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「昔はシステムエンジニアになりたかった」──荒牧慶彦 2nd写真集『if…』&初のインタビュー集『cross roads』同時発売!

「昔はシステムエンジニアになりたかった」──荒牧慶彦 2nd写真集『if…』&初のインタビュー集『cross roads』同時発売!

舞台『刀剣乱舞』シリーズやMANKAI STAGE『A3!』など、人気作品に多数出演している俳優・荒牧慶彦が、9月20日(金)に発売された、自身2度目となる写真集『if…』と、初のインタビュー集『cross roads』の刊行を記念して、9月22日(日)に渋谷HMV&BOOKS SHIBUYA 7Fイベントスペースにて購入者へ直接のお渡しや握手、チェキ撮影を行った。そして、イベント前の囲み取材に登壇し、『if…』撮影時のエピソードや今後の目標を語ってくれた──。

取材・文・撮影 / 高城つかさ


“スーパー外科医”をやってみたい。ブラックジャックのような

写真集『if…』は、“もしも、人生の選択が違っていたら”をテーマに撮り下ろされた一冊。システムエンジニアや絶世の美女、テニス選手、テレビ局ADといった様々な職業に扮した荒牧の「もしかしたらあったのかもしれない」選択の先を描いた写真集だ。また同時発売されたインタビュー集『cross roads』では、写真集にまつわる話はもちろん、2019年4月よりフリーランスとしての活動を始めた荒牧が現在の想いを語るロングインタビュー、撮影日の起床から就寝までを追ったオフショット、100の質問などが掲載されており、30歳を間近に控えた荒牧慶彦の素顔をかいま見ることができる。

荒牧慶彦 エンタメステーションイベントレポート

初めに写真集のタイトル『if…』にちなんで「もし役者になっていなかったとして、写真集の中で最もなりたかった職業は何ですか?」を問われると「システムエンジニアです」と回答。父親の職業がシステムエンジニアだったことから影響を受けたそうで、「僕自身、物心つくまでに将来の夢はコロコロ変わっていたみたいなのですが、初めて『この仕事に就きたい』とはっきり思ったのは、システムエンジニアでした」と振り返った。また、その夢を抱いたきっかけとなったエピソードについては「小学校低学年の頃、たまたま父の仕事場に遊びに行ける機会があったのですが、オフィスでは、いろいろな方が机に向かい、パソコンをカチャカチャしていて……。そんな姿を見て『うわー! かっこいい!』と思って、システムエンジニアになりたいと思いました。当時の僕は(パソコンに向かって)何をしているのか全然わからなかったのですが……(笑)」と話し、さっそく場をなごませた。

その回答を受けて「お父様はイケメンだったんですか?」という質問には、「いやあ〜、どうなんですかね……」と照れる様子を見せながら「結構、まわりからは似ていると言われます」とコメント。さらに「どのくらい似ているか?」と続けられると「小学生の頃、幼い父の写真を見て『なんで僕が写っているの?』と僕から親に聞いてしまったくらいには(父と)似ています」と微笑んだ。“そっくり”な父親とのエピソードは幼少期のエピソードも語られているというインタビュー集『cross roads』で語られているだろう。

荒牧慶彦 エンタメステーションイベントレポート

囲み取材では、白衣にメガネ、そして聴診器を身につけた“医者”の姿で登場。なぜその格好にしたのかというと、荒牧が配信しているニコニコ生放送「荒牧慶彦チャンネル」で視聴者よりアンケートを取り、決定したとのこと。「ホスト・大工・消防士・医者の中からアンケートを取ったところ、医者の票が最も多かったので『じゃあ、お医者さんの格好をしてみよう』と白衣を着てみました」とアピールした。写真集のお気に入りカットも「手術着」と話し、“医者”に憧れを見せる場面も。フォトセッションでは「メガネを触ってください」「聴診器をこちら(カメラ)に向けてください」といったリクエストにフランクに応えながら、ときにはクールに、ときには微笑みながら、いろいろなポーズを決めてくれた。

荒牧慶彦 エンタメステーションイベントレポート

写真集では“絶世の美女”と名付けた、女装姿のカットもある。こちらもファンの意見を尊重し、1st写真集「L.M.N.」(2017年5月刊行)で披露した女装姿が好評だったことから撮り下ろしが決まったそうで「初めは冗談8割で(女装はどうだろうかと)言っていたのですが、ありがたいことに、前回の写真集でも女装姿が好評だったので『もう一回くらいいけるんじゃないか』と決まりました(笑)」とはにかんだ。

荒牧慶彦 エンタメステーションイベントレポート

役者という立場から、様々な職業、年齢の役柄を経験していることから「もし役者として、写真集で披露した6つの職業を演じるとしたらどれか?」という質問に対しては「やっぱり、医者ですね。(その中でも)“スーパー外科医”をやってみたいです。ブラックジャックのような……(笑)」と話し、夢を膨らませた。

また、職業の話と繋がり、システムエンジニアから俳優へと夢が変わったきっかけを尋ねられると、高校時代のエピソードを披露。「高校生の頃、同じクラスの友人が芸能活動をしていたのですが、彼の活動を見ていて僕も興味が湧いたのがきっかけです。その想いは大学生になって、就職活動時期までも秘められていて……。いざ就活で何をやろうとなったときに『そうだ、俳優をやろう!』と、この世界に飛び込みました」と明かした。

荒牧慶彦 エンタメステーションイベントレポート

そして、撮影時の印象に残っているエピソードにも触れ、「撮影時期は4月だったのですが、本当は“乗馬の先生”をイメージした乗馬のシーンも入れる予定だったんです。でも、雨で馬を走らせられないという事態が起きて、3回バラシ(中止)になって。残念な思い出になってしまいました」と振り返ったあと、「でも、そのあと、ある番組で乗馬を体験させていただきました」とリベンジできたことを報告。「(乗馬は)やっぱり、お尻が痛くなりますね(笑)。振り落とされまいと必死になっているうちに、体幹も鍛えられました」と取材陣を笑わせる一幕もあった。

荒牧慶彦 エンタメステーションイベントレポート

来年で30歳という節目を迎える荒牧。2019年は舞台『刀剣乱舞』慈伝 日日の葉よ散るらむ で座長を務め、舞台『サザエさん』では磯野カツオを演じたことで話題を集め、2020年1月上演の舞台『憂国のモリアーティ』では主演・ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ 役で出演する。そんな荒牧の“30代の役者像”を「役者を始めた時期が遅いのもあって、これまでと変わらないのですが……」と前置きしたうえで「求められている役柄と真摯に向き合って、その役になることです。あとは、自分とかけ離れた役を演じてみたいので、悪役も演じてみたいですね」とさらなる意欲を見せた。

一方で、プライベートの目標は「実感がないんですよね……」と話し、その理由として「小学校からの友達に会えば『もうすぐ30歳だね』なんていう話になるのですが、芸能の仕事では(年齢がバラバラだから)そんなこともないし……。僕自身、精神年齢も大学生くらいなので、実感がないです」と笑いながらコメントした。

荒牧慶彦 エンタメステーションイベントレポート

最後に、年越しまで4ヵ月を切った今、年内の目標を問われると「年内の目標は、毎年大晦日の年越しは地元の小学校からの男友達4人で過ごしているので、今年もいつもどおり、そうやって過ごせたらいいなと思います」とプライベートに触れ、仕事については「ありがたいことに、今年は舞台『刀剣乱舞』慈伝 日日の葉よ散るらむ の座長から、国民的アニメ『サザエさん』の磯野カツオ 役まで、幅広く大きなお仕事をさせていただいているので、満足しているかもしれないです」と、現在の心境を語り、囲み取材は終了した。

荒牧慶彦 エンタメステーションイベントレポート

9月22日(日)のイベント後には、翌23日(月)に大阪・HMV&BOOKS SHINSAIBASHIにて同様のイベントを行った。また昨今は、舞台はもちろん、テレビドラマ『REAL⇔FAKE』や『テレビ演劇 サクセス荘』にも出演、さらに9月28日(土)放送の音楽番組『MUSIC FAIR』にも出演するなど、様々なジャンルで活動の幅を広げている。そんな荒牧慶彦の活躍から、これからも目が離せない。

荒牧慶彦写真集『if…』

発売日:2019年9月20日(金)
著者名:荒牧慶彦
価格:本体 ¥3,000(税別)
発行:講談社キャラクターズA

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荒牧慶彦インタビュー集『cross roads』

発売日:2019年9月20日(金)
著者名:荒牧慶彦
価格:本体 ¥2,000(税別)
発行:講談社キャラクターズA

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