Interview

Aqours・斉藤朱夏、ファンを驚かせたソロデビューの意外な姿 「いちばん伝えたかったことを伝えたい」楽曲の秘密とは?

Aqours・斉藤朱夏、ファンを驚かせたソロデビューの意外な姿 「いちばん伝えたかったことを伝えたい」楽曲の秘密とは?

ソロデビューミニアルバム『くつひも』に込めた想い

「あと1メートル」や「くつひも」でも、伝えたいのに伝えられない思いが歌われてます。

斉藤 この2曲は“君”と“僕”の距離感のことを歌っています。「あと1メートル」は、歌ってるときから甘酸っぱいなと思ってて。たぶん、誰しもが経験したことがあると思うんですけど。

自転車を押しながら歩いているふたりが見えます。

斉藤 そうなんですよ。私もレコーディングしてるときに隣に誰かがいたんですよね。私は元々距離感がおかしい人間なんで、一気に縮めちゃったり、もっとググッと言っちゃうタイプではあるんですけど(笑)、学生時代の甘酸っぱい恋を思い返してくれたらめちゃめちゃうれしいですし、“一人が寂しいのは一人じゃない証拠だよ”って歌詞もすごく気に入ってて。「本当にそうだよね、人間はひとりでは生きていけないよね、めっちゃわかる!」って思って。

だから、私は、この曲を通して、「あなたはひとりじゃないんだよ」ってちゃんと言ってあげたいし、自分が孤独って思っている人にいっぱいいっぱい聴いてほしいと思ってます。あなたを支えてくれている人は、あなたが見えてないだけで、本当は周りにたくさんいる。そういうちょっとした希望の光になればいいなって思いますね。

ただ、この曲も淡い関係のままで“一緒にいたいよ”と言いそびれてますし、「くつひも」も“一番伝えたい気持ちとか言葉だけ”言えてないですよね。

斉藤 そうなんですよ。このもどかしさ!

言いたいけど言えないという気持ちが斉藤さんの根底にある?

斉藤 そうですね。私は自分が伝えたかった気持ちが、どうしても手前で言えなくなっちゃうことが多々あって。「これ言ったらどうなんだろう?」とか、「これを言ったら苦い顔されるかな?」とか、すごく気にしちゃうんですね。特に学生時代は、いちばん伝えたかったことを伝えられなかったっていうことが多かったんです。だからこそ、斉藤朱夏として伝えられたらいいなって思って。

「くつひも」はお散歩に行きたくなるような明るい楽曲なんですけど、歌詞は言いたいけど言えないっていう、なんとも言えないもどかしさがある。その絶妙なバランスを楽しんでほしいですね。

大好きなステージにひとりで立つ『くつひもの結び方』

「くつひも」をアルバムタイトルにしたのはどうしてですか。

斉藤 このデビューミニアルバムを手に取ってくれた人との運命の赤い糸になればいいなって思って。そして、10月13日のワンマンライブに来てくれた人と私が結ばれたらいいなと思ってます。

“朱演2019『くつひもの結び方』”ですね。どんなライブになりそう?

斉藤 まだ正直、全然想像がついてないんですけど、そもそもステージに立つのがいちばん好きな人間だからこそ、自分の楽曲でステージに立てる、そんな喜ばしい記念日に皆さんが来てくれるのはめちゃくちゃ最高だなって思ってて。その日を絶対無駄にしたくないし、その日をみんなが空けてきてくれてるんだから、そのときまでずっと楽しみにしててほしいし、みんなが斉藤朱夏ってこう来るだろうって予想する、その斜め上のもっと上をいきたいって思ってて。

やっぱりステージになると、溢れ出る気持ち、爆発的に出る気持ちって本当にあるから、みんなをびっくりさせたいと思います!今は、自分をどれだけ見せられるのか。すごい試験に向かってめちゃめちゃ勉強している最中ですね。

最後に、今後の目標をお願いします。

斉藤 今年23才になって、「これからソロアーティストとして頑張ります!」って言ってるけど、まだまだ未熟なことはわかってて。自分が求めていた場所にやっと一歩踏み込んだっていう状態で、本当に軽い気持ちでやってるわけではないから、みんなには厳しい目で見守ってほしいです。

これからは“斉藤朱夏”っていう私自身で新たな一歩を踏み出すので、また違う、いろんな景色が見れるんじゃないかって期待をしてるし、人間としてもアーティストとしてもどんどん成長して、すごいアーティストになれたらいいなと思いますね。

ヘアメイク / 𠮷田真妃(クララシステム)
スタイリング / 南 圭衣子

フォトギャラリー

ライブ情報

斉藤朱夏 Birthday Free Live『8401』
8月16日(金)お台場ヴィーナスフォート 1F パレットプラザ

朱演2019『くつひもの結び方』
10月13日(日)TSUTAYA O-EAST

斉藤朱夏オフィシャルサイト

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