Interview

浪川大輔の福山潤イジりに「嫉妬する自分がいる」…!? 『明治東亰恋伽』声優・KENNに聞いた、主題歌&アフレコ現場のちょっとイイ話

浪川大輔の福山潤イジりに「嫉妬する自分がいる」…!? 『明治東亰恋伽』声優・KENNに聞いた、主題歌&アフレコ現場のちょっとイイ話

フューチャーフォンから始まり、7年という時を重ねる中でコンシューマーゲーム、劇場版化、そして舞台化、アプリゲーム化、と着々と進化してきた大人気コンテンツ「明治東亰恋伽」(めいこい)が2019年、待望のTVアニメ化を果たし話題を呼んでいる。本作のOPテーマ担当しているのが、自身も菱田春草役で出演しているKENN。これまでにも『めいこい』の楽曲を歌ってきた彼に、楽曲について、そして自身が同作で演じる菱田春草について聞いた。

取材・文 / えびさわなち


アニメ版OPテーマは、いい意味で裏切られた印象で、新鮮な、でも『めいこい』らしい楽曲

これまでにも数々の「明治東亰恋伽」の楽曲をご担当されてきましたが、ついにTVアニメ化される今回のOPテーマ「月灯りの狂詩曲(ラプソディア)」をご担当されることが決まったときにはどのようなお気持ちでしたか?

KENN すごくうれしい気持ちと、「また歌わせていただけるんだ」というひと安心した気持ちもありました。いちばん初めの方から「明治東亰恋伽」の歌をうたわせていただいていたので、7年くらいやらせていただいていますが、新鮮な気持ちで取り組みたいな、という気持ちでした。

その楽曲が手元に届いたときにはどのような感想がありましたか?

KENN 今までも『めいこい』らしい楽曲を何度も歌わせていただいたんですけれども、今回もいい意味で裏切られた印象で。新鮮な、でも『めいこい』らしい楽曲に出会わせていただいたな、という気持ちで。

しかも今までの『めいこい』をご存知の方なら分かると思うんですけど、イントロに『めいこい』のメインテーマが使われていたり、そういうギミックでも凝っていて。賑やかでいて、でも大人っぽい曲だな、と最初に聴かせていただいたときには思いました。

KENNさんの思われる「『めいこい』らしさ」というとどんなところなんでしょうか。

KENN 「『めいこい』らしさ」って、言葉にしようと思うと難しいなって思うんですけど……。なんでしょうか。きっと使っているコード進行だったりメロディラインだったり、使っている音でそんなふうに感じているんでしょうけど、「ココがこうだから『めいこい』」というのはパッと説明はできなくて。全体を聴いてその雰囲気や印象でいつも「『めいこい』らしいな」って思っているんです。

それはやっぱり作曲の方やアレンジャーさんや作詞の方の、作り手側の意図してやっていることが重なりあって、紡ぎ合って、『めいこい』らしさというものに繋がっているんじゃないかなと思います。逆に「『めいこい』らしさはこれだ」と限定してしまうと、幅が狭まってしまう気もするので、僕自身としてはそこを限定しないようにはしています。

出会ってそのたびに「『めいこい』らしさ」を発見していくんですね。

KENN そうですね。あまり「これが『めいこい』だ」という「THE めいこい」を念頭に置いてしまうと、受け止めきれなくなってしまうかもしれないので、そこは柔軟に気持ちを持っておきたい、というのはありますね。

それを踏まえた上でこの曲の聴きどころを教えていただきたいです。

KENN いつもこういう質問をされたときには「全部」と言いたいんですけれども、サビ終わりに囁くように歌っているところがあるんですが、そこが歌い終わった2秒くらいの音、です。楽器の音。その余韻。歌終わりの余韻プラスそこでの音の流れを楽しんでいただきたいんです、強いて言えば。でも聴きどころは聴いていただいた方に決めてもらうのがいちばんだと思うので、聴く方によって聴きどころポイントは変わってくるのかな、と。

満を持してのアニメ化が、『めいこい』をあらたに知っていただける機会に

カップリングである「御伽噺parallaxe」はいよいよ配信開始となったアプリゲーム「明治東亰恋伽~ハヰカラデヱト~」のオープニングとして既にファンの皆さんの胸を熱くさせている1曲ですが、KENNさんは普段はアプリゲームはプレイされるのでしょうか?

KENN 最近はめちゃめちゃやっています。自分が出ているのもそうですし、出ていないものも。楽しいですね、ゲームは。

「明治東亰恋伽~ハヰカラデヱト~」はどのように楽しんでいただきたいですか?

KENN 話に聞くところによると、7種類もレアリティのあるストーリーが楽しめるそうなんです。それは僕もすごく楽しみですし、新キャラクターもいっぱい出て来るので、今までの『めいこい』でメインキャラで出て来た人プラスまだまだ魅力的なキャラクターも出ますし、そこの掛け合いも楽しみかな、と思います。ストーリーにレアリティをつけるのって新しいなって思いますし、それは新要素だと思いますし、アプリゲームなのでいつも持っているスマホやタブレットでプレイできますから、『めいこい』を身近に感じてもらえたらいいなと思います。

その「明治東亰恋伽」。ゲーム、劇場版、と展開してきてついにTVアニメ化となります。先ほどは主題歌のお話を伺いましたが、TVアニメ化が決まったことについてはどのような感想がありますか?

KENN うれしさでいっぱいです。やっぱりTVアニメ化はひとつの夢だと思うんです。たとえば劇場版もそうだし、舞台化もそうだし、ドラマCDもそうだし、イベントもそう。みんなみんな夢だし目標だし、やっていて楽しいですし、その中で今回満を持して、と言ってもいいでしょう。劇場版はありましたが、今回、このタイミングでTVアニメシリーズをやらせていただくことで、今まで応援してくださっている方はもちろんですがまたあらたに『めいこい』を知っていただける機会でもあるので、すごくうれしいです。

「いつかは」という想いはだいぶ昔からあったんですか?

KENN それは劇場版も同じだし、イベントもそうですね。でも劇場版を先にやらせていただいて、これでアニメーションはひとつのある意味のピリオドなのかな、と思いきや、TVアニメシリーズへ。ファンの方にとってもうれしいでしょうし、僕もすごくうれしい、という感じですね。特に優劣はないんですけど。「このタイミングか」と、いい意味で受け取っています。

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