Interview

発売前から祟り!? 何度刷りなおしてもカバーが真っ赤に…。事故物件住みます芸人・松原タニシの最新作がやっぱり恐すぎる。

発売前から祟り!? 何度刷りなおしてもカバーが真っ赤に…。事故物件住みます芸人・松原タニシの最新作がやっぱり恐すぎる。

都内某所、オシャレな人々が集うオシャレなカフェの片隅に、異彩を放つキノコ頭の男がやってきた。“事故物件住みます芸人”松原タニシ、その人である。

昨年刊行された処女作『事故物件怪談 恐い間取り』が8万部と異例のヒットを飛ばし、名実ともにオカルト界のニューヒーローとなった彼にはオシャレなカフェがよく似合……わない。なぜこの場所に? と聞けばなるほど、ここは心霊現象の噂が絶えない某トンネルにほど近いのだ。

松原タニシはそうやって機会を見つけては、日常の中に潜む非日常に近づこうとしている。全国津々浦々、そしてついには台湾にまで足を伸ばし、心霊スポットや事故現場、不思議な噂のある場所を自身の目で捉え、解釈する。

そんな異界紀行とでも言うべき旅の記録をまとめたのが、新刊『異界探訪記 恐い旅』だ。不思議なことが起こったり起こらなかったりする旅路においては、時には芸人らしく恐怖を笑いに変え、時には賢明にもスタコラサッサと逃げ出すのだが、例によって淡々とした語り口が怖くも可笑しくもあって、今作も思わず一気読み。

なお、本人の周囲には霊障らしきことが相変わらず起こっているらしく、今作も実は刊行前からけっこうないわく付きだ。つまり今回もネタがいっぱい! 松原タニシの納涼インタビュー2019、ぜひお楽しみください。

取材・文 / 斉藤ユカ 撮影 / 宇壽山貴久子


ついに顔認証されたと思ったら、僕の顔だけが真っ黒に写ってたりしたんですよね。

『異界探訪記 恐い旅』松原タニシ/二見書房

昨年、『事故物件怪談 恐い間取り』のインタビューでタニシさんのご自宅(もちろん事故物件)に伺いましたが、帰る道すがら、タニシさんのマネージャーさんと当ページの担当編集が「インタビュー中に尋常じゃない眠気に襲われた」と言っていたんです。霊が寄ってくると眠くなるという話も聞くんですが、一体何だったのかと。

ああ、聞きましたそれ。どうなんですかね、いけないヤツらが来てたんですかね? でも、うちに来ると誰か一人は気持ち悪くなるみたいなんですよ。大阪で借りてる事故物件に、このあいだ香港のアイドルが来たんです。一緒に来た放送作家の女の人がぐったりしちゃってましたね。香港のアイドルが日本のホラースポットを巡るっていう企画だったみたいなんですけど、そのひとつが僕の家っていう(笑)。

今やその界隈では有名人ですからね。『恐い間取り』がベストセラーになって、生活も変わったのでは?

異界探訪でも遠くへ行けるようになりました。本を出すまでは、本当に預金残高ギリギリで探訪してたので、心霊スポットに行くために借金しなければいけないという危機は免れました。

その後、タニシさんが「オエーッ!」って言うのが、タニシさん以外の人々にだけ聞こえる問題はどうなりました?

最近、同居人の後輩が「最近言わなくなりましたね」って言うんですよ。そいついわく、僕は寝てる間に「ギャァアアアア!」って言ってたらしいんです。トイレ入ってるときも「ギャアアアアア!」って。「こういう人なのかと思ってました」って言うんですけど、それってどんなヤツやねん!?  と。

「オエーッ!」のバージョン違いがあった、と。

で、まさに昨日なんですけど、こんど名古屋のCBCラジオでイベントするんで、そこで使う多少ヤバめの写真をプロデューサーに送ったんですよ。その人がそれをパソコンに取り込んでる最中、パソコンからずっとギィアアアア〜! って音が聞こえてたって言ってました(笑)。

異音には事欠かないですね……。スマホのカメラでタニシさんが顔認証されない問題のその後も気になっています。

今年の2月、鳥取の境港でイベントをやったときに、またヒザで顔認証するようになってました。以前、京都の巫女さんにイタチやらウサギやらいっぱいついてるよって言われて、お祓いしてもらって以来、だんだんと顔認証の位置がヒザから上に向かってきてて。それで、ついに顔認証されたと思ったら、僕の顔だけが真っ黒に写ってたりしたんですよね。ちなみにこれ、最近のイベントのポスターなんですけど、ちょっと見てください(と、「ルミネthe怪談〜芸人が語る怖い話〜」のポスターを写した写真を見せてくれる)。

わ! 芸人さんが並んでいる中で、タニシさんの顔だけ顔認証されていない!!

すごいでしょ? あと、今回の本『異界探訪記 恐い旅』の注文カードが大変なことになってたんです。書店さんに注文数を書いてもらってファックスで送ってもらうらしいんですけど、もともとの注文カードとは違う恐ろしいフォントで流れてきて。僕の担当編集さんが「営業部が騒いでるから行った方がいいよ」って言われて慌てて見に行ったら、本当にファックスから流れてくる文字が全部こうなっていたんです(と、その注文カードを写した写真を見せてくれる)。

二見書房の営業部にファックスで届いた『怖い旅』の注文票。タイトルの文字が気味悪くゆがんでいる。こういったことは初めてだという。

『恐い旅』の文字が潰れて、おどろおどろしいフォントになってる!! 怖い!!

これ怖いですよね。あと、この本のカバーは濃紺の特色1色で刷っているらしいんです。それなのに、何回印刷してもカバーの紺色が真っ赤になって出てくるっていうのがあったらしいです。それで予定より仕上がりが遅れてしまったんですよ。

いわゆる心霊スポットと呼ばれているところも無根拠なのが本当に多いんですよ

発売前からいわく付きじゃないですか。

でもまぁ、中身はわりと普通なんで。

はい、読み始めてみたら、思ったほど怖くなくて。

はいはい、そういう意味では、すごい(心霊スポットの)夢を壊す本やと思います。

だから、今作は夜読んでも大丈夫だなと思ったんです。で、寝る前に読んだところが「廃火葬場」(台湾)のページ。怖い怖い怖い! もう寝られない!

それは油断しましたね(笑)。あれはでも本当に怖かったですよ。外国は行き始めると、きっとキリがないんでしょうけど、風景が違えばまた違った感覚を覚えるので、やっぱり面白いといえば面白いですね。

今作は、いわばタニシさんの異界紀行ですよね。2016年から2018年までに訪れた場所200箇所以上の詳細が記されています。もともと手記として記録していたんですか?

記録してたのは、何月何日にどこへ行ったということだけです。今回本に書いているところはすべて動画で記録しているので、それを見返したり思い返したりしながら書いたんですよ。

前作よりも芸人臭が強い文章で、時にオチがあって笑えます。

そうなんですよ。それを編集さんに許していただきました(笑)。まぁでも、自信のなさの裏返しというところもあるんです。実際、出かけて行ったところで何も起きない場所の方が多いんですから。恐いだけの場所ってほとんど存在しないんです。ただ、異界をめぐる旅をした記録は本物だし、恐いばかりじゃないけどネタはあるので、すべてを載せようとなりました。怖さより量で勝負!

ただ、何事もない場所は、生きている人間がつくり出した噂が元になっていたりするんですよね。その噂の無責任な流布に、警鐘を鳴らしているようなところもありませんか?

そうですね。生きてる人ってあんまり死者のことを気にしてないんだなって思って。いわゆる心霊スポットと呼ばれているところも無根拠なのが本当に多いんですよ。勝手に怖がるっていう楽しみのために作られてしまった場所で、それによって近隣の人たちが迷惑を被ったりもしてるんですよね。楽しむのはいいけど、その過程で誰かを傷つけるのは僕はほんまにイヤ。誰も傷つけることなく、怖くて面白いのがいいなと思ってるんです。

松原タニシ エンタメステーションインタビュー

映像回してるから怖くないっていうのもありますよね。何かあったとしても証拠が残るから

行く土地土地の由緒を調べてから現地へ向かうんですか?

その場所までの移動中とか、行ってその場で調べることが多いです。たとえば石碑なんかを見たら、それについて調べてみるとか。あんまり緻密に計画立ててるわけじゃないんです。なんとなく、このへんにこの時間に行ったら何か面白いことがあるんちゃうかとか、ここ行ってこのルートを辿ったらいい時間に次の場所に行けるかなとか、わりと行き当たりばったりなんですよね。

でも、すごく勉強になります。不思議な現象のあるなしは別として、その土地土地には歴史的事実があって、その上で伝承されている物語があるんだなって。

行ってみて何もない場所の方が多かったんで、一応、歴史があるという事実だけは持って帰ろうというのはありましたね。何もないけど、念のため写真撮ったりね。

とはいえ、あちこちでけっこうスマホが動かなくなったりはしてますね。

そうですね。その程度の事は割と起こりますね。「スカイレストニュー室戸」(高知)で電源が落ちて動かなくなったはずなのに、後で見たら動画が写ってたり。

そのとき、恐怖感は?

ないですね。むしろよかったって思う、ネタができたなって(笑)。

「手のないお坊さんの墓地」(大阪)でたったひとり松の木に縛られて、霊が口で縄を解いてくれるのを待つ間も怖くないんですか?

あれはでも、現れたらうれしいなって思ってました。まぁ、映像回してるから怖くないっていうのもありますよね。何かあったとしても証拠が残るから、それは意味のあることだと。

ただ、今作を読むと、最初の頃はタニシさんもけっこうビビっているんですよね。後の方はもう平気な感じなので、恐怖って慣れちゃうものなのかなって。

恐怖感は、今ではほぼ消えましたね。行きだけは若干恐いですけどね、暗い山道を一人で行くときはね。このあいだ、イノシシが民家を襲うっていうテレビ番組をたまたま見てたんですけど、定点カメラを置いたら、イノシシじゃなくてクマだったんですよ。あれを見て以来、またちょっとビビってます。

それ、霊じゃないですけどね。

ええ、クマですね。野生動物は怖いですよ。

親父は昔から幽霊とプロレスは真っ向から否定してましたからね(笑)。

なお、今作でも後輩芸人のにしね・ザ・タイガーさんが随所でいい仕事をしてくれていますね。もはや憑依芸か!?  というぐらい、見えざる何かに簡単に取り憑かれている(笑)。

いや、ほんと、あれはまさしく芸ですね(笑)。彼は全然オカルトに興味がなく、知識もないんです。今年の1月にニコニコ生放送で再度「伏見稲荷大社」(京都)に行ったんです。そしたら、同行してたにしね君がいきなりダーッと石段を登り始めて。石灯籠が等間隔にあるんですけど、全部の前で立ち止まって挨拶してるんですね。

なんやろ!? なんやこいつ!? と思って追いかけて行ったら、最後、玉姫大明神って書いてる石碑にお参りしてるんです。これは「白高大神」(奈良)の神社で祀られてる神様で、伏見稲荷大社と白高大神って実は関係がすごく深い。今回の本にも書きましたけど、にしね君は白高大神で何かに取り憑かれてすごい面白いことになってたんですね。その彼が、白高大神と縁の深い伏見稲荷でまたしてもおかしなことになったというのが、偶然すぎて不思議でした。

それでも、自然に元に戻るんでしょう?

はい、帰り道はケロっとして、何事もなかったかのようでしたね。それににしね君、玉姫がどうのこうのって知識は絶対に持ち合わせていないんですよ。だから、これが本当に芸やったら凄まじい努力の結果なんでしょうけど、残念ながら違うんです(笑)。

にしねさんがいてこそ伝わる恐怖がありますね。

そうなんですよ。僕だけだと何も起こらないから、確かににしね君がいることで、この場所には何かがあるんやぞ! ってわかりますからね。あれはいい生贄ですね(笑)。一方、同じく後輩芸人の華井二等兵は、にしね君のように面白くはならなくて、だけど具合が悪くなっちゃうんですよ。

松原タニシ エンタメステーションインタビュー

当のタニシさんは、体に異変はないんですか?

ん〜、便秘とかですかね。

便秘。

はい、便秘。そのぐらいです。

周囲に明らかな霊障が出ているのに本人には何もないなんて。今作で、実は実家が古墳の上に建てられていたとか、お父さんが僧侶だとか、タニシさんの知られざる事実が明らかになりましたが、そのあたりの影響もあるんでしょうか。

ああ、そういうのはあるかもしれないなぁ。うちの親父いわく、浄土真宗は死んだら極楽浄土に行くという考えだから、幽霊という概念がそもそも存在しないんだと。読経はだから供養のためではなく、生きている人間のためのものらしいです。一度事故物件で親父に念仏を唱えてもらおうとしたのですが、そういう理由で断られ、初めて親子ゲンカしました。今思えば、親父は昔から幽霊とプロレスは真っ向から否定してましたからね(笑)。

物事を疑ってかかり、その歴史や由来を確かめてようやく納得するという意味では、もしかしたら僕にも素地ができていたのかもしれません。昔、家族旅行でとある神社に行ったとき、親父が由緒書きをまじまじと読んでいたことがあったんです。その時、僕はまだ子供でしたから「はよ進めや。なにがオモロイねん!」って思ってたけど、今の僕ならそれを面白く読めますからね。

僕はまだ、生きてないものには出会えていないですから。

いずれにしろ、タニシさんが何かに守られていることは確かですよね。

「北野誠のおまえら行くな。」(エンタメ~テレ)のロケで、高知県のいざなぎ流っていう民間信仰の太夫さん(祈祷師)のところに行ったんです。僕をお祓いしてくれたんですけど、30分経っても全く祓えなかったらしくて。あらゆる呪詛を祓えるといわれてる人に「あんたのはわからん!」って言われたんですよ(笑)。

いわゆる経典の頁をめくるごとに山の神の仕業、先祖の仕業、みたいに可能性が書いてあって、それを順番に神様に尋ねていくっていうお祓いの仕方で、数珠をピーンと張ったときの珠の数が答えで、奇数だったら「はい」なんですけど。でも僕の場合、何度やっても全部偶数「いいえ」でした。

神様もお手上げ。

まさにお手上げ。太夫さんには子供時代に古墳の上に住んでたことも、今は事故物件に住んでることも伝えてなかったので。何が邪魔しているのかもわからないんですけど。

事故物件には住み続けるんですか?

そうですね。北野誠さんからは「もうええよー」って、「もうお前はタレントとして事故物件を卒業していかなあかん」って言っていただけてるんですけど、仕事と言うよりも趣味というか、コレクターというか。研究家と言うほどでもないですけど、まぁそんな風にやっていきたいなと。

でもたとえば、それが単なる風邪だとしても、具合が悪くなった時に不安にならないですか? 霊のせいかもって思いませんか?

逆に、霊のせいだったらいいのになって思います。「なんだ、ただの風邪か」ってガッカリしてしまう(笑)。

松原タニシ最強説。

いや、そんな、ヤ◯ザの事務所とか行くのは怖いですよ?

生きてる人間が怖い。

サファリパークで車から降ろされるのも恐いですよ?

生きてる動物も恐い。

僕はまだ、生きてないものには出会えていないですから。ただ、最近思うんです、もし僕が霊と「出会った!」って言うようになったら、僕がおかしなってる場合もあるぞ、と。あまりに会いたすぎて、幻覚を見ている可能性があるんじゃないかと。そういうときは、誰か、どうかやさしく諭してください(笑)。

松原タニシ エンタメステーションインタビュー

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松原タニシ(まつばら・たにし)

1982年4月28日、兵庫県神戸市生まれ。松竹芸能所属のピン芸人。現在は「事故物件住みます芸人」として活動。2012年よりテレビ番組「北野誠のおまえら行くな。」(エンタメ~テレ)の企画により大阪で事故物件に住みはじめ、これまで大阪、千葉、東京など7軒の事故物件に住む。日本各地の心霊スポットを巡り、インターネット配信も不定期に実施。事故物件で起きる不思議な話を中心に怪談イベントや怪談企画の番組など多数出演する。CBC ラジオ「北野誠のズバリ」、ラジオ関西「松原タニシの生きる」、YouTube・ニコニコ生放送「おちゅーん LIVE!」などで活躍中。2018年に刊行した初の単行本『事故物件怪談恐い間取り』(二見書房)が8万部を越えるヒットとなる。コミックの企画・原案に『ゼロからはじめる事故物件』(漫画:奥香織 小学館)、『ボクんち事故物件』(漫画:宮本ぐみ 竹書房)がある。

Twitter@tanishisuki

書籍情報

『異界探訪記 恐い旅』

松原タニシ(著)
二見書房

呪われる。祟られる。心霊スポット事故現場、呪いの場、火の玉目撃地、処刑場跡……。約2年間で200箇所以上の「異界」を巡った旅の記録。異界に行って体験した恐ろしくも不思議な話とは? ベストセラー『事故物件怪談 恐い間取り』に続く、「事故物件住みます芸人」松原タニシ書き下ろし単行本2作目!
詳細はこちら⇒https://www.futami.co.jp/book/index.php?isbn=9784576191027


『事故物件怪談 恐い間取り』

松原タニシ (著)
二見書房

事故物件とは、前の住人が自殺・殺人・孤独死・事故などで死んでいる部屋や家のこと。 そんな「事故物件」を転々としている、「事故物件住みます芸人」の松原タニシ、初の書き下ろし単行本。 「ワケあり物件」の不思議な話を、すべて間取り付きで紹介。怖くて部屋に入れない……!「普通の部屋が実はいちばん恐い」という実話を揃えた怪談集。
世の中を震撼させた殺人犯が住んだ部屋 /住むとひき逃げに遭う部屋/前の住人も前の前の住人も自殺している部屋/ 二年に一回死ぬ部屋/黒い人がゆっくり近付いてくる部屋 /黒いシミが浮き出てくる部屋/天井の穴から男の顔が突き出ている部屋etc