Interview

春を待つSTU48のワクワク感とも重なる新曲「風を待つ」。石田千穂、岩田陽菜、瀧野由美子、土路生優里がMVの裏話も語る

春を待つSTU48のワクワク感とも重なる新曲「風を待つ」。石田千穂、岩田陽菜、瀧野由美子、土路生優里がMVの裏話も語る

“1つの海、7つの県”を舞台に活動する国内6番目のAKB48グループとして2017年3月に誕生したSTU48が、昨年1月に発表したデビューシングル「暗闇」から約1年ぶりとなる2ndシングル「風を待つ」をリリースする。
本作は当初は昨年の8月にリリース予定だったが、西日本豪雨被害を受けてリリースを延期。その間、彼女たちはチャリティーコンサートを含む、数多くの公演を重ね、昨年末には「第60回 輝く!日本レコード大賞」で新人賞を受賞。今春にはいよいよ待望の“船上劇場”がオープンするというタイミングでのリリースとなった。
本作に彼女たちはどんな想いを込めたのか。石田千穂、岩田陽菜、土路生優里、そして、センターを務める瀧野由美子の4人に話を聞いた。

取材・文 / 永堀アツオ 撮影 / 中原幸


ここからどういう方向にも進めるような、色の付いてないグループ

2ndシングルのお話をお伺いする前に、メンバーそれぞれの個性をお伺いできますか?

石田千穂 まず、(岩田)陽菜ちゃんはしっかりものですね。

瀧野由美子 とことんしっかりしてるし、ちゃんと抜けてる(笑)。私も人のこと言えないですけど、朝が弱かったり、忘れ物が多かったり。寝坊と忘れ物では、私と岩田がSTUの1、2を争ってます(笑)。

岩田陽菜 いや、瀧野さんが1位だから(笑)。

瀧野 ううん、陽菜も負けてないと思う(笑)。

土路生優里 そこは本当にふたりで争ってる感じですね(苦笑)。あと、陽菜ちゃんは、周りのこともしっかり見てます。みんなのことを考えながら喋るし、行動できる子だなって思います。

岩田 恥ずかしいですね(照笑)。これからもSTU48全体のことを考えていかないと成長はできないなって思うので、メンバーみんなのことを見ながら、みんなで支え合っていければいいなと思います。

岩田陽菜

では、石田(千穂)さんは?

土路生 おっとりしてる感じだけど、頑張り屋さん。徹底されたアイドル力があります。ファンの人と握手会で喋ってるときはテンション高くて、女子高生っていう感じがするんですけど(笑)。私たちは600日くらい続けてshowroom配信をしてるんですけど、朝配信はみんな少し機嫌が悪くなったりもするなかで(笑)、千穂ちゃんはそんな感じがまったくなくて、すごいなって思ってます。

岩田 ふんわりしててマイペース。千穂ちゃんがいると落ち着く、そんな雰囲気を持っているなって思います。

瀧野 みんなが褒めるので逆のことを言うと(笑)、人の話を聞いてないんじゃないかっていうくらいおっとりしてます(笑)。あとは、STU48の中では一番JKっぽいんじゃないかな。よく薮下 楓ちゃんと一緒にいるんですけど、ふたりの会話が、ギャル語じゃないけど、今時の女子高生のノリっていうか。

土路生 いつも同じ話をしてるよね? 「お弁当食べる? 食べない?」「え、食べる! あり?」「うん、あり!」みたいな。毎回その会話だから、本当に仲良いのかなって疑ってます(笑)。

瀧野 あはは。私は卵焼きの会話をしてるところしか聞いたことないよ(笑)。

石田 たしかに同じ会話ばかりしてますね(笑)。

石田千穂

(笑)石田さん、岩田さん、土路生(優里)さんの3人はSTU48内の女子旅をテーマにしたユニット“Charming Trip”のメンバーでもありますね。

岩田 そうですね。土路生さんはCharming Tripのリーダーをしてるんですけど、メンバーやファンの皆さんにすごい気を遣ってくれてますね。Charming TripではSTU48では初めてメンバー個人のインスタグラムを開設してるんですけど、土路生さんのインスタを見て、こういうふうにやればいいんだってわかったし、大人の方にも意見を言ってくれる存在なので、リーダー感がありますね。

石田 Charming Tripをよくしていくためにはどうすればいいのかっていうのを考えてくれているのがすごく伝わってきて、ありがたいなって思ってます。実は、私は土路生さんの行動もお化粧道具も全部、一番の憧れなんですよ。女子力が高いし、素敵な女性だなって思います。

土路生 嬉しい。あざっす!

岩田 照れてる、照れてる(笑)。

瀧野 STU48の公演のときに円陣をしてくれるのも土路生ちゃんなんですよ。今のSTU48の全体を仕切ってくれてるのかなって思います。メンバーひとりひとりをちゃんと見てくれてるんだけど、決して真面目すぎないし、はしゃぐところははしゃぐし。土路生ちゃんは島崎遥香さんが好きなんですけど、「インスタをフォローされた!」って盛り上がっていたりして(笑)、騒ぐときはとことん騒ぐ子ですね。

土路生 あはは。そうみたいです。

土路生優里

最後にセンターでAKB48の選抜にも入っている瀧野(由美子)さんは?

岩田 おっちょこちょいですね。最初に言ってましたけど、ゆみりんも遅刻や忘れ物とかが多くて。私、メイク道具をめっちゃ貸してる気がします(笑)。

瀧野 違う、違う。メイク道具は買いに行く時間がなかっただけなの。けど、陽菜ちゃんはメイクが上手なので、使ってるものが気になるっていうのもある。

岩田 なんか嬉しい。

石田 抜けてるイメージはあるけど、ちゃんと自分を持ってるんですよね。自分の意見をちゃんと言えるところは立派だなと思います。

土路生 由美子はおっちょこちょいだけど、意外としっかりしてて。今、AKB48さんの選抜に入っていて忙しいんですよ。だから、一緒に振り合わせができないことも多いんですけど、「できない」とか決して弱音を吐かないところもえらいなって思ってます。本人はよく「みんなが支えてくれてるから、センターの重圧を感じてない」って言うんですけど、私たちは由美子に頼っちゃってるところがあるんですよね。AKB48さんの選抜で由美子に頑張ってもらって、STU48のことを広めてもらってる。だから、そこは背負わせて申し訳ないなと思いながらも、頑張って欲しいなって思ってます。

瀧野 そんなこと思ってたんだ!?  頑張ります!

瀧野由美子

(笑)国内では6番目のAKB48姉妹グループになりますが、他の姉妹グループとはどんな違いがあると考えていますか?

岩田 MVやジャケット写真はいつも瀬戸内の綺麗な場所で撮っていて。遠征してきてくれるファンの皆さんがついでに観光地にも行ってくれたりするので、瀬戸内の良さを広めていけてるグループなんじゃないかなって感じています。

石田 STU48は7県あるので、いろんな方言が飛び交っているのが素敵なグループだなって思います。

土路生 たしかに。あと、若いですね。新しいグループなので平均年齢もほかのグループさんより低くて。若々しさ、フレッシュ感は負けてないんじゃないかなって思います。

瀧野 一番末っ子グループだし、まだまだ足りないところや課題はたくさんあるんですけど、逆にそれが今の私たちの良さなのかなって思います。いい意味で、まだ都会に染まってないし、ここからどういう方向にも進めるような、色の付いてないグループだなって思いますね。だから、これからどんどん上に行けたとしても、初心を忘れないグループでありたいなって思ってます。

グループとしての目標を何か掲げていますか?

瀧野 昨年末にみんなで目標にしていたレコード大賞新人賞を受賞することができて。レコード大賞の舞台でもたくさん学ぶことがあったので、いつか、AKB48さんや乃木坂46さんと同じような舞台に立てたらいいなっていう夢ができました。あのステージに立ったメンバーみんなが感じてることだと思います。

今のSTU48らしい、爽やかな曲

そして、1年ぶりとなる2枚目のシングル「風を待つ」がリリースされます。

岩田 ファンの皆さんもメンバーもずっと楽しみにしていたので、ようやく皆さんにお届けできる日がきて本当に嬉しいです。それに、その間にチャリティーコンサートツアーや公演とか、いろいろなお仕事をしてきたので、前よりちょっと進化した私たちの全力が詰まった作品になってるんじゃないかなって思います。

最初に楽曲を受け取ったときはどう感じました?

瀧野 一回聴いただけで、サビが耳に残る曲だなと思いました。曲をいただいた時点でも、ついつい口ずさんでしまうメロディだったので、聴いた人にも口ずさんでもらいたいなと思いました。1stシングルの「暗闇」は、いい意味で自分の予想を裏切られた曲だったんですけど、今回は今のSTU48らしい、爽やかな曲だなと思いましたね。

岩田 私もSTU48っぽいなって最初に思いました。明るくて爽やかで、歌詞にも“青い海”や“凪の中”、“桟橋”や“帆船”とか、STU48っぽい単語が入っていて。でも、歌詞の意味としては、ちょっと切なくて、キュンとくる曲だなって思いました。

石田 何気にラブソングになってるんですよね。そういう曲はカップリングではあったんですけど、表題曲では初めてだし、ダンスも今までにないようなコンテンポラリーダンスをしていて。STU48らしさもあるけど、新しいことにも挑戦しているので、たくさんの方に聴いてもらいたいなと思います。

土路生 この曲の歌詞は今のSTU48とすごくリンクしてるなって思います。「待ちわびてた春と一緒に」とか、船上劇場が春に完成することともすごくリンクしてて。今の自分たちにぴったりな曲だなって思いました。

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