Interview

鈴木拡樹が極める役者道。舞台『どろろ』で“相棒”と共に歩み続ける果てなき旅路

鈴木拡樹が極める役者道。舞台『どろろ』で“相棒”と共に歩み続ける果てなき旅路

どういう空気で稽古場が出来上がるのかを重視している

そこから現在になって、役者としてお感じになられていることはありますか。

最近よく思うのは、役者に憧れてこの世界に入って、舞台で役を演じている感覚がとても楽しいということです。今日(取材当日)はたまたま『どろろ』のカンパニーが初めて一堂に会する“顔合わせ”の日なのですが、それだけでもワクワクしますし、そんな気持ちになれるから、これからもみんなでよりよい本番を目指そうという空気を大切にして役者を続けていきたいし、舞台に出演し続けていきたいと思うんです。

舞台好きの人間としてはその言葉が嬉しいです(笑)。ちなみに、役者にとって“顔合わせ”とはどのような意味を持ちますか。

今作の座組みは、久しぶりに会うメンバーと初めての方のバランスが良くて。共演したことのあるメンバーとは、もう一度、舞台を一緒につくることができるので奮い立ちますし、新しい方に会うのは僕の知らない部分を吸収できるチャンスになるので楽しみなんです。とはいえ、どこか緊張して探り探りの日でもありますね(笑)。今回の座組みであれば、年下の健人くんには、昨年から一緒になるケースが多いので、共演するたびにお互い成長してきたからこその刺激をもらうし、唐橋 充さんはずいぶん昔からご一緒させていただき、かつ大先輩なので、とても心強い座組みになっています。

そして、そこから本読み稽古と続きます。

顔合わせとは別の日に本読みがあると、「相手のお芝居をこう受け取りたいな。僕の演技をこんなふうに感じてもらいたい」という僕の意図やニュアンスをピックアップして稽古場に持ち込むことが多いのですが、顔合わせの日から本読みがある場合は、まず相手がどういうアプローチをしてくるのかを意識します。とはいえ、どちらにしても、相手を自分の演技プランに無理やり近づけようとしないですし、もちろん自分から発信しないといけないので、いろいろ探りながら稽古を進めていきますね。

たとえば、本読みの段階から、意見をされる演出家もいらっしゃいますが、西田さんの場合はどうなのでしょう。

おっしゃることはなかったですね。本読みの雰囲気を見ながら、西田さんのスーパーコンピュータが答えをはじき出して……(笑)。それが本稽古で活かされるケースが多いと思います。

本読みを終えていよいよ立ち稽古に入っていくうえで大切にしていることはありますか。

稽古序盤は絵づくりを大切にしていますし、どういう空気で稽古場が出来上がるのかを重視しています。すでにアニメが先行している『どろろ』でいえば、お芝居の緩急が大事になってくると思います。

幅広い年齢層だけでなく、ご家族にも観に来ていただける舞台

今作でも座長としてどのように座組みをまとめていきますか。

百鬼丸だけでは何もできない舞台なので、百鬼丸と“どろろ”のふたりを軸に、どんどん物語を展開して、劇場を『どろろ』の世界に巻き込んでいきたいです。そのために“相棒”との関係性をフルに活かして座組みをつくりたいですね。

それでは、見どころをお願いいたします。

手塚治虫先生の『どろろ』が、2007年の実写映画版から約10年経って、2019年に舞台化されることは特別な意味がある気がします。原作をもともと知っている方も、リメイクされた『どろろ』の世界観を楽しんでいただきたいですし、幅広い年齢層、ご家族にも観に来ていただける舞台なので、この作品を通して、手塚治虫先生の良さを知っていただけたら。お子さんにも手塚治虫先生の作品を知ってもらいたいですよね。『どろろ』は未完の名作ですし、それをどのように舞台版の完結まで繋げていくか、楽しみにしてください。

最後に、昨年も多忙を極めた鈴木さんは、2019年はどんな“鈴木拡樹”になろうと思い描いていますか。

ここ2年は幅広いジャンルで学ばせてもらいつつ、これまで芸能の活動を続けていますが、まだまだ挑戦することが欲しい(笑)。と言いつつ、今年は、まずは何年もかけて学んで吸収してきたものを形にしていく1年にしたいと思っているんですよ。


【募集終了】抽選で3名様に鈴木拡樹さんの直筆サイン入りチェキをプレゼント!

※賞品はお選びいただけませんので予めご了承ください

応募期間

※募集期間は終了致しました。

2月21日(木)~2月28日(木)23:59


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・落選者へのご連絡はございませんのでご了承ください。
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舞台『どろろ』

大阪公演:3月2日(土)~3月3日(日)梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
東京公演:3月7日(木)~3月17日(日)サンシャイン劇場
福岡公演:3月20日(水)ももちパレス
三重公演:3月23日(土)三重県文化会館大ホール
東京公演の千穐楽ライブビューイング:3月17日(日)17:00開演回
ライブビューイングの詳細はこちら

STORY
時は戦国。醍醐の国の主である景光は、ある寺のお堂で十二体の鬼神像に領土の繁栄を願い出た。それと引き換えに生まれた景光の世継ぎは身体のあちこちが欠けており、忌み子としてそのまま川に流され、捨てられてしまう。そして時は流れ、鬼神は景光との約定を果たし、国には平安が訪れた。そんなある日“どろろ”という幼い盗賊は、ある男に出会う。それは、鬼か人か──。両腕に刀を仕込む全身作り物の男“百鬼丸”は、その見えない瞳で襲い来る化け物を見据えていた。

原作:手塚治虫
脚本・演出:西田大輔

出演:
百鬼丸 役:鈴木拡樹
どろろ 役:北原里英
多宝丸 役:有澤樟太郎

賽の目の三郎太 役:健人
仁木田之介 役:影山達也
助六 役:田村升吾
琵琶丸 役:赤塚篤紀
寿海 役:児島功一

醍醐景光 役:唐橋 充
縫の方 役:大湖せしる

オフィシャルサイト
Twitter(@dororo_stage)

©手塚プロダクション/舞台「どろろ」製作委員会

鈴木拡樹(すずき・ひろき)

1985年6月4日生まれ、大阪府出身。2007年にドラマ『風魔の小次郎』にて俳優デビュー以降、舞台『刀剣乱舞』(三日月宗近 役)をはじめ、舞台『弱虫ペダル』(荒北靖友 役)など人気シリーズに数多く出演しているほか、WOWOW『2.5次元男子推しTV』のMCも務めている。近年の主な出演作品には【舞台】『No.9―不滅の旋律―』、劇団☆新感線『髑髏城の七人 Season月』下弦の月、『煉獄に笑う』【映画】『映画刀剣乱舞』などがある。また、1月〜オンエアのアニメ『どろろ』では百鬼丸の声を担当、出演ドラマ『虫籠の錠前』がWOWOWにて3月〜放送されるほか、4月〜上演「舞台 PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice」への出演も控えている。

オフィシャルサイト
Twitter(@hiroki_0604)
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■関連書籍:漫画『どろろ』
著者:手塚治虫 出版社:手塚プロダクション
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