Interview

映画『GOZEN-純恋の剣-』優希美青、『ちはやふる -結び-』『ママレード・ボーイ』を経て“ひと皮剥けた”自身の成長を実感

映画『GOZEN-純恋の剣-』優希美青、『ちはやふる -結び-』『ママレード・ボーイ』を経て“ひと皮剥けた”自身の成長を実感

日本のエンタメシーンを牽引してきた東映による新プロジェクト【東映ムビ×ステ】。それは、それぞれ独立した物語でありながら、作品世界を共有する「ムービー(映画)とステージ(演劇)の挑戦的な融合」。その第1弾として、映画『GOZEN-純恋の剣-』が7月5日(金)に公開される。

幕府の隠密・ 青山凛ノ介と筆頭家老の娘・八重の運命の恋。そして、ついに火蓋が切って落とされる命懸けの御前試合。時代劇らしい本格殺陣と、美しいラブストーリー。見どころたっぷりの本作でヒロイン・八重を演じるのが女優の優希美青だ。

2012年、「第37回ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリを獲得し芸能界デビュー。13年、朝の連続テレビ小説『あまちゃん』(NHK総合)に出演し知名度を上げた優希も、いよいよ20歳。節目を迎え、今、どんなことを考えているのだろうか。

取材・文 / 横川良明 撮影 / 斎藤大嗣


運命的な出会い、私もしてみたいです。

優希美青 エンタメステーションインタビュー

映画拝見しました。てっきり武士たちの男の戦いのドラマかと思ったら、それだけではなく、凛ノ介(犬飼貴丈)と八重の命を懸けた恋がすごく印象に残りました。

そうなんです。殺陣もあり、恋愛もありで、1本で2つ分楽しめるような作品ですよね。

凛ノ介と八重の運命的な出会いがいいですね。

いいですよね。運命的な出会い、私もしてみたいです。現実では、なかなかないですからね(笑)。それまで人を殺すことに何の抵抗もなかった凛ノ介が、八重と出会ったことで、初めて人を殺すことに抵抗を覚える。ずっと人間らしくなかった凛ノ介を人間らしくしたのが八重だと思うので、出会った瞬間、凛ノ介の中に弾けるような何かを残せたらと思いながら、あの場面に挑みました。

映画『GOZEN-純恋の剣-』

具体的にどんなことを意識してみたんですか?

あそこ(柳の木の下のシーン)で八重が病気であることがわかった方が物語としていいと思いました。でも、あまりにもそれを強調しすぎると、ヒロインなのにただの暗い子になっちゃう。病気ではあるけれど、ちゃんとやりたいことを持っている素直で前向きな姿が凛ノ介には綺麗に映ったんだろうなと思って。病気だから悲しくやろうではなく、むしろおてんばな八重を出していけたらと思いながら演じました。

凛ノ介役の犬飼貴丈さんとの想い出もぜひ聞かせてください。

犬飼さんは現場ですごく集中されていて、常に次のシーンのことや役のことを考えているのが伝わってきました。その姿を見て、犬飼さんがここまで深く考えているなら、私ももっと八重と向き合わなくちゃと刺激をもらいました。

映画『GOZEN-純恋の剣-』

犬飼さんとのお芝居の中で、自然と八重として心が動いたシーンはありますか?

柳の木の下で、八重が「知らない場所を見てみたい」と語るシーンですね。凛ノ介が心を開いてくれようとしているのが見えて、八重の中で抱いている本心を自然と出せた気がします。頭の中で「こんなふうにしょう」と計算するんじゃなく、凛ノ介が聞いてくれるから自然と自分のことを話したくなった、みたいな感覚です。監督もあのシーンをいちばん良かったと言ってくださって、嬉しかったです。

人生の大勝負だった『ちはやふる -結び-』のオーディション

優希美青 エンタメステーションインタビュー

八重は自分の死期を感じながらも、凛ノ介との恋に生きようとします。

素敵ですよね。本当にいいなって思います。

もしも自分の命が残りわずかだと知ったら、優希さんはどうしますか?

いろんな大人にお願いして、(『名探偵コナン』の)コナンくんに会いたいです。「いつ日テレにいますか? 出待ちするんで!」って(笑)。私、初恋がコナンくんなんですよ。

よくインスタグラムでもあげていますよね。一途だなあと思います。

すっごい、一途です。小1からなので!(笑)

じゃあもしかしたら優希さんも運命の恋に落ちやすい体質なのかも?

コナンくんには映画館で一目惚れしました。だから私、恋は直感型な気がします(笑)。八重も直感型ですよね。出会って一瞬で好きになる。その気持ちはわかるし、それでいいと思います。

優希美青 エンタメステーションインタビュー

では今回の作品の大きな柱になっている御前試合にちなんで、優希さんにとってこれまでの中で大きな戦いと言えば何が浮かびますが?

映画『ちはやふる -結び-』のオーディションですね。前作の『-上の句-』と『-下の句-』が大好きで、やりたい気持ちが高まりすぎて覚えていないぐらいオーディションは緊張しました。

普段から緊張するタイプなんですか?

それがしないんです。『ちはやふる』のときは作品も好きですし、(花野)菫ちゃんという役も私っぽいなと思って、この役を絶対やりたいって気持ちが強くて。それまでずっと、オーディションを受けても、私にはできないって怖じ気づくことの方が多かったので、そんなふうに強く思ったことってなかったんです。

菫ちゃんが自分っぽいというのは、どんなところがですか?

まず見た目は頑張れば近づけるかなと思いました(笑)。あとは先輩を一途に好きになるところは、コナンくんを一途で好きな私っぽいなと思いました(笑)。でも緊張しすぎて、オーディションでは全然思うようにできなかったんです。こうして思い返してみたら、あのオーディションは私にとっての“戦い”でしたね。

20歳になって初めて友達と海外旅行に行きました。

優希美青 エンタメステーションインタビュー

今年の4月、優希さんは20歳になりました。20歳になって変わったことはありますか?

初めて友達と海外旅行に行きました。今まで友達とだけで海外に行くことなんてなかったから、それはちょっと大人になったなって思います(笑)。

どちらに行ったんですか?

韓国です。一緒に行った子がまだ未成年なので、私が保護者みたいな感覚だったこともあって、「ちゃんとこの子を連れて行かなくちゃ!」という責任感に燃えていました(笑)。

優希美青 エンタメステーションインタビュー

現地でハプニングはありませんでしたか?

大丈夫でした! 地図も韓国語の地図だったけど、ちゃんと読めました。私って意外と頼りになるなって思いました(笑)。

お酒は飲むようになりましたか?

はい。事務所の方が誕生日会を開いてくださって、そこでいろんなお酒を試してみました。日本酒とビールが美味しかったです。

いける口ですね。

父も母もお酒が強いんです。だから遺伝的に飲める体質なんだろうなと思います。

お父さんやお母さんからは何かお祝いを?

普段あまり父と連絡をとることはないんですけど、そんな父が珍しく「お誕生日おめでとう」って連絡をくれて。それはやっぱり嬉しかったですね。

20歳を迎えるのはどんな気持ちでしたか?

嬉しかったです。初めてこんなにもたくさんの方にお祝いをしてもらって。仲間がいっぱいいるんだなというか、沢山の方々に支えてもらっているんだということを実感できた誕生日でした。

20代は、これまで支えてくれた人たちにもっと恩返ししていきたい。

優希美青 エンタメステーションインタビュー

10代を振り返ってみての感想は?

濃かったですね。13歳で芸能界に入って、もう20歳かっていう感じなんですけど、ひとつひとつの経験が濃かったので、すごい人生を歩ませてもらっているなと思います。

そんな濃い10代の中で分岐点を挙げるとすればどこですか?

映画『ママレード・ボーイ』で廣木(隆一)監督とご一緒したことが大きかったです。この作品で初めて壁にぶつかったんです。監督は何がダメでもう一度撮り直すのか敢えて言わない方で、自分で考えさせてくれるんですね。私としては頑張っているし、演じきれたつもりなのに、「もう1回」「もう1回」というのが続いて。でも、一体何がダメなのかわからない。あのときはどうしたらいいんだろうってすごく悩みました。

でも、その葛藤が力になった。

はい。周りのみなさんからも「『ママレード・ボーイ』すごく良かったよ」と言ってもらえることが多かったですし、他の現場に行ったときに「ひと皮剥けたね」と言ってもらえることが増えてきて。廣木監督とご一緒して、お芝居に対する考え方や表現の仕方が変わったと思います。

クランクアップのときに監督と何かお話しになりましたか?

そうやって何度も何度も愛の鞭をくださった監督から「良かったよ。頑張ったね」と言ってもらえたんです。それまで褒める言葉もまったくなかったので、余計にうれしくて、泣いた記憶があります(照)。

優希美青 エンタメステーションインタビュー

では、20代の目標を教えてください。

20歳になって、改めて今まで自分がどれだけの人に支えてきてもらったかを感じたんです。だからこれからはその恩返しがしたいというか、感謝の気持ちを仕事で返していきたいなと思っています。これからもいろんな役をやっていきたいし、役を通じていろんな人生を歩んでいきたい。そして、10代で共演した方とまた20代で共演したいなとも思いました。久しぶりにご一緒することで、10代の頃からこれだけ変わりましたよという成長も見せていけたらいいなと思います。

最後に、そんな優希さんにとって、この『GOZEN-純恋の剣-』はどんな作品になりましたか?

監督の頭の中に、このシーンはこうしたいというイメージが完璧にあるので、そのイメージと私の考えていることが違うとき、今までの私だったら、遠慮して、監督の言ったことに応えなきゃということに精一杯で、なかなか自分の意思を出せなかったんです。でもこの現場では監督と納得いくまで話し合うことができた。そこに自分の成長を感じられましたし、意思を持って演じることができた、自分にとっても意味のある作品になったと思います。

ヘアメイク / RYO(ROI)
スタイリスト / 森宗大輔


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優希美青 

1999年、福島県生まれ。2012年、『第37回ホリプロタレントスカウトキャラバン』グランプリを獲得。その後、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』(13)、『マッサン』(15)、映画『神さまの言うとおり』(14)、「暗殺教室」シリーズ(15・16)、『ちはやふる -結び-』(18)、『ママレード・ボーイ』(18)に出演。2019年は本作のほか、映画『うちの執事が言うことには』、『WALKING MAN』(10月11日公開)に出演している。

オフィシャルサイト
https://www.horipro.co.jp/yukimio/

オフィシャルTwitter
@mioyukihoripro

オフィシャルInstagram
@mio_yuki

フォトギャラリー

東映ムビ×ステ 映画『GOZEN-純恋の剣-』

7月5日(金)ロードショー

映画『GOZEN-純恋の剣-』

出演:犬飼貴丈、優希美青、武田航平、矢崎 広、前山剛久、井澤勇貴、松本寛也、井俣太良、元木聖也、小野塚勇人、町井祥真、松村龍之介、菊地美香、久保田悠来、波岡一喜、大島蓉子、冨家規政、福本清三
監督:石田秀範
脚本:谷 慶子

『GOZEN-純恋の剣-』オフィシャルサイト
https://toei-movie-st.com/movie/

au×映画『GOZEN-純恋の剣-』特設ページ
http://kddi-l.jp/UFU