Interview

上白石萌音×杉野遥亮×横浜流星、もしも親友と同じ人を好きになってしまったら? 新『L♡DK』で三角関係を演じた3人のドキドキトーク

上白石萌音×杉野遥亮×横浜流星、もしも親友と同じ人を好きになってしまったら? 新『L♡DK』で三角関係を演じた3人のドキドキトーク

渡辺あゆの人気少女コミックを実写化した『L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』が3月21日(木・祝)に公開となる。全国に“壁ドン”ブームを巻き起こした『L♡DK』(14)からキャストを一新。原作の「玲苑編」を基に予測不能な三角関係を描く。

大好きな彼氏と彼氏の従兄弟のふたりのイケメンに迫られるヒロイン葵役の上白石萌音と、学校一のイケメンで、葵と秘密の同居生活を続ける、葵の恋人・柊聖役の杉野遥亮、そして柊聖の従兄弟でアメリカからやってきた玲苑役の横浜流星の3人を直撃。今作でも登場する“壁ドン”の撮影秘話や、もし親友と同じ人を好きになってしまったら?といった質問にも答えてもらった。

取材・文 / 望月ふみ 撮影 / 斎藤大嗣


全員で同じ方向を向いて作り上げていった新『L♡DK』の現場

オファーが来た時はいかがでしたか?

上白石 このオファーは絶対に嘘だと思いました。そんなはずがない。私に少女漫画のヒロイン役なんて来るはずがないと。

ぴったりでしたよ?

上白石 本当ですか?? いやいや、人違いか手違いか(苦笑)。なんで私なんだろうという疑問しか浮かばなくて。原作を読めば読むほど自信がなくなって。不安しかなかったです。でも、結果的に10代最後の作品となったこの作品での経験は、そのときしかできなかったことだと思うし、おふたりには一生かかってももらえないようなキラキラをいっぱいもらえたので、すごく有難かったです。私としてはただただ普通の平凡な女の子として、愚直に誠実に向き合いました。

杉野 最初は、僕でいいのかなというのが正直なところでした。原作を読んでみて、難しい役だなと思いました。クールというのもそうですが、置かれている状況なんかも。なかなか自分に落とし込めない感覚に陥りました。共感できる部分はあるんだけど、どうしたらかっこよく見えるのかとか、分からないことが多かったです。それに原作のほかにも前作がすでにあったので、そこをどう踏まえようかとか、そういった意味でもプレッシャーがありました。

プレッシャーは現場に入る頃には乗り越えられたのでしょうか。

杉野 そうですね。実際に上白石さんと、流星くんと会ってみて、みんなの思いが同じところにあると確認できました。あれこれ考えるより、みんなで超えて行こうという志があったと思います。

横浜さんは?

横浜 僕は素直に嬉しかったです。役としてもすごくやりがいのある役回りだったので、一生懸命務めようと思っていました。

上白石 なんか今日、すごくウイスパーボイスじゃない?

杉野 ね!

横浜 え、そうかな(笑)?

いつもと違います?

上白石 現場では役が入ってたのかな。

横浜 明るかったかもしれない。

今日は久々の再会ですか?

杉野 萌音ちゃんは久しぶりだね。

上白石 びっくりしちゃった。ウイスパーボイスで(笑)。

3人で作り上げることが重要だった作品だと思います。今も仲がよさそうですが、現場でのお互いの印象は? 杉野さんと横浜さんは、杉野さんの映画デビュー作である『キセキ -あの日のソビト-』(17)でも共演されていますね。

横浜 はい。従兄弟という関係性なので、杉野くんですごく助かりました。初めましての方だと、イチから作らなきゃいけないものも、もともと関係ができていたので。僕は杉野くんがほぼ初めてのときの現場を知っていますが、仕事に向き合う姿勢の変化も感じましたし、すごく刺激を受けました。上白石さんも、杉野くんも、ふたりともとても頼もしかったです。

現場ではどなたがムードメーカーだったのでしょうか。

杉野 流星じゃない?

上白石 そうだと思う。すごく明るかった。

横浜 そうだっけ? でもそれなら良かったな(笑)。

杉野さんからおふたりの印象は?

杉野 結構前にこの作品のお話を頂いたのですが、流星はその時点で、ちゃんと喋れる人の筆頭に上がる人でした。流星が言っていたように、イチから意識的に作っていかなきゃいけない作業が減ったので助かりました。

横浜さんとは関係性が作られていたということですが、恋人役の上白石さんとは初共演でした。

杉野 そうなんです。そこが難しくて。ただ初めてお話したときに、お互いに思っていることを共有できて、同じ方向を向いていたので、一気に頼もしい存在になりました。

上白石さんは?

上白石 おふたりとも違ったベクトルでの気遣いの人だと思います。何度救われたか分かりません。あと、杉野さんはすごく思考がおもしろい。

杉野 ん?

横浜 確かに。

上白石 たまに、そうきたか! というモノの考え方を披露するときがあるんです(笑)。

杉野 そんなことあった(笑)?

上白石 うん。面白い、柔軟な方だなと思います。

横浜 思考は変わってるよね。いい意味で。

杉野 確かに前、ゲッターズ飯田さんに変り者って言われた(笑)。

上白石横浜 あはは。

上白石 横浜さんは自分が太陽となって周りを照らす人。陽のオーラを出していて、それって生まれ持ったものだろうなと思いました。

横浜 ありがとうございます。

上白石 横浜さんもおもしろいし、ふたりの会話はとにかく面白い。本当に仲がいいんだなと常々感じていました。

初日から壁ドン撮影! 原作と同じ身長差設定に四苦八苦

『L♡DK』といえば壁ドンが浮かびます。今作でも登場しますね。

杉野 すごく難しかったです。物理的な身長差の問題もあるし、感覚が分からなかった。映り方もあるし。あれが最初の撮影だったよね。

上白石 初日の1シーン目でした。

杉野 まだ打ち解けてない時期(苦笑)。でも初日に壁ドンをしたおかげで打ち解けられた。段取りが終わってから、ふたりで練習して。

上白石 はじっこで何回もやったね。

杉野 監督とプロデューサーさんと一緒に、どれが自然でどれがよく見えるか。難しかったですけど、おかげで仲良くなれました。

上白石 壁ドンありがとうって感じだよね(笑)。

横浜さんも壁ドンがありましたね。

横浜 やっぱり見え方は意識しました。どんなに自分が気持ちよくやっていても、カメラを通すと様になっていなかったりするので、見え方を意識しつつ、柊聖とは違う、玲苑らしい壁ドンがしたいなと思いました。

結構強めでした。

横浜 そうですね。結構荒々しく。

横浜さんと上白石さんは練習は?

上白石 玲苑との壁ドンは、その場のスピード感と臨場感で(笑)。

杉野 なんだかSF映画みたい(笑)。

上白石さんは壁ドンされる側でした。

上白石 人生初壁ドンが今回のリハーサルだったんですけど、顔が近づくイメージだったのが、杉野さんとやってみたら、身長差がありすぎて目の前が胸板だったんです(笑)。思ってたのと違うっていう。それがスタートだったので、これは大変なことになるぞという感じだったんですけど、おふたりの努力と気遣いの賜物で、ステキな画がいっぱい撮れたかなと思っています。

横浜 身長差、そんなにあるんだね。

杉野 でも原作のリアルな身長差なんだよね。

上白石 そうなんです。渡辺先生が感動してました。

壁ドン以外にもさまざまな胸キュンシーンがありますが、実際にするなら?

上白石 私はプリンを作ってもらいたい! プリンじゃなくてもいいんですけど、慣れていない人が、自分のために一生懸命作ってくれたものはキュンとすると思います。

杉野 僕はふたりで料理したいかな。たとえばカレーをスパイスから作るとか。

上白石 あ、それいい! 大久保にスパイスを買いに行くところから。

杉野 そうそう。そういうのを一緒にチャレンジしていくのは楽しそうだと思います。

上白石 私たち、結構守りかな(笑)。

横浜 じゃあ、僕は見せつけキスで(笑)。

上白石杉野 あはは。

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