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北村 諒や君沢ユウキ、杉江大志らと学ぶ! 楽しむ! 体感する舞台、体内活劇「はたらく細胞」Ⅱ 上演中

北村 諒や君沢ユウキ、杉江大志らと学ぶ! 楽しむ! 体感する舞台、体内活劇「はたらく細胞」Ⅱ 上演中

体内活劇「はたらく細胞」Ⅱ が、9月27日(金)北千住・シアター1010にて開幕した。
人間の体内におよそ37兆個あるといわれている細胞たちを擬人化。体内で起こっている細胞の活動をコメディタッチに描き、大人気となった清水 茜によるコミック作品の舞台化第2弾だ。白血球(好中球)役に北村 諒、赤血球 役に川村海乃を迎え、勢いを新たに新キャストと続投キャストたちが“体内=劇場内”を駆け巡る!
初日直前に行われた囲み取材とゲネプロの模様をレポートする。

取材・文・撮影(囲み取材)/ 片桐ユウ


お客様と一緒にこの作品を完成にもっていける

体内活劇「はたらく細胞」Ⅱ エンタメステーション舞台レポート

囲み取材には、北村 諒(白血球(好中球)役)、川村海乃(赤血球 役)、君沢ユウキ(キラーT細胞 役)、杉江大志(一般細胞 役)、髙木 俊(インフルエンザウイルス感染細胞・ムンプスウイルス 役)が登壇した。

体内活劇「はたらく細胞」Ⅱ エンタメステーション舞台レポート

北村 諒は「“体内活劇”はお客様とつくるシーンや空気感がとても大切だと思うので、初日を迎えて“やっと劇場にこられたな”という想いです。お客様と一緒にこの作品を完成にもっていけると思うと、すごくワクワクして楽しみです!」と意気込み。

体内活劇「はたらく細胞」Ⅱ エンタメステーション舞台レポート

川村海乃は「とにかくテンポと笑いがある舞台です。そしてインフルエンザウイルス感染細胞がお客様をイジるので(笑)、それが楽しみで仕方がないです」と隣りの髙木を振り返りつつ、「お客様と絡んで、お客様からもらって、お客様にお渡しできたら」と微笑んだ。

体内活劇「はたらく細胞」Ⅱ エンタメステーション舞台レポート

舞台化第1弾からキラーT細胞を演じている君沢ユウキは「きたむー(北村)も言ってくれたように、一般細胞の皆様が劇場に来てから完成するのが体内活劇「はたらく細胞」です。赤いTシャツを着ている方は“赤血球”、緑を着てくれば“インフルエンザ”として僕らがボコボコにします!(笑)」と冗談交じりにコメント。
また、前回に引き続き“子ども席”があることを踏まえて「僕自身も小さい頃に演劇を観たことが今に繋がっている。そういう素敵な出会いや勉強にもなるので、いつかどこかで学校公演などがあったら」と、野望を語った。

体内活劇「はたらく細胞」Ⅱ エンタメステーション舞台レポート

杉江大志は「稽古場ではイメージでやっていたものが、劇場で照明や映像が入り、すごくカタチになったなと思っています。それを観たお客様がどんな反応を返してくれるのか、不安でもありますがドキドキしています。お客様を巻き込むいろんなサプライズが待っていますので、ぜひ生で体感してください!」と期待を煽った。

体内活劇「はたらく細胞」Ⅱ エンタメステーション舞台レポート

髙木 俊は前回からの続投となるインフルエンザウイルス感染細胞 役と、今回のストーリーで登場するムンプスウイルス 役の2役。フォトセッションでも様々なポーズを取り、強烈な存在感をアピールしていた。
意気込みコメントでは「初演に引き続き出演させていただきます。去年は大好評でしたが、今年もさらにそれを超えるくらいの作品になっていると思います! 僕としては油断しているお客様をイジってイジって、イジって楽しみたいと思います!」と断言。
「お客様のひとりひとりが細胞になった気分で、暴れまわるウイルスに怯えたり逃げたりと、“体感”していただければと思います。一緒に楽しみましょう!」と呼びかけた。

体内活劇「はたらく細胞」Ⅱ エンタメステーション舞台レポート

囲み取材中は「僕は普段、まったく喋らないクールな男なんですけど……」と語る君沢に、周囲が「ウソつけ!(笑)」とツッコミを入れたり、川村が「応援したくなるような赤血球ちゃんになれたら」と語ったあとに、北村が「100点!」、君沢が「100点細胞!」と絶賛して、川村が「ありがとう細胞~」と返し、杉江が「なんでも“細胞”を付ければいいと思っているでしょ!?」と笑いながら指摘を入れるなど、細胞・細菌を問わない仲良しぶり。

体内活劇「はたらく細胞」Ⅱ エンタメステーション舞台レポート

最後は北村が「楽しく読んで勉強できるというめちゃくちゃ素晴らしい原作。それが“体内活劇”となり、体感して楽しみながら勉強できる。遊園地に行っているのに勉強できるようなものなので、素晴らしいコンテンツだと思います! ぜひ劇場へ足をお運びください」と、囲み取材を締め括った。

学びと同時に、エンタメ性を増した演出によって一層の“アミューズメント”性を感じられる

この後はゲネプロの模様をレポートする。

囲み取材で語られていたように、身体の“はたらき”が楽しく学べる内容とあって、2.5次元作品には珍しい“子ども席”も用意されている本作。観劇中の諸注意を促す“前説”は、メインキャストが登場してキャラクターのまま呼びかける。

今回は細菌たちが登場して「観劇中は××をしろ!」と悪い行いを唆してくるので、騙されないように注意だ。 声優としても人気の増田裕生が初演から引き続き化膿レンサ球菌、劇団ホチキスの中心女優である小玉久仁子が黄色ブドウ球菌&日和見菌、音楽ユニット活動など活躍の場を広げる澤田拓郎が肺炎球菌&悪玉菌を演じている。

細菌たちによる絶妙な掛け合いで、こちらの身体も活性化したところで、血小板(田中紗羽、木村奏南)が登場。キュートな血小板の“はたらき”によって細菌たちが退治されたあと、いよいよ体内活劇「はたらく細胞」Ⅱ がスタートした。

細胞&細菌が擬人化しているように、体内の構造はひとつの大きな街に変換されている。街角を模した舞台セットと背景スクリーンには、細胞や細菌が登場するごとにプロジェクションマッピングで説明書きが映し出される仕組みだ。

今回は方向音痴の赤血球(川村海乃)が、自分ひとりで体内に酸素を配達しようと奮闘する「循環器」や、一般細胞(杉江大志)が乳酸菌を拾ったことから始まる「消化器官」系をめぐる冒険など、身体全体をイメージできる場面が多い。身体や細胞たちについての学びと同時に、エンタメ性を増した演出によって一層の“アミューズメント”性を感じられるだろう。

初演にも現れたインフルエンザウイルス感染細胞(髙木 俊)は、またも強敵として登場。客席イジりもパワーアップしている。さらに今回はムンプスウイルス(髙木 俊)も発生。対抗するのは、背中に背負ったタンクから抗体を発射させるリンパ球のB細胞(糸川耀士郎)と、抗原の免疫を記憶しているリンパ球である記憶細胞(北村健人)だ。
彼らが活躍する場面では、入場の際に配布される「ムンプスウイルスのお面」が役立つので、ぜひとも“体内活劇”にご参加を。

好評だった去年に続いての第2弾ということで、継続キャストたちはキャラクターをバッチリ掴んでいるうえに“遊び方”も万全だ。
肉体派のキラーT細胞を演じる君沢ユウキ、インフルエンザウイルス感染細胞&ムンプスウイルス 役を務める髙木 俊は、ボケとツッコミとメタ要素を多彩に使い分けながら場面を牽引。

制御性T細胞 役の甲斐千尋はキレのある立ち回り、樹状細胞 役の川隅美慎は“活性化”した衣裳に身を包んで……と、新たな一面も見せている。

白血球(好中球)に執着するがん細胞 役の山田ジェームス武は、クライマックスの盛り上がりを担い、ほのぼの場面が多い物語全体に別の色を加えることで、バトルシーンやメッセージ性を際立たせた。

新キャストとなったNK細胞 役の宮原華音や、B細胞 役の糸川耀士郎、今回新たに登場した記憶細胞 役の北村健人も、細胞たちの個性と魅力を存分に発揮。
一般細胞 役の杉江大志は、シンプルな衣裳に身を包んだ「一般細胞」という役どころながら、ストーリーの真ん中を進むポジションを好演している。

赤血球 役の川村海乃はハツラツとしたスマイルで、応援したくなるような元気さ一杯。白血球(好中球)役の北村 諒は、心配性のお兄ちゃんといった周囲からイジられる要素を覗かせ、爽やかな印象を残す。可愛らしいが決して押しつけがましくないふたりの役づくりと関係性が、物語全体に心地良い温度を与えていた。

笑いどころ満載のドタバタ劇の中に、学びとシリアスの要素もあり……と盛りだくさんだが、ほかにはない“体内活劇”ならではの風味が、第2弾としてさらに引き立っていた。

上演は10月6日(日)まで。千秋楽公演のライブ配信と、本公演のBlu-ray&DVDの発売も決定している。

体内活劇「はたらく細胞」Ⅱ

体内活劇「はたらく細胞」Ⅱ

2019年9月27日(金)~10月6日(日)シアター1010

<千秋楽公演ニコニコ生放送にて独占有料生配信>
配信ページ:ニコニコ生放送
配信時間:2019年10月6日(日)16:00開演
詳細はこちら

STORY
人間の体内におよそ37兆個あるといわれている細胞たち。
白血球、赤血球、血小板、マクロファージ、記憶細胞、キラーT細胞、NK細胞、B細胞、マスト細胞etc……
今日も彼らは体内を舞台に奮闘中。

一人立ちを目指し循環器を自分の力で巡ろうとしたり、それをこっそりサポートしようとしたり、襲来してきたウイルスを撃退すべく古の記憶を呼び覚まそうとしたり……さらには、一般細胞が迷子の乳酸菌を拾ったことから始まる“腸”大冒険もあったり!
道中では遭遇する菌やウイルスたちとのバトルに加え、あの最強の敵が再び白血球(好中球)たちの前に立ちはだかる──

原作:清水 茜(講談社「月刊少年シリウス」連載)
演出・脚本:川尻恵太(SUGARBOY)

出演:
白血球(好中球)役:北村 諒
赤血球 役:川村海乃

キラーT細胞 役:君沢ユウキ

一般細胞 役:杉江大志
がん細胞 役:山田ジェームス武
B細胞 役:糸川耀士郎
記憶細胞 役:北村健人

制御性T細胞 役:甲斐千尋
樹状細胞 役:川隅美慎
NK細胞 役:宮原華音
血小板 役:田中紗羽 木村奏南

化膿レンサ球菌 役:増田裕生
インフルエンザウイルス感染細胞&ムンプスウイルス 役:髙木 俊
黄色ブドウ球菌&日和見菌 役:小玉久仁子
肺炎球菌&悪玉菌 役:澤田拓郎

アンサンブル細胞:
髙久健太 菅野慶太 福田圭佑 前田りょうが 相田真滉 高橋 凌 網代将悟 栗本佳那子 松田祐里佳 田中里奈 柿の葉なら

制作:トライフルエンターテインメント
主催:体内活劇「はたらく細胞」プロジェクト(アニプレックス/トライフルエンターテインメント/講談社)

オフィシャルサイト
オフィシャルTwitter(@saibou_butai)

©清水 茜/講談社・体内活劇「はたらく細胞」プロジェクト 2019

Blu-ray&DVD発売決定!

発売日:2020年3月25日(水)
価格:Blu-ray ¥9,800(税別) DVD ¥8,800(税別)
仕様:本編DISC+特典DISC 2枚組
*アニメイト限定セット(上記に特典DISCがもう1枚付属した3枚組)
価格:Blu-ray ¥10,300(税別) DVD ¥9,300(税別)

発売:アニプレックス
販売:ソニー・ミュージックソリューションズ