Interview

椎名鯛造が“劇団鹿殺し”待望の新作『傷だらけのカバディ』で新たな役者に変貌する。盟友・鈴木拡樹のことも聞いた!

椎名鯛造が“劇団鹿殺し”待望の新作『傷だらけのカバディ』で新たな役者に変貌する。盟友・鈴木拡樹のことも聞いた!

気楽なノリで受かってしまった初舞台のオーディション

本作は在りし日の過去から未来を描いていると感じますが、椎名さんが役者としてデビューした当時の思い出はありますか。

初舞台の『ネオロマンス・ステージ 遥かなる時空の中で』(2008)は21歳のときでしたが、最初はまったく舞台に興味がなくて、むしろ映像の世界に進みたかったんです。たまたま実家に帰省をするタイミングでテンションが上がっていて、気楽なノリでオーディションを受けたら、受かってしまったという。決め手になったのは、バク転ができることだったそうです(笑)。バク転が特技として演技に活かされるとさえ思っていなかったので、それだけ演劇を知らなかったとあらためて思います。

役者として殻を破る瞬間はあったのですか。

初舞台の演出家のキタムラトシヒロさんのひと言でした。そのときの僕の役も元気いっぱいの役だったのですが、元気な役を演じることが、恥ずかしさもあって上手にできなくて。そんなときにキタムラさんから「小学生のときにうんこを踏んだだけで笑っていた時代を思い出せ」と叱咤激励されて。たしかに、大人になると犬のフンを踏んだらテンションが下がりますが(笑)、「“うわー踏んじゃった”というノリを出してお芝居をしろ」と言われてしっくりきたんです。僕にだって、なんでもないことでテンションがマックスまで上がっていた時期があったと思い出して、それがヒントになって役者として殻を破ることができましたね。

椎名鯛造 エンタメステーションインタビュー

そうして、役者を続けたいと思ったのはいつ頃だったのでしょう。

初舞台の初日ですね。カーテンコールで、僕のことを知らないお客様が多いのに、万雷の拍手を受けたのが心地よかった。実際に距離感が近いから肌に直接感じたこともあってとても感動して、そのときに役者を続けていこうと思いましたね。

椎名さんにとってファンの存在が大きいんですね。

そうですね。ファンの声が僕を駆り立ててくれます。「今後の活躍を楽しみにしています」といったファンレターをいただくことも、長い時間を応援してくれている方だと「新たな一面が見えました」や「そんな新しいこともできるんですね」といったお手紙での励ましの言葉も嬉しいし、アクロバットが得意なのですが、やったことのない技を習得してみんなを驚かせたいと思うのは、やっぱりファンがいるからです。役者は観てもらう人がいないと成り立たない仕事なので、お客様が役者のことを気になって、次の舞台に足を運んでくださることが、役者として存在する意味があると思います。

ちなみに、役者をしていてつらかったときはありましたか。

『パッチギ!』(2009)という舞台で心が折れたことがありました。演出家のダメ出しに対して何もできない自分がいて、それ以外の引き出しがない自分も情けなくて、どんなにもがいても演出家の求める表現ができなくてつらい思いをしましたね。

それを乗り越えたきっかけはありますか。

仲間です。みんなに観てもらって「大丈夫だよ」と言ってもらって乗り越えることができました。

椎名鯛造 エンタメステーションインタビュー

鈴木拡樹は同じ土俵の上に一緒にいたいという想いを抱かせてくれる

仲間という意味では、『最遊記歌劇伝』シリーズで長らく共演されている鈴木拡樹さんとは盟友と言っても良くて。

たしかにそうですね。僕が『弱虫ペダル』(2016)に出演したときは、(鈴木)拡樹から経験者としてよく話を聞きました。「体力的にしんどい」と言われていたのですが、たいしたことないとたかをくくって挑んでみたら、びっくりするぐらい大変で(笑)。こんなにきつい舞台で一日2公演もできるのか悩んでいたのですが、そのときに拡樹が観にきてくれて「頑張ってね」とメールで励ましてもらったことをよく覚えています。

おふたりはつねに手を取り合って役者道を歩いているような気がします。

おっしゃるとおりで、そう思うことがよくあります。だから、今の拡樹が2.5次元舞台を引っ張っていく役者になったのは嬉しいし、今後も同じ土俵の上に一緒にいたいという想いを抱かせてくれる大切な仲間のひとりです。

椎名鯛造 エンタメステーションインタビュー

今作を経て役者・椎名鯛造さんはどのような変貌を遂げるのでしょうか。

今回の作品は、僕のことを知らない方も、カバディが好きで演劇を知らない方もご覧になると思います。そういった方に僕のお芝居が心に残るような、そんな役者になりたいです。与えられた機会の中で、お客様を感動させられる役者になりたいし、ならなければ意味がないと思っています。今作に関していえば、“劇団鹿殺し”がまた呼びたい役者にもなりたいですし、呼んで欲しいです、いや呼んでください(笑)。

もう一回立ち上がろうという勇気を与えられる作品にしたい

(笑)。それでは、最後に意気込みをお願いします。

“傷だらけ”という言葉がポイントだと思います。人生を生きるうえで、心や身体に傷を負いながら何度もへこたれずに、立ち上がって強く生きていく姿を描く作品なので、学校や仕事で悩んだりする方がご覧になって、もう一回立ち上がろうと勇気を与えられる作品にしたいですし、観にこられたすべての方に明日を生きる力を受け取っていただけるように頑張ります。


【募集終了】抽選で3名様に椎名鯛造さんの直筆サイン入りチェキをプレゼント!

椎名鯛造さん直筆サイン入りチェキ

※賞品はお選びいただけませんので予めご了承ください

応募期間

※募集期間は終了致しました。

9月27日(金)~10月6日(日)23:59


【応募に関する注意事項】
・厳正なる抽選の結果当選された方には、エンタメステーションTwitterアカウントのダイレクトメールにて後日ご連絡をさせていただきます。エンタメステーションTwitter公式アカウント(@essite_official)のフォローをお願いします。
・プレゼントキャンペーンは予告なく変更・中止することがあります。あらかじめご了承ください。
・応募期間中にフォローを取り消された場合は、応募が無効となります。
・複数のアカウントで応募された場合は、1アカウントのみ有効となります。
・Twitterアカウントを非公開にしている場合は、応募対象外となります。
・落選者へのご連絡はございませんのでご了承ください。
・応募は日本国内にお住まいの方に限らせていただきます。
・賞品および当選の権利は当選者本人のものとし、第三者へ譲渡・転売することは一切禁止させていただきます。譲渡・転売が発覚した場合、当選を取り消し賞品をお返しいただく場合があります。

※個人情報の取扱いについて
・お客様からいただいた個人情報は、当キャンペーン当選者様へのお問い合わせのために利用いたします。なお、個人情報を当該業務の委託に必要な委託先に提供する場合や関係法令により求められた場合を除き、お客様の事前の承諾なく第三者に提供することはありません。上記をご承諾くださる方のみご応募ください。


舞台『傷だらけのカバディ』

舞台『傷だらけのカバディ』

撮影 / 江森康之

東京公演:2019年11月21日(木)~12月1日(日)あうるすぽっと
大阪公演:2019年12月5日(木)~12月8日(日)ABCホール

STORY
2030年、外国人が多くたむろする田舎町で再会したのは、元日本代表男子カバディチームの面々。彼らは幼馴染であり、2020年の東京オリンピックで男子カバディが正式種目になると聞き、冴えない人生を変えるために一念発起、見事に日本代表となって東京オリンピックで大活躍したのだ。しかし、一人の選手のミスによって日本国民を落胆させてしまった。再会と共に燃え始める苦い思い出と熱い心。10年前の傷を乗り越え、再び栄光を求めて立ち上がる。

作:丸尾丸一郎
演出:菜月チョビ
音楽:オレノグラフィティ

出演:
丸尾丸一郎
菜月チョビ
オレノグラフィティ
橘輝
鷺沼恵美子
浅野康之
峰ゆとり
近藤 茶
有田あん
椙山さと美
メガマスミ
長瀬絹也
金子大樹
内藤ぶり
藤綾 近
前川ゆう
小澤亮太
伊藤今人(梅棒/ゲキバカ)
椎名鯛造

オフィシャルサイト
オフィシャルTwitter(@shika564)

椎名鯛造(しいな・たいぞう)

1986年6月17日生まれ、岐阜県出身。主な出演作品には【舞台】『最遊記歌劇伝』シリーズ、斬劇『戦国BASARA』シリーズ、舞台『刀剣乱舞』シリーズ、『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE、ミュージカル『薄桜鬼 志譚』風間千景篇【テレビドラマ】『中学生日記』、『タンブリング』、『ファイヤーレオン』【映画】『DIVE!!』、『Source』、『映画刀剣乱舞‐継承‐』などがある。出演待機作に、劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪『エヴリィBuddy!』(2019年10月上演)、映画『恋恋豆花』(2020年2月公開予定)、『最遊記歌劇伝-Oasis-』(2020年2月上演)がある。

Profile
オフィシャルTwitter(@TaizoShiina)

フォトギャラリー
< 1 2