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安田章大×古田新太の最強タッグで贈る音楽劇「マニアック」東京公演が開幕!「(いろんな意味で)ブラボーな舞台!」

安田章大×古田新太の最強タッグで贈る音楽劇「マニアック」東京公演が開幕!「(いろんな意味で)ブラボーな舞台!」

関ジャニ∞の安田章大と人気個性派俳優・古田新太がW主演する音楽劇「マニアック」の東京公演が、2月5日(火)に新国立劇場 中劇場で開幕を迎えた!
バラエティ番組での共演はあるふたりだが、芝居においては本作が初共演。今回、古田の熱いラブコールにより安田との共演が実現したのだという。演出は、『東風』(05)、『エスペラント~教師たちの修学旅行の夜~』(06)で鶴屋南北戯曲賞ノミネート、『獏のゆりかご』(06)では第51回岸田戯曲賞最終候補に選出されるなど、硬派な社会派作品からユーモア溢れるエンターテインメントまで、幅広い舞台を手がける青木 豪。「ちょっとブラックで、あぶない笑いが詰まったものをやりたい」という古田の言葉に意気投合し、オリジナル新作音楽劇「マニアック」は誕生した。

取材・文・撮影 / 近藤明子

“大人が本気で悪ふざけするエンターテインメント作品”

【ストーリー】
舞台はとある町の山の上、広い庭には樹木が生い茂り、鬱蒼として不気味な……いやとても昭和的な佇まいの八猪(やずま)病院がある。この病院の院長・八猪不二男(古田新太)は、人当たりの良い柔和な人物として、近隣でも評判だった。そこへ院長の一人娘のメイ(成海璃子)が病院に帰ってくる。ある日、病院の庭の手入れに訪れていた植木屋の犬塚アキラ(安田章大)は、ひょんなことからメイと運命的に出会うのだった……!

公式サイトには、メインの3人(安田、古田、成海)以外、役名などの記述はいっさいなく簡潔なストーリーしか発表されていないが、何の先入観もなしに観ることをオススメ!

浅野和之と小松和重という個性派俳優ふたりの隙あらばアドリブを突っ込んでくる役者同士の攻防戦、入院患者たちを従え歌い踊る堀内敬子ワンマンショー、劇団☆新感線の女優・山本カナコのダダ洩れるエロさ、ぽっちゃり体型で某CMで話題になった頼経明子のコケティッシュな魅力、山崎静代の“ねっとり”とした味のある唯一無二の存在感、漫画原作の2.5次元作品で演じるイケメンキャラとは対照的な宮崎秋人のウザさ全開のキャラクターづくりなど、それぞれが個性を発揮し、ぶつかり合う様にワクワク&ドキドキすること間違いなし!

ダークでバイオレンス、中盤以降は社会風刺や下ネタもバンバン飛び交うなど“攻めた”シーンも多くあるが、わかる人にはわかる小ネタに思わずクスッとしたり、元ネタへのリスペクトも感じられる遊び心が満載。まさに“大人が本気で悪ふざけするエンターテインメント作品”となっている。

どこかに“ラブ”はある。こういう形の青春ラブストーリーもあるのでは?

ゲネプロ直後に行われた囲み会見には、安田章大、古田新太、成海璃子が登壇。

開口一番「劇場に来てくださる方々には感謝しかない。観劇後にどんな感想が出るか……とにかく楽しんでもらえたらと思います!」と東京公演初日に向けて意気込みを語る安田章大

古田新太は「大阪公演では怖くて途中で帰ってしまった人もいたようですが、最後まで観たら全然怖くないんですけどね(苦笑)」とニンマリ。

今回、様々な挑戦があったと語るヒロイン役の成海璃子は「歌うこと自体が初めてだったので、とにかく緊張しました。80年代アイドル風の衣裳とかも着たんですけど……皆さんどう思ったんでしょうね(苦笑)。でも楽しいです」と照れ笑いを浮かべると、安田は「僕は一番特等席(=舞台上)で観てますが、とても可愛いらしいですよ」と絶賛していた。

タイトルにかけて「自身のマニアックだと思うことは?」との質問が飛ぶと、「璃子ぴん(=成海璃子)はちょっとマニアックなところがあるかもしれない……言えないですけどね」と、何やら意味深発言の古田。

そんな古田のマニアックな一面について安田は「知識の豊富なところは非常にマニアックで、食事をしながら話を聞いているだけで勉強になります!」と尊敬のまなざしを向けつつも、「コースターだったりマドラーなど、いろんな“カワイイもの”をコレクションしているのもマニアックだなと思いました。『これ、めっちゃカワイイで!』ってみんなにプレゼントしてるんですよ」と古田の意外な一面を暴露。

これに対して古田は「カワイイものが大好きなんです♡」とはにかみながら即答し、取材陣からは笑いが起こっていた。

初共演の安田の印象について聞かれた古田は「すごく素直でアドバイスやダメ出しも素直に聞いてくれる。歌も演奏もしっかりしているし、お芝居も“アキラ”として役で動いてくれてるから非常に頼りになる。安田くんは(関ジャニ∞の中では)バランサー。あとの人たちに変わった人が多いですから」と述べると、横で安田が爆笑する一幕も。

また、「当初、青春ラブストーリーの予定だったんですけど、“ラブ”がなくなって、ただの“青春ストーリー”になっちゃった(笑)」とつぶやく古田に、安田が「たしかに早い段階で“ラブ”をどっかに落としてきたなと思いました(苦笑)。でもどこかに“ラブ”はあると思います。こういう形の青春ラブストーリーもあるのでは?」とフォローするなど、初共演とは思えないほどコンビネーションはバッチリ。

その後も、「作っていて楽しかったんですけど、失敗したなと思ったのは、意外と“いい作品”になっちゃった。これは怒られるかなと思ったら、お客さんはニコニコして帰っていくんです」という古田のボヤキに、安田が「大阪では何度も「ブラボー!」のかけ声が飛び交っていましたけどね」と続けるも、「それって“ブラブラする棒”のことでしょ? 作品の内容とかけてるのかな?」と下ネタに結びつける古田。これには、その場にいた全員が爆笑! 安田も「え? そういう意味? どうりで何回も言うわけだ?」と苦笑いを浮かべていた。

最後に、キャストからの
成海「音楽劇ということで、楽曲も素晴らしいです」
古田「2月ですが、まだお正月騒ぎをやっています」
安田「ぜひ“ブラボーな作品”を観に来てください(笑)。お待ちしています!」
というメッセージで会見は終了した。

パルコ・プロデュース2019 音楽劇「マニアック」東京公演は、2月27日(水)まで新国立劇場 中劇場にて好評上演中。
ラブとエロ、暴走するエネルギーにいつしか巻き込まれていくのがクセになりそうなハイテンション音楽劇を、ぜひご堪能あれ!

パルコ・プロデュース 2019 音楽劇『マニアック』

大阪公演:2019年1月19日(土)〜2019年1月29日(火)森ノ宮ピロティホール
東京公演:2019年2月5日(火)〜2019年2月27日(水)新国立劇場 中劇場

作・演出:青木豪
音楽・演奏:浅草ジンタ

出演:
安田章大 古田新太 成海璃子
堀内敬子 小松和重 山本カナコ 宮崎秋人
山崎静代 頼経明子 浅野和之
ほか

オフィシャルサイト