Interview

“ももくろちゃんZ”の4人が見せた、「みんなのお姉さん」としてのプロ意識。子どもの頃、初めて観た映画の思い出は?

“ももくろちゃんZ”の4人が見せた、「みんなのお姉さん」としてのプロ意識。子どもの頃、初めて観た映画の思い出は?

Huluで配信中の幼児向け知育番組『ぐーちょきぱーてぃー』で活動をスタートさせた、ももいろクローバーZによるキッズプロジェクトユニット“ももくろちゃんZ”。2019年3月15日より全国公開となる、映画しまじろう『しまじろうとうるるのヒーローランド』(以下、映画『しまじろう』)は、ももくろちゃんZが新曲「HERO」で主題歌を担当するほか、4人が「たこっぴぃ」役として声の出演も果たした作品だ。

今回はこの映画『しまじろう』と、ももクロのメンバーも幼いころからアニメで親しんできたという「しまじろう」にちなんで4人にインタビュー。「いま会えるアイドル」ならぬ「いま会えるお姉さん」としてキッズたちとの交流を広げる、ももくろちゃんZとしてのプロ意識をかいま見ることができた。

取材・文 / 柳 雄大 撮影 / 松浦文生


4人が子どもの頃に体験した、“ファーストシネマ”の思い出

(写真左から)佐々木彩夏、百田夏菜子、玉井詩織、高城れに

みなさんが小さい頃から見てきたという「しまじろう」の魅力は、ひとことで言うとどんなところですか?

玉井詩織 「カッコかわいい」かな。映画での活躍を観てても、このキュートなルックスにしてはすごく男前で、カッコいいところがあるじゃないですか。だけどやっぱり仕草とかはかわいいなって。

佐々木彩夏 「男の子も女の子も憧れる存在」ですね。しぐさとか、みんなに愛されるって面は女の子も勉強したほうがいいと思うし、男らしくみんなを引っ張って守ってくれるっていうところは男の子も学んでほしいなと思います。

百田夏菜子 お兄ちゃんになってほしい! こんなに優しくって……すごく頼もしい、っていう感じではないんですけど、何かあったときに手を差し伸べてくれる。こんなお兄ちゃんがいたらいいなと思います。

高城れに しまじろうは、私の大好きな愛猫にそっくりなんですよ。丸くて黄色くて、同じネコ科ですし(笑)、すごく愛着がわくというか、「毎日一緒にいたくなる存在」ですね。一緒にいて癒されたいです。

映画『しまじろう』は、小さいお子さんが最初に観る映画=「ファーストシネマ」としてもおすすめの作り()になっているそうですね。みなさんは、子どものころ最初に観た映画のことを覚えていますか。

※子どもが怖くならないように明るめの会場で上映する、約60分間の上映途中に休憩時間がある、上映中に大きな声を出したり歌にあわせてダンスしたりしてもOKといった特徴がある。

玉井 記憶に残ってる限りで一番古いのは、たぶん『モンスターズ・インク』だったと思います。お母さんたちの手から離れて、初めて映画館に行った記憶が残ってて。お兄ちゃんと、お兄ちゃんのお友達と、あと引率のお兄さんとで行ったんですけど、そのとき映画を観て初めて泣いちゃったんですよ。お兄ちゃんが隣で観てたんですけど、まだ私は小っちゃいながらにメチャクチャ恥ずかしくて……泣いてるのをごまかしたっていう思い出があります(笑)。

佐々木 私は(幼稚園の)年長さんぐらいのときだと思うんですけど。パパとふたりで、『ハム太郎』の映画を観に行きました。ミニモニ。さんがやっていた「ミニハムず」が出てくるやつです。

玉井 あ~、懐かしいね!

佐々木 ハム太郎も、モーニング娘。さんも大好きだったので、それが一緒になるって! 初めての映画がこれですごく楽しかったのを覚えてます。今回の『しまじろう』もキャラクターとアイドルのどっちの要素もある映画なので、ちょっと今の私たちとリンクするところもあってうれしいなと思ってます。

百田 私は、『ワンピース』か、『ドラえもん』のどっちかでしたね。『ワンピース』はお母さんとお兄ちゃんがすごく好きで、お家でもよく観てたんですけど。映画になったときに、家族で観に行ったっていうのを覚えてるんですよ。それが一番初めだったかなぁ。あと、映画館という意味では……『ドラえもん』って、映画館に行くと何かもらえるやつがあるじゃないですか。

入場者プレゼントですね。小っちゃいドラえもんの人形とか。

百田 そう、小っちゃいやつ! そういうちょっとしたプレゼントをもらって、すごくうれしかったなっていう思い出があります。

今回の映画『しまじろう』でも、上映中に振って楽しめる「ヒーローステッキ」のプレゼントがありますね。

百田 そうですね。舞台挨拶のときにも、小さい子たちがステッキを持って振ってくれてたので、自分の小っちゃいときの気持ちをすごく思い出して。みんなもこんな気持ちで喜んでくれてるのかな、って想像したらうれしくなりました。

高城 私が最初に観た映画は、『(クレヨン)しんちゃん』か『ドラえもん』のどっちかですね。あれは幼稚園のお泊まり会があったときなんですけど……私は人見知りだったから、お泊まり会とかはイヤだったんですよ(笑)。だけどそれを達成したご褒美に。

佐々木 かわいい~! ちゃんと行ったんだ。

高城 ちゃんと行って。お泊まり会が終わった日に、がんばったご褒美として、家族で映画を観にいきました。家族で観たこととかは、そうやってすごく思い出に残ると思うんですよ。『しまじろう』も春休みとか、あとは卒園式・入学式とかの時期の映画だったりもするので。ぜひぜひ、家族であったかい気持ちで観てほしいなって思います。

“ももくろちゃんZ”としての子どもたちと向き合い方

『ぐーちょきぱーてぃー』という番組も2年間続いて、ももくろちゃんZとして小さいお子さんと触れる機会が増えました。楽しく接するやりかたも身についたと思うんですが、そのためにやっていることや気をつけていること、誰かに教わっていることなどはありますか。

玉井 一緒に番組をやらせていただいている、ひろみちお兄さん(佐藤弘道)とたにぞうさん(谷口國博)はそれこそ、本当に子どもと接するプロですからね。皆さんの接し方っていうのを見て学んだり、教えていただいたりして。近くにいいお手本がいらっしゃるので、すごく勉強になってます。

高城 私たちは子どもにとってお姉さんで、大人だから、「教えてあげる」っていうスタンスでいくけど、逆に子どもから教わることも同じぐらいあるんですよ。何かそういう「お互い成長し合う」というか……子どもが言ってることだったり、子どもの発想だったりっていうのを、ちゃんと流さずに受け止めてあげる姿勢も、子どもと接する上で大事だなって思ってます。

具体的にはどんな場面で感じますか?

高城 例えば、私たちが着てる衣装の靴を見つめて、「それはどうなってるの?」とか(笑)。私たちはもうわかっちゃってるから疑問にも思わないけど、そういうことも、子どもってちゃんと細かいところまで見てるんだなって感心したり。

佐々木 衣装にマイクを付けてたりすると、「これなーに?」とか食いついてくるよね。私は『ぐーちょきぱーてぃー』の番組をやるまで、あまりお姉さんになった実感がなくて。ももクロの4人でも最年少ですし、姉妹とかもいないし。あまりだれかの面倒をみたことがなくて……みてもらうばっかりで(笑)。番組を通して、自分が小っちゃかったときに見たひろみちお兄さんだったり、『おかあさんといっしょ』のお姉さんたちの歳になったんだなってすごく感じて。だから「あのときどんなお姉さんに憧れたかな?」とか、「どんなお姉さんが好きだったかな?」というのを思い出しながらやっています。

舞台挨拶でも子どもたちと交流しているところを拝見しましたけど、すごく立派なお姉さんでしたよ。

佐々木 いやいや……! 本当に、みんながかわいくて。ずっと姉妹・兄弟が欲しかったので、ここにきてたくさん弟や妹ができたみたいな気持ちもありますよ。そういう私たちも、楽屋にいるときとかは、それこそ保育園みたいな感じなので(笑)、いつでも子どもの心にも戻れるし、遊んでるときは年齢も関係ないなって思います。

百田 あとは、子どもたちの前だと、行動とか発言は気にするようにしてますよ。やっぱり、荒い言葉とかは使わないですし。

玉井 私たちの曲も、キッズバージョン(ももいろクローバーZの楽曲をももくろちゃんZ仕様にアレンジしたバージョン)に直すときは、「バカ」とかは違う言葉に変えてたりするもんね。

子どもたちのいいお手本になるようにですね。

百田 番組の収録中とかでも、一緒にいる子どもたちはすごく私たちのことを見てるんですよ。カメラが回ってないときでも、私たち4人がどういう感じでいるかっていうのをすごく見ているので。(隣でふざけあっているメンバーを指しながら)こういうのとかはやらないようにします(笑)!

フォトギャラリー

映画しまじろう『しまじろうとうるるのヒーローランド』

2019年3月15日(金)より全国ロードショー

■来場者プレゼント
ヒーローステッキ

■スタッフ・キャスト・作品データ
声の出演:南央美 高橋美紀 山崎たくみ 杉本沙織 稲葉実 東山奈央 他
監督:河村貴光 脚本:山本由実
制作:アンサー・スタジオ、バックストリート
原作:ベネッセコーポレーション
配給:東宝映像事業部  
製作:ベネッセコーポレーション、テレビせとうち
協賛:J:COM、東京ドームシティ アトラクションズ、トヨタ自動車、ひらかたパーク
協力:キングレコード、スターダストプロモーション、ソニー・ミュージックダイレクト

©Benesse Corporation2019

オフィシャルサイト