ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』特集  vol. 4

Interview

古川雄大が“愛”にまっすぐ生きる。ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』いよいよ開幕!

古川雄大が“愛”にまっすぐ生きる。ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』いよいよ開幕!

ミュージカルだからこその“音楽”を表現したい

ミュージカルですから、歌も大切になってくると思います。古川さんは曲もつくりますし、歌手もされています。歌手とミュージカルでの歌の違いは感じたりしますか。

どちらも違いますね。歌手活動の歌は、僕がつくった曲をお客様に感じて欲しいので、ありのままの自分で歌うようにします。ミュージカルの場合は、演じる役の心情が歌になります。とはいえ、昨年のクリスマスのライブ〈Yuta Furukawa 10th Anniversary Live[ 2008-2018 ]〉もそうでしたが、ミュージカルの歌を、歌手として歌うときに戸惑ってしまうんです。あのライブでも「影を逃れて(ミュージカル『モーツァルト!』より)」を歌ったのですが、歌手としての僕で歌えばいいのか、ミュージカルの役として歌えばいいのか、今だに混乱することがあるので、歌うことに関してはまだ勉強中です(笑)。

では、“ロミジュリ”の歌はいかがでしょう。

ミュージカル『モーツァルト!』(18)というハードな曲揃いの舞台を経たので乗り越えられると思ったのですが、やっぱりとてつもなく難しいですね(笑)。今作は悲劇なので、縦のリズムを刻まずに、曲がスムーズに流れていくバラードチックに始まる曲が多いんです。人を殺めたりもするわけですから、激しい感情の揺れを縦のリズムで表現しなければいけない。でも、それを崩しすぎると台詞になって、お芝居に変わってしまうので、ミュージカルであれば“逃げ”になってしまう。あくまでミュージカルだからこその“音楽”を表現したいです。

どのように工夫されていきますか。

シーンから溢れる感情を表現するためのメロディーなので、その中であえて縦のリズムを刻むようにしています。歌稽古の段階から難しいのですが、本番になってテンションが高まれば歌うのがより難しくなるだろうし、台詞っぽく聞こえてしまえば作曲家の意図を表現できなくなってしまう。前回も苦労しましたが、今回も曲との戦いになりますね。とはいえ、前回での苦闘があったぶん、より視野が広がって俯瞰で見られるようになっているので、どうやって歌うか意識できるところが多くなった気がしています。

ちなみに、今作のテーマは何だと思いますか。

美しい“愛”はいつの時代でも普遍に残っていくという大きいテーマがあります。ただ、3度目の僕としては、ピュアな心を大切にしたいと思っていて。きっと生まれたときは、みんな純粋な心を持っていたと思います。それでも、育った環境や教育で歪んでしまって、“ロミジュリ”で言えば、その象徴が“大人”になります。いびつな形に変わってしまったマーキューシオやティボルトたちの中で、ピュアなロミオとジュリエットが世の中を変えていくお話だと思っているんです。

フルスロットルで演じたときに、ロミオとジュリエットの関係性が自然と見えてくる

トリプルキャストのジュリエットとはどのように演じていかれますか。

(木下)晴香さんとは1幕を通しで稽古をしたのですが、葵(わかな)さんとはまだ数シーンの稽古だけですし、生田絵梨花さんも含め、これから本格的になるので、どうなっていくか楽しみですね。小池先生は徹底して細かく演出してくださるので、それを体に入れてフルスロットルで演じたときに、ロミオとジュリエットの関係性が自然と見えてくると思うので、トリプルだからといって不安を感じたりはしていないです。

それでは、最終的にロミオとジュリエットをどのように描きたいですか。

どの組み合わせでも、ロミオやジュリエットが板の上を自由に動くことができることが大切だと思います。ミュージカルなので、決めごとは多いけれど、個々の感情のままお芝居ができたら嬉しいですね。

そして3作とも座長になりますね。

“ロミジュリ”の座組みに関しては、周りの方が思っている以上に大切にしているので、普段よりたくさんコミュニケーションを取っています。良好な人間関係をつくっていきたいですし、カンパニーの中で一番頑張っていたいです。小池先生は不器用でもヘタクソでも、頑張っていれば、必ず正解に導いてくださる。今回の座組みは、そういう役者が集まっているので、僕が陰で筋トレをしていれば、それを見ていたほかのキャストが、別の場所で筋トレをしている状況も起こっています。簡単なことですが、僕が頑張った姿を見せて、見ている人が頑張ろうと思える座長になりたいです。

今、目の前にあることをマックスにやる

古川さんの代表作と言ってもいいこの公演を経て、どのような俳優になっていきたいでしょう。

わからないです(笑)。僕は「こういった役者になろう」と思ってお芝居をしたことがないんです。どの作品も全力で望んだ結果、どんな自分に成長したのかを公演後に感じるケースが多くて。たとえば、この次の作品に恵まれれば、それは“ロミジュリ”で精一杯に演じた結果だと思います。今、目の前にあることをマックスにやる。そして、そんな変化を遂げた僕がどう感じるのか楽しみにしながらお芝居を続けています。

では、常日頃、役者として心がけていることはありますか。

とにかく人を観察して、その人を分析しながら、人間の奥深さを感じることを心がけています。大切なのは、なるべくプラスの部分を見ること。それを役づくりに活かして成長していきたいです。

それでは、見どころをお願いいたします。

どんなにピュアな心を持っていても、携帯電話ひとつで、それが歪んでしまう現代です。ピュアな心を持つことがどれだけ大切か、そして今、必要とされているのかを感じて欲しいです。それでも、大人がピュアに生きるのは難しいですよね。だからこそ、その心があればどれだけ人生が豊かになるのかを感じていただけるようにしたいです。ミュージカルをご覧になったことのない方は、この作品はミュージカルの導入にぴったりだと思います。何回かご覧になった方は、今回のキャストは演技の武器が多くて達者なので、前回とは違う『ロミオ&ジュリエット』を届けることができると思います。

最後に、古川さんからよく聞かれた“ピュア”とはどんな象徴でしょう。

“ピュア”という言葉でまず思いついたのは、犬、猫、子供です(笑)。それは冗談ですが、彼らのような純粋無垢な存在が、いかに大切かをお伝えしたいですね。そんな心を持てるからこそ、“愛”のために命を賭けることができることを劇場でお見せできるよう、全力で頑張ります。ぜひ足をお運びください。


【募集終了】抽選で1名様に古川雄大さんの直筆サイン入りチェキをプレゼント!

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ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』

東京公演:2019年2月23日(土)~3月10日(日)東京国際フォーラム ホールC
愛知公演:2019年3月22日(金)~3月24日(日)刈谷市総合文化センター
大阪公演:2019年3月30日(土)~4月14日(日)梅田芸術劇場メインホール

原作:ウィリアム・シェイクスピア
作:ジェラール・プレスギュルヴィック
潤色・演出:小池修一郎

出演:
ロミオ 役:古川雄大、大野拓朗
ジュリエット 役:葵わかな、木下晴香、生田絵梨花
ベンヴォーリオ 役:三浦涼介、木村達成
マーキューシオ 役:平間壮一、黒羽麻璃央
ティボルト 役:渡辺大輔、廣瀬友祐

キャピュレット夫人 役:春野寿美礼
乳母 役:シルビア・グラブ
ロレンス神父 役:岸 祐二
モンタギュー卿 役:宮川 浩
モンタギュー夫人 役:秋園美緒
パリス 役:姜 暢雄
ヴェローナ大公 役:石井一孝
キャピュレット卿 役:岡 幸二郎

死のダンサー 役:大貫勇輔、宮尾俊太郎(Kバレエ カンパニー)

R&Jダンサー:
飯田一徳、祝 陽平、大場陽介、岡田治己、小南竜平、小山銀次郎、酒井 航、鮫島拓馬、鈴木凌平、高木勇次朗、仲田祥司、渡辺崇人、伊藤香音、おごせいくこ、織 里織、小松芙美子、齊藤恕茉、Sarry、島田友愛、杉浦小百合、鈴木百花、平井琴望、深瀬友梨、松島 蘭

オフィシャルサイト
Twitter(@musical_RJ)

古川雄大(ふるかわ・ゆうた)

1987年7月9日生まれ、長野県出身。主な出演ミュージカル・舞台は『エリザベート』、『レディ・ベス』、『1789-バスティーユの恋人たち-』、『ロミオ&ジュリエット』、『黒執事-Tango on the Campania-』、『モーツァルト!』、『マリー・アントワネット』など多数。俳優のみならず、ミュージシャンとしても活動を広げており、2018年12月25日には中野サンプラザにて〈Yuta Furukawa 10th Anniversary Live [ 2008-2018 ]〉を開催し大成功を収める。また6月からミュージカル『エリザベート』にトート役としての出演を控えている。

オフィシャルサイト
Twitter(@furukawa_staff)
Instagram(@yuta_furukawa_official)

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