Interview

夢を持って未来を拓く。17歳のシンガーソングライター琴音がEP『明日へ』でメジャーデビュー

夢を持って未来を拓く。17歳のシンガーソングライター琴音がEP『明日へ』でメジャーデビュー

人が少しでも前向きになれるような、心の中に温かみを持っていただけるような曲を作っていけたら

初めて本格的なレコーディングをした『願い』で経験したことが、この曲に対してずっと抱いていた琴音さんの想いを変化させてくれたんですね。

はい。この曲を作った当時は、ギターを弾くにしてもストロークか指弾きの2パターンの弾き方しかできなかったし、そんなにたくさんコードも知らなかったので、思いどおりに表現しきれない部分があったし、そのせいもあって荒削りで未完成度が高いと自分の中で勝手に思い込んでいたんだなって(苦笑)。「夢物語」も新しいアレンジを施していただいて、楽器がたくさん入って、リズムも変化して、雰囲気がずいぶん変わりました。雰囲気が変わったことで私の歌も変化したので、アレンジの力ってすごいんだなって、あらためて実感しました。

この歌詞を書いた当時からは年月が経っていますが、歌詞に対して新たな想いが生まれましたか?

自分は幼い頃から「歌手になりたい」という夢があったけど、最近の若者は夢を持つことができないって言われているし、自分の周りにも明確な夢を持たずにその日を生きている人たちが多かったんです。でも、私は夢を持つことって人間にしかできないことだと思っているし、いつの時代も夢を持つことで人は前に進めたり、大人になっても夢があれば明日や未来に希望が持てるんじゃないかって思うんです。自分はどの曲を通してでも、人が少しでも前向きになれるような、励ましになれるような、心の中に温かみを持っていただけるような曲を作っていけたらいいなと思っていて。「夢物語」は曲作りを始めたばかりの頃に作った曲ですが、そうやって自分が思っていることを、ちゃんと正直に書いていたんだなって思います。

「しののめ」は河野 圭さんが作曲、小松令奈さんが作詞を手がけています。

曲も歌詞も私のことを思いながら書いてくださったんだなと思うと、本当にありがたいし、大切に歌っていこうと思いました。歌詞の1行目の「時計が止まった部屋で」という部分はビックリしました。自宅に楽器やCDが置いてある音楽室みたいな部屋があるんですけど、その部屋の時計って止まったり動いたりするので、時間が全然合ってないんですよ(笑)。だから、この1行目を見たときは、「あれ? 小松さんに時計の話をしたことがあったかな?」って。あと、私自身は歌詞に青春の話を書くことがほとんどないんですよ。それは自分がまだ現役の学生で、今の自分がいる場所が青春なのかどうなのかがよくわからないからだと思うんです。これから先、「あの頃が青春だったんだな」って思う時期がくるとは思うんですけど。だから、私が今いるのは青春時代なんだっていう、周りから見た自分を歌詞を通して感じることができて、「こういうふうに見られているんだな」って思いました。「そうか、今って青春なんだ」って。

今を大事に生きていきたい

3月から4月にかけて、初の全国ツアーが行われます。どんなライヴにしたいですか?

今回のツアーはバンドの方々と一緒なので、ライヴアレンジを施した曲たちは印象が変化しています。今、ちょうどリハーサルをしているんですけど、軽い感じでふわふわっと楽しめるアレンジにしていただいているので、私も肩の力を抜いて歌えるし、きっと楽しいライヴになると思っています。私が楽しんでいることがお客さんにも伝わると嬉しいですし、それがライヴの醍醐味だと思うので、明るくて楽しいものにしたいです。

ところで、1月7日に17歳になったばかりですが、17歳になって何か思ったことはありましたか?

大人になることに対して抵抗する気持ちはないけれど、学校という場所にいられる時間って、人生全体で見たらすごく短いんだなって思いました。学校の中で生まれる人間関係や学生生活の中で思うことはすごく大事なもので、きっと卒業したらまた違うんだろうなって思うと、今を大事に生きていきたいなって思っています。

琴音 1st note TOUR 2019 -明日へ-

3⽉17⽇(日)愛知 ell.FITS ALL
3⽉24⽇(日)大阪 南堀江knave
3⽉31⽇(日)新潟 アオーレ長岡市民交流ホールA
4月3日(水)東京 Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE

琴音(ことね)

2002年1月7日生まれ、新潟県長岡市出身。「Eggs presnts ワン!チャン!!」グランプリ、テレビ朝日「今夜、誕生!音楽チャンプ」グランドチャンプを獲得。2018 年7月に1stミニアルバム『願い』をリリース。本作でメジャーデビュー。

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