Interview

演技派若手女優・山口まゆ、実は“着物好き”。『下忍 赤い影』で初時代劇、大学進学後に続く初挑戦も「今が楽しい」

演技派若手女優・山口まゆ、実は“着物好き”。『下忍 赤い影』で初時代劇、大学進学後に続く初挑戦も「今が楽しい」

子役時代から活動し、近年ではドラマ『コウノドリ』や、映画『相棒 -劇場版IV-』出演で話題を呼んだ山口まゆ。江戸末期を舞台にした寛 一 郎主演の忍者アクション『下忍 赤い影』(10月4日(金)公開)では、主人公と出会う薩摩藩のお姫様・静を演じ、初めての時代劇に挑戦している。

そんな山口に単独取材し、オーディションで掴んだという本作や女優としての目標だけでなく、現在、この4月から通い始めたという大学生活などについても質問。仕事を含め、新しいことに出会えている山口の、生き生きとした姿を見ることができた。

取材・文 / 望月ふみ 撮影 / 荻原大志


アルバイトで着付けを覚えて、大学では日舞で浴衣を着ています。

山口まゆ エンタメステーションインタビュー

まずは忍者アクションのヒロインに決まったときのことを教えてください。

オーディションを受けたんです。これまで時代劇をやったことがなかったので、決まったときにはすごくワクワクしましたが、最初は実感があまり湧きませんでした。でも衣装合わせで着物を着て、メイクをして、進めていくうちに実感がどんどん沸いてきました。

劇中では着物姿でしたが、着物に馴染みは?

実は高校を卒業して大学に入るまでの間に、時間があったので、アルバイトをしたんです。お鍋屋さんだったのですが、お着物を着るところで、着付けも自分でやらないといけなかったので、練習して自分で着られるようになりました。それに学校でも日舞をやっているので、浴衣も着ています。着物は姿勢が矯正されますし、心地よいので好きです。今回、静を演じるうえでも、着物を着るとスイッチが入って、脱ぐとオフといった具合にメリハリがついて良かったです。

静姫を演じるにあたって、気を配った点は?

お姫様ですから、位も高いですし、プライドも高くてお堅いところもありますが、一方で幼さや可愛らしさがある姫だと思いました。なので、そこをギャップとして出せたらいいなと思いながら演じました。今回は役を自分に引き寄せるのではなく、まず姫という土台を作って形から入っていく新しいアプローチでしたが、幼さの部分には、少し私自身に近いところが出たかなと思います。それから、かっこいい言い回しが多いので、セリフ負けをしないように表情を作っていきました。

学業と女優業の両立。「ひとつに絞るよりも、いろいろなことをしているほうが頑張れる」

山口まゆ エンタメステーションインタビュー

時代劇は初とのことですが、これまでにたくさんの作品に出られてきました。今年大学に入られたそうですが、女優業に絞って、大学に行かないという選択肢もあったのでは?

そうですね。進学するかどうかは、すごく悩みました。高校進学のときにもすごく悩んだんです。普通の高校に進むのか、芸能の高校に進むのか。結局、普通の高校に行きましたが、今度は大学進学で悩みました。ただ、その悩みというのは、大学に行くか行かないかというより、今通っている大学に行くか、それとも大学には行かないかの二択でした。

芸術系の大学だとか。漠然と大学に行こうかどうしようか、ではなく、行くなら今の大学と決めていたんですね。

わざわざお金を出して行くのであれば、自分の好きな勉強が出来て、自分を成長させてくれる今の大学に行きたいと思ったんです。勉強して頑張って入ってよかったです。個性的な人たちばかりで楽しいですし、専攻以外の勉強も、ほかの学科の方たちと話すのも楽しいです。毎日面白いことがたくさん転がっているので、それを見つけて楽しめるのがとても心地いいです。もちろんお仕事をしながら単位を取らなきゃいけないということもありますが、全然負担にはなっていませんし、昔から何かひとつに絞るよりも、いろいろなことをしているほうが頑張れるみたいです。

山口まゆ エンタメステーションインタビュー

好奇心旺盛なんですね。

優柔不断なところがあって人の意見に流されやすかったり、選択肢が多いと迷ったりもするんですが…(笑)、でも色んなことに興味を持つのは好きです。

大学で色んな方に出会われているようですが、同業者で仲のいい人はいますか?

同じ事務所の唐田えりかちゃんとはご飯に行ったりします。あとは、『くちびるに歌を』(15)で共演した仲間たちですね。当時2か月くらい、みんな一緒に共同生活をしていたので、友達というより家族みたいな存在です。この前は葵 わかなちゃんと映画に行きましたし、柴田杏花ちゃんとはご飯に行きました。恒松祐里ちゃんや佐野勇斗くんとか、今でもみんなとすごく仲良しです。

山口まゆ エンタメステーションインタビュー

憧れの女優さんがいれば教えてください。

共演した先輩たちはみんなステキな方ばかりで、そのたびに、この人のようになりたいと思ってしまうので、ひとりに絞れないんです。ただ、最近は洋画にハマっていて、1日5本くらい観たりすることもあって、今はウィノナ・ライダーさんが凄く好きです。『17歳のカルテ』を観てすごく好きになって、ほかの作品も観ています。この前も『ストレンジャー・シングス 未知の世界』を観ていて、ジェスチャーが可愛いな~と思ってました(笑)。好きになると過去の出演作を全部観てしまいます。

知らなかったこと、出会ってこなかったことに出会えている今が楽しい。

山口まゆ エンタメステーションインタビュー

映画やドラマをたくさん観たり、勉強にお仕事と充実されていますね。そうした日々のなかで、芝居に向かうときに以前とは見え方や捉え方が変わってきたと感じることはありますか?

このところ、今までに経験していなかったジャンルの作品や役が急に増えています。そのなかに、今回の時代劇も含まれるのですが、自分とは接点のないような役や、いろんなジャンルに挑戦できるようになったからこそ、違う見え方、捉え方もできるようになってきていると感じる一方で、いろんな課題が見えてきています。そうした課題を一つ一つクリアしていきたいと思っています。

女優としてこれから挑戦していきたいことは?

具体的に挙げるのは難しいのですが、やはり今、自分とは接点のない役をやらせていただけていることが楽しいので、もっといろんな役に挑戦したいです。あと舞台もやりたいです。

もともと舞台もされてましたよね?

子役のときですね。またやりたいです。この間お仕事をした作品の監督さんが舞台の方で、芝居の付け方が違ったんです。本番を10回くらいやることになって、最後は号泣してしまって。

泣く場面だったのですか?

怒鳴るシーンだったんです。怒らないといけなかったのですが、怒っているうちに感情がどんどん高ぶっていって泣いてしまいました。心の底から。初めての感覚で、すごく面白いところに出会えたと感じました。本当に、この半年くらいで、これまで自分が知らなかったこと、出会ってこなかったことが、一気にぎゅ~っと感じられているので、今、とても楽しいです。

山口まゆ エンタメステーションインタビュー

ところで、ずっと長かった髪をショートにしましたが、そこにも心境の変化はありますか?

何かがオープンになりました(笑)。髪型がどこまで影響しているのかは分かりませんが、でも何か解放された気がします。友達からもロングのときが思い出せないと言われたり、自分としてもすごく合っている感覚がありますし、とてもすっきりしました。

生き生きとされていて、山口さんのこれからの活躍が楽しみです。まずは『下忍 赤い影』公開ですね。最後にひと言お願いします。

クライマックス、寛 一 郎さんたちの1カット5分の長回しアクションは、絶対に観逃さないでください。そして個人的に好きなのは、私が演じた静姫と、寛 一 郎さん演じる竜、結木滉星さんの尚、中谷太郎さんの信正、この4人のアンバランスな感じ。合っていないようでいて、ピースとしてグッとハマる感じがすごく面白いので、そこも注目してもらえたらと思います。


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山口まゆ

2000年、東京都生まれ。映画『くちびるに歌を』(15)でスクリーンデビュー。その後の主な出演作に、映画『相棒 -劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断』(17)、ドラマ『リバース』(17)『明日の約束』(17)、映画『僕に、会いたかった』などがある。また、『太陽の家』(2020年公開予定)にも出演が決定している。

オフィシャルサイト
http://www.flamme.co.jp/actress/profile.php?talentid=16

オフィシャルInstagram
@yamayu_official

映画『下忍 赤い影』

10月4日(金)よりシネマート新宿・心斎橋ほか公開
主演:寛 一 郎

【STORY】
武士による統治が終わろうとしている幕末。忍者と呼ばれるものは、もはや時代遅れとなっていた。竜(寛 一 郎)は、忍者組織の最下層である「下忍」の末裔であるが、今や抜け忍となり江戸で暮らしている。そんなある日、竜はその出自を見抜かれて勝海舟にスカウトされて密命を授かる。それは、「江戸に嫁がせた薩摩藩の姫・静を奪還して国に送り戻せ」というものだった。

映画『下忍 青い影』

11月15日(金)よりシネマート新宿・心斎橋ほか公開
主演:結木滉星

【STORY】
幕末。倒幕を狙う薩摩藩士たちの狼藉で庶民の暮らしが脅かされている時代。琉球武術の使い手、尚(結木滉星)は、薩摩藩士・隆正と諍いの果て、不穏な空気が漂う江戸に流れ着いていた。尚はある日、女郎屋に売られた少女・千と出会うが、その影には、西郷隆盛から指令を受けて江戸の動乱に拍車をかけたい隆正の姿があった。因縁の再会を果たした時、尚の心の奥底に青白い火が灯った。そしてその火を見透かした勝海舟は、尚に時代変革の着火剤として働くよう密命を下した。

監督:山口義高
アクション監修:坂口 拓
企画・配給:AMGエンタテインメント

©2019「下忍」製作委員会

オフィシャルサイト
https://genin-movie.com/