Interview

映画『五億円のじんせい』で初主演を飾る望月 歩、芸能界入りのきっかけは“嵐”? 「目標は名前で声かけてもらうこと」

映画『五億円のじんせい』で初主演を飾る望月 歩、芸能界入りのきっかけは“嵐”? 「目標は名前で声かけてもらうこと」

スクリーンデビュー作の『ソロモンの偽証』から注目され、昨年のドラマ『アンナチュラル』のゲスト出演や、今年話題を集めた『3年A組-今から皆さんは、人質です-』などで、18歳にして他にない存在感と演技力を見せている望月 歩。

そんな望月の初主演映画が『五億円のじんせい』(7月20日(土)公開)だ。演じるのは、幼いころに善意の募金の五億円によって心臓手術をし、命を救われた少年、高月望来(たかつきみらい)。高校生になった今も、“あのときの少年”としてマスコミにさらされ、五億円に相応しい自分でなければとプレッシャーにがんじがらめになって生きてきた望来だったが、あることをきっかけに五億円の“借金”を返して自由になるための旅に出る。

さまざまな体験を通して成長していく望来を演じて物語をけん引する望月に、オーディションで役が決まる前から望来を演じたかったという本作への思いを始め、ローワン・アトキンソンからアイドルグループの嵐まで、これまでに影響を受けてきた意外な人たちや、最近観て感動した映画の話などを直撃。また最近、声をかけられることが増えて嬉しいと語りつつ、「役名や作品名が多いので、『望月』という名前を覚えて呼んでほしい」という本音も聞かせてくれた。

取材・文 / 望月ふみ 撮影 / 増永彩子


監督から求められたのは望来くんのラブリーさ 

五億円のじんせい

一見、突飛に思えて普遍的に響く物語です。主人公の望来くんはどんな男の子だと思いましたか?

すごく純粋だなと思いました。この純粋な人をどう演じようかと、役が決定する前から考えていました。

決定する前から?

オーディションを受けたんです。そのときに台本を読ませていただいていて、物語自体がすごく面白かったし、望来のこともすごく気になって。望来が色んな経験をして変化していく感じを自分ならこう演じたいとか考えていました。だから、決まった時にはめちゃくちゃ嬉しかったです。「やったー、できる!」って(笑)。

望来くんの気持ちは分かりましたか?

子どものころに病気を抱えていたり、五億円の募金で助かったとか、そういった経験は分からないことですけど、人から望まれている自分でいなきゃと感じたり、いろんなプレッシャーがあったりといった気持ちはすごくよく分かりました。

望月 歩 エンタメステーションイタビュー

監督から“ラブリー”に演じて欲しいとリクエストされたそうですね。

そうなんです(苦笑)。“ラブリー”なんて単語、普段使わないから、意味を調べてしまいました(笑)。そしたら「愛らしい、愛くるしい」と書いてあったので、自分の解釈としては、望来と登場人物たちの会話とか、そこで起きている現象がラブリーになっていたらいいなと思って演じました。

望来のラブリーさが、物語全体を軽やかにしていたと思います。森岡 龍さん演じる丹波が、望来くんに「世の中には親切な人とそうじゃない人がいるのではなく、親切にしたくなる人とそうじゃない人がいるだけだ」と語り、望来くんは「親切にしたくなる人だ」と言いうのがその通りですし、それは望来くんのラブリーさから来ているのだろうなと。出来上がった映像を見て、自分でラブリーだと感じられたところはありましたか?

うーん(照)。一度日雇いのアルバイトに行ってボロボロになるんですが、そのあと少し成長した望来が、また日雇いバイトに出かけたときに、持ち物を肩にかけて歩いてくるシーンがあるんです。望来が前向きになっている感じが出ていたし、ラブリーだなって思いました。(笑)。

五億円のじんせい

確かにやる気がみなぎっている感じがラブリーでした! 役作りに関して、望来くんの胸には大きな手術痕が残っていて、それが見えるシーンがありますけれど、そのシーン以外でも、ずっと手術痕のメイクをして撮影に臨んでいたと聞きました。

はい。そこに感覚的なものが集中するというか。きっと、望来は毎朝、その痕を見ていただろうし、無意識のうちにそこを守ろうとしたり、常に望来と一緒にあるもので。その感覚を実感することができるので、毎回メイクしていただいてお芝居しました。

五億円のじんせい

“観てくださった方がどう感じてくれるか”という思いが強いです。

望月 歩 エンタメステーションイタビュー

今回の作品を含め、命に向き合う作品への出演が多いです。やはり、影響されますか?

『3A』で菅田将暉さんが演じた先生の言葉とか、作品で関わったいろんな人の気持ちを考えると、自分の生活を見直さなきゃとか、もっと頑張らなきゃといったことはやっぱり考えます。でも僕自身の変化というよりも、観てくれた方がどう感じてくれるか、どう伝わってくれるかということへの思いのほうが強いです。今回なら、望来が成長していく過程が描かれますが、直接的に影響をもたらした言葉や出来事にも注目していただきたいですし、これがあったから成長したんだといったことを感じてもらいたいです。

望来くんは人生を楽しむようになっていきます。望月さん自身は、いま何をしているときが楽しいですか?

最近は家にこもって映画を観たりゲームをしたりといったことが多いのですが、だからこそ、人と会っている時間が楽しいと感じます。友達と泊まりに行って、みんなでゲームをしたり、いろんなことを話したり、バカなことや何でもないことをしているときに、幸せだなって思います。

望月 歩 エンタメステーションイタビュー

映画は勉強で見ているのですか?

勉強にもなりますが、好きで観ています。観て、作品から受けた気持ちをそのまま持って、街を歩いたりするのが好きなんです。その気持ちに浸りながら。最近では、『ソロモンの偽証』や『3A』でも共演している若林時英くんから教えてもらった『縞模様のパジャマの少年』という映画を観ました。感動というか、言葉にできない気持ちになって…。紹介されたとき、「30分くらい動けなかったよ」と言われて、「うそだー」と思ってたんですけど、本当でした。僕も人の心を揺さぶることができたら一番嬉しいです。

芸能界に興味を持ったきっかけは……アイドルグループの『嵐』!?

望月 歩 エンタメステーションイタビュー

『ソロモンの偽証』といえば、スクリーンデビュー作ですが、その後の役者人生に影響を与えていますか?

『ソロモンの偽証』については、同期が出来たという感覚が強いです。たとえば藤野涼子さんとか。年齢は上ですけど、藤野さんをはじめ、信頼できる人がたくさんできたのは、駆け出しのころに共演できたからだろうなと思います。成島出監督のもとで、みんなで作品を作ることができて、すごく幸せな時間でした。

誰か目標にしている人はいますか?

明確に目標にしている人はいないです。昔はジャッキー・チェンさんとか、『Mr.ビーン』のローワン・アトキンソンさんが好きでした。

え!? どちらも世代じゃないですよね。

違いますね(笑)。家族が好きだったんです。そのあとは、瑛太さんや妻夫木 聡さんに憧れたりして、もちろん今も好きですし尊敬していますけど、でも目指したりというのとは違います。あと、芸能界に興味を抱いたきっかけは嵐さんです。嵐さんに憧れてダンスをはじめて、そこから体を動かすこととかに興味を持って、ジャッキー・チェンさんも好きでしたし、段々お芝居に興味を持っていったんです。だから今でもテレビで嵐さんを見ると、ステキだなって思います。僕も人をワクワクさせられるような存在になれたらなと思うようになりました。

望月 歩 エンタメステーションイタビュー

では、作品に出て、反響があるのは嬉しいですね。

めちゃくちゃ嬉しいです。声をかけていただくことも増えました。ただ、「望月さんですよね」って言われることよりも、役名とか作品名で声をかけていただくことが多くて。それもすごく嬉しいんですよ。役者としては。でも望月としては、やっぱり僕の名前も覚えてほしいので、何々を観たというのと一緒に、「望月さん」って声かけてくれたらすごく嬉しいです(笑)。

これからきっとどんどん増えていきますね。初主演映画公開に向けて、ひと言お願いします。

最初に台本を読んだとき、いろんなエピソードが詰まったすごく面白い物語だなとは思いましたが、ここまで心に響く作品だとは思ってなかったんです。でも撮影中から、「あ、これって元気がもらえる作品なんだ」と思うようになって、完成した作品を観てさらにそう感じました。望来がいろんな人と出会うお話ですが、出会う人たちもいろんなことを抱えて生きています。望来や彼らのお話が、勇気を持つことや、一歩を踏み出すことに繋がったら嬉しいです。

五億円のじんせい

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望月 歩さん直筆サイン入りチェキ

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望月 歩

2000年生まれ。2015年に『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇』でスクリーンデビュー。その後、映画『真田十勇士』(16)『疾風ロンド』(16)、ドラマ『母になる』(17/NTV)『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(19/NTV)に出演。7月20日公開の映画『五億円のじんせい』で映画初主演を飾る。

オフィシャルサイト
http://www.hirata-office.jp/talent_profile/entertainment/ayumu_mochiduki.html

フォトギャラリー

映画『五億円のじんせい』

7月20日(土)よりユーロスペース他にて全国順次公開

五億円のじんせい

監督:文晟豪(ムン・ソンホ)
脚本:蛭田直美
出演:望月 歩(「ソロモンの偽証」「3年A組-今から皆さんは、人質です-」)山田杏奈 森岡 龍 松尾 諭 芦那すみれ 吉岡睦雄 兵頭功海 小林ひかり 水澤紳吾 諏訪太朗 江本純子 坂口涼太郎/平田 満 西田尚美
主題歌:「みらい」ZAO

製作:畠中達郎 田中祐介
プロデューサー:遠藤日登思 押田興将 松田広子 中澤 元
協力プロデューサー:盛 夏子 諸田 創 宮瀬佐知子 
助監督:久保朝洋 
撮影:田島 茂
照明:山田和弥
録音:齋藤泰陽
美術:小坂健太郎
装飾:遠藤善人
スタイリスト:水野遼平
ヘア・メイク:有路涼子
スクリプター:松本 月
編集:脇本一美
制作担当:芳野峻大
音楽:谷口尚久
制作プロダクション:オフィス・シロウズ
配給協力:コピアポア・フィルム
配給:NEW CINEMA PROJECT
助成: 文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会

©2019 『五億円のじんせい』NEW CINEMA PROJECT

オフィシャルサイト
https://gyao.yahoo.co.jp/special/5oku/