Weekly モバイルエンタメステーション  vol. 27

Column

“俺TUEEE”アニメが、アツい。今だからこそ観るべき ONE原作の“強すぎる”主人公作品

“俺TUEEE”アニメが、アツい。今だからこそ観るべき ONE原作の“強すぎる”主人公作品

映画、漫画、アニメ、音楽のオススメを毎週紹介する「Weeklyモバイルエンタメステーション」。連載第27回は、“強すぎる”主人公に定評がある漫画家・ONE原作のアニメを紹介する。

強い主人公が敵を圧倒する作品は数多くあるが、ONEが描く主人公の強さは段違い。ただでさえ強いのに、ストレスが限界を超えるとさらに圧倒的な力を発揮する、『モブサイコ100』の超能力者・影山茂夫(モブ)。どんな恐ろしい敵をも一撃(ワンパン)で葬り去る、シンプルに強すぎる『ワンパンマン』のヒーロー・サイタマ。どちらも“強い主人公”が好きという方なら必ず刺さるはずだ。

しかも、『モブサイコ100』は1月より第2期が放送中。『ワンパン』も4月より第2期が放送されるので、ぜひこの時期に両作品を観てほしい。

セレクト・文 / 聖☆あべさん

モブサイコ100

ストレスがたまると大暴走! “100%”へ近づくにつれワクワクが止まらない

1月より、アニメ第2期が放送中の『モブサイコ100』。主人公・影山茂夫(通称:モブ)は、おかっぱ頭に普段から学生服姿で、まさに“モブ”キャラっぽい見た目。勉強も苦手で運動も人並み以下。口数が少なく目立たない彼は、師匠の“自称”霊媒師・霊幻新隆が営んでいる「霊とか相談所」で時給300円のアルバイトをしている。

しかし、モブにはひとつだけ秘密にしている能力が。それは、いわゆる“超能力”なのだが、その力は他を寄せ付けないほど強力。霊幻新隆のもと、アルバイト感覚でいかにもヤバそうな悪霊をあっさりと除霊(消滅)させ、第2期では有名な都市伝説のひとつに終止符を打ってしまう。また、敵対する超能力者も数多く登場するのだが、まず並大抵の超能力者では相手にならない。いかにもモブキャラな高校生が敵を圧倒する姿は、かっこいい主人公が活躍するものとはまた違った面白さを見せてくれる。

ただ、本作の魅力は主人公の強さだけではない。モブは弟・律を無意識のうちに傷つけたという過去を持ち、それから「人に超能力を向けてはいけない」という霊幻の教えの中で過ごしている。自身の強力すぎる力に“恐怖”を覚えているのだ。なので、悪霊ならば除霊すればいいが、人間相手だとそうはいかない。そして、人間を傷つけないという枷を付けているために多くの葛藤をすることになる。それはストレスとなってモブに蓄積していくのだが、作中ではどれだけ抑え込んでいるのかが数値化されており、限界値の“100%”になると抑えていたものが一気に爆発。普段でさえ他を圧倒する力を持っているのに、さらにそれを上回る力でストレスの対象をねじ伏せていく。

その際の戦闘描写は圧巻で、ときには「いったい何が起きているんだ……!?」と視聴者さえ置いていくほど人知の及ばない能力で、どんな敵をも圧倒。100%になるたび、劇場アニメを彷彿させるほどのド派手な超能力演出のオンパレードになる。そのため、100%になる瞬間が『モブサイコ100』におけるストーリーでの山場。毎話、モブのストレスが100%に近づくにつれてどんな展開が待っているのか、ワクワクが止まらないのだ。

第2期ではモブはさまざまな経験を経て、心を成長させていく。そんなモブの姿をぜひとも観ていただきたい。戦闘シーンも含めて見どころばかりでイチオシしたい作品の一つだ。

配信サイト

TVアニメ『モブサイコ100』

【STAFF】
原作:ONE(小学館「マンガワン」連載)「ワンパンマン」
監督:立川 譲
シリーズ構成:瀬古浩司
キャラクターデザイン:亀田祥倫
美術監督:河野 羚
色彩設計:中山しほ子
撮影監督:古本真由子
編集:廣瀬清志
音響監督:若林和弘
音楽:川井憲次
アニメーション制作:ボンズ

【CAST】
影山茂夫:伊藤節生
霊幻新隆:櫻井孝宏
エクボ:大塚明夫
影山 律:入野自由
花沢輝気:松岡禎丞

©ONE・小学館/「モブサイコ100」製作委員会

『モブサイコ100』オフィシャルサイト
http://mobpsycho100.com/
『モブサイコ100』オフィシャルTwitter
@mobpsycho_anime

原作コミック

モブサイコ100


ワンパンマン

どんな敵も一撃必殺(ワンパン)! 強くなり過ぎた男が趣味で人類を救う

趣味でヒーローをやっている男・サイタマの活躍を描いたアニメ『ワンパンマン』。“ヒーロー”が職業として市民権を得ている『ワンパンマン』の世界では、“怪人”と呼ばれる人類にとって脅威となる敵が跋扈(ばっこ)。強盗や殺人などを行うヤツもいれば、地中や海中、ときには宇宙から現れ、人類を滅ぼそうとするバケモノなども登場し、人々の生活を脅かしている。

だが、主人公・サイタマは、そんな災害レベルの敵をあっさりパンチ一発で倒してしまう。文字通り“ワンパン”だ。それも苦戦するような素振りを見せずに。しかもこの男、特殊な能力を持っているわけではない。ただただ、身体能力が人間離れしているというだけなのだ。

そして特出すべきは、サイタマももともとはただの一般人だったということ。しかし、ある事件がきっかけでヒーローを目指すことを決め、「毎日三食欠かさず食べる」「腕立て伏せ・上体起こし・スクワット各100回とランニング10㎞を毎日続ける」「精神修行のためエアコンの使用禁止」という苦行を3年間続け、敵を苦労なく倒せるようにまでなった。と、本人は言っているのだが、お察しの通り、上記の苦行はストイックな人間なら普通にやっていそうな内容。サイタマは、このトレーニングだけでバケモノをも一撃で倒す身体能力を手に入れたのだから、「努力とはいったい……?」とついつい思ってしまう。

ただ、苦行のストレスで頭髪が犠牲になり、サイタマはハゲ頭に。そして、着ている衣装はどう見ても安物。ヒーローがいる世界じゃなければ、マントを羽織った痛々しいハゲのコスプレイヤーが、特売スーパーのレジ袋を片手に怪人を肉塊にする様はシュールの極みである。地味なハゲ男に油断したところで、凄惨なやられ方をしてしまう敵としては堪ったものではないのだが。

そんな最強の二文字が相応しいサイタマが敵を“ワンパン”で倒してしまったら、戦闘シーンがあっさりして、かつワンパターンになってしまうのでは? という疑問が湧くかもしれないが、それは違う。たとえば、第1期に登場した「深海王」には、S級ヒーロー(ヒーローはS~C級までランク付けされている)がなすすべなく返り討ちにあう。もうこのままでは後がないヒーローと市民。そんな鬼気迫る状況でサイタマが颯爽と現れ、“ワンパン”で敵を沈めていくのだ。どんな強敵でもサイタマが来ればなんとかしてくれる安心感を視聴者に生み出しつつも、それまでの過程でほど良い絶望感を与えてくれる。

先述したように、本作に登場する怪人の中には人類を滅ぼせるだけの力を持つ災害レベルのバケモノもいるのだ。繰り出される攻撃はときに一撃でビルを吹き飛ばし、街をガレキの山に変えてしまう。そんなヤツらとヒーローたちの手に汗握る戦い、そしてバケモノどもをもはるかに圧倒しまうサイタマの一撃は十分に見ごたえありだ。

そして、4月には第2期が放送。第2期では怪人の恐怖に対し、市民や個々のヒーローがどう抗うかというのがポイントとなってくる。取り巻く環境の変化に注目しつつ、バッタバタと敵をワンパンで倒していくサイタマの姿にも引き続き期待したいところだ。

配信サイト

TVアニメ『ワンパンマン』

【STAFF】
原作:ONE・村田雄介「ワンパンマン」(集英社「となりのヤングジャンプ」連載)
監督:夏目真悟
シリーズ構成:鈴木智尋
キャラクターデザイン・総作画監督:久保田誓
美術監督:池田繁美、丸山由紀子
色彩設計:橋本 賢
撮影監督:伏原あかね
編集:木村佳史子
音響監督:はたしょう二
音楽:宮崎 誠
アニメーション制作:マッドハウス

【CAST】
サイタマ:古川 慎
ジェノス:石川界人
音速のソニック:梶 裕貴
戦慄のタツマキ:悠木 碧
シルバーファング:山路和弘
アトミック侍:津田健次郎
童帝:高山みなみ
メタルナイト:玄田哲章
キング:安元洋貴
ゾンビマン:櫻井孝宏
駆動騎士:上田燿司
豚神:浪川大輔
超合金クロビカリ:日野 聡
番犬マン:うえだゆうじ
閃光のフラッシュ:鳥海浩輔
タンクトップマスター:小西克幸
金属バット:羽多野渉
ぷりぷりプリズナー:小野坂昌也
イケメン仮面アマイマスク:宮野真守
地獄のフブキ:早見沙織
無免ライダー:中村悠一

©ONE・村田雄介/集英社・ヒーロー協会本部

『ワンパンマン』オフィシャルサイト
http://onepunchman-anime.net/
『ワンパンマン』オフィシャルTwitter
@opm_anime

原作コミック

ワンパンマン


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