Interview

松下優也率いるボーカル&ダンスグループX4が音楽で届ける、感謝の思い

松下優也率いるボーカル&ダンスグループX4が音楽で届ける、感謝の思い

歌もダンスもルックスもイケるボーカル&ダンスグループ、X4が今年5月のメジャーデビュー・アルバム『Funk, Dunk, Punk』に次ぐ新作ミニ・アルバム『4 MY BABY』を早くも完成させた。本作にはグループ初のウェディング・ソングとなる「Pride」のほか、楽しさ全開のEDM系パーティー・チューンやこれまでになかった作風のソウル・ナンバー、さらには改めて自分たちの出自を示す過去曲のリメイクなど、新旧の魅力がパックされている。昨年2月に結成され、今年2月にSHOTAとJUKIYAが加入し、現在の5人体制となった彼ら。『Funk, Dunk, Punk』を挟んで、すでに年に2度の全国ツアーを成功させているX4とは、いったいどんなグループなのか。新作『4 MY BABY』に込めた思いはもちろん、5人のルーツ音楽や理想とするグループ像、これから目指すステージなど、X4の正体を探った。

取材・文 / 猪又 孝(DO THE MONKEY)撮影 / 関 信行


全員がメインに立てるグループでありたいし、全員が歌えて踊れるというグループ

新作『4 MY BABY』はどんな作品を目指したんですか?

KODAI 僕らはX4を応援してくださっているファンの方を“X Baby”と呼んでいるんですけど、今回はファンに向けたアルバムにしたくて、『4 My Baby』というタイトルにしたんです。この作品のリリース・タイミングでメジャー・デビューして1年になるので、この1年過ごしてきた思いや感謝の気持ちを込めて作りました。すでに今、X Babyのみなさんはもちろん、このアルバムをキッカケにX Babyになってくださる人がいたらいいなと思ってます。

x4mybaby_12272

YUYA X4のことを認知してない人はまだまだたくさんいると思うんです。そういう人に「X4ってこういうグループなんです」って伝える曲が一曲ではもったいないと思っていて。歌でも聴かせられるし、ダンス・ミュージックもガッツリやるし、ラップもあるし、もういっぱいあんねん!みたいな。今回のミニ・アルバムは全曲シングルにしてもいいくらいの内容だと思うし、初回限定盤だったらミュージック・ビデオも4曲入っているので、とりあえずこれを聴いてもらえれば現在のX4がわかるよと。そういう作品を目指して作りました。

x4mybaby_12181

リード曲の「Pride」を最初に聴いたとき、どんな印象を持ちましたか?

SHOTA 僕は歌詞がストレートなものが好きなんですけど、最初に聴いたときは伝えたいことを率直にそのまま歌ってる曲だなという印象がありました。メロディーも耳に入りやすいし、心にグッとくるなって。

YUYA 特にサビは1回聴いただけでも覚えられるようなメロディーだと思います。僕は曲を選ぶとき、アレンジはのちのち変えられるからこそ、メロディーの良さを一番大事にしてるんです。「Pride」はメロディーが覚えやすくて、まずそこに惚れましたね。

x4mybaby_12328

6曲目の「Will You Marry Me」も結婚をテーマにした曲ですが、両者の違いはどう捉えていますか?

YUYA 光と影っていう感じですね。「Pride」はメロディー・ラインにしても歌詞にしてもアレンジにしても、X4の今までの歌の良さを出しつつ、初めて聴く人が耳に残るようにわかりやすさを意識して作ったんです。「Will You Marry Me」はそういうものを削ぎ落として、“歌”というところにフォーカスしてる。光と影というのはポジティブとネガティブという意味ではなくて、テンション的な意味ですね。

「Pride」は明るくてキラキラしていてブライトリー。「Will You Marry Me」は落ち着いたトーンですからね。

KODAI 「Will You Marry Me」はすごくしっとりしてるんです。家の中で告白じゃないけど、そんなイメージがありますね。

T-MAX 「Pride」のように5人で歌えば派手になると思うんですけど、「Will You Marry Me」はYUYAくんとKODAIくんで歌っているので、ニ人のボーカルの良さを伝えられる曲になったと思います。

x4mybaby_12411

「Future, Super Duper, Nova」と「Little Longer」は、インディーズ時代に発表したアルバム『XVISION』に収録されている曲ですよね。

YUYA 曲は一緒ですけど、「Future, Super Duper, Nova」はアレンジをガラッと変えてるし、メンバーもそのときから変わったので、もう一回ボーカルを録り直してます。「Little Longer」はアレンジは変わってないんですけど、ボーカルだけ録り直しました。

「Little Longer」は90年代のR&Bコーラス・グループのような趣を感じる、軽やかなソウル・ナンバーですね。EDMのようなダンス・ミュージックだけでなく、こういう曲調もレパートリーにしていきたい感じですか?

YUYA というか、これが本来のX4の音楽という感じですね。特にインディーズのときはこういう系統の曲がわりと多かったので。

x4mybaby_12208

「そばにいてよ」は、フィリーソウルのエッセンスを感じる柔らかなナンバーで新境地だと思いました。しかも、そこにJUKIYAくんのラップも多めに入ってる。

KODAI そうですね。こういう曲調は初めてのパターンでした。

JUKIYA ラップ部分の歌詞はKODAIくんが書いてくれたんですけど、歌詞が全部日本語でまっすぐだったのでラップしやすかったですね。これもファンへの気持ちを込めた曲なんですけど、気持ちを込めやすかったです。

x4mybaby_12260

そもそもX4はどんな音楽性を目指して始まったグループなんですか?

YUYA 音楽性というところで組んでないんですよね。もちろん個々に好きな音楽はありますけど、あまりそこに偏りたくないと思ってるんです。全員がメインに立てるグループでありたいし、全員が歌えて踊れるというグループというのが大前提。ボーカル+ダンサーっていうのはやりたくなかったんですよね。