LiSA 5th ANNiVERSARY SPECiAL season Ⅱ  vol. 1

Interview

LiSA『Brave Freak Out』の意味って?【インタビュー】

LiSA『Brave Freak Out』の意味って?【インタビュー】

ソロデビュー5周年を迎えたLiSAの特集第二弾がスタート。
シーズン1では4月にリリースされたアルバム「LUCKY Hi FiVE!」についてのLiSA本人へのインタビューはもちろん、スペシャル動画を公開。
シーズン2は、8月24日に「Brave Freak Out」をリリースしたLiSA本人へのインタビューはもちろん、今後、ジャケット撮影やミュージックビデオのメイキング映像も公開予定。シーズン1に続いて、LiSAの作品にかかわるクリエイターインタビューも公開します。

LiSA 5th Anniversary Special seasonⅡに第一弾は、新曲『Brave Freak Out』をリリースしたばかりのLiSAへインタビュー。楽曲は、スピード感溢れるエッジのきいたソリッドなロックナンバー。その楽曲のこと、ミュージックビデオのこと、11月に控えているライブのことなど、今、LiSAが想っていることとは・・・。

『Brave Freak Out』スペシャルインタビュー

取材・文 / 西原史顕

このたびリリースされたニューシングル「Brave Freak Out」ですが、これはスラングですか?

勇気を出して、イカれてる奴と呼ばれようぜって意味ですね。ニュアンスとしては、ヘンな奴と思われても自分が好きならよくない? というものです。

なるほど。これだけでLiSAさんがデビュー時から節目節目で歌い続けてきたことのほとんどが説明できちゃいますね。

あはは。あとは皆さんの解釈に任せるってことにしますか?

いやいや、そう言わずぜひいろいろお話を伺わせてください(笑)。例えば今作は、LiSAさんがおっしゃるコンセプトのとおりサウンドも歌詞も攻撃的なモードになっていますよね。

そのとおりです。今回は高橋(浩一郎)さんの曲がすごく洋楽っぽくて、何かメッセージをというよりも音ノリで言葉をつけてくれる方に作詞をお願いしようと思いました。すると先輩(田淵智也)しかいないなとなって。恐る恐る「歌詞だけやっていただけますか?」とお願いしたら、「やるやる!」って返事をいただけて。

LiSAさんと田淵さんは、デビュー当初から続くゴールデンコンビですものね。

心から信頼できるクリエイターのひとりですね。LiSAを最初期から作ってくれている方なので、すべてをお任せして書いていただきました。

ちなみに「Brave Freak Out」はTVアニメ『クオリディア・コード』のOPテーマでもありますが、アニメのことはどれくらい把握してから制作したんですか?

シナリオ原案は私も先輩も読んでいます。オリジナルアニメなので先の展開のことは言えませんが、終盤に仕掛けがあって最後まで読むとすごく面白いなと感じました。でもいろんな秘密が多いので、あまり曲に書きすぎるのはよくないなと。なので先輩やアニメ制作の方々とは、「作品に寄せすぎるのはやめよう」という話になりました。ただひとつ「世界」という言葉だけは必ず使って、そこにアニメとLiSAとしての曲との繋がりを作っていったという感じです。

それが“守りたいだけ守りたいのがわがままなんて言わせない 世界を敵にしても”といったフレーズになるわけですね。そしてこれは同時にLiSAさんが歌い続けてきた、「自分を信じる」というテーマとも重なっています。

詞全体のメッセージについてはそのとおりなんですけど、なかでも私は“神様、ねえ僕を助けないで”という言葉にハッとしましたね。なぜなら助けてもらったことがないから(笑)。私って大事なライブのときに体調を崩したり、何かと神様に祈りがちな場面を経験しているんですけど、一切助けてもらったことがないんですよね。やっぱり、奇跡をくれるのは目の前にいるみんなだし、自分自身なんですよ。

ひとつお聞きしたいのが、“常識も正論も、関係なし”というフレーズについて。自分を信じるうえで、このルールを超えていくような価値観については、LiSAさんはどう思っていらっしゃいますか?

私が最近、自分に対しても周りに対しても掲げている言葉が、「許します」なんですよ。腹が立つことをされても許します。何かを犯してしまった誰かも許します。何かをうまくできなかった自分も許します。常識や正論って、要するに多数の人がそう言っているものですよね? でも自分の中に理由があって、そこに真実があるんだったら、私はそれでいいと思うし、見せつけてやればいいと思う。私、よく考えたらこれをお母さんにやってもらっていたんですよ。本当の愛ってそこなんじゃないかと思うんです。だから、許します。だって、結婚式で誓う言葉も、「愛し合い、助け合い、許し合う」なんですよ。

でも個人の常識や正論って、生きていれば変わっていくものですよね?

そうですね。私自身のことを言うと、たぶん誰もが通る、世の中にもまれていろんなことに傷つく時期に、自分を守るための常識を固めてきたと思う。「こうすれば傷つかないぞ」「だからこういう人とはかかわらないぞ」「こういう人はヤダな」って、いろいろ分別しながら大人になって、頭が固くなってきたんですけど、今はそれを崩す時期なんだなって思っています。その人自身を理解してあげること、自分自身を見てあげること……これって母性? 私マリア様なのかも(笑)。

許せる範囲を広げることが、自分を肯定することにも繋がるわけですね?

例えば今回はミュージックビデオでオレンジ頭の黒唇になっていますけど、これは5年前の私だったらできていなかったと思う。そもそもみんなの日常生活ではこんな奇抜な格好を許してもらえる環境は少ないだろうし、アーティストという立場の私にでさえ、いろいろ躊躇する振り切りようだったんですけど(笑)、でもアニソンもロックもLiSAの音楽として大切に作ってきた自信があるから、こういうスタイルになってもみんなから誤解されることはないだろうなと思った。むしろみんなの先頭に立って道を切り開く人として、「ここまでやってもいいんだよ」「べつにいいじゃん」って堂々と見せつけることができたと思っています。

LiSAさんの仮面をつけたダンサーが大勢登場する演出については、どんな意図があったんですか?

あれは自分の中の怒りとか哀しみとか、いろんな感情がいっぱいあるのを仮面で抑え込んでいるというイメージでした。表向きは平気な顔をしてるけど、内にはいろんな感情が渦巻いてるの。結局は二面性じゃないけど、人には隠してるものもあって、私はそれを音楽で発散できているんですよね。あとは単純にインパクト。「Brave Freak Out」は楽曲もMVも、ファーストインパクトを大事にして作りました。もうライブで披露もしましたけど、スルメ曲ではなく最初からリズムに乗ってカッコいいと思ってもらえるような曲にしたかった。歌詞を読んでLiSAのことを理解もらうのは後からでもよくて、まずは洋楽的な感じで楽しんでもらいたいなと思ったのが、この曲の最初の一歩だったんです。


さてカップリングについて。いつものように3曲ありますが、「AxxxiS」はどんな楽曲になりましたか?

なんだかタイトルが私のHPのURLみたいですよね(笑)。間奏のストリングスが不協和音ギリギリのところを攻めていて超好きです。編曲は江口亮さんなんですけど、毎回ホントに楽しいですね。いつもビックリするような音が上がってくるから、曲がどんなふうに調理されるのかすごくワクワクするんです。

でもこの曲は攻めたアレンジの一方で、メロディはシンプルでわかりやすい。

今回のシングルは久し振りのアニメタイアップだったから、自分が求められていることをきちんとやろうと思いました。だから「Brave Freak Out」はリズムで攻める「Rising Hope」のタイプだし、「AxxxiS」は「oath sign」とか「crossing field」みたいなメロディを重視したタイプになっています。でも私は、「いわゆるアニソンってこうだよね」みたいな曲は歌いたくないんですよね。ギリギリの“アニソンらしさ”を見極めるのが楽しいというか。

「ツヨガリ・ファンファーレ」はどうでした? こちらはLiSAさんの作詞が具体的なドラマになっていましたが。

私って不器用だったから、自分の気持ちをそのまま書くことしかできなかったんですよ。でもデビューから5年が経って、半分ファンタジーというか誰かのストーリーを書けるようになってきて、この曲はそのなかのひとつですよね。

例えば「オレンジサイダー」のような女の子シリーズですよね。この曲は“さよなら 私のボーイフレンド”という言葉で締められていますが、後日談はあるのですか?

この娘はたくましく生きると思う。前向きな別れですね。夏の終わりって寂しいイメージがあるんですよ。海に行ったあとの髪がキシキシな感じとか、水着の日焼け跡とか、そういう切ない情景を書くのが好きで。でも悲しい曲ほどポップに歌うのが私のスタイル。サウンドに暗さはないですよね? だからタイトルが「つよがり」なんですけども。

そして「シャッフル」。作曲の小南泰葉さんとの出会いは本当に大きかったんですね。昨年の「リスキー」以降、リリースの度にご一緒していますよね?

ほんとですよ。小南さんに出会えて本当に良かったです。私、単純に小南泰葉というシンガーソングライターがとても大好きなんです。「シャッフル」は小南さんの「ニャンだ!あいつ」(アルバム『僕を救ってくれなかった君へ』収録)のようなタイプで、ただただ音楽が楽しいって曲。私の曲だと「アコガレ望遠鏡」とか「キモチファクトリー」になるのかな?

なるほど、それで作詞が古屋真さんになっているんですね。

この世界観には古屋さんしかいないです。“スニーカーがシャトルになって 飛んで行けるなら”とかズルい! こんなファンタジーな言葉、古屋さんにしか書けないと思います。それにしても不思議ですよね。小南さんも古屋さんも、決して社交的なタイプの方ではないというのに、こんなにもかわいい曲が作れちゃう。ほんと、そこが不思議だし大好きです(笑)。

さて、今シングルのリリースのあとは多数の夏フェス出演を経て、11月26日27日の両日には横浜アリーナでのワンマンライブが控えています。

横アリはめちゃめちゃいいライブになると思う。だから見逃さないでほしいですね。今年は春からのツアーでライブハウスとホールの両方を回りましたけど、アリーナにはアリーナのやり方があって、作るものが全然違いますから。でっかい学園祭を作ってる感じですね。

2日間で約2万5,000人が集まる学園祭。アリーナでのワンマンだと日本武道館のときもいろんな演出がありましたけど、今回は空でも飛んじゃうのかな?

んふふふ、どうなるんでしょうね(笑)。そういう演出の予想も込みでぜひ楽しみにしていてください!

LiSA 『Brave Freak Out』-MUSIC CLIP Short Ver.-はこちら

リリース情報

New Single
Brave Freak Out

TVアニメ「クオリディア・コード」オープニングテーマ
2016年8月24日(水)発売

【初回生産限定盤】

【初回生産限定盤】

初回生産限定盤(CD+DVD)
SVWC70181-70182 ¥1,600+税

Disc-1(CD)
01. Brave Freak Out
02. AxxxiS
03. ツヨガリ・ファンファーレ
04. Brave Freak Out -Instrumental-

Disc-2(DVD)
01.「Brave Freak Out」ミュージッククリップ
※16P撮り下ろしブックレット付き

【期間生産限定盤】

【期間生産限定盤】

期間生産限定盤(CD+DVD)
SVWC70183-70184 ¥1,600+税

Disc-1(CD)
01. Brave Freak Out
02. AxxxiS
03. シャッフル
04. Brave Freak Out -TV ver.-

Disc-2(DVD)
01.TVアニメ「クオリディア・コード」ノンクレジットOP映像DVD
※描き下ろしアニメ絵柄ミニポスター、三方背スリーブ仕様

【通常盤】

【通常盤】

通常盤(CD)
SVWC70185  ¥1,200+税

01. Brave Freak Out
02. AxxxiS
03. ツヨガリ・ファンファーレ
04. Brave Freak Out -Instrumental-

LiSA MUSiC ViDEO CLiPS 2011-2015

LiSA-MUSiC-ViDEO-CLiPS-2011-2015_JKT

ビデオクリップ集発売中!
LiSA MUSiC ViDEO CLiPS 2011-2015
2016年6月29日発売

【Blu-ray版】 ANSX10044-45 ¥5,500+税
【DVD版】 ANSB10044-45 ¥4,500+税

【収録内容】
★MUSiC ViDEO CLiPS 2011-2015 収録内容(13曲収録)
★BONUS DISC 収録内容「LiVE is Smile Always ~メガスピーカー~ 」全23曲を収録。

※本商品は、「Viewcast(ビューキャスト)」対象商品です。
「Viewcast」は、ご購入いただいた対象商品の本編映像や特典(映像、音楽、ブックレット等)をスマートフォンやタブレットでお楽しみいただける無料サービスです。
本サービスのご利用には、ANIPLEX+の会員アカウント(登録無料)が必要です。
【「Viewcast」公式HP】https://viewcast.jp/

ライブ情報

LiVE is Smile Always~NEVER ENDiNG GLORY~in 横浜アリーナ
2016年11月26日(土)「the Sun」16:00開場/17:00開演
2016年11月27日(日)「the Moon」15:00開場/16:00開演

ホール&Zeppワンマンライブツアー「LiVE is Smile Always~Hi! FiVE~」追加公演
2016年10月15日(土)ミュージックタウン音市場(沖縄)

2016年8月27日(土)「Animelo Summer Live 2016 刻-TOKI-」
2016年9月3日(土)「TREASURE05X 2016-miracle waves-」

http://www.lxixsxa.com/live/

TVアニメ情報

クオリディア・コード

クオリディア・コード

約30 年前、突如として地球に襲来した第一種災害指定異来生物――通称アンノウンは、人類を蹂躙し世界を崩壊へと追いやった。圧倒的な力を誇るアンノウンに、人類は総力戦で対抗。辛くも勝利を収めるが、戦争が終わった現在も散発的な侵攻に苦しめられていた。
コールドスリープ施設に避難させられていた子供たちは、その眠りから目覚めたとき、己の身に超自然的な力――<世界>が発現していることを知る。

東京、神奈川、千葉の各防衛都市に所属し、<世界>を駆使しながら、アンノウンと戦い続ける少年少女。
彼らは世界の命運を背負わされるだけではなく、ランキングと呼ばれる制度によって貢献度を競わされ、常に最前線で人類の領域を守っている。そんな極限状況の中で、何を見て、何を守ろうとするのか――。

東京をさがら総、神奈川を橘公司、千葉を渡 航が担当し、シェアワールド”QUALIDEA”を作り上げる!

TOKYO MX(毎週土曜日24:00~)、とちぎテレビ(毎週土曜日24:00~)、群馬テレビ(毎週土曜日24:00~)、BS11(毎週土曜日24:00~)、チバテレ(毎週土曜日24:30~)、tvk(毎週土曜日24:30~)、ABC朝日放送(毎週水曜日26:44~)、AT-X (毎週金曜日24:30~)にて放送中。
※放送日・放送時間等は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
©Speakeasy・マーベラス/クオリディア製作委員会

☆アニメ『クオリディア・コード』BD&DVD第1巻&サントラ9/21発売決定!

アニメ『クオリディア・コード』BD&DVD

2016年9月21日(水)発売
収録話:第1話「残存世界のグロリア」 第2話「紺碧のカリカチュア」

【Blu-ray初回特装版】 ANSX-49041 ¥6,800円+税
【DVD初回特装版】 ANSB-49041 ¥5,800円+税

<初回特装版特典>
・デジパック&クリアケース仕様
・Speakeasyコメント入りアニメシナリオ(第1話・第2話)&新規書き下ろし小説「第2.5話」収録冊子
・特製ブックレット
・2017/4/2開催イベント優先販売申込券(昼の部)
(出演:斉藤壮馬、石川由依、悠木 碧、福原綾香、内田雄馬、安済知佳)

<初回・通常共通仕様&特典>
・キャラクターデザイン・田畑壽之描き下ろしジャケット
・特製ピクチャーレーベル
・キャストオーディオコメンタリー
・Speakeasyオーディオコメンタリー
・PV、CM集

TVアニメ「クオリディア・コード」オリジナル・サウンドトラック

2016年9月21日(水)発売
【CD】 SVWC- 70196 ¥3,000+税

岩崎 琢によるTVアニメ「クオリディア・コード」劇伴集。作品世界を彩る珠玉の劇伴21曲を収録!

【公式サイト】http://qualidea.jp/

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