Interview

またも名曲完成。美雲・ギンヌメールとは異なる形でめざした“歌姫”像とは? JUNNA「イルイミ」3つの新曲に秘めた思い

またも名曲完成。美雲・ギンヌメールとは異なる形でめざした“歌姫”像とは? JUNNA「イルイミ」3つの新曲に秘めた思い

JUNNAにとっての“歌姫”とはどんな存在か?

カップリングの曲についても聞かせてください。2曲目の「We are」はJUNNAさんが作詞を担当していて、合いの手も印象的な「疾走感のあるサマーソング」になっていますね。

JUNNA この曲は、以前から歌いたくて温めていた曲で、今回はシングルのリリースイベントも夏なので、「夏に合う、フェスで盛り上がるような曲」というテーマでできたものでした。タイトルが「We are」ということも決まっていて、それをもとに歌詞を書いていきました。

私は普段からライブのことをイメージして歌うことを心がけているんですけど、この曲はよりライブで盛り上がれるような、特に野外のライブでみんなと一緒に盛り上がっている様子をイメージして歌っていきました。

JUNNAさんは、夏フェスの思い出で印象に残っていることはありますか?

JUNNA 私は夏フェスにはあまり行ったことがないんですよ……。でも、(「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017」に)ワルキューレで一度出演させていただいて、他の方のライブも観ることができて、ご飯も美味しいし、すごく楽しかったです。ワルキューレでフェスに出たのは、あのときが初めてだったんですよね。そういう意味でもすごく楽しかったですし、「また出たいな」と思っています。

今年はソロで『Animelo Summer Live 2019 -STORY-』への出演が決まっていますね。今年のテーマソング「CROSSING STORIES」にも参加していました。

JUNNA そうですね。アニサマ自体はこれまで一度も行ったことがないんですけど、TVで放送しているのを観させていただいていたので、そこに自分が出させていただけるのは本当に嬉しいです。さいたまスーパーアリーナのような大きな場所にソロで立つのはまだ全然想像ができていないですけど、とにかく楽しみたいし、短い時間の中でも、JUNNAとしてのステージをしっかり見せたいと思っています。

「We are」の歌詞で特に気に入っているところがあれば教えてください。

JUNNA 私は最後の「Superhero」という歌詞がすごく気に入っていますね。実は最初に歌詞を提出したときに、一度別の言葉に変えることになったんです。でも、それが私の中ではずっとモヤモヤとしていて。レコーディングの途中まで別の言葉で進んでいましたけど、ここは「Superhero」がいいですと伝えて、最終的に変えてもらいました。

JUNNA エンタメステーションインタビュー

3曲目の「Believe In Myself」はどうですか? この曲は、前回のシングル「コノユビトマレ」に続いて、JUNNAさんの多くのシングル曲などを手掛けている白戸佑輔さんの提供曲になっていますね。

JUNNA またもや白戸さんです(笑)。でも、この曲は色々な曲がある中で白戸さんの曲がいいということになったので、最初は白戸さんが作ってくださった曲だとは知りませんでした。でも、聴いたときに「白戸さんっぽいな」と思っていて(笑)。また難しい曲だと思いましたけど、同時に、絶対にライブで映える曲だと感じました。アカペラの部分もありますし、絶対に歌いきれたらかっこいい曲になるだろうな、と。

この曲はスタイリッシュな雰囲気だったので、「コノユビトマレ」のようにベッタリと歌うのではなくて、すっきりとした歌い方を意識しました。それでOKをいただいて、最後に念のため、「自分の歌姫を想像して歌ってみたら?」と言われて歌ったものがよかったみたいで、そのテイクがほぼ使われています。

なるほど。今のJUNNAさんの歌姫というと、どういう人になるんでしょうか?

JUNNA やっぱり、ずっと好きで憧れている方なので、Superflyさんですね。一度、アーティストの方々が客席にいるタイプのTV番組に出演されていたときに、Superflyさんの歌を聴いて、歌を仕事にしているプロの歌手の方々も鳥肌が立っているのを観たことがあって。そのときに「歌姫ってきっとこういうことを言うんだ。やっぱり別格なんだな」と思いました。

すべての人々を感動させてしまうような歌声、ということですね。

JUNNA そうなんです。本当にすごかったんですよ!

「こんな歌い方もしてみたい」という新しい興味は出てきていますか?

JUNNA 具体的なものはまだないんですけど、これからもハードルをさらに上げてくれるような曲がどんどん来ると思っているので、それをひとつひとつ歌いこなせるようになっていけたら、「自分の歌い方や歌声もどんどん変わっていけるのかな」と思うので、これからも難しい曲や、色々な試練が来たときに、それを歌えるようになっていきたいです。

JUNNA エンタメステーションインタビュー

仕事にも、学校にも、それぞれに「イルイミ」がある

ちなみに、JUNNAさんは最近どんな曲を聴いているんでしょう?

JUNNA 私はドラマでかかっている曲を聴いて好きになることが多いんですけど、最近だとKing Gnuさんの曲や、Mrs. GREEN APPLEさんの曲を好きで聴いたりもしています

そのときも、歌のことを意識して聴いたりしているんですか?

JUNNA 純粋に「いい曲だな」と思って聴いている感じですね。でも、自分で歌詞を書くようになってからは、歌詞に注目して聴くことが増えてきた気がします。「こういう繋げ方をしてもいいんだ」と、色々と勉強になったりもするので。最近だと、Official髭男dismさんの「Pretender」の歌詞がいいな、と思いましたし、Mrs. GREEN APPLEさんの「Love me, Love you」もすごく好きです。あと、ずっと歌詞が好きで、「すごいな」と思っているのはaikoさんですね。私は、中でも「舌打ち」の歌詞がすごく好きなんです。この曲は、ライブで歌詞が出てくる演出があって、「すごくかっこいい」と思って好きになりました。

JUNNAさんは、歌詞を自分で書く機会も増えてきていますよね。

JUNNA まだまだバラードは不得意分野なんですけど……(笑)。でも、アップテンポな曲は、自分が言いたいことを詰め込んで、納得のいくものができはじめているような気がします。

作詞の面で、「こんなものを書きたい」という理想像はあるんですか?

JUNNA たとえば、aikoさんはもちろんですし、米津玄師さんもそうだと思うんですけど、面白い言葉の使い方をしている方を見ると、「いつかそういう歌詞が書けたらいいな」と思います。

シングル「イルイミ」は、JUNNAさんにとってどんな作品になったと感じていますか?

JUNNA タイトル曲の「イルイミ」は、新しいチャレンジをした楽曲になったと思いますし、他の2曲も、従来のイメージをより進化させることができたような感覚があるので、新しい私を見てもらえるような作品になっていると思います。あと、今回は完成したときに聴きかえしてみて、3曲にストーリー性があるように感じました。1曲目の「イルイミ」は「イルイミを探している」という曲で、2曲目の「We are」は、私の普段の高校生としてのイルイミが表われているような曲になっていて、3曲目の「Believe In Myself」は、歌手としてのイルイミを表わしている曲になっているのかな、と感じているんです。

なるほど、色んな「イルイミ」の形がひとつの作品になっている、と。学校でのイルイミというと、どんなことに楽しさを感じているんでしょう?

JUNNA 歌手として活動しているときは「しっかりしなきゃ」と思っているんですけど、学校はそういうことを全然考えずに、ただ素のままでいられるのが楽しいです。これまで、私は歌ではそういう部分をなかなか見せてきていなかったので、「We are」はそういう意味でも新しい部分を感じてもらえるんじゃないかと思います。

実は「We are」のあとには、テーマとして「無敵」という言葉が続くんですよ。その無敵な感覚というか、何でも挑戦して何でも失敗できるのは、「高校生の今だからこそできることなのかな」とも思います。とはいえ、私は今年で高校も卒業なので、今後はより歌に向き合う時間も多くなっていくはずです。これからもっと色々と深いところを知って、成長していけたらいいな、と思っています。

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