Interview

矢野まき×大橋卓弥対談 楽曲でコラボレーションする必然。ふたりを繋ぐ尊敬と矜持を紐解く。

矢野まき×大橋卓弥対談 楽曲でコラボレーションする必然。ふたりを繋ぐ尊敬と矜持を紐解く。

魂を揺さぶる圧倒的な歌声と表現力で多くのアーティストから根強く支持されているシンガーソングライター・矢野まきと、言わずと知れた国民的音楽ユニット、スキマスイッチのボーカル&ギター・大橋卓弥。手掛けた東京メトロのCMソング「メトロノーツ」に矢野まきがコーラスで参加、話題となったことも記憶に新しいが、7月17日にリリースされた矢野まきのデビュー20周年記念ベストアルバム『矢野まき ALL TIME BEST』にてこのふたりがコラボレーションしていることはご存知だろうか。今作のために作られた新曲「ポートレイト/矢野まきと大橋卓弥(スキマスイッチ)」がそれだ。このたびエンタメステーションではふたりの対談を実現。出会いから今回のコラボに至るいきさつ、お互いへのリスペクトなどじっくりと聞いた。会話の中に滲み出る、歌い手として、また、音楽家としてのふたりの矜持にもぜひ触れてほしい。

取材・文 / 本間夕子


接点はずっとあって、付き合いもかなり長いんですけど、こうやってゼロから一緒に曲を作って、がっつり歌って、っていうのは今回が初めてで(矢野)

大橋さんは矢野さんのデビュー当時からのファンでいらっしゃるそうですね。

大橋 そうなんです。ホント昔からまきちゃんの歌と曲の世界観が大好きで。で、スキマスイッチがデビューして間もない頃かな、出演した大阪のイベントで初めてまきちゃんを見かけまして。すごく話しかけたかったんですけど、まきちゃんがめちゃくちゃ卓球に熱中していたので断念したっていう(笑)。

矢野 万博公園でのイベントだよね?

大橋 そう、2003年か2004年かな。

そこから、お互いにちゃんと知り合ったのは?

大橋 最初に話したのは僕がまきちゃんのライヴを観に行ったときでした。

矢野 違うよ、たしか“呼人の部屋”(※寺岡呼人主催のライヴイベント)。私が呼んでもらってた回(※“呼人の部屋vol.5”2005年12月1日開催)に卓弥が飛び入り参加したんだよ。

大橋 あ〜〜〜〜〜、したした!

矢野 その打ち上げの写真がこないだ出てきたの。それがたぶん初めましてだと思う。そこで連絡先も交換したんだけど、そのあとたびたびいろんな打ち上げで鉢合わせしてて。例えば福岡、覚えてる?

大橋 あったね、福岡。

矢野 私は自分のワンマンで福岡に行っていて、ライヴのあとにもつ鍋屋さんで食事をしてたら偶然そのお店で会ったんですよ。

大橋 あのときは僕、たしかイベントだったんじゃないかな。

矢野 なんだかそういうのが多いんです。写真を整理してたら、やたらと打ち上げの場の集合写真が出てきて、年代はバラバラなのに……。

大橋 僕は絶対いるんだ(笑)。

矢野 そう、いるの(笑)。だから接点はずっとあって、付き合いもかなり長いんですけど、こうやってゼロから一緒に曲を作って、がっつり歌って、っていうのは今回が初めてで。

大橋 何回かライヴで一緒に歌ったことはあるけどね。

矢野 それこそ私のデビュー15周年ライヴにもゲストで出演してくれたり。

最初に休むって聞いたときは「まあ、そういうときもあるよな」って思ったんですけど、意外と長く休憩してるもんだから(笑)、「早く戻ってこないかな」って(大橋)

今回のコラボレーションはどういった経緯で実現したものなんですか。

矢野 もともとずっと自分の心の中で温めていたんですよ。3年前くらいから「あとちょっとで20周年だな、20周年はちゃんとしないとな」ってずっと考えていて。私、何年か前に活動休止していた時期があって、その頃はすでに活動再開していたんですけど、事務所を離れてフリーで活動しているのでそこまで表立って動いていたわけでもなく。だからこそ20周年はちゃんとしたいって気持ちがすごくあったんですよね。で、振り返ってみると、さっきの15周年ライヴもそうですけど、卓弥はいつも私を気にかけてくれて、力を貸してくれて、駆けつけてくれていて。

大橋 まきちゃんが活動休止している間も、なんとなくいつも気になってはいたんですよ。最初に休むって聞いたときは「まあ、そういうときもあるよな」って思ったんですけど、意外と長く休憩してるもんだから(笑)、「早く戻ってこないかな」って。

矢野 でも私には直接言わないんです。共通の知り合いに「まきちゃん、どうしてる?」って確認する、みたいな(笑)。

大橋 やっぱり直接言っちゃうとプレッシャーになるだろうし、自分から歌おうって思うほうが健康的じゃない? 「まきちゃん、歌ったほうがいいよ」とはずっと思ってたけど。

矢野 そうやって遠くでずっと気に掛けてくれていて。で、大々的ではないけど活動再開して、卓弥にも「元気で歌ってるよ」ってたまには報告しなくちゃなってまさに思っていたときに、知り合いのアーティストの方から「スキマスイッチのライヴに行ってきました。卓弥さんがまきさんのこと気にしてましたよ」って聞いたんですよ。20周年のこともあるし、ちゃんと連絡しなきゃと思ってたら、ほどなくして彼のほうから電話がかかってきたんです。

「実は近々、力を貸してほしいから今度、相談させて」って言ったら、「いや、まず俺のほうに力を貸してよ」って(矢野)
僕は僕で「メトロノーツ」のコーラスをお願いしたくて連絡したんです(大橋)

おお!

矢野 びっくりしました。「元気? 歌ってる?」「うん、歌ってるよ。実は近々、力を貸してほしいから今度、相談させて」って言ったら、「いや、まず俺のほうに力を貸してよ」って。

大橋 そう、僕は僕で「メトロノーツ」のコーラスをお願いしたくて連絡したんです。東京メトロのCMソングのお話をいただいて、それが誰かとコラボレーションをするっていう企画だったんですよ。そこで最初に思い浮かんだのがまきちゃんで。ただ、まきちゃんがどれぐらいの規模で活動再開しているのかわからなかったので、電話をするのはけっこう緊張したんですけど。

矢野 そうなの?(笑)

大橋 そうだよ、どうやって切り出そう?みたいな。

デビュー20周年記念ベストアルバムに収録する新曲で、新録はあるけど新曲はその1曲しかない、と。そんな大事な曲に僕が入っていいんだろうかと思ったんですよね(大橋)

それにしても以心伝心というか、素晴らしいタイミングですね。

矢野 ホントご縁だなって。なので「メトロノーツ」が終わってから、改めて私もコラボレーションをお願いしたんです。「ゼロから一緒に曲を作りませんか?」って。

大橋 でも僕、あとから結構悩んだんですよ。「一緒に曲を作ろうよ」って声を掛けてもらって「楽しそうだね、やろうやろう!」って返事したものの、いろいろ話を聞いていくにつれ、まきちゃんのデビュー20周年記念ベストアルバムに収録する新曲で、新録はあるけど新曲はその1曲しかない、と。そんな大事な曲に僕が入っていいんだろうかと思ったんですよね。もともと僕は矢野まきファンだから、自分がリスナー側だったら「なんで20周年にこいつが入ってくるんだよ」って思うかもしれないって。

矢野 そんなこと考えてたんだ!?

大橋 うん。まきちゃんがひとりで書いた新曲のほうがファンとしては嬉しいんじゃないかな、とか。しかも今回のベストって2枚組なんだよね? その2枚目の1曲目だったっけ、「ポートレイト」は。

矢野 そう。

大橋 なんで、そんな大事なとこに置いたのよ!(一同爆笑)

矢野 最初っから決めてたの。それは結構揺るぎなくて。正直、他の曲順は吐くかってぐらいギリギリまで悩んだんだけど(笑)、「ポートレイト」だけは最初から私の中で「ここだ!」って決まってた。もう必然みたいな感じで。

大橋 僕はボーナストラックというか、オマケみたいな感じが良いのでは?って気持ちだったんですよ。なのに2枚目の1曲目って(笑)。

むしろ素晴らしいと思いました、曲順含めて。

矢野 ですよね? よかった!

卓弥がポロポロポロってギターを弾いてくれたところに私もフワフワ〜ってメロディを歌って「おお、いいね!」みたいな感じ(矢野)

曲作りはどんなふうに進められたんですか。

矢野 一緒にスタジオに入って「どうする?」みたいなところからですね。事前に打ち合わせするでもなく、卓弥がポロポロポロってギターを弾いてくれたところに私もフワフワ〜ってメロディを歌って「おお、いいね!」みたいな感じ。お互い、合いの手を入れるみたいにセッションを重ねていくなかで、どんどん形になっていって。ただ、サビの部分は単にハモるだけじゃつまらないから、どっちが主旋律かわからないようなメロディラインで掛け合いができないかな、とか考えながら作っていましたけど。でも意外と早くできたよね。

大橋 うん、1日でベーシックができあがりましたから。お互い、瞬発力のアーティストなんでしょうね。変に悩んで作るんじゃなく、直感で「これ、よくない?」「いいね。じゃ、これは?」みたいな。実質3〜4時間くらいでした。

矢野 すごい早かった(笑)。でもホント思った通りの曲ができたんですよ。ふたりしてしかめっ面でウワーッとバラードを歌い合ったりするようなイメージは最初からなくて(笑)、ほんわかした、あったかい感じの曲ができたらいいなって思ってたから、この温度感はまさに!っていう。20周年のタイミングで聴いてくれた人みんなに「ありがとね」って伝えられるような曲になればいいなって思っていたので。

作詞は矢野さんがおひとりで手掛けていらっしゃいます。

矢野 歌詞はもう大変でぐちゃぐちゃでした(笑)。もともとわりと難産型なんですけど、これはもう何度、卓弥に相談したか。ホントいっぱい励ましてもらったんですよ。おかげで私がここで伝えたいのは、卓弥をはじめ私の周りにいてくれる人たちの温かさも全部ひっくるめた感謝の想い、そういう大きな「ありがとう」をちゃんと言葉にしたいんだっていうところに最終的にたどり着けて。

説得力が凄まじいんです。歌に説得力がある人ってひと声出した瞬間に世界がバッと変わるんですよね(大橋)
私が先に歌ったあとを彼の声が追いかけてくるんですけど、そこで大橋卓弥っていう波にザバーンと呑み込まれてしまうんじゃないかって(矢野)

レコーディングはいかがでした? MVを拝見するにすごくいい雰囲気だったんだろうなって思ったのですが。

大橋 実は僕、まきちゃんの前で歌うのイヤなんですよ(笑)。

矢野 よく言うよ〜、めっちゃ涼しい顔して歌ってたじゃん! しかもポッケに手をつっこみながら(笑)。

大橋 違うって。歌うときはいつもそういうスタイルなだけで、全然涼しい顔じゃないから(笑)。「メトロノーツ」のときも思ってたけど、まきちゃんの声が出た瞬間に、なんていうか……ねじ伏せられるんですよ。説得力が凄まじいんです。歌に説得力がある人ってひと声出した瞬間に世界がバッと変わるんですよね。僕もどこかの現場に行ったりすると、そういうふうに言ってもらうことはあるんですけど、だからと言って大丈夫とは思えないというか。例えばライヴで一緒に歌うときとか、まきちゃんが先に歌い出す曲なんかは結構なプレッシャー(笑)。自分の第一声をどう出そうかって。

矢野 そんなこと考えなくてもいいのに。

大橋 いや、めちゃくちゃ考えるよ。考えたくないけど考えちゃう。自分は自分のままでいいとかそんな軽い気持ちになれない。歌のことになると途端に負けたくない気持ちが強くなるタイプなんですけど、まきちゃんのときは正直、敗北感を感じるから。

矢野 でもね、今ものすごくびっくりしてるんですけど、私もまるっきり同じことを感じていたんですよ。特に今回は。デモで♪ラララで歌ってるときからもう焦ってたくらい。

大橋 ウソでしょ!?

矢野 ホントに。彼の歌こそたったひと声で「卓弥だ!」ってすぐわかるくらい存在感があるんですよ。さっき“ねじ伏せられる”って卓弥が言ってたけど、私も本番の録りでいちばん気をつけていたのはそこで。私が先に歌ったあとを彼の声が追いかけてくるんですけど、そこで大橋卓弥っていう波にザバーンと呑み込まれてしまうんじゃないかって不安がすごくあったんです。だから卓弥がまるっきり同じことを思ってたって知って本当に驚いてる。

大橋 そんなの微塵も感じさせない、「おらおら、どけ!」みたいな歌いっぷりだったけど(笑)。

矢野 そんなんじゃないって!(笑) ヘラヘラしてるようで必死だったの。

大橋 じゃあお互い、コンプレックス同士だ。

それが掛け合わされるとこんなにも巨大なエネルギーを発するんですね。

大橋 そうかもしれない。マイナスとマイナスがものすごいプラスを生んだのかも(笑)。

意外と同業者の現場って見る機会がないじゃないですか。だから新鮮ですごく面白かったし、いろんな意味で「おお!」と思う場面はいっぱいありましたね(矢野)

今回のコラボを通じて再発見したお互いの魅力とか、あったらぜひ伺いたいです。

矢野 「メトロノーツ」でも「ポートレイト」でもそうだったんですけど、ホント改めて感じたのは第一声の圧倒的なインパクト。その感覚は今でも強く残っているし、「ヤバい!」て思ったのも覚えてる。あと、「メトロノーツ」で初めてスタジオワークしているときの卓弥を見て私ももうちょっとちゃんとしなきゃなって思いました。サウンド全般にも言えることでしょうけど、マイクの前に立つ心持ちが職人なんですよね。自分の声の響きとか、マイク1本選ぶにしても向き合い方がストイックなんです。私はそういうことを今まで全然わかってないまま、ただ歌うことで精一杯なところがあったから、そこはものすごく勉強になりました。意外と同業者の現場って見る機会がないじゃないですか。だから新鮮ですごく面白かったし、いろんな意味で「おお!」と思う場面はいっぱいありましたね。

大橋 僕は改めてというよりも、やっぱり矢野まきはすごいっていう、それに尽きますね。理屈じゃないんですよ、もう。さっきも話しましたけど、僕は正直、歌で負けたくないので、なるべくなら他の人の歌をすごいって言いたくないんです(笑)。でもまきちゃんの場合は言わざるを得ない。僕、まきちゃんの歌を聴いて初めて「ああ、歌って表現なんだな」って思った人間なんですよ。それまではピッチとかのほうをすごく気にするタイプの歌い手だったんですけど、まきちゃんの表現力に触れて「歌ってこういうふうに歌うんだ!」って気づかされたので。

今もその影響は受けていらっしゃるんですか。

大橋 めちゃくちゃ受けてます。だから僕にとっては今回、奇跡のコラボレーションなんですよ。対等にやってる振りをしてますけど、僕の感覚で言うと師匠っていう感じなんですよね、まきちゃんは。

矢野 もうやめて〜(照)。

大橋 でも絶対に弟子入りしたくないけど(笑)、悔しいから。

矢野 ……恐縮です(笑)。

今回のシングル「青春」にしても、作っている時期は重なっていたけど、「ポートレイト」とは作り方が違っていて(大橋)

でも作品への臨み方というのはやはり違いませんか。スキマスイッチと今回のコラボとでは。

大橋 やっぱりスキマスイッチはシンタくん(常田真太郎)と一緒にやっているものだし、スキマスイッチとして背負ってるものはいろいろあって。さっきまきちゃんが言ってくれたように、職人でありたいと思ってるところもあるんですよね。だから例えば今回のシングル「青春」にしても、作っている時期は重なっていたけど、「ポートレイト」とは作り方が違っていて。曲においての自分の存在の仕方ももちろん違いますし。「青春」というシングルを作りながら「ポートレイト」の現場にも行くってスケジュール的にはキツいんですけど、まきちゃんとの作業はすごく気分転換になるというか、すごく楽しんでるからスケジュールが詰まっても全然苦じゃなかったんですよね。スキマスイッチの活動っていうのはもちろん楽しさもあるけど生みの苦しさもあるわけで。でも「ポートレイト」で苦しさはなかったから。そりゃいろいろ考えたし、歌で叩きのめされたりはしたけど、同時進行で「ポートレイト」があってすごくよかった。

音楽を真面目にやるって、どれだけ周りにいる人を自分の内側に入れられるかだと思うんですよ(大橋)

さて、矢野さんが今年デビュー20周年、スキマスイッチも昨年15周年と、それぞれに大きな節目を迎えられたわけですが、年月を重ねてきた今だからこそ思うことはありますか。

大橋 音楽を真面目にやるって、どれだけ周りにいる人を自分の内側に入れられるかだと思うんですよ。もっと言うと自分がピンチになったときにどれだけ助けてくれる人がいるか。そういうときに「でも卓弥が何かやりたいんだったら手助けするよ」ってどれだけの人が言ってくれるのか。そこでのワンチャンスはあるわけじゃないですか。そこでいいものを作れなければ、たぶんその人たちは離れていってしまうけど、僕はそのワンチャンスのために16年、音楽をやってきてる気がしてて。これから先もそう。何かを懸けて音楽をやろうとしたときに「ちょっと助けてもらえないかな」ってお願いして「いいよ」って言ってもらえるかどうかが、ちゃんと音楽と向き合ってきたかどうかの答えなんじゃないかって最近すごく思うんです。

丁寧に正直にスピーカーの向こうにいる人たちの心を想像して、力を貸してくれる人たちに純粋にありがとうって言うことができて、音楽を紡げていることに喜びを感じ続けていられたら、って(矢野)

もはや人生と音楽がイコールというか、生きる姿勢そのものでもあるような。

大橋 いろんな音楽の表現の仕方があるけど、自分自身と闘うスタイルの音楽家ってたぶんみんなそう思うんじゃないかな。

矢野 そういうところが丁寧だよね、本当に。生き方とか、音楽の紡ぎ方とか……人との向き合い方なんかは一見、明るくてざっくばらんなんだけど、中身はもうすべてにおいて丁寧で、手を抜かないし、愛があるし。私も音楽人として、そうあれたらいいなってすごく思いますね。ただ、ただ、丁寧に正直にスピーカーの向こうにいる人たちの心を想像して、力を貸してくれる人たちに純粋にありがとうって言うことができて、音楽を紡げていることに喜びを感じ続けていられたら、って。それってずっと前から変わらない気持ちでもあるんですけど。でも特にこういう節目で足元を見つめたり振り返ったりすると、つくづくそう思います。そういう中で、卓弥はそんな私を付かず離れずのところでニコニコ見守ってくれてるんですよね。私のほうが年上なのに、なんだかお兄ちゃんみたいで(笑)。

すごくいい関係性なのが伝わってきます。

大橋 僕はただ才能のある人はその評価を受けるべきだって思ってるだけなんですけどね。だからこそ、まきちゃんの歌をたくさんの人に聴いてもらいたいなって。

矢野 嬉しい、ありがと。

先ほど大橋さんが今回のコラボは奇跡だとおっしゃいましたけど、その一方でおふたりがそれぞれに歌い手として、音楽家として築いてきた軌跡の結果でもあるんだろうなってお話を聞きながら強く思いました。とても幸せなコラボレーションですよね。

大橋 ホントですか。僕、邪魔してないです?

矢野 してないってば!(笑) 

勝手ながら次にまたコラボされるのを楽しみしています。

矢野 叶うならぜひ。

大橋 うん、ぜひ。でも、その前にそろそろ、まきちゃんのオリジナルアルバムが聴きたいけどね、僕は(笑)。

矢野 そうね、頑張ります(笑)。

その他のスキマスイッチの作品はこちらへ。

http://www.office-augusta.com/sukimaswitch/information/index.html#release_sg_seishun

矢野まき

1977年、東京都出身。1999年、シングル「初夏の出来事」(東芝EMI )でデビュー。これまでにシングル13 枚、アルバム9 枚をリリース。さまざまなアーティストとのライブやレコーディングでのコラボをしていく一方、楽曲提供、歌詞提供を手掛ける。また、自身の活動の他にアーティストのヴォーカルメイク、ヴォーカルディレクション等、スタジオ作業にも積極的に参加。近年では2014 年にデビュー15周年、15 year anniversary LIVE”ARIGATO!” を開催。兼ねてから親交のある川村結花、大橋卓弥(スキマスイッチ)がスペシャルゲストとして参加。2015年11月23日、大阪フェスティバルホールにて行われたfm802・FMCOCOLO主催中島みゆきRESPECT LIVE 歌縁 うたえにし に出演。2016年11月には、約7年ぶりとなるアルバム「悲喜こもごも」をリリース。2019年7月17日、初のオールタイムベスト『矢野まきALL TIME BEST』をリリース。

オフィシャルサイト
http://yano-maki.com

スキマスイッチ

大橋卓弥(おおはしたくや)、常田真太郎(ときたしんたろう)のソングライター2人からなるユニット。2003年「view」でデビュー。大橋の温かく包み込むよう な独特の歌声、それを支える常田の卓越したサウンドクリエイトで「奏(かなで)」「全力少年」 など、ヒット曲を次々と生み出す。2018年7 月9 日にはデビュー満15 周年を迎え、11月10日、11日には初の単独公演、横浜アリーナ2days 公演「SUKIMASWITCH 15th Anniversary Special at YOKOHAMA ARENA Reversible ~」を開催し、15周年大盛況のうちに終了した。2019年3月にカバーライブ「SUKIMASWITCH THE PLAYLIST vol .2」を全国5都市7箇所で開催し、大盛況のうちに終了。7月3日には通算26枚目となるシングル「青春」をリリース。10月からは全国ツアー「スキマスイッチTOUR20192020 POPMAN’S CARNIVAL vol.2 」の開催が決定している。

オフィシャルサイト
http://www.office-augusta.com/sukimaswitch/