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鈴木拡樹 主演ドラマ『カフカの東京絶望日記』が地上波放送へ! こんなことをしている鈴木が見てみたかったと裏話が明かされた舞台挨拶

鈴木拡樹 主演ドラマ『カフカの東京絶望日記』が地上波放送へ! こんなことをしている鈴木が見てみたかったと裏話が明かされた舞台挨拶

20世紀を代表する文豪、フランツ・カフカがなぜか現代の東京で生活しているというシュールな世界観が魅力の新感覚コメディドラマ『カフカの東京絶望日記』。バンダイナムコアーツYouTubeチャンネルにて1話前・後編が無料配信されるや、カフカ演じる鈴木拡樹の何かと絶望に打ち震える姿が笑いを呼び、SNSをざわつかせていた。
その新エピソード完成披露試写会が8月2日にユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で開催され、上映後には主演の鈴木拡樹、企画・脚本のアサダアツシが登壇。ここでは驚きのニュースも発表され、新監督の坂下雄一郎も加わった舞台挨拶の模様をレポートする。

取材・文 / 横川良明 撮影 / 冨田望


「こんな鈴木さんが見たい!」アサダの鈴木拡樹愛がダダ漏れの舞台挨拶

主演の鈴木拡樹と企画・脚本のアサダアツシは、2018年に放送された『マリーの知っとこ!ジャポン』(NHK Eテレ)で初めて現場を共にした仲。そのときの鈴木の印象についてアサダは「すごくいい人というか真面目な人」と話し、「普通、出番がないときは皆さん楽屋に戻ってスマホをいじったりするんですけど、鈴木さんは出番がないときもほかの人の出番をちゃんと見て勉強していた」とスタッフならではの目線で鈴木の姿勢を絶賛。

カフカの東京絶望日記 舞台挨拶 エンタメステーションレポート

「仕事が終わってからも、ことあるごとに鈴木さんと仕事がしたいなと思っていた」とすっかり鈴木にベタボレだったようで、今作の企画があがったときに「鈴木拡樹さんだったら間違いなくカフカだとすごく熱く語った」とアサダの鈴木拡樹愛があって生まれた作品であることを明かした。

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そんなアサダからのラブコールに、鈴木は「スマホをいじらないことも大事なんだなと(笑)。ただ単に機械音痴なだけなんですけど、いいこともあるものですね」と実に鈴木拡樹らしい素朴な返答。かのフランツ・カフカが現代の東京に住んでいるという荒唐無稽な設定に対しても「現代の日本の皆さんに観ていただいたときに、カフカの絶望する物事が共感してもらいやすい内容になっている」と解説。「とても秀逸な脚本で、楽しくやらせていただきました」とにっこり微笑んだ。

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ちなみにカフカがパン屋でアルバイトをしている設定については「焼きたてのパンの匂いを鈴木さんが嗅ぐのが見たかった」とアサダの個人的な願望から生まれたものであることを告白。第2話のテーマであるSNSについても「鈴木さんが“いいね”をもらってにんまりする姿を、自分が見たくてしょうがなかった」そうで、今作は「ほぼほぼ自分が見たい鈴木さんをカフカに置き換えてやっている」と宣言。ファン顔負けのアサダの鈴木拡樹愛に、会場に集まった“同志”からも共感と同意の拍手が送られた。

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鈴木拡樹地上波初主演に「一瞬でも笑ってもらえたら嬉しい」

さらに、ここで『カフカの東京絶望日記』が9月12日からMBSで放送されることが発表。鈴木拡樹にとっては地上波初主演となり、応援してきたファンからは思わず歓喜の悲鳴が。「みんなで地上波にも挑戦できたらいいねというお話はしていたので、叶ったことがまずひとつ大きい功績だなと思います」と鈴木も感無量。「また時間帯がいいですね」と頬を緩め、「“何これ!?”っていう感じで観てもらえたら。すーっと終わっていくような作品です。一瞬でも笑ってもらえたら嬉しいなと感じます」と肩の力が抜けた様子で作品の魅力を語った。

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連ドラになることで、これまで以上に様々な鈴木拡樹が見られるらしく、「一周ぐらいまわって、“ああこんなことやるんだ”っていうところの着地になると思う」とアサダも自信の表情。「来年の夏ぐらいには、ここで劇場版をやれたら。『カフカの東京絶望日記inハワイ』を!」と目標を掲げ、「鈴木さんがアロハシャツと短パンを着ているのが見たい」とさらなる願望をダダ漏れさせるアサダに、鈴木も恥ずかしそうに目を細めた。

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従来の加藤拓也監督に加わり、連ドラからは坂下雄一郎監督も参加。撮影の感想を聞かれた坂下は、「楽しかったです」と簡潔すぎるコメント。慣れない人前に緊張の面持ちの坂下を、鈴木が「(坂下の現場は撮影が早く終わるので)ゆっくりお風呂に浸かってね、翌日またこれますんで」と優しくフォロー。鈴木の人柄の良さが垣間見えるひとコマだった。

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坂下の撮る鈴木に対してアサダは「最高以外ないんじゃないか。ずっと見ていたいって、瞼に焼きついているんです、全カット」と、もはやファンレターのような感想を連発。「美しく絶望するのは鈴木さんしかできない」と断言し、「何なら“美しく絶望する”とか“麗しく絶望する”とか意味のわからないト書きを書きたくなった」と鈴木のカフカに虜になった模様。「横に鈴木さんがいながら言うのもすごく照れくさいんですけど」と我に返ると、鈴木も「同じ気持ちです」とはにかみながら胸に手を当てた。

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最後に鈴木は「“絶望”をテーマにはしているんですけど、皆さんを明るくしたいなというコンセプトでつくっているので、一瞬でも皆さんの頬が緩んでくれると嬉しいなと思います」とつくり手たちの想いを代弁。壇上を去るときも、拍手を送るファンに上品な笑顔で手を振るなど、最後まで鈴木拡樹らしいにこやかで誠実な舞台挨拶となった。

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ドラマ『カフカの東京絶望日記』は、バンダイナムコアーツYouTubeチャンネルにて無料配信中。さらに、今回発表された地上波での放送は、MBS<ドラマ特区>枠にて9月12日(水)からスタート。連ドラから、奥山かずさ、坂口涼太郎、岩谷翔吾、咲良菜緒ら新キャストも加わり、ますます摩訶不思議なカフカの世界が繰り広げられる。

ドラマ『カフカの東京絶望日記』

カフカの東京絶望日記

バンダイナムコアーツYouTubeチャンネルにて無料配信中

出演:
鈴木拡樹
奈緒 前原 滉 今野杏南 キンタカオ 大村波彦 宮田早苗

監督:加藤拓也
企画・脚本:アサダアツシ
原案:「マンガで読む絶望名人カフカの人生論」(著:平松昭子・監修:頭木弘樹/飛鳥新社 刊)

■第1話(前編)カフカ、カフカに絶望する

■第1話(後編)カフカ、カフカに絶望する

ドラマ特区『カフカの東京絶望日記』

2019年9月12日(水)〜MBS ドラマ特区にてオンエア
(毎週水曜深夜0時59分より放送)

出演:
鈴木拡樹
奈緒 前原 滉 今野杏南 奥山かずさ
キンタカオ 大村波彦 宮田早苗 中山求一郎
坂口涼太郎 岩谷翔吾 咲良菜緒(TEAM SHACHI)

監督:加藤拓也 坂下雄一郎
企画・脚本:アサダアツシ
原案:「マンガで読む絶望名人カフカの人生論」(著:平松昭子・監修:頭木弘樹/飛鳥新社 刊)
制作プロダクション:ダブ
製作:「カフカの東京絶望日記」製作委員会・MBS

オフィシャルサイト
オフィシャルTwitter(@kafka_drama)

©「カフカの東京絶望日記」製作委員会・MBS