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双子を子育て中の杏はたくましい!? 『オケ老人!』完成披露舞台挨拶

双子を子育て中の杏はたくましい!? 『オケ老人!』完成披露舞台挨拶

双子を子育て中の杏はたくましい!? 『オケ老人!』完成披露舞台挨拶

老人だらけのアマチュア・オーケストラに間違って入団してしまった高校教師の奮闘と、年代を超えてぶつかり合い、刺激し合い、成長していく人々の姿を描いた痛快クラシック音楽エンターテインメント『オケ老人!』がついに完成。映画初主演作であり、コミカルな演技や本格的な楽器演奏に挑んだ杏をはじめ、ちょっとトボけた同僚役の坂口健太郎、しっかりものの生徒役で黒島結菜、アマチュア・オーケストラのベテランメンバーを演じた笹野高史、小松政夫、藤田弓子、石倉三郎、そして監督・脚本を手がけた細川徹が舞台挨拶を行った。

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豪華なキャスト陣が順に登壇すると、会場は大歓声に包まれた。特に坂口健太郎に対して黄色い声援が飛び交う。まずマイクをとった映画初主演となる杏は「みなさま今日はお集まりくださりありがとうございます。人前に出るのは久しぶりなのでドキドキしています」と挨拶。5月に双子を出産し、しばらく公の場から遠ざかっていたためか、緊張の面持ち。そこに映画でも杏と絶妙な掛け合いをみせた笹野高史が「まさか私に黄色い声援がいただけるとは思ってもいませんでした。ありがとうございます」と述べると会場は大爆笑。杏も緊張がほぐれた様子だった。

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そんな笹野は楽屋でも杏のママぶりについては話を聞いていたようで「たくましい。双子のひとりを膝の上に置いて、ひとりを胸に抱えているそうです」と語り、女優としても「この人と仕事をしていると、お父さん(渡辺謙)と仕事をしているみたい。素晴らしい遺伝子を持っている」とその血筋を認めつつ、「私はバイオリンを弾く役で、それなりに練習をしたんですけど、彼女は本格的に猛練習をしていて、これはもっと頑張らないといけないと思いました」と、その役作りに対しても賞賛していた。

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杏は劇中で見事な指揮とバイオリンを披露。「主演よりもそっちのほうにプレッシャーを感じました。みなさんとその場で音を合わせたりして、キャストの方々とそういうことができたのは音楽映画ならではでした」と語った。

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黒島結菜は「杏さんは初めましてのときから、初めましてでないような安心感があって、お姉ちゃんのような近い存在だったと思います」と杏への感謝を述べると、杏も「会って2回目ぐらいで『ウチくる?』ってご飯食べに来てくれて……」と姉妹のような交流を続けていることを明かした。

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坂口健太郎は「僕の役は演じてても先が読めない役で……」と戸惑いがあったというが、監督やスタッフからは「役と似てるから、そのままでいい」と言われ、さらに戸惑ったというエピソードを披露した。

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ベテラン陣も今回の撮影を大いに楽しんだようで、小松政夫は「最初は杏さんの背の高さに威圧感を感じた」と笑わせ、続くコメントでは往年の名人芸である淀川長治のモノマネを披露し、映画をアピール。石倉三郎は劇中でティンパニを演奏していることについてMCから「難しくなかったですか?」と尋ねられると「簡単でしたよ!」と、役柄と同様の気風の良いコメント。藤田弓子も音楽と演技を楽しんだことを満面の笑顔で伝えた。

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監督を務めた細川徹は「杏さんの映画初主演作に本作を選んでいただいたことが光栄です」と喜びをみせ、「小松さん、石倉さん、藤田さん、左とん平さんなど、僕が子供の頃にテレビで観ていた人ばかり。まるで『アベンジャーズ』みたいな夢のようなキャストで、現場が楽しくてしょうがなかった」と語った。

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イベントの最後には、若手キャスト陣と監督がベテラン俳優たちに肩叩きのサービス。杏に肩を揉まれた笹野は「赤ちゃんを抱っこしてるから筋肉がついてて、いい塩梅。これであと3年は長生きできる」とご満悦だった。

イベントでもなごやかなアンサンブルを奏でたキャスト陣を見ていると、映画の完成度にも期待が高まる舞台挨拶であった。

取材・文 / エンタメステーション編集部

映画『オケ老人!』

2016年11月11日公開

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梅が岡高校に赴任してきた数学教師の小山千鶴は「バイオリンをもう一度演奏したい!」という気持ちに駆られ、地元でエリートと言われているアマチュア・オーケストラに連絡を取り「入団したい」と伝えると、あっさりOKの返事。翌日、心躍らせながら練習会場の公民館へ向かうが、やってくるのは老人ばかり。実は、千鶴が入団したかったのは「梅が岡フィルハーモニー」という楽団で、間違って入団してしまったのは、伝統はあるが今ではお年寄りばかりの楽団「梅が岡交響楽団」だった……。

【監督・脚本】細川徹
【原作】荒木源(『オケ老人!』小学館文庫刊)
【キャスト】
杏 黒島結菜 坂口健太郎
左とん平 小松政夫 藤田弓子 石倉三郎 茅島成美 喜多道枝 森下能幸
萩原利久 フィリップ・エマール 飛永翼(ラバーガール)/光石研
笹野高史
【配給】ファントム・フィルム

公式サイト
http://oke-rojin.com

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