Interview

矢崎 広&松村龍之介が【東映ムビ×ステ】の第1弾企画を語る。9月上演舞台『GOZEN-狂乱の剣-』に向けて

矢崎 広&松村龍之介が【東映ムビ×ステ】の第1弾企画を語る。9月上演舞台『GOZEN-狂乱の剣-』に向けて

映画・舞台が連動した東映の新プロジェクト【東映ムビ×ステ】の第1弾企画である『GOZEN-御前試合-』。映画『GOZEN-純恋の剣-』は7月5日より絶賛公開中だ。8人の男たちが臨む命懸けの“御前試合”。その映画に端を発した宿命の物語は、9月に上演される舞台『GOZEN-狂乱の剣-』に引き継がれ、血で血を洗う壮大な物語が描かれる。
舞台で主人公となる、復讐に身を捧げる侍・望月八弥斗を演じる矢崎 広と、ヒロインの兄・小松原蓮十郎 役の松村龍之介にインタビュー。
ラジオ『超!A&G+ あさステ!』にて、それぞれ曜日違いでパーソナリティを務めているふたり。舞台への意気込みと共に、お互いの印象や“人生で一番緊張した人前”についても明かしてもらった。

取材・文 / 片桐ユウ 撮影 / 冨田望


普段舞台でご一緒する方々と映画で集まっているという感じがすごく楽しかった

【東映ムビ×ステ】の第1弾企画に参加となったお気持ちからお聞かせください。

松村龍之介 最初に聞いたときは「僕なんかが……」という驚きの気持ちでした。最初というものは注目もされますし、責任も問われる機会だと思うので。でもその場所に、いろいろな先輩方に混ざって参加できるということが嬉しかったですし、何より楽しみな気持ちが強かったです。「早くこの人たちと一緒に稽古したい、明日からでも今日からでも!」という思いになっています。

矢崎 広 第1弾、というところはそこまで意識はしなかったのですが、大きなプロジェクトですし、東映さんと映画と舞台をやるということに対して頑張らないとな、と。すごく楽しみでしたね。今まで特撮作品に出演してきた俳優もたくさんいるので、彼らが舞台に参加して一緒につくっていくところで新しいことができるのではないかと思いました。

舞台GOZEN-狂乱の剣- 矢崎 広 エンタメステーションインタビュー

矢崎 広

時代劇のご経験や憧れは?

松村 僕は憧れがすごくありました。昔から「顔が濃い」と言われていて……。

矢崎 (笑)。

松村 よく「時代劇をやったほうがいいよ」と言われていたので、ようやくの(笑)。映画は京都で撮影していたのですが、撮影所で本格的な鬘を付けていただいたときは感動しました。初めてああいった総髪の鬘を付けさせてもらったので。せっかく日本人に生まれたので、これを機に、どんどん時代劇にも出たいと思いました。

矢崎 僕は演劇をやるようになってからこういう世界が好きになりましたね。子供の頃はあまり興味がなかったのですが、演劇を始めてから近くで着物の所作や刀の捌き方を見て、和モノに対しての憧れが強くなっていきました。今では大好きなジャンルです。

舞台GOZEN-狂乱の剣- 松村龍之介 エンタメステーションインタビュー

松村龍之介

おふたりは映画から引き続き舞台へ出演される役どころですが、まず映画の撮影を振り返っての思い出話をお聞かせいただけますか?

矢崎 あっという間でした! 全体を通したらたくさん撮っているんですけど、僕は部分的に出演するという感じだったので。でも現場に井俣太良さんとか知り合いがいたので、楽しくやっていました。そういえば、朝にコンビニでノスケ(松村)とバッタリ会ったりしたよね?

松村 はい!

矢崎 そのときはそこまでしゃべらなかったけど(笑)。普段舞台でご一緒する方々と映画で集まっているという感じがすごく楽しかったし、嬉しかったです。

松村 僕は皆さんとほぼ初めましてだったので、とにかくドキドキでした。知らない土地で知らない人たちと物語をつくるということが新鮮で、緊張していましたね。

舞台GOZEN-狂乱の剣- エンタメステーションインタビュー

つねに真面目とおふざけがせめぎ合っている(笑)。その波長がすごく似ていた

おふたりとも『あさステ!』のパーソナリティでご活躍中ですが、顔を合わせたことは?

松村 曜日が違うので、なかなか機会がなくて……。

矢崎 ノスケが火曜、僕が水曜の担当なので。

松村 でもお噂はかねがね、という感じでした。「(矢崎さんは)面白い人で、たくさんフザケているよ」と。

矢崎 あはは(笑)。

松村 もちろん良い意味で! 「話が合いそうだよ」とも言われていました。好きな作品が一緒だったり、共通の話題がたくさんあると。

矢崎 ああ! 『ドラゴンボール』とかね。

松村 はい。あと『プリキュア』もお好きだと聞いて。

矢崎 そうそう。でも僕は、今のところ『HUGっと!プリキュア』だけ。

松村 僕は初期のプリキュアシリーズ、ファイブ(『Yes!プリキュア5』)くらいまで……。でも、舞台などで矢崎さんを拝見していたときはスタイリッシュなイメージだったので「そういう面もあるんだ!」と思って、ちょっと嬉しくなりました。これからそんなお話ももっとできたらな、と思っています。

舞台GOZEN-狂乱の剣- 矢崎 広 エンタメステーションインタビュー

矢崎さんから見た、松村さんの印象は?

矢崎 僕はノスケのことは『あさステ!』キッカケで知ったのですが、この間、僕のコーナーに来てくれたんです。見た目もしっかりしているし、真面目な子なのかなと思っていたら、わりと星が似ていたというか。

松村 (笑)。

矢崎 出身惑星が一緒の感じがした(笑)。笑いに持っていくことが好きだったり、本当はフザケたいんだけど、根が真面目だから……みたいなときもあって。僕自身がそういう人間なんですよ。つねに真面目とおふざけがせめぎ合っている(笑)。その波長がすごく似ていたなという印象です。

松村 いや、真面目ですよ! 僕は。

矢崎 そういうところだよ!(笑)

舞台GOZEN-狂乱の剣- エンタメステーションインタビュー

(笑)。では、おふたりのがっつりとした絡みは舞台『GOZEN-狂乱の剣-』でのお楽しみになりますが。あらためて役どころをお聞かせいただけますか?

矢崎 僕が演じているのは望月八弥斗という侍なのですが、名前に“望月”とあるとおり、物語の中心となる藩主・望月甲斐正の血縁者です。その因縁が舞台で色濃く出てくる予定です。

松村 僕は小松原蓮十郎という家老を演じていて、「絶対に上へ行くぞ」という野心を秘めている役です。八弥斗には私怨というか特別な想いを持っているので、それが舞台にどう出てくるか、僕もドキドキしているところです。

矢崎 映画で同じシーンにいることもあるのですが、ふたりの間柄や背景に関しては予告されるくらいだよね。

松村 そうですね、この続きは舞台で……と。

舞台GOZEN-狂乱の剣- 松村龍之介 エンタメステーションインタビュー

では、お客様には映画でおふたりの役に興味を持っていただいて、舞台で行方を見届けていただくことになりますね。役同士での殺陣シーンもありそうです。

松村 おそらくあると思います!

矢崎 気がついたんだけどさ。俺、めっちゃ戦うじゃん!

松村 (笑)。

矢崎 前山くん(前山剛久)とも戦うし、ノスケとも戦うし、太良さんとも戦うし、たぶんほかのバーって出てくる人たちとも戦うでしょ?……すごいたくさん戦うなぁ。

松村 そうですよ。気がつきました?

矢崎 しかも、前山くんの役とノスケの役は“光と影”とされているんだよね。ってことは、同時攻撃してくるでしょ?

松村 はい。波状攻撃すると思います(笑)。

矢崎 ヤバイよ……手は2本しかないんだよ!

松村 あはは(笑)。

舞台GOZEN-狂乱の剣- エンタメステーションインタビュー

おふたりはいろいろな舞台で殺陣を披露されていますし、得意なのでは?

矢崎 いやー、最近あんまり刀を振っていないので。

松村 僕も槍のほうが多いので。身体があまり大きくないので、長物のほうが大きく見せられて好きなんです。

矢崎 俺もどちらかというと槍のほうが得意かも(笑)。

もしかしたら長物での立ち回りにも期待ですね。

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