Interview

Nulbarichの次なるステージ。武道館公演で得たエネルギーが結実したアルバム『Blank Envelope』

Nulbarichの次なるステージ。武道館公演で得たエネルギーが結実したアルバム『Blank Envelope』

個人的にはまだまだ曲を作っていたかった

9曲目の「Ring Ring Ring」は、インスピレーションに突き動かされて、曲を作っているから邪魔しないでという武道館以降の日常をそのまま歌っていますもんね。

そう。曲作りに熱中しているのに、マネージャーから電話があったら、うざいじゃないですか。ホントにただそれだけのことなんですけど、そういう心境をそのまま曲にしてしまおうと思ったことは今まで一度もなかったし、振り返ると「なんだ、この曲?」とも思うんですけど(笑)、でも、我ながらよく出来てるなって思うんです。これまでも「On and On」とか朝食のことを歌った「Spread Butter On My Bread」とか、アーバンな楽曲を狭い世界をフォーカスした歌詞でという曲が多いんですけど、それらの歌詞は想像上の世界というか、ひとつのファンタジーを描いたものだったんです。「Ring Ring Ring」はそういう一曲として収録したんですけど、この歌詞がそのときの自分のリアルな日常そのものであることを見抜いてもらえて嬉しいですね。

そういう意味で今後のNulbarichの歌詞はアプローチも変わっていくんでしょうし、一曲一曲の個性を色濃くしていくことで音楽的にもまだまだ進化していく余地があると実感されていますか?

Nulbarichは、形態はその時々で変化しつつも基本的にはただのバンドというか、みんなの知恵を借りながら活動しているという意味で他のバンドと変わりないんです。だけど、作品に関しては一番カッコいいと思えるポイントをフォーカスしていくために必要なものを加えて、不必要なものはそぎ落としていくという明確なスタンスであるからこそ、「Toy Plane」のような曲が生まれたわけですし、今回、アルバムのサイズを考えて制作は切り上げたんですけど、個人的にはまだまだ曲を作っていたかったくらいなので。そう思えているうちはまだまだやれるなって思います。

では、最後に『Blank Envelope』を皮切りにギアが一段上がっていくであろうNulbarichの2019年はどんな年になりそうですか?

2018年によく言っていたのは、“去年より今年”ということだったんですけど、2019年も考えていることは同じです。Nulbarichのことを愛してくれる人をしっかり広げていきつつ、すでにNulbarichを知ってくれている人にはより濃密に知ってもらえるように、より良い経験を糧に先へ進んでいきたいですね。Nulbarichは作品至上主義のバンドだし、僕のプロデューサー的な視点のせいか、策略家のように思われてるかもしれませんが、ライヴを見てもらえばおわかりのとおり、ただの音楽好きのアホですからね(笑)。そういう自分たちが自由に音楽を奏でて楽しくやっているところを全力で形にして、みんなと共有したいなって。そういうバンドであり続けたいなと思います。

Nulbarich ONE MAN TOUR 2019- Blank Envelope –

3月31日(日)宮城 仙台PIT
4月7日(日)北海道 Zepp Sapporo
4月10日(水)大阪 Zepp Osaka Bayside
4月13日(土)広島 BLUE LIVE 広島(※SOLD OUT)
4月17日(水)愛知 Zepp Nagoya(※SOLD OUT)
4月19日(金)福岡 Zepp Fukuoka(※SOLD OUT)
4月20日(土)香川 festhalle(※SOLD OUT)
4月24日(水)東京 Zepp Tokyo(※SOLD OUT)
4月25日(木)東京 Zepp Tokyo(※SOLD OUT)
5月9日(木)東京・TOKYO DOME CITY HALL ※追加公演

*5月9日(木)公演のチケット発売について
CD封入チケット先行予約:2月6日(水)10:00〜2月13日(水)23:59まで
チケット一般発売:3月30日(土)〜

Nulbarich(ナルバリッチ)

2016年にJQをリーダーにNulbarichを結成。アシッド・ジャズとソウル・ファンクをベースに多様な要素をミックスさせたスタイルは日本を超えてアジアでも人気を博し、年々存在感を増している。2月6日にアルバム『Blank Envelope』をリリース後には、3月から4月にかけて全国ツアーの開催も決定している。

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