Interview

堀田真由、「『3A』のときにも感じた、今の時代だからこその怖さ」。主演映画『プリズン13』の見どころと女優業への思いを語る

堀田真由、「『3A』のときにも感じた、今の時代だからこその怖さ」。主演映画『プリズン13』の見どころと女優業への思いを語る

2017年度後期のNHK連続テレビ小説『わろてんか』で主人公の妹を演じて注目を浴び、昨年の『チア☆ダン』、今年1月期の『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』と印象を残し、現在も『べしゃり暮らし』に出演中の堀田真由。

作品ごとに異なった印象を残し、着実に演技の幅を広げている堀田が主演を務めるサスペンス映画『プリズン13』がいよいよ8月30日(金)公開となる。本作は、1971年にスタンフォード大学で行われた監獄実験を題材に、舞台を現代の日本に移したもの。VTuberが企画した実験によって、密室で看守と囚人に分けられた被験者が、極限状態に追い込まれていく。

主人公の大学生マリを演じた堀田に、作品についてはもとより、堀田が自分を変えたと明かす、自分に課したある「キャンペーン」について、友人・福原 遥とのエピソード、女優業への思いなどを聞いた。

取材・文 / 望月ふみ 撮影 / 増永彩子


自分を変えるために「誘われたら断らないキャンペーン」を実行

堀田真由 エンタメステーションインタビュー

設定を聞いただけで興味が沸く映画ですが、オファーが来た時はいかがでしたか?

3月まで『3年A組』に出させていただいていたので、教室から監獄には変わったけれど、“密室”という舞台の作品に続けて携わることに縁を感じました。脚本を読んだときは、多数派の意見だというだけで流れが動いていってしまうことに、「自分は違う、間違ってる」と思ったら言えないのかな、マリは思ったことは言うんじゃないのかなと思ってたんです。でも実際に撮影でその場に立ってみると、“集団”が持つ独特の空気が分かりました。その雰囲気は学校生活や社会にもあるなぁと感じました。

プリズン13 プリズン13

マリは思ったことは言うんじゃないかというお話がありましたが、彼女は少し大人しい女の子でもあります。堀田さんは、勝気だったり、しっかりしている役も説得力を持って演じますし、今回のマリもリアルでした。ご自身はどちらよりの性格なんでしょう。

このお仕事を始めて変わったなと感じています。以前は人見知りというか、遠慮しちゃうことが多かったんです。でもそれで損をしているかもしれないと気づいたことがあって。いま『坂上どうぶつ王国』というバラエティ番組にレギュラーで出させていただいているのですが、きっかけとしてはバラエティ出演も大きいです。

堀田真由 エンタメステーションインタビュー

バラエティがですか?

これまで積極的に話してこなかったから、自分の言葉の引き出しが少なかったことに気づいたんです。それが悔しくて。レギュラーとしてゲストの方をお迎えする立場になることも、すごく勉強になりました。それで、これまでだったら、たとえば友達にご飯を誘われても気分じゃなかったら断っていたのを、自分のなかで1カ月間「誘われたら断らないキャンペーン」を設けてみて、やってみたんです。

それは頑張りましたね。

しんどかったら止めてもいいと思いながら、とりあえず1カ月やってみようと。そしたら社交性が強くなっていって、しかもそのほうが、自分らしさが出ているかもしれないと感じるようになったんです。

堀田真由 エンタメステーションインタビュー

積極的になったことは、女優業にもプラスに働いていますか?

働いているかもしれません。以前、現場で、小林 薫さんがほかの役者さんに言っていらした言葉があったんです。「芝居にはその人の日常が出る。普段の会話が芝居のアドリブの瞬発力にも繋がる」と。普段から、瞬発力を持って人と会話できていたほうがいい。なるほどと思いました。人とコミュニケーションを取ることで培われる力は、バラエティでもお芝居でも必要だなと感じます。

『3A』で共演の福原 遥は恋人以上の存在!?

堀田真由 エンタメステーションインタビュー

キャンペーンしてみてよかったですね。ところでマリにはお姉ちゃんがいますが、いつも自分を守ってくれるお姉ちゃんと行くわけではなく、マリがひとりでこの監獄実験に参加したのはなぜだと思いますか?

きっとマリは、小さなころからお姉ちゃんに全部相談したり報告したりしてきたんだと思うんです。「明日は遠足があるんだ」とか、「髪型どうすればいいかな」とか。そうしたなかで、どこかでこのままではいけないというのを思っていた気がします。私も、変わらなきゃという気持ちがあったから、キャンペーンをしてみたので、マリにとっての変わるきっかけが、たまたまこの実験だったのかもしれません。

プリズン13

本作では、時間が経つにつれて、その人の本性が見えてきます。堀田さん自身の意外な面を教えてください。

もともと人当たりはいいほうですが、仲良くなると、すんごく親密になります(笑)。猫みたいな感じというか。すっごく仲良くなって、すっごく誘います(笑)。『3A』で共演した福原 遥ちゃんとは、週5で会っている時期もありました。

週5ですか!?

そうなんです(苦笑)。カップルみたいですよね。いや、超えてるかな(笑)。すごく気が合って、一緒にいて楽なんです。尊敬もしていますし。仕事で忙しくて睡眠を取らなきゃいけないなというときでも、遥ちゃんと会って話をするほうがストレス発散になる。お互いに仕事が忙しかったりしますが、仕事が終わってから家に泊まったり、お昼だけ空いてるからランチしようとか。毎日、連絡を取り合っています。

役によって顔が変わるのは、自分の強み

堀田真由 エンタメステーションインタビュー

さきほど気持ち的な変化のお話を伺いましたが、女優業として変化があったのは、朝ドラ出演が大きいですか?

お仕事が増えたのは、『わろてんか』が大きいですね。街を歩いていて気付いていただけるようになったのは、『チア☆ダン』と映画『虹色デイズ』からかな。ファンの方も増えていてすごく嬉しいです。『あの日のオルガン』の舞台挨拶で地方に行かせていただいたときに、わざわざ看板を作って持ってきてくださった方もいました。イベントで、何度も、真由ちゃんって書いたボードを持ってきてくださる方もいるので、ファンの方と触れ合える舞台挨拶などの場は大切にしたいと思っています。

同じ方が来ていると分かりますか?

分かります。「あ!また来てくれてる!」って。嬉しいです。ずっと応援してくれている方も、新しくファンになってくれた方の応援も、とても力になっています。

堀田真由 エンタメステーションインタビュー

女優というお仕事をしていくうえで、気を付けていることはありますか?

キレイに見られたいとか、可愛く映りたいとか考えないことです。そういう役柄だったらいいですけど、たとえばこの『プリズン13』だったら、お風呂に浸かってマッサージできるような環境にあるわけでもないので、むくみとかもリアルに残していけたらいいし、あくまでもそこにいるのは堀田真由じゃなくて役柄なので、「かっこ悪くて上等だ!」くらいの気持ちでやっています。

実際、堀田さんは役柄によって印象が全然違いますね。

『3A』の現場に行ったときも、同世代のキャストの方に、『チア☆ダン』の印象から、すごく気が強い人だと思ってましたと言われました(笑)。それは女優としては正解だと思っていますし、『チア☆ダン』から知ってくれた方、『3A』から知ってくれた方、この作品から知ってくれた方、毎回、どういう印象を持ってくださるのか、反響が楽しみです。ちなみに、『チア☆ダン』をやっているときは、撮影中、ずっとキツイ言葉を言い続けていたら、朝起きて鏡を見たときに、目が吊り上がってました(笑)! 

プリズン13

実生活にも影響があるんですね。

あまり意識していませんが、多少は影響があると思います。『虹色デイズ』のときには、すごく明るい子の役だったので、別の取材をしている最中にもテンションが引っ張られているのを感じました。自分でも、本当に役によって顔が変わると感じます。それは自分の強みだと思うし、このお仕事には向いているのかなと思います。

この作品のマリでも新しい顔を見せてくれていますね。最後にメッセージをお願いします。

タイトルやポスターなどから、監獄実験の話なんだということは分かると思いますが、VTuberやSNSが出てきたり、今の時代に合ったお話です。『3A』のときにも感じた、今の時代だからこその怖さも感じます。そこに、マリだけでなく、いろんなキャラクターが出てくるので、何通りにも観られる作品になっていると思います。注目してください。


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堀田真由

1998年、滋賀県生まれ。2015年、WOWOW連続ドラマW『テミスの求刑』で女優デビュー。主な出演作に、連続テレビ小説『わろてんか』(17-18/NHK)、『チア☆ダン』(18)『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(19)『べしゃり暮らし』(19)、映画『虹色デイズ』(18)『あの日のオルガン』(19)がある。今年は『プリズン13』のほか、出演映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』(9月6日)『超・少年探偵団NEO −Beginning−』『108~海馬五郎の復讐と冒険~』(10月25日)『ブラック校則』(11月1日)『殺さない彼と死なない彼女』(11月15日)が公開を控える。

オフィシャルサイト
https://artist.amuse.co.jp/artist/hotta_mayu/
オフィシャルTwitter
@mayuhotta0402
オフィシャルInstagram
@mayuhotta

フォトギャラリー

映画『プリズン13』

8月30日(金)よりシネマート新宿・心斎橋ほかにて公開
※9月1日(日)は東京・シネマート新宿にてキャストが登壇する公開記念イベントを開催。

プリズン13

【STORY】
7日間の実験で100万円の高額報酬―。人気VTuverソフィアの公開実験<監獄実験>の被験者に選ばれたマリ(堀田真由)は、4m四方の巨大な檻が鎮座する奇妙な実験室にいた。囚人と看守に別れた被験者12人。看守となったマリだったが、優しさがアダとなり、囚人の暴走を許してしまう。怒り狂った看守たちは戯れを理由に、囚人たちを苛め抜き、マリの立場も危うくなっていく。そして、ヒートアップする実験をさらに煽る13人目の存在、ソフィア。1日2回アップされる配信動画は、圧倒的な視聴回数を記録。配信を見守るマリの姉であるユマ(板野友美)は、夫のコウキ(前野朋哉)の助けを借り、マリを救出すべく動き出すが…。

出演:堀田真由 中島 健 岩井拳士朗 矢野優花 芹澤興人 宇野祥平 伊藤麻実子 立石晴香 岡部 尚 宮下かな子 岡本智礼 近野萌子 前野朋哉 板野友美
監督・脚本:渡辺謙作『舟を編む』(日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞)
企画・配給:AMGエンタテインメント

©2019「プリズン13」製作委員会

オフィシャルサイト 
https://prison13.com/
オフィシャルTwitter 
@prison13movie