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映画『ミュージアム』妻夫木聡もサプライズ登場したジャパンプレミア

映画『ミュージアム』妻夫木聡もサプライズ登場したジャパンプレミア

謎めいたストーリーと過激な描写で話題となったコミック『ミュージアム』が『るろうに剣心』シリーズで記録的ヒットを叩き出した大友啓史監督により実写映画化。カエルのマスクを被った史上最悪の殺人アーティスト<カエル男>と、事件を追いながら次第に絶望的な状況に追い詰められていく刑事を描いたノンストップ・スリラー・エンタテインメントに仕上がっている。カエル男を追っていく沢村久志刑事には『信長協奏曲』『宇宙兄弟』『ルパン三世』など主演映画でヒットを記録し続ける小栗旬、沢村の妻役にNHK連続テレビ小説『カーネーション』で主演を務めた尾野真千子、沢村刑事と共に犯人を追う新米刑事役には『ビリギャル』『ちはやふる』などに出演した野村周平が扮している。この主演陣に加え、丸山智己、田畑智子、松重豊ら豪華出演陣と大友監督が登壇したジャパンプレミアが開催され、いままで隠されていた<カエル男>役のキャストもサプライズ発表された。

取材・文 / エンタメステーション編集部


「カエル男」にちなみ、グリーン・カーペットに緑色のライトアップと、カエルカラーに染まった会場には1,200人の観客が駆けつけた。イベントがスタートすると、大友啓史監督、小栗旬、尾野真千子、野村周平、丸山智己、田畑智子、松重豊が登壇し、会場は大歓声。

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熱狂する観客に向けて小栗は「素晴らしいエンターテインメント映画が出来ました」と挨拶、尾野は「短い時間ですが楽しんでください」と緊張気味に語りかけた。大友監督は「挑戦的な作品になったと思います。楽しんでください!」と本作へかける意気込みを語った。

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会場からは小栗や野村に向けた歓声が止まないなか、松重は「みなさん歓声をあげていますが、この映画を観たら違う悲鳴に変わりますよ」と映画の恐怖度を予告。

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丸山は観客の多さに驚きつつ「こんな寒いなか、来ていただいてありがとう」と感謝を述べ、田畑は「こんな超大作に参加できて嬉しく思います。みなさん楽しんでください」とメッセージを添えた。

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豪華キャストもさることながら、ファンの間で話題となっていたのが「殺人鬼<カエル男>を誰が演じているのか?」。この作品のもうひとりの主役である<カエル男>の正体についてはこのジャパンプレミアまでは情報が解禁されておらず、様々な噂が飛び交っていた。

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イベント中、MCが「今日はヤツも来ているらしいです」と告げると、突如、雷の音と大雨が降り出し、カエルのマスクを被った男たちが出現。その中に、傘で顔を隠した男性がひとり。司会者が「カエル男を演じたキャストは……」という言葉に続いて傘が取り払われ、妻夫木聡が登場。その意外な正体に会場からは大きな歓声が巻き起こった。

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妻夫木は「野村周平より声援が少なかったら、どうしようかと思った(笑)」と笑顔で挨拶。カエル男役については、「原作を読んでいたときからお気に入りのキャラクターで、楽しく演じられました」とコメントした。また、「原作どおりではなく、映画ならではのカエル男を演じたい」と思った妻夫木は「大友監督とも話し、いっぱい遊ばせていただきました」と自分ならではのカエル男を作り上げていったことを明かした。

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そのカエル男を追いつめる沢村刑事役の小栗は、「気持ちの切り替えが難しく、とても大変だった」と役柄への苦労を語り、さらに監禁されるシーンの撮影中は自らも半監禁生活を送るなど、ストイックな役作りへのエピソードを告白。

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本作では、カエル男により<ドックフードの刑><母の痛みを知りましょうの刑><均等の愛の刑><ずっと美しくの刑><針千本飲ますの刑>などの残酷な私刑が執行され、沢村刑事が翻弄されていく。こうしたストーリーにちなみ、MCから「最近、有罪だと思った出来事」について質問されると、小栗は「撮影時に雨の量が多すぎて呼吸ができず、溺れそうになった」と苦しかった現場を語り、「こうなった原因を作ったのは……」と、大友監督のほうを見る。また妻夫木は「大友監督から、カエル男は完璧主義者で体も鍛えていると思うから、そのトレーニングシーンも撮る」と撮影前に聞き、役作りのために体を鍛えて肉体改造に取り組んだが、「撮影が始まったらそんな場面はなかった」と話し、さらに野村も「ビル11階の高さにワイヤーで吊るされているシーンがあったんですが、昼休み以外ずっと吊るされっぱなしだった。これが監督からの試練なのかと思って耐えていました」と、皆が大友監督の有罪エピソードを激白。

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キャストからの告発に対し、大友監督は苦笑いしつつ「もう僕が有罪でいいです」と答え、本作のこだわりについて聞かれると、「全部こだわっているけど、カエル男が日常の場面にいて浮かないように、デザインや撮り方などを特にこだわった」と語り、見どころについては「俳優が限界まで体を張っているところは見て欲しい」と熱くコメントした。

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イベントの最後に小栗から「11月12日は?」と発せられると、客席が「ミュージアム!」と返答。同時に大量の水が噴射され、観客は水浸しに!? 最後まで大盛り上がりのイベントとなった。

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映画『ミュージアム』

2016年11月12日公開

2013年より『ヤングマガジン』で連載を開始し、その描写やストーリーに熱狂的なファンも多い同名コミックの映画化。雨の日だけ起こる猟奇的殺人。現場に残された手がかりから、カエルのマスクを被った犯人像が浮かび上がってきた。それを追う沢村久志刑事は、通称<カエル男>の捜査を続けていくが、逆に絶望的な状況に追いつめられていく。カエル男の真の目的とは……。

【監督】大友啓史
【原作】巴亮介(講談社『ヤングマガジン』刊)
【脚本】高橋泉 藤井清美 大友啓史
【キャスト】小栗旬 尾野真千子 野村周平 丸山智己 田畑智子 市川実日子 伊武雅刀/大森南朋 松重豊/妻夫木聡

【主題歌】「Taking Off」ONE OK ROCK

【配給】ワーナー・ブラザース映画

オフィシャルサイトhttp://wwws.warnerbros.co.jp/museum/