Interview

誰もが心に閉まっている大事な気持ち──古川雄輝が舞台『神の子どもたちはみな踊る after the quake』で語る勇気

誰もが心に閉まっている大事な気持ち──古川雄輝が舞台『神の子どもたちはみな踊る after the quake』で語る勇気

“愛”という感情に共感できること

今作は、阪神・淡路大震災をモチーフにしていますが、ひと括りにはできないテーマがあるような気がします。

そうなんです。震災のことは僕たちが語り継いでいく必要がありますが、今作で大切なのはとてもシンプルなことで、淳平が好きな女性に想いを伝えようとしてもうまく伝えられないもどかしさ、“愛”という感情に共感できるということです。僕もあまり想いを伝えられないタイプですし、そういう方も多いでしょうから、たくさんの人が感情移入できると思います。震災のことに関しては、僕の場合は阪神・淡路大震災のときは海外に住んでいたので、震災を経験している方と捉え方が違うと思っています。先ほどもお伝えしたように、今作は解釈を“委ねる感”が出ている作品なので、僕がテーマを伝えようとするよりも、舞台を観てくださった方のそれぞれ考えるきっかけを作ることができればいいと思います。

淳平はひとりの女性を愛して想いを告げられないまま、多くの年月をひとりで過ごし、孤独感を覚えているような気がします。古川さんは7歳から10年ほど海外で過ごされていますが、共感できるところはありますか。

淳平の孤独感はよくわかります。外国に行けばアジア人と、日本に帰ってくれば、日本人ではなくて帰国子女と言われてしまう。どこへ行ってもどこの国にも属していない気持ちになるので、孤独を感じたことはありました。

それをどのように跳ねのけようとしましたか。

とにかく日本に慣れようと努力して、少しずつ馴染むことを心がけました。それでも、日本で生き抜くことは大変ですね。上下関係や、挨拶、お辞儀ひとつとっても、僕が住んでいた海外には、そのような習慣はないので(苦笑)。

原作を読む行為ではなくビジュアルを楽しんで

それでは、村上春樹さんを好きな方から、舞台ファンにいたるまで、今作を楽しみにしている方にメッセージをお願いいたします。

今作は原作を読む行為ではなくビジュアルを楽しんでいただく作品なので、舞台版ならではの景色が広がっていると思います。僕のファンの方も舞台をやって欲しいと思っていたそうで、それが今回叶ったので、皆さんの期待に応えられる作品にしたいです。村上さんの原作が好きな方も、初めてご覧になる方も楽しめると思います。ぜひ劇場に足を運んでください。

最後に、今作では、淳平や片桐の勇気が大切になってくる気がしますが、古川さんにとって勇気とは。

難しい質問ですね(笑)。淳平や片桐が大切なものを掴もうと一歩を踏み出した時点で勇気が生まれるんです。勇気って、誰もが心に閉まっている大事な気持ちだと思っています。

スタイリスト / 五十嵐堂寿
ヘアメイク / 藤井康弘

衣装協力
ベスト(¥21,000):ジョンブル(ジョンブルカスタマーセンター)
パンツ(¥22,000):ワングラヴィティ
靴(¥92,000):チャーチ(以上エストネーション ※値段は全て税抜表記)
他私物


【募集終了】抽選で1名様に古川雄輝さんの直筆サイン入りチェキをプレゼント!

応募期間

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5月15日(水)~5月22日(水)23:59


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『神の子どもたちはみな踊る after the quake』

東京公演:2019年7月31日(水)~8月16日(金)よみうり大手町ホール
愛知公演:2019年8月21日(水)~8月22日(木)東海市芸術劇場 大ホール
神戸公演:2019年8月31日(土)~9月1日(日)神戸文化ホール 大ホール

STORY
“ぼくのことは「かえるくん」と呼んでください。”
ある日、信用金庫に勤める冴えないサラリーマン片桐(川口 覚)の元に、巨大な蛙が突然現れた。地下で眠っていた「みみずくん」が神戸の地震で目を覚まされ、東京に新たな大地震を起こそうとしている。それを阻止するため片桐に力を貸して欲しい、と「かえるくん」(木場勝己)は言う。片桐は混乱しながらも、闘うことを決める。
一方、作家の淳平(古川雄輝)は、大学時代からの友人である小夜子(松井玲奈)と、彼女の娘・沙羅(横溝菜帆、竹内咲帆のWキャスト)に物語を聞かせていた。沙羅はあの地震以降、毎晩「地震男」の悪夢に怯えている。淳平も、はるか昔に捨てた故郷・神戸を襲った地震について思う。眠りについた小夜子と沙羅を見守るうち、淳平はある決意を固める──。

原作:村上春樹
脚本:フランク・ギャラティ
演出:倉持 裕

出演:
淳平 役:古川雄輝
小夜子 役:松井玲奈
片桐/高槻 役:川口 覚
かえる/語り手 役:木場勝己
沙羅(子役・Wキャスト):横溝菜帆、竹内咲帆

オフィシャルサイト
オフィシャルTwitter(@kaminoko2019)

古川雄輝(ふるかわ・ゆうき)

1987年12月18日生まれ、東京都出身。7歳から11年間を海外で過ごす。2010年に「キャンパスター★H50withメンズノンノ」で審査員特別賞を受賞し俳優デビュー。主な出演作品には【舞台】『恋ばば14歳』、『エンロン』、『家康と按針』、『イニシュマン島のビリー』【映画】『高校デビュー』、『脳内ポイズンベリー』、『ライチ☆光クラブ』、『風の色』、『曇天に笑う』、『となりの怪物くん』【テレビドラマ】『アスコーマーチ〜明日香工業高校物語〜』、『イタズラなKiss〜Love in TOKYO』、『5→9~私に恋したお坊さん~』、『べっぴんさん』、『ラブリラン』、『1ページの恋』などがある。

Profile
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