JeSUの発足だ。それまで3つあったeスポーツ団体がひとつにまとまり、五輪種目正式採用に向けての働きかけや、プロライセンス発行などを行うことにより、これが大きく報道され話題となった。

▲東京ゲームショウ2018でも大きな売りのひとつとなったeスポーツ大会

そしてもうひとつは、8月にジャカルタで開催されたアジア競技大会でデモンストレーション競技としてeスポーツが採用されたことも大きい。それまでは「eスポーツ!? 運動してるわけではないんだし、スポーツと言うのはおかしいのでは?」という雰囲気が、アジア版オリンピックと呼ばれているこの大会で(デモとはいえ)採用されたおかげで、「eスポーツもスポーツなんだ」と認識してもらえるようになったのだ。
そうした流れに合わせるように、国内ではプロゲーマーが活躍するeスポーツシーンが激増した。これは言い換えれば「プロリーグを観戦する人が増えた」、「プロゲーマーのファンが増えた」ということを意味する。
2018年に国内で行われたeスポーツタイトルをジャンル別にざっと挙げていこう。

対戦格闘ゲーム

・ストリートファイターV アーケードエディション
・鉄拳7
・BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE
・ドラゴンボール ファイターズ

日本でメジャーなeスポーツといえば、対戦格闘ゲームだ。『ストリートファイターV アーケードエディション』は、カプコンプロツアーという年間通してのリーグが行われており、2018年のツアー優勝者はガチくん選手。毎年多くの日本人選手が上位を占めるのだが、同タイトルでは初の日本人優勝者だった。
『鉄拳7』や『ドラゴンボール ファイターズ』、『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE』あたりは、世界最大規模の対戦格闘ゲーム大会”EVO”の競技としても採用されている。

▲『ストリートファイターV アーケードエディション』は年間を通してのプロツアーが行われている

©CAPCOM U.S.A., INC. 2016, 2018 ALL RIGHTS RESERVED.

FPS/TPS

・PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS
・コール オブ デューティ ワールドウォーII
・レインボーシックス シージ

このジャンルはパソコンで行われるのが一般的なため、家庭用ゲーム機が中心だった日本人選手はなかなか結果を出せなかったが、『レインボーシックス シージ』の世界大会で日本チームがベスト4に進出するなど、少しずつ確かな成績を残し始めている。
人気バトルロイヤルゲーム『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』は2018年に国内プロリーグが正式にスタート。年末に行われた大会はチケットが1分で完売(のちに追加販売)、会場には多くの女性ファンが押しかけるといった現象が見られた。2018年10月に行われた『レインボーシックス シージ』のアジア大会もやはり多くの女性ファンが詰めかけており、プロゲーマーファン、eスポーツを観戦する人口は確実に増えている。

▲『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』のプロリーグが東京ゲームショウ2018よりスタートした

MOBA(※)

・リーグ・オブ・レジェンド

日本では2014年からLeague of Legends Japan League、通称LJLを開催。5vs5によるチーム戦で行われる『リーグ・オブ・レジェンド』だ。世界中に本ゲームおよびプロリーグのファンがおり、2018年の世界大会決勝は9960万人が視聴した(最大同時視聴者数は4400万人)。LJLは毎年スケールアップしており、2018年は全試合会場で観戦できるようになった(2017年までは決勝以外はネット配信のみ)。2019年はさらに広いキャパシティのヨシモト∞ホールで全試合開催される。

※MOBA:”マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ”の略で、全世界ではeスポーツにおいて一番花形となるジャンル。リアルタイムストラテジーゲームから派生したもので、5vs5などチーム戦で行い、相手の拠点を制覇したチームが勝利となる。『リーグ・オブ・レジェンド』のほか、『DOTA2』、『Vainglory』などのタイトルがある。

▲2018年は中国リーグLPLのInvictus Gamingが世界チャンピオンになった

スポーツゲーム

・実況パワフルプロ野球2018
・FIFA18
・ウイニングイレブン2018

日本野球機構はeBASEBALLと称して『実況パワフルプロ野球2018』のプロリーグを、JリーグはeJリーグを立ち上げて『FIFA18』を、それぞれチームに所属する形で選手が試合を行い、シリーズを通して優勝者を決めるというリーグを行った。日本野球機構は2019年に『スプラトゥーン2』によるプロリーグの開催も発表しており、プロ野球以外に本格的なeスポーツリーグを盛り上げていくようだ。
『ウイニングイレブン2018』はジャカルタで開催されたアジア競技大会でデモストレーション競技として採用され、見事日本人選手が金メダルを獲得した。2019年に茨城県で開催される国民体育大会(国体)の文化プログラムとしてeスポーツ大会が決定しており、『ウイニングイレブン2019』のほか、『グランツーリスモSPORT』、『ぷよぷよeスポーツ』の採用が決定している。

▲『ウイニングイレブン 2019』

All copyrights or trademarks are the property of their respective owners and are used under license. ©Konami Digital Entertainment

その他

・シャドウバース
・クラッシュロワイヤル
・ぷよぷよeスポーツ

ここに挙げた3本はいずれもプロによる大会が積極的に実施された。デジタルカードゲーム『シャドウバース』ではプロリーグが発足するだけでなく、プロ以外の選手も参加可能な優勝賞金100万ドル(約1億円)を懸けた世界大会が行われたことも大きな話題に。スマートフォン向けゲーム『クラッシュロワイヤル』は世界大会が日本で開催され、こちらも盛り上がった。

▲『シャドウバース』は国内最大級のeスポーツイベント”RAGE”にて大会が行われている

eスポーツ番組増加、企業も続々参戦

これまでも東京MXなどでeスポーツ番組は実施されてきたが、2018年からいよいよキー局がレギュラーでeスポーツ番組の放送を次々に始めた。日本テレビの『eGG』、フジテレビの『いいすぽ!』、テレビ東京の『有吉ぃぃeeeee!』、テレビ朝日では『お願い!ランキング』内でeスポーツのコーナーができるなど、深夜枠中心ではあるが確実に増えてきた。また、企業がeスポーツチームを持つことも確認できた。日本テレビのAXIZ、読売新聞社のG×G、吉本興業によるeスポーツチームや会場運営、さらには毎日新聞社が全国高校eスポーツ選手権を開催するなど、メディアやエンターテインメント業界の最大手が参入してきている。これはもう、日本のプロスポーツシーンにおいて、eスポーツは野球やサッカーに継ぐ位置まできていると言っていいだろう。

▲日本テレビ傘下のeスポーツのプロチーム”AXIZ”は『シャドウバース』と『リーグ・オブ・レジェンド』に参戦している

2018年でこれだけ盛り上がったのだから、2019年はさらにeスポーツが伸びていくことが予想され、大手メディアなどの参入により市場も拡大するだろう。プロゲーマーらの活躍の場がさらに広まりそうだが、二十歳前後と若い選手が多いので、プロとしての技術や魅力をしっかり育てつつ、社会人として常識的な人間になれるよう、大人がしっかり見守っていく必要もありそうだ。
ただし、いくら「これで盛り上げたい」と思ってもそのゲームが面白く、それをプレイするプロゲーマーたちに魅力があり、さらにはそれを観て楽しむファンがいないことには成り立たない。プロである以上、観戦してくれるファンがいてこそだ。朗報としては、eスポーツシーンを観戦しているファンは若く、また女性も多い。F1層(マスコミやマーケティングなどの分野で使われる言葉で、20~34歳の女性を指す)を多く取り込んでいることから、大会会場で化粧品のCMを流すといったことも行われており、今後どんなジャンルの企業が関わってくるのかも注目と言えよう。

▲PC版『レインボーシックス シージ』アジア大会決勝。会場には男性ファンはもちろん、女性ファンもたくさん詰めかけた

2018年7月~12月に発売されたおもなゲーム・出来事

前回に続き、7月~12月までに発売されたタイトルとおもな業界ニュースをまとめてみた。年末商戦に向けたビッグタイトルが数多く登場してくる。ラインアップを見ると、日本がいかに優れたIP大国かいやでもわかるだろう。

2018年7月

7月5日 ザンキゼロ(PS4、Vita/スパイク・チュンソフト)
7月5日 Identity V (スマートフォン、PC/NetEase Games)
7月7日 ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 週刊少年ジャンプ50周年記念バージョン発売
7月13日 OCTOPATH TRAVELER(Switch/スクウェア・エニックス)
7月23日 ファンタジーライフオンライン(スマートフォン/レベルファイブ)
7月24日 NEOGEO mini 発売
7月26日 KOFオールスター(スマートフォン/netmarble)
7月31日 LA-MULANA 2(PC/PLAYISM)

<pickup>
夏は比較的静かなゲーム業界なのだが、そんな時期にスパイク・チュンソフトの『ダンガンロンパ』シリーズスタッフが作った完全新作『ザンキゼロ』が話題となった。13日しか生きられないクローン人間の主人公たちが、何度も死んでは再生を繰り返していくRPGで、その個性的な世界設定に多くのゲームファンが注目した。

▲『ザンキゼロ』

© Spike Chunsoft Co., Ltd. All Rights Reserved.

2018年8月

8月2日 ボーダーブレイク(PS4/セガゲームス)

8月2日~4日 『FIFA 18』世界大会”FIFA eWorld Cup Grand Final 2018″が英国・ロンドンで開催。サウジアラビア代表のMSドサリ選手が優勝
8月7日 オーバークック2(PS4、Switch/Team17)
8月9日 FIRE PRO WRESTLING WORLD(PS4、PC/スパイク・チュンソフト)
8月21日~25日 ドイツ・ケルンメッセにて欧州最大規模のゲームイベント”gamescom 2018″開催

8月23日 リネージュ2 レボリューション(スマートフォン/ネットマーブルゲームズ)

8月24日~25日 『シャドウバース』の”全国高校生シャドバ甲子園2018″開催。大阪府立寝屋川高等学校が優勝
8月30日 ウイニングイレブン 2019(PS4/KONAMI)

<pickup>
アーケード版稼働から9年目にして、ついに家庭用に移植となった『BORDER BREAK』。PS4版は基本無料で、課金要素ありという形で配信された。10vs10のチーム戦で戦うハイスピードロボットアクションゲームで、アーケード版と同等の体験ができる専用コントローラーも発売された。プロモーションで1/1実物大プラモデルが製作され、こちらも大きな話題となった。

▲『BORDER BREAK』

▲同作の実物大”輝星・空式”プラモデル

© SEGA

2018年9月

9月7日 Marvel’s Spider-Man(PS4/ソニー・インタラクティブエンタテインメント)
9月10日 ”PlayStation LineUp Tour”開催
9月15日 『リーグ・オブ・レジェンド』日本プロリーグ”LJL 2018 Summer Split”決勝大会開催。優勝チームはDetonatioN FocusMe
9月15日 全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI プレ大会を『ウイニングイレブン2019』で実施
9月19日 Nintendo Switch Onlineの有料サービス開始

9月20日 シュタインズ・ゲート エリート(PS4、Vita、Switch/5pb.)
9月20日~23日 幕張メッセにて東京ゲームショウ2018開催。来場者数は29万8690人。『ストリートファイターV アーケードエディション』、『鉄拳7』、『コール オブ デューティ ワールドウォーII』、『ウイニングイレブン 2019』などのeスポーツ大会実施
9月22日 DMM GAMES主催『PUBG』日本公式プロリーグ”PUBG JAPAN SERIES 2018″開始
9月26日 ワイルドアームズ ミリオンメモリーズ(スマートフォン/フォワードワークス)
9月27日 ドラガリアロスト(スマートフォン/任天堂)
9月27日 無双OROCHI3(PS4、Switch/コーエーテクモゲームス)
9月28日 FIFA 19(PS4、XOne、Switch/エレクトロニック・アーツ)

<pickup>
PS4向けソフト『Marvel’s Spider-Man』が発売となったのは2018年9月7日。発売と同時に「これはやばい!」と話題になってTwitterでトレンド入りし、パッケージ版は一時品切れとなってしまうほどだった。オープンワールドはマップの移動が面倒とも言われているが、本作はむしろその移動が楽しい。スパイダーマンならではのウェブ・スイングでビルのあいだをギュンギュンと飛び回りながらの高速移動が、とにかく気持ちいい。いまならPS4本体とセットで買うのにオススメの1本だ。

▲『Marvel’s Spider-Man』

© 2018 MARVEL
©2018 Sony Interactive Entertainment LLC. Developed by Insomniac Games, Inc.

東京ゲームショウ2018は特設ステージ”e-Sports X”がとにかく賑わっていた。一般日は2日間ともふたつのステージがフル稼働し、『ストリートファイターV アーケードエディション』、『フォールアウト』、『コール オブ デューティ ワールドウォーII』などの大会が行われた。また、メーカーのブースもeスポーツ大会を実施するところが多く、2018年の東京ゲームショウはeスポーツのおかげで参加者数が増えたとも言われている。

▲『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』プロリーグは東京ゲームショウからスタートした

2018年10月

10月1日~11月3日 『リーグ・オブ・レジェンド』世界大会”2018 World Championship”が韓国・インチョンで開催。優勝は中国チームのInvictus Gaming。決勝の配信視聴者数は9960万人、最大同時視聴者数は4400万人
10月2日 Forza Horizon 4(XOne/マイクロソフト)
10月4日 ロックマン11 運命の歯車!!(PS4、XOne、Switch、PC/カプコン)
10月4日 ASTRO BOT:RESCUE MISSION(PS VR/ソニー・インタラクティブエンタテインメント)
10月5日 スーパー マリオパーティ(Switch/任天堂)
10月5日 アサシンクリード オデッセイ(PS4、XOne、PC/ユービーアイソフト)
10月6日 ”あそぶ!ゲーム展 ステージ3″が埼玉・SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザにて開催。2019年4月7日まで
10月12日 コール オブ デューティ ブラックオプス 4(PS4、XOne、PC/Activision)
10月14日 東京・秋葉原でユービーアイソフトイベント”UBIDAY2018″開催
10月18日 BLACK BIRD(Switch、PC/Onion Games)
10月25日 ぷよぷよeスポーツ(PS4、Switch/セガゲームス)
10月26日 レッド・デッド・リデンプション2(PS4、XOne/ロックスター・ゲームス)
10月28日 大阪で”PlayStation祭 2018″開催。以降、福岡、広島、仙台、札幌で順次開催
10月31日 『UNDERTALE』作者による新作『DELTARUNE』のChapter1がPC/Macで配信。ゲームの完成時期やプラットフォームは未定

<pickup>
8年ぶりの続編として話題を呼んだロックスター・ゲームスの新作『レッド・デッド・リデンプション2』。物語としては1作目の11年まえ、つまり前日譚となっているため、ある意味結末がわかっているゆえの苦しさも。その自由度の高いオープンワールドでの重厚なストーリーはもちろんだが、1899年のアメリカをこれでもかと再現しまくっているのは、さすがロックスター・ゲームスといったところか。本作は発売3日間で2500万ドル(約820億円)もの収益を上げた。

▲『レッド・デッド・リデンプション2』

© 2018 Rockstar Games, Inc.

2018年11月

11月3日~4日 幕張メッセにて『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』、『マリオテニス エース』など任天堂タイトルのゲーム大会”Nintendo Live 2018″開催
11月9日~12日 第10回 eスポーツ ワールドチャンピオンシップ開催。競技は『Counter-Strike: Global Offensive』、『鉄拳7』、『リーグ・オブ・レジェンド』、『モンスターストライク』(デモンストレーション競技)。日本は総合5位
11月10日 日本野球機構とコナミデジタルエンタテインメント共催による”eBASEBALL”開幕

11月15日 Fallout76(PS4、XOne、PC/ベセスダソフトワークス)
11月16日 ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ/Let’s Go! イーブイ(Switch/ポケモン)
11月19日 『レインボーシックス シージ』世界大会、”プロリーグ シーズン8 ファイナル”がブラジル・リオデジャネイロで開催。ドイツのチーム、G2 Esportsが優勝
11月21日 龍が如く ONLINE(スマートフォン/セガゲームス)
11月22日 シェンムーI&II(PS4/セガゲームス)
11月27日 イドラ ファンタシースターサーガ(スマートフォン/セガゲームス)
11月29日 任天堂が公式サイトで「ネットワークサービスにおける任天堂の著作物の利用に関するガイドライン」を発表
11月29日 ケツイ Deathtiny -絆地獄たち-(PS4/エムツー)
11月29日 ペルソナQ2 ニュー シネマ パラダイス(3DS/アトラス)

<pickup>
1998年にゲームボーイソフトとして発売された『ポケットモンスター ピカチュウ』をベースに、遊びかたやシナリオを再構築したのが『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ/Let’s Go! イーブイ』だ。スマートフォン向けアプリ『Pokémon GO』との連携機能があることも話題となった。

▲『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ/Let’s Go! イーブイ』

©2019 Pokémon. ©1995-2019 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。

2018年12月

12月1日 『クラッシュ・ロワイヤル』世界大会”クラロワリーグ 世界一決定戦2018″が幕張メッセで開催。優勝チームは中国のNOVA ESPORTS
12月1日 スーパー マリオパーティ 4人で遊べる Joy-Conセット(Switch/任天堂)
12月2日 『鉄拳7』世界大会”TEKKEN World Tour Finals”がオランダ・アムステルダムで開催。韓国のRangchu選手が優勝
12月3日 ”PlayStation Awards 2018″開催
12月3日 「プレイステーション クラシック」発売
12月6日 ”The Game Awards 2018″がアメリカ・ロサンゼルスで開催。Game of the Yearは『ゴッド・オブ・ウォー』が受賞
12月6日 ロマンシング サガ リ・ユニバース(スマートフォン/スクウェア・エニックス)
12月6日 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL(Switch/任天堂)
12月7日 PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(PS4/PUBG)
12月12日 ブロスタ(スマートフォン/Supercell)
12月13日 GOD EATER 3(PS4/バンダイナムコエンターテインメント)
12月13日 JUDGE EYES:死神の遺言(PS4/セガゲームス)
12月16日 『シャドウバース』世界大会”Shadowverse World Grand Prix 2018″が幕張メッセで開催。優勝はふぇぐ選手
12月16日 『ストリートファイターV アーケードエディション』世界大会”CAPCOM CUP 2018″開催。優勝はガチくん選手
12月16日 DMM GAMESによる『PUBG』賞金制大会”PJS Winter Invitational 2018″がベルサール東京日本橋で開催。優勝チームはSunSister Suicider’s
12月19日 甲鉄城のカバネリ -乱-(スマートフォン/DMMGAMES)
12月20日 ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島(PS4、Switch/スクウェア・エニックス)
12月23日~26日 第1回全国高校eスポーツ選手権予選を開催。『リーグ・オブ・レジェンド』と『ロケットリーグ』の2タイトルで実施

<pickup>
『ドラゴンクエストII』のその後の話……という設定で多くのファンが気になったのが、『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島』だ。ブロックを積み上げて建物などを作っていくだけでも楽しいのに、『ドラクエ』らしいストーリーが絶妙に絡み合って遊び始めたら止まらない楽しさがある。多くのプレイヤーが「気がついたら朝だった」、「早起きして朝からやってる」といった類いの書き込みをSNSでよく目にするほどだ。

▲『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島』

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2019年のゲーム業界は?

2019年の大きなニュースと言えそうなのが、2019年のE3にソニー・インタラクティブエンタテインメントは不参加という点だ。これが何を意味するのかはわからないが、E3とは違った形で何らかのイベントを独自に行うことが予想される。だとしたらいったい……!? そういえば、マイクロソフトは2018年のE3で次世代Xboxの開発に着手していることを明言しており、E3不参加はソニー・インタラクティブエンタテインメントが次世代ハードに向けた動きのひとつなのかもしれない。そんなことを気にしつつ、春以降のソニー・インタラクティブエンタテインメント、マイクロソフト、任天堂らプラットフォーマーの動きをしっかりと見ておくといいだろう。

また、スマートフォン向けゲームは、Switchの登場とeスポーツの活性化もあって、かつてほどの勢いが感じられない印象だ。もちろん課金トップ10は相変わらず盤石だし、年々市場も大きくなっっているが、上位グループを脅かすほどの新作ゲームがなかなか登場してこない。新作はリリースされても1年未満でサービス終了というものが多く、それでもいつかヒットすることを願って新作を作り続けていくのか、今後の方針について岐路に立たされているメーカーもありそうだ。
いちユーザーとしてはこれからも面白いゲームが発売されて楽しませてくれればそれでいい。eスポーツやゲーム実況の登場によりプレイして楽しむだけでなく”観て楽しむ文化”が広まることで、日本のゲーム業界も新たなステージを迎えている。そんないままで見たこともないゲームシーンが、2019年中に垣間見ることができればこんなに嬉しいことはないのだが、はたして……!?

※記事中の一部画像は、公式リリースから使用