Interview

後藤恭路&滝澤 諒&松田 凌がボクサーに! 絶賛肉体改造中の3人が語る、リアルファイティング「はじめの一歩」The Glorious Stage!! に向けて

後藤恭路&滝澤 諒&松田 凌がボクサーに! 絶賛肉体改造中の3人が語る、リアルファイティング「はじめの一歩」The Glorious Stage!! に向けて

ボクシング漫画の金字塔「はじめの一歩」がついに舞台化される。気になるキャストは、主人公・幕之内一歩 役に後藤恭路。宿命のライバル・宮田一郎 役に滝澤 諒。そして、一歩の対戦相手である“浪速のロッキー”こと千堂武士 役に松田 凌と期待の布陣が揃った。主演の後藤恭路はメインキャストで舞台に立つのは本作が初めて。注目の新星がどんな“初戦”を飾るのか。鋼のようなボクサーの肉体を役者たちはいかにつくり上げるのか。観る者の心臓を鷲掴みにする迫力と興奮のファイトを舞台でどう演じるのか。見どころ尽きない本作へ臨む3人のトークをたっぷりお届けする。

取材・文 / 横川良明 撮影 / 冨田望


後藤くんを見ていると、デビュー当時の自分とすごく重なる

後藤さんは本格的な取材は今日が初めてということですが、写真撮影を終えてみていかがですか?

後藤恭路 緊張しました……!

滝澤 諒 これが今日2本目の取材なんですけど、1本目よりポージングも格段にレベルアップしていましたよ。1本目はASIMOみたいだったから(笑)。

一同 あはは(笑)。

リアルファイティング「はじめの一歩」The Glorious Stage!! 後藤恭路 エンタメステーションインタビュー

後藤恭路

さすが伸びしろがすごい。

滝澤 そこはやっぱり一歩ですからね。

後藤 (恐縮して)まだ全筋肉が固まっています。

リアルファイティング「はじめの一歩」The Glorious Stage!! 滝澤 諒 エンタメステーションインタビュー

滝澤 諒

思えば、松田さんもデビュー作で主演を務めました。

松田 凌 だから後藤くんを見ていると、当時の自分とすごく重なりますね。僕も取材のときはカチコチでしたから。気持ちはわかります。

後藤 もう失礼なことをして怒られないか心配で……。

松田 僕も同じことを思っていた(笑)。大丈夫ですよ、そのまんまですごく素敵だから。

リアルファイティング「はじめの一歩」The Glorious Stage!! 松田 凌 エンタメステーションインタビュー

松田 凌

ちなみに、後藤さんはおふたりのことをどう呼んでいるんですか?

松田 (後藤に)“てめえ”とかでもいいよ?(笑)

後藤 (慌てて)呼べないです…!

そう言えば、滝澤さんも松田さんも同じ“リョウ”ですね。

滝澤 そうなんです。結構、先輩とかぶることが多くて、だから現場では“タッキー”とか名字をもじって呼ばれることのほうが多いですね。ただ、今回は鷹村 守 役の滝川広大さんと“滝”もかぶるのでどうしようかなって……“ザッワー”とかにしようかな。呼びにくいけど(笑)。

松田 あはは。俺からは普通に“諒”って呼んでいい?

滝澤 いいんですか!?  じゃあ僕も“凌さん”で。

松田 後藤くんはどうする? 本当、何でもいいよ。

後藤 じゃ、じゃあ……“松田さん”で。

滝澤松田 (笑)。

松田 ここから仲良くなって、最終的には“凌”と呼ばれているように頑張ります(笑)。

リアルファイティング「はじめの一歩」The Glorious Stage!! エンタメステーションインタビュー

それにしてもあの「はじめの一歩」が舞台になるとは驚きです。

後藤 僕は原作もアニメも全話観ているぐらい「はじめの一歩」が大好きなので、一歩を演じられるのがめちゃくちゃ嬉しいです。格闘技が好きで、今、アマチュアでシュートボクシングをやっているんですけど。もしこのオーディションがダメだったら、シュートボクシングでプロの道を目指すことも考えていたぐらい、この役に自分の役者人生を懸けていました。これだけ大きな役をいただけるのは生まれて初めてで、今は不安ばっかりなんですけど、精一杯頑張ります。

滝澤 僕は出演が決まった瞬間、その場で腕立て伏せを始めました(笑)。宮田は一歩の永遠の憧れでありライバルなので、見劣りしないようしっかり身体も仕上げていかなければと!(と、腕立て伏せのジェスチャー)

松田 今、たくさんの原作モノの舞台化作品がありますが、「はじめの一歩」はきっとこの流れに一石を投じる作品になるんじゃないかと期待しています。原作を読んで、一歩たちに憧れたり、何かに立ち向かう力をもらった方がたくさんいらっしゃると思うので、そういったファンの皆さんの原作に対する愛を背負いつつ、シーンにひとつの風穴を開けられれば。

リアルファイティング「はじめの一歩」The Glorious Stage!! 後藤恭路 エンタメステーションインタビュー

内向的で心配性なところは、僕と似ているなと思いました

ご自身の役の好きなところはどこですか?

後藤 一歩はお父さんが亡くなっていて、お母さんが釣り船屋をひとりで切り盛りしているんですけど、一歩自身も練習で疲れているのに、お母さんの手伝いをする優しいところが魅力的だなと思います。僕と似ているのは、内向的で心配性なところ。僕も本当に心配性なんで、一歩が試合前に緊張しているところとか一緒だなと思いました。

滝澤 あとはシャドー(ボクシング)を始めたときの集中力も、一歩と一緒ですよ。ビジュアル撮影に向けてトレーニングをする日があって、そこで初めてお会いしたんですけど、そのときもほかのみんながトレーナーさんの説明を受けながら見様見真似でジャブを打っているなか、ひとりだけ“シュッシュッ! シュッシュッ!”ってすごい風を切る音を出している人がいて。誰かと思ったら、きょっぽでした。あ、僕、後藤くんのことを“きょっぽ”って呼んでいるんですけど(笑)。

松田 “きょっぽ”?

滝澤 恭路と一歩で、“きょっぽ”です(笑)。すごい集中力でシャドーに打ち込んでいるきょっぽを見て、「こんなやる?」ってちょっと引きましたから(笑)。

後藤 あはは。滝澤さんは初めて会ったときから比べたら筋肉が5倍ぐらい大きくなってて、すごいなと思いました。普段から「きょっぽに負けねえ!」って気持ちでトレーニングをしているって聞いて、そういうところから役づくりをされているんだって刺激をもらいました。

滝澤 異常なくらい一歩を意識しているところが、僕と宮田の共通点。初めてきょっぽの身体を見たとき、ビックリしましたから。その場で腕立て伏せとかやっているレベルじゃ追いつけないぞと(笑)。トレーニングをしているときも、キツくなったら頭の中にきょっぽが出てきて「やれよ」って焚きつけてくるんです(笑)。

松田 いい関係だよね。同い年で、ライバル役って。

滝澤 燃えますね。しかもきょっぽがそこまで僕を意識していないところが余計に燃えます(笑)。

後藤 いや、今は身体づくりも追い越されちゃっているので。抜き返さなくちゃって、すごく意識していますよ。

滝澤 本当? 良かった~、見捨てられてなくて(笑)。

一同 あはは(笑)。

リアルファイティング「はじめの一歩」The Glorious Stage!! 滝澤 諒 エンタメステーションインタビュー

滝澤さんは宮田のどんなところが好きですか?

滝澤 俄然ストイックなところですね。宮田ほどストイックな人っていないと思うんですよ。やると決めたら絶対やり遂げる。本当は、体格的には一歩と同じ階級じゃないのに、一歩と戦うために過酷な減量で自分を追い込むところにも彼の芯の強さを感じます。

一歩と宮田はまさにライバルですが、おふたりはどうですか? もうすっかり仲良く話せるようになりました?

後藤 そうですね。

滝澤 いろいろ教えてもらっています。ここの筋肉をつけるにはどんなトレーニングをしたらいいとか。

後藤 そうですね。

後藤さん、さっきから「そうですね」しか言ってません(笑)。

後藤 すみません、語彙力がなくて……(赤面)。

一同 あはは(笑)。

リアルファイティング「はじめの一歩」The Glorious Stage!! 松田 凌 エンタメステーションインタビュー

松田さんは千堂のどんなところが好きですか?

松田 一番好きなのは、純粋に強さを追い求める欲深さ。そういう貪欲さって僕の中にも眠っていて、この舞台でそれを解き放ってくれるんじゃないかという期待があります。あとは、僕も関西出身なので、まさか浪速を背負うことになるとは……。

関西弁の役って初めてですよね?

松田 そうなんです。全日本新人王決定戦では、西日本代表として出てくるわけですから。関西人の自分が、西でナンバーワンの男を演じるというのは、ある種、パンドラの箱を開けるような気分です。

後藤 松田さんには、初めて見たときから覇気みたいなものを感じていて。

松田 それ、僕の態度がデカいだけじゃないかな(笑)。

後藤 (恐縮して)とんでもないです! いろんな経験をされているから、これだけ堂々といられるんだろうなって。まさに千堂だなっていう印象があります。

松田 稽古に入ったら全然年上とか先輩とか関係なくいこうね。僕も正面から食いにいこうと思います、虎として(と、カッと目を見開く)。

後藤 はい!

松田 僕も後藤くんから学ぶところがいっぱいあると思うので、よろしくお願いします。

1 2 >