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『ディビジョン2』楽しみ満載のマルチプレイ&危険すぎる遊びの正体

『ディビジョン2』楽しみ満載のマルチプレイ&危険すぎる遊びの正体

バイオテロにより崩壊したアメリカのため立ち上がった“ディビジョン・エージェント”となり、ワシントンD.C.の復興に向けて戦うTPS(サード・パーソン・シューティング)RPG、『ディビジョン2』。前回の記事では本流のストーリーに加え、多様なアクティビティについて紹介しました。盛りだくさんゆえ、基本的なゲームの流れや操作などの仕様については最初に把握することが多く戸惑うかもしれませんが、ミッションを進めるうちにシステムや操作は身につき、徐々に活動範囲を広げていけるのでご安心を。「前作が未プレイだからついていけないのでは……」と諦めることはありません。今回は、これまた楽しみかたがいろいろあるマルチプレイ、より危険度が高く緊張感たっぷりのダークゾーンについて紹介していきましょう。

文 / 内藤ハサミ


他のエージェントとの協力プレイや対戦が楽しい

キャンペーン中は、いつでも好きなタイミングで他のプレイヤーとのCOOP(協力プレイ)を楽しむことができる……ということはすでに紹介しました。複数人でワイワイ遊びたいときや攻略が難しいとき、メニュー画面から気軽にマルチプレイが楽しめます。フレンドと遊ぶこともできますし、ゲーム内マップにいる近くのプレイヤーに呼びかけ、助けに来てもらうことも可能です。逆に他のプレイヤーが出す救援要請に応じ、駆けつけることもできるのです。

▲どうしても勝てない強敵や難しいミッションで何度プレイしても倒れてしまう! しかし、筆者にフレンドはいません(涙)。そんなときは……

▲他のエージェントに向け救援要請を送り、助けに来てもらいました。戦力がアップして心強いのはもちろん、他人と補い合って苦しい戦況を乗り越えるというプレイは、やはり楽しいものです

ホストのメインミッションを手伝うという名目でマッチングしたとしても、目的を果たしたあとに強制的に解散させられることはありません。世界中から集まったメンバーでフィールドをブラついてアイテム収集をしてみたり、道路を挟んだビルにアクティビティがあればその場のノリでそこも攻略したり。もちろん、興味がなければサッとパーティを抜けるのも自由です。交流は、ボイスチャットかエモートで行います。筆者は基本的にボイスチャットをしないので、エモートを駆使してコミュニケーションを取っています。

▲ミッションの敵の数はメンバー数と比例して増えていきますが、味方がいると敵のターゲットは分散するので、攻略しやすくなります

一緒にプレイする人の個性がさまざまなのも、オンラインならではの面白さ。ミッションが終わるとあっさりパーティを抜けてしまう人、なんとなく解散が惜しくてそのまま1時間ほど一緒にプレイを楽しむ人など、筆者が出会った各プレイヤーは割と自由な雰囲気でとても気に入っています。マッチメイキングもしやすいので、メンバー不足に困ることも今のところあまりありません。さて、こんな和気あいあいとした協力プレイのほか、本作にはコンフリクトというPvP(対人戦)も用意されています。

▲コンフリクトは、キャンペーンとは全く違う楽しみを体験できます。血で血を洗うプレイヤー同士の戦場です

コンフリクトは、COOPのようにメニューからいつでも参加できるわけではなく、ホワイトハウス内に設置されている専用カウンターから始めることができます。マッチメイキングで8人が集められ次第スタートしますが、マッチング中はほかのことをしていても大丈夫。装備をゆっくり整えたり、アイテム整理をしたり、時間を有効に使えるのがいいですね。

▲こちらは、ドミネーションの試合。チームの連携が求められます

“スカーミッシュ”と“ドミネーション”という2種類のルールが選べます。スカーミッシュは、開始の際に同数ずつ振り分けられたポイントがチームメンバーをキルされるごとに減っていき、先に0になったチームはリスポーンすることができなくなります。その状態で全員のメンバーを倒したチームが勝ちです。ドミネーションは、複数の拠点を両チームで奪い合い、拠点制圧やキルで稼いだポイントが試合終了時に一番高いチームが勝ちとなります。自身の活躍でキル数を稼げばチームに貢献できるスカーミッシュ、チームとしての戦略が陣取りに活きるドミネーションという感じでしょうか。装備もキャンペーンのように長距離から近距離の射撃に対応できる構成ではなく、中距離から近距離に絞ってショットガンやサブマシンガンなどを積極的に取り入れるといいのではないか、と個人的には思います。

▲ボイスチャットをしながらワイワイ遊ぶのも楽しいんだろうなぁ

本作のコンフリクトは、数あるTPS(サード・パーソン・シューティング)対戦のなかでも、かなり初心者が参入しやすい仕様ではないでしょうか。同じようなルールの対戦が楽しめるゲームは多いですが、比較的ルールは単純でとっつきやすく、始めたばかりでも活躍しやすく感じました。今後もアップデートで新たなエリアが追加される見通しなので、さらに白熱のバトルが体験できるようになるでしょう。このように本作におけるマルチプレイは、プレイヤーの救済、交流、対戦といくつもの目的で楽しむことができます。ワシントンD.C.で戦う同じエージョントとの横のつながりは、プレイに広がりを持たせることができます。

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