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パンティハンターとして活躍!?『限界凸記 モエロクロニクル H』のエッチだけじゃない魅力

パンティハンターとして活躍!?『限界凸記 モエロクロニクル H』のエッチだけじゃない魅力

ギリギリを攻める表現はなぜこんなにも愛おしく、尊いのか。今回の記事で紹介する『限界凸記 モエロクロニクル H』はコンシューマゲーム機向けのタイトルとして発売されているため、当然ながら18禁ゲームのような裸描写はない。しかし、本作を遊べば、世のなかには裸よりもエロスを感じる描写が存在するということが理屈ではなく感覚で理解できる。そして、同時に気づくのだ。このゲームは、主観視点の3DダンジョンRPGとしてもしっかり遊べる作品であると。
本作はプレイステーション®Vita用ソフト『限界凸記 モエロクロニクル』の完全版とも言える作品になっている。”こすってつまんでパンツを穿かせるRPG”というキャッチフレーズどおり、かなり萌え成分強めの作品で、”モンスター娘”という可愛らしいキャラクターたちと出会い、バトルで打ち倒したあとにこすってつまんで仲間にしてしまうというのがゲームの主な目的だ。しかし、これは主な目的であって、本作のすべてではない。じつは本作、見かたを変えればなかなかに硬派な作品なのだ。
今回の記事では、本作の魅力をギャルゲーファンでありダンジョンRPGファンであるライターの浅葉たいががお伝えする。本作の真の魅力を知れば、あなたもこのピンク色の世界に飛び込んでみたくなるはずだ。

文 / 浅葉たいが


萌えと肌色に満ちた冒険に出発!

物語は、内なる煩悩を隠しながら生きている主人公のイオが、モンスター娘の調査に出かけるところから始まる。世界中でさまざまな異変が起きており、その異変の中心には伝説のモンスター娘が関わっているというのだ。イオは、最初に訪れたダンジョンで出会うオットンという”ヘンテコモンスター”の力を借りてモンスター娘を仲間にしつつ、世界の異変の謎を探っていくことになる。といった具合に、シリアスな目的はあるのだが、やはり見所となるのはイオの内に潜む煩悩と、変態の化身のようなオットンが巻き起す萌えと色気に溢れたイベントの数々。それらはとてもコミカルで、明るいエロスに満ち溢れている。

▲イオ(中央)と行動を共にするヘンテコモンスターのオットン(左)は、外観からして何らかのメタファーを感じる、最高の相棒だ。右側の女の子は、モンスター娘のリリア。主人公が唯一気軽に話せる異性で、冒険に同行してくれる

▲こちらがモンスター娘との戦闘シーン。ダンジョン内に生息する彼女たちを仲間にし、戦闘で協力してもらうのが冒険の目的のひとつだ。40体を超えるモンスター娘が存在するので、多彩なパーティ編成が可能になる

本作のエロティックな要素を支えるのは、モンスター娘を仲間に加えるという過程。この世界のルールでは、”人間と敵対するようになってしまったモンスター娘を正気に戻すには、バトルで衣服を剥ぎ取り、胸キュン♥スクラッチの華麗な指先テクニックで女の子たちを落とす必要がある”ため、心を鬼にしてやるしかない。コマンド選択式の本格的なバトルでモンスター娘の衣服にダメージを与えれば、部位破壊が発生し下着(のようなもの)が露わになる。ここまで追い詰めれば、待望の胸キュン♥スクラッチがスタート。モンスター娘の全身を触りまくり、”弱点”となる部位を見つけたら、擦りまくって彼女たちの気分を高めていく。彼女たちのエクスタシーが最高潮に達すると、正気に戻すことができるという塩梅だ。いろいろと大丈夫なのかと思う設定だが、これはゲームでありエンタメなので、気にしてはいけない。楽しんでいこう。以下に、モンスター娘との戦いから胸♥キュンスクラッチを終えるまでを撮影した動画を掲載するので、気になる人はチェックしてみてほしい。

本作ではHDリマスターが施されたため、女の子たちがオリジナル版より色っぽくなったのも見逃せない。Nintendo Switch™の携帯機モードで遊ぶのもいいが、できればドッグに接続し、モニターに出力して遊ぶことをおすすめする(思いのほかゲーム音量が大きいので、家族の存在には注意しよう)。Nintendo Switch™の”HD振動”も本作との相性は抜群だ。女の子にタッチしていると、コントローラーが突如プルルンと揺れはじめ、不思議な高揚感を与えてくれる。
ちなみに、記事の冒頭でも書いたが、僕はギリギリを攻める表現というのが大好きだ。本作の場合、コンシューマゲームという枠組のなかで、「これは大丈夫なのだろうか」というところまでアクセルを踏み切っている。直接的な表現以外にもイラストの置きかたやエフェクトで、強烈なエロスを感じさせるシーンを作り出しているのも素晴らしい。下の画像は胸♥スクラッチ中のワンシーンだが、ハートマークの置き所がじつにエロティックだ。ハートマームの下には当然下着をつけているはずなのだが、心の眼、いわゆる心眼というやつで見れば何も着ていないモンスター娘の姿を想像できるはず。妄想を掻き立てるさまざまな表現の妙も、本作の大きな見どころのひとつ。悶々としつつ、楽しんでもらいたい。

▲ハートマークがあることでよりエロティックに感じるという方、僕以外にいませんでしょうか?

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