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『ACE COMBAT(エースコンバット) 7』世界のプレイヤーと白熱のドッグファイト!

『ACE COMBAT(エースコンバット) 7』世界のプレイヤーと白熱のドッグファイト!

過去シリーズよりもリアルさの増した風景のなかでダイナミックなドッグファイトを楽しめる『ACE COMBAT 』シリーズ最新作、『ACE COMBAT™ 7: SKIES UNKNOWN(エースコンバットセブン スカイズ・アンノウン)』。前回の記事でVRモードとキャンペーンモードを遊んだ新米パイロットこと筆者は、グラフィックやシステムなどすべてが大きく進化した空の世界にグイグイと引き込まれ、高難度なドッグファイトにもめげることなく、手ごたえを感じながら楽しむことができました。今回はいよいよ、対人戦であるマルチプレイモード(PlayStation®4版はPlayStation®Plus、Xbox One版はXbox Live Goldへの加入が必須)にチャレンジしていきます。自機以外はすべて他のプレイヤーが操作している戦闘機とあって、CPUの動きとどう違うのか、はたして白星を挙げることができるのかなど、ドキドキがたくさんのデビューとなりました。

文 / 内藤ハサミ


2種のルールで戦えるマルチプレイ

マルチプレイモードは、最大出撃人数8人で自分以外はすべて敵となる“バトルロイヤル”と、ふたつのチームに分かれて最大4対4で行われる“チームデスマッチ”の2種類があります。敵機にダメージを与えるか撃墜すること、主にこのふたつの行動でスコアを獲得。スコアを獲得しているプレイヤーには星のマークが付き、星付きのプレイヤーを撃墜すると高スコアになります。これらの仕組みは各ルール共通です。試合は、プレイヤーがルールやステージ、機体のトータルコスト制限などのカスタムをして作成するルームのなかで行われます。誰でもルームを作ることができ、他のプレイヤーが作ったルームに参加することも可能です。

▲膨大な数のルームをひとつずつ見ていくのは大変ですが、条件を設定することで好みに合ったルームを効率的に探せます

まず、ルームに入るまえに“HANGER”の項目を選び、機体セットを行います。ここで機体、特殊兵装、強化パーツ、通り名など、自分好みの組み合わせを保存しておけます。また、対戦中に他のプレイヤーと通信するための定型メッセージを最大12種類まで、“簡易無線セット”に登録しておくことができます。マッチングが始まると個別に兵装を選ぶことはできなくなりますから、あらかじめいくつかのセットを作っておくと安心です。

▲強化パーツも忘れずにセット

▲「了解!」、「ナイスキル!」などのよく使いそうなセリフから、「高価値目標を狙え!」、「地形を利用して戦え!」などの指示、「また会ったな」、「俺の機体を見てくれ」などの愛嬌あるセリフまで、多数用意されています

バトルロイヤルはマッチしたメンバー全員が敵同士なので、あっちからもこっちからも容赦なく飛んでくるミサイルを避けまくります。乱戦になり、訳のわからないうちに撃墜されたり、逆に乱戦になったところを狙い、複数ミサイルを発射する特殊兵装などで一網打尽を狙ったりと、一瞬も気が抜けない展開が次々に訪れます。改めて、対人戦での敵機はCPUの動きと全然違うことを痛感しました。確実に弾をヒットさせるため敵機の後方に回り込んで撃ちたいところですが、大抵うまくかわされてしまうし、さらに先を読まれ攻め返されることも多い。小手先のテクニックだけではない、その場のカンと素早い対応力も試されるのです。キャンペーンモードのミッションでCPUを相手にするのも難しいですが、マルチプレイはまた違った難しさで、独特の魅力を持っています。四方八方敵ばかり、というシチュエーションに最初は気後れしていましたが、ひとたび味わってみればそのスリルと怖さもプレイのいいスパイスです。特に敵機を撃墜したときの達成感と快感は堪えられません!

▲雨、雷、気流など天候の変化はもちろんマルチプレイにもあり、ゲームの流れに影響をもたらします

▲現時点で1位。このあと、首位を討ち取ると貰えるポイントを狙うほぼ全機の攻撃目標になり、ミサイルの嵐に晒されました

▲無数の巨岩が突き出た地形スレスレでの戦い。ドッグファイト中、岩を避けきれず自爆する機体も……

▲撃墜されてしまいました。きりもみしながら落ちていく、不憫な私の愛機……。撃墜されると機体修理のため一時戦線離脱しますが、制限時間内であれば数秒後に再出撃できます。めげずにリトライ!

チームデスマッチも同様に対人の面白さを体験できるルールですが、こちらは半数が味方となるので、有効な戦略も変わってきます。チームを勝利に導くため自ら囮になったり、僚機と連携して敵機を追い詰めたり。先ほど紹介した簡易無線セットを役立てる場面も多いでしょう。仲間との意思疎通を滞りなく行うためには、ある程度本作の知識を蓄え、経験を積んだほうがよりスムーズ。どちらを最初にプレイするか迷ったら、まずはチームメンバーのいないバトルロイヤルから試し徐々に慣れていくのが、集中できるという意味でいいかもしれません。

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