Interview

The Birthday 新曲「OH BABY!」を聴くと、どうして泣きそうになったり元気になったりするのか?

The Birthday 新曲「OH BABY!」を聴くと、どうして泣きそうになったり元気になったりするのか?

「アルバムの前にもうシングルを2枚出してるから、3枚出してもいいんじゃないのって(笑)。」

アレンジが出来上がって、すぐに歌詞を書いたの?

チバ アレンジが出来上がる以前に、最初に持ってった次の日には歌詞を作ってた。

じゃあもう、曲として仕上げる気、十分っていう。

チバ アルバムには絶対入れようって思ってたんで。

尚かつ、シングルにもしちゃおうっていう。

チバ そうですね、うん。

じゃあ、これはいつもの“シングル選び選挙”はなかったの?

チバ ないッス。ないない(笑)

(一同笑い)

珍しいんじゃない?

チバ いやあ、急遽出すって言ったから(笑)。アルバムの前にもうシングルを2枚出してるから、3枚出してもいいんじゃないのって(笑)。

ははは! その勢いでカップリングの「SUMMER NIGHT」も作っちゃった。これも若々しいよね。スカのリズムがカッコいい!

クハラ 若々しい…ですかねえ(笑)。

そういう話が出たので、チバくん的には「OH BABY!」の歌詞の精神年齢はいくつぐらい?

チバ 精神年齢!? 50才ですよ。等身大だから(笑)。

そうか(笑)。キュウちゃんは? 

クハラ いやあ~、どうしたって五十路を迎える男のタイコになってしまいますからねぇ(笑)。

あはは。 

「俺はまあ、♪ロック・ザ・カスバ!♪って歌いたかっただけなんだけど(笑)」

チバ 「SUMMER NIGHT」はずいぶん前に、ある程度セッションはしてて。で、「OH BABY!」1曲で出すんじゃなくて、やっぱりカップリングはあったほうがいいなっていうので、この曲があったから、これを仕上げたいって言って、なんとか間に合わせた。

これも途中でリズムがレゲエというかダブになって。

クハラ そうですね、うん。

そして歌詞にザ・クラッシュの曲名「ロック・ザ・カスバ」が出てくる(笑)。

チバ んふふ。

思わず昔の「ロック・ザ・カスバ」のPVを見直しちゃったよ。そしたら、ちゃんとラジカセが出てくるんだよね。

チバ そそそそ(笑)。

変なPVだよな、あれ(笑)。

チバ 相当、変だよね(笑)。

こういう音楽的ユーモアって、The Birthdayはあんまり出してこなかった部分だよね。

チバ そうですね。でもこういう曲だから。ずーっと“2トーンのスカ”のまんまで行くと、ツライだろうなっていうのがあったし。

曲の途中でギアチェンジというか、今度はリズム的なユーモアだよね。

クハラ うん、なんかこういうのをやると、手癖というか、入れたくなっちゃう。何のテーマもなくセッションしても、自分の中からそういうのが出てきちゃう(笑)。

チバ 俺はまあ、♪ロック・ザ・カスバ!♪って歌いたかっただけなんだけど(笑)。

(一同笑い)

「ロック・ザ・カスバ」のパートは、チバくんの他にもうひとり歌ってる?

チバ あれかなあ、叫んでる人と歌ってる人かな。

そうそう。

チバ それってどっちも俺か?

クハラ あ、そうだ。「ロック・ザ・カスバ!」って叫んでるのは俺だ。叫んでくれって、発注がありまして(笑)。

メンバーみんな、共通してザ・クラッシュが好きなんだ。「ロック・ザ・カスバ」が入ってるアルバムは、『コンバット・ロック』だったっけ?

チバ うん。俺は『コンバット・ロック』を高1だったか高2だったかで聴いたんじゃないかなっていう、かすかな記憶があるんだけど。でもそのときは、「ロック・ザ・カスバ」の良さはわからなかった、そのカッコ良さが。3曲目の「ステイ・オア・ゴー」はもうドンピシャだったけど、「ロック・ザ・カスバ」は「変な曲…」みたいな(笑)。

それが、のちのちジンとくるようになって。

チバ そうですねえ。もう、ロンドンナイトのおかげです。大貫(憲章)さんのおかげ(笑)。

キュウちゃんは?

クハラ 俺はね、ザ・クラッシュはうっすらとしか通ってないけど、何て言うのかなあ……「いろいろやってる人たち」っていうイメージがやっぱあるよね(笑)。もっとわかりやすいほうが好きだったから、敬遠してたかもしれない。ただ裏のリズムを打ってるタイコは、ザ・クラッシュを聴いて「ああ、いいなあ」と思った。ロックのビートを叩いてるんだけど、片や裏打ちもあって、そういう要素がバッチリ合ってるっていうのは、「あ、なるほどな」ってザ・クラッシュを聴いて思ったりする。

チバ ザ・クラッシュのドラマーのトッパー・ヒードンって、ちょっと変だもんね。

クハラ うん。特徴があんのよ、すっごい。キメ一発でもクセがある。だけどもそれが入らないとザ・クラッシュにならないっていうパターンがあるわけ。ははは! トッパ―みたいに叩くのは、難しかったです。

この曲のギター・ソロは2パートに分かれてるけど、チバくんとフジケンが交代でやってるの?

チバ あ、違う違う。これね、全部、フジケン。なんか2人でやりそうじゃないですか。で、フジケンに「ここ、ギター・ソロね」って言ったとき、「じゃあ、半分ずつやろう」って言ってくるかなと思ったら、言ってこなかったんだよね、あいつ。

(一同笑い)

そうか、言ってくれたら、チバくんが弾いても良かったんだけど(笑)。

チバ いや、まあ、言われるんじゃないかなっていう気はしてたんだけど、何も言わなかったんだよね、あいつ。なんか、弾きたいのが2つ、自分の中にあったんじゃないかなあ。もうハナっから、普通に2回(まわ)しとも弾いてたから。

そういうとき、自分から「俺にも弾かせろよ」って言わないの? 

チバ 言わない、言わない、言わない。

クハラ フジケン、裏打ちが苦手だったんじゃない?

(一同笑い)

クハラ 裏打ちのバッキングに行くのは、避けたいなって思ったんじゃない?

チバ あー、それはあるかもしれない。意外にねえ、ギタリストって裏打ちのバッキング、苦手だったりするからね。 

いやいや、それって想像に過ぎないから(笑)。

チバ そうか。完全に欠席裁判だ(笑)。

(一同笑い)

面白いレコーディングだなあ。これもそんなに苦労をせずに完成した?

チバ そんなに苦労してないかなあ。

これもアレンジが出来上がって、すぐに詞を書いて。

チバ うん。

この詞は、力抜けてるよねえ。「SUMMER NIGHT」とかって……(笑)。

クハラ そうですよね(笑)。

「今度のアルバムは若々しい感じはしたかな。……ま、なんか、張り切ってる感じ。」

最初にイメージしたとおりの“アルバム先行シングル”に仕上がった?

チバ うん。

だとするとこのシングルは、アルバムの予告編になってる?

チバ 予告? んー……今度のアルバムは若々しい感じはしたかな。

それ、自分で言っちゃうんだ(笑)。

チバ うん。俺、そう思ったんだもん。このアルバムの曲順に並べて聴いたときに、「こんな若々しかったかな」っていうか、「若々しいなあ!」って思ったんだよね。

俺もそう思う(笑)。

チバ 何て言えばいいのかな……ま、なんか、張り切ってる感じ。

クハラ 張り切ってる!(笑)。

さっきは疲れたって言ってたけどね(笑)。いやあ、でもいいんじゃないの? この時期にそういうアルバムを作れるって。

クハラ そう、だから、若作りするよりはいいかなって思いますよね。

最初から若々しいものを作ろうと思ってたわけじゃなくて。

チバ うん、まったく。若々しいのを作ろうって思わないもん。

クハラ 若々しいのを作ろうと思った段階で“若作り”だから(笑)。

そうだよね(笑)。

(一同笑い)

クハラ 結果じゃないから。

確かに、確かに。そりゃそうだ。

クハラ “若作り”って、一番避けたいところだから。単純に音楽として、いろんな要素が入ってる。あんな曲もあればこんな曲もある、みたいなアルバムで、面白いと思う。

アルバムタイトルは?

チバ 『VIVIAN  KILLERS』。

アルバムのコンセプトは?

チバ 何のコンセプトもない。毎回毎回、アルバムは1曲1曲の積み重ねだと思ってるので。

そして、若々しいアルバムになった。

チバ うん。

(一同笑い)

ありがとうございました。

その他のThe Birthdayの作品はこちらへ。

ライブ情報

“VIVIAN KILLERS TOUR 2019”

5月11日(土)神奈川・横浜BAY HALL
5月15日(水)福岡・小倉FUSE
5月17日(金)熊本・熊本Django
5月21日(火)京都・京都磔磔
5月22日(水)兵庫・神戸チキンジョージ
5月25日(土)愛媛・松山W studio RED
5月27日(月)広島・福山Cable
5月29日(水)大阪 味園ユニバース
6月4日(火) 群馬・高崎club FLEEZ
6月6日(木) 埼玉・HEAVEN’S ROCK さいたま新都心VJ-3
6月12日(水)福島・club SONIC iwaki
6月14日(金)山形・山形ミュージック昭和セッション
6月16日(日)岩手・宮古COUNTER ACTION
6月18日(火)青森・青森Quarter
6月20日(木)北海道・帯広MEGA STONE
6月22日(土)北海道・根室HYWATT HALL
6月28日(金)石川・金沢Eight Hall
6月29日(土)富山・富山MAIRO
7月5日(金) 静岡・浜松窓枠
7月7日(日)岐阜・岐阜CLUB-G
7月9日(火)滋賀U☆STONE
7月10日(水)岡山・岡山CRAZYMAMA KINGDOM
7月12日(金)鳥取・米子laughs
7月14日(日)大分・大分T.O.P.S Bitts HALL
7月17日(水)鹿児島・奄美ROADHOUSE ASiVi
7月19日(金)沖縄 桜坂セントラル
 and more…!!!

The Birthday

Vocal & Guitar : チバユウスケ(7.10)
Guitar : フジイケンジ(3.08)
Bass : ヒライハルキ(6.20)
Drums : クハラカズユキ(4.03)
05年9月、チバユウスケ(Vo&G)が中心となって結成。2010年末から現在のメンバーに。結成10周年となる2015年には、ベスト・アルバム『GOLD TRASH』をリリースし、3度目の日本武道館公演を開催した。
2017年3月シングル「抱きしめたい」をリリース。5月にアルバム『NOMAD』をリリースして、27日からは全国ツアーがスタート。2018年1月31日には初のライブ・アルバム『LIVE AT XXXX』をリリースした。6月には約1年ぶりのシングル「THE ANSWER」をリリース、好評かつ好調の中、10月にもシングル「青空」のリリースし、“The Birthday TOUR 19 NIGHTS 2018 AUTUMN”実施。2019年2月13日に21枚目のシングル「OH BABY!」を、3月20日には1年10ヶ月ぶりとなる10枚目のアルバムをリリースすることを発表。

オフィシャルサイト
www.rockin-blues.com/
http://thebirthday.jp

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