Interview

【インタビュー】松坂桃李「攻めた20代があって今がある」。自身初の恋愛ドラマ『パーフェクトワールド』への思い

【インタビュー】松坂桃李「攻めた20代があって今がある」。自身初の恋愛ドラマ『パーフェクトワールド』への思い

松坂桃李が、現在放送中の連続ドラマ『パーフェクトワールド』(カンテレ・フジテレビ系)で主人公の鮎川 樹を演じている。大学生の時の事故で下半身不随となり、建築士になる夢を叶えるも生涯ひとりで生きていくと決めていた樹が、偶然再会した同級生の川奈つぐみ(山本美月)と心を通わせてゆくさまを周囲の人間模様を交えながら描きだした本作。いわゆる純愛ラブストーリーではあるが「障害」という決して軽くはないテーマを扱ったドラマについての思い。昨年で30歳となり、俳優としても脂の乗ってきた現在の心境を聞いた。

取材・文 / 井口啓子


支えて支えられての繰り返しで成り立ってる。

これまでにも松坂さんは様々なタイプの作品に出演されてきましたが、本格的なラブストーリーはあまりなかったので新鮮です。

そうですね。最初は台本を読んでいても「わ!」って恥ずかしさがあって、自分の中でも新鮮でした。ラブストーリーってキスするまでにすごく時間が掛かったり、くっついたり離れたり、ライバルが現れたり…。もどかしい時間の積み重ねがあって、そこを丁寧に見せていけるのは連続ドラマの醍醐味だなって発見がありました。

松坂さんが演じる樹は、事故で下半身不随になって車椅子生活をしています。障がい者役を演じてみて感じたことはありますか?

車椅子に乗る役が初めてだったんですが、自分が今まで生活していた目線とはまったく違っていて。雨のシーンの撮影では、滑ってブレーキが掛けられなくなったり、平らに見える道でもちょっと斜めに傾いてると、自分はまっすぐ漕いでるつもりでも少しずつ右に逸れていったりして、すごく怖いんです。そういったことは、やはり自分で実際に車椅子に乗ってみたいと分からないことなので、本当に毎回、気付かされることだらけです。

樹はそんなハンデを負いながらも建築士になる夢を叶えた、強くて前向きな人物ですが、一方で生涯ひとりで生きていく覚悟もしている。複雑で難しい役ですよね。

すごく厳しい人ですよね。仕事においても生活においても、何事においても妥協は一切しない。ドラマの中では樹の過去のリハビリ生活も描かれていくんですが、ヘルパーの葵さん(中村ゆり)にすごく厳しいことを言われて、苦しい思いをしながら仕事に復帰して…ということを実際に演じてみて、彼はもともと強かったんだろうけど、事故に遭って、さらに自分に厳しくなったんだなってわかったし、その厳しさゆえに恋愛とか他人に頼ることを諦めちゃってるんだなって強く感じました。

そんな樹がつぐみと出会うことで変わっていく姿もドラマの見どころになりそうですね。

まさにそうですね。自分ひとりでやっていける強さは大事だけど、ひとりでできることとひとりでできないことがあるし、時には思いっきり頼ることも必要というか、それによって見えてくる世界もあると思うんです。僕自身、支えて支えられての繰り返しで自分は成り立ってるなという思いが強くあるので、樹とつづみの恋の行方はもちろん、樹が変わっていく姿もぜひ見ていただきたいです。

30歳の誕生日を迎えてから、すべて結婚指輪をしている役なんです(笑)

ちなみに松坂さん自身は恋愛によって変わった経験はありますか?

僕、昔は人と話したり、自分からコミュニケーションを取ることがすごく不得意だったんです。でも、恋愛をすると相手とがんばってコミュニケーションを取らざるを得ないので、そこは変わった部分かもしれません。俳優の仕事も、監督の言葉だったり、相手の台詞だったり、現場の空気をちゃんと聞いて、感じて、コミュニケーションをとっていくことが大事で。それは自分自身、現場で失敗を繰り返して学んでいったことでもあるけど、恋愛のおかげも少しはあるかもしれません(笑)。

昨年で30歳になられて、今年で俳優デビュー10年目を迎えられるわけですが、なにか自分の中で変わったことはありますか? 

30歳になった2018年の10月からの作品が、なぜかすべて結婚指輪をしている役で。これが三十代突入ということかー!って。自分では変わってなくても、周りの目は変わるんですね(笑)。それにちゃんと応えられるように変化していかなきゃいけないんだなって、身が引き締まりました。

一昨年から昨年に掛けては『彼女がその名を知らない鳥たち』『娼年』『孤狼の血』など、ちょっとダークでクセのある役や作品が続きました。いい意味で好青年的なイメージが覆されて、俳優としてぐっと幅を広げられた印象があります。

二十代半ばぐらいから自分の中で、これまでとは毛色の違う作品をやりたいという思いが出てきて、マネージャーさんに相談して、自分からそういう役をやらせてもらっています。二十代のうちにいろんな作品に挑戦して、いろんな経験を積んでおくことが、三十代でこの仕事を続けていく上で絶対に生きてくると思ったし、そういう攻めた作品に参加できたおかげで今がある。今回のドラマでも積み重ねてきたものを出せたらと思ってます。


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松坂桃李

1988年、神奈川県生まれ。『侍戦隊シンケンジャー』(09)で俳優デビュー。その後、様々なドラマ・映画・舞台で主演を演じる。映画『孤狼の血』(18)では「第42回 日本アカデミー賞」最優秀助演男優賞を受賞。2019年は、『居眠り磐音』(5月17日公開)『新聞記者』(6月28日公開)『蜜蜂と遠雷』(10月4日公開)とすでに3本の映画公開が控える。

オフィシャルサイト
https://www.topcoat.co.jp/artist/matsuzaka-tori/

オフィシャルTwitter
@MToriofficial

『パーフェクトワールド』

毎週火曜よる9時放送
カンテレ・フジテレビ系全国ネット

原作:有賀リエ「パーフェクトワールド」(講談社「Kiss」連載)
脚本:中谷まゆみ
音楽:菅野祐悟
プロデューサー:河西秀幸
演出:三宅喜重 白木啓一郎
出演:松坂桃李 山本美月 瀬戸康史 中村ゆり 松村北斗(SixTONES/ジャニーズJr.)・木村祐一 水沢エレナ/堀内敬子 とよた真帆 麻生祐未 松重 豊
制作著作:カンテレ

オフィシャルサイト
https://www.ktv.jp/perfectworld/index.html

『パーフェクトワールド』原作