Interview

是枝裕和監督の最新作『真実』という“家族”の物語に描かれた“人の脆さ”。宮﨑あおいが感じた是枝監督の世界観

是枝裕和監督の最新作『真実』という“家族”の物語に描かれた“人の脆さ”。宮﨑あおいが感じた是枝監督の世界観

世界が待っていた新作、ついにお目見え! 『万引き家族』(18)で「第71回カンヌ国際映画祭」の最高賞「パルム・ドール」を受賞した是枝裕和監督の最新作『真実』が、いよいよ公開となる。舞台はフランス・パリ、キャストもカトリーヌ・ドヌーヴとジュリエット・ビノシュという二大女優に名優イーサン・ホークと、すこぶる豪華。ドヌーヴ自身ともダブって見える国民的女優の主人公の自伝本出版を発端に、物理的にも心の距離的にも離れて暮らしていたビノシュ演じる娘一家の来訪、家族間の見えざる葛藤と“真実”が何かを、静かに描き出していく。その日本語吹替版で、ビノシュ演じるリュミールの声を演じたのが宮﨑あおい。娘、母親、妻とシーンやシチュエーション別に3つの顔を見せる役どころを、極めてナチュラルに表現せしめている。過去にドラマや声の仕事で組んでいる両者が、今作を通じて抱いた思いのほどを、きめ細やかに語らってもらった。

取材・文 / 平田真人 撮影 / 斎藤大嗣


声のお仕事ではありましたけど、自分がふだんお芝居をする時と表現的には変わらなかったように感じます。(宮﨑)

日本語吹替版で、リュミール(ジュリエット・ビノシュ)の声を宮﨑さんにオファーしたのは、どういった理由からだったのでしょうか?

是枝 「日本語吹替版をつくるなら、誰が適役だと思いますか?」と訊かれたんですけど、最初は吹替版そのものに乗り気じゃなかったんです。僕自身、あまり観る習慣がないので…。でも、「つくるなら、この人で──」と思ったのが、宮本(信子)さんと宮﨑さんでした。なぜか、と言われれば…声が好きだからです。もちろん、それだけが理由じゃなくて、以前にもドラマ(『ゴーイング マイ ホーム』)でご一緒していますし、松本 隆さんの詞の朗読(=松本 隆 作詞活動四十五周年トリビュート『風街であひませう』ボーナスディスク『風街でよむ』)で声のお仕事もさせてもらったのも印象的でしたし、『おおかみこどもの雨と雪』も観ていていいなと思ったし、何と言うかすごく、こう…(しばらく黙考して)好きだなぁ、と(笑)。真面目な話、今回のリュミールは母、娘、そして妻と、ある種ファビエンヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)以上にいろいろな側面を見せなくちゃいけないんですけど、あおいちゃんの声だったら表現できるなと思って、お願いしました。

真実 是枝裕和監督 エンタメステーションインタビュー

宮﨑 是枝監督が海外で新作を撮られていることは元々知っていたので、このような形で自分が携われることになって、素直にうれしく思いました。お話をいただいて、すぐに「やりたいです!」とマネージャーさんにお伝えしたものの、海外の役者さんの吹替えをしたことがなかったので、何をどうしたらいいのかわからなかったのですが、いざやってみたら初めてのことに挑戦することの面白さを味わえたと言いますか…すごく楽しかったです。もちろんプレッシャーもありましたし、監督やスタッフ、キャストの方々が心を込めてつくって完成した作品に、声の吹替えという形で自分が参加することで、どういうことになるんだろう、と思ったのも確かです。

実際に吹き替えをしてみたら、「アニメーションで画に合わせて声を吹き込むのと、きちんと呼吸をしている生身の人に声を当てるのとでは、こんなに違うんだな」という発見もありました。そんなふうにジュリエット・ビノシュさんと息を合わせて声を入れていくことが、とても心地よかったです。

フランス語版=字幕版と吹き替え版の両方を拝見したんですけど、お世辞ではなく宮﨑さんの声とジュリエット・ビノシュの演じたリュミールの親和性の高さに、すごく驚かされました。お二方の間でリュミールの声のイメージを擦り合わせる、といったやりとりはあったのでしょうか?

宮﨑 基本的に、私は監督や演出家の方に何も訊かないタイプなので…。

是枝 何も訊かれなければ、僕の方から何か言うこともないです。違和感があれば言わせてもらったり考えたりしますけど、実際、あおいちゃんの吹き替えは何の問題もなかったですから。ちょっとだけ声録りをしているところをのぞきに行かせてもらったんですけど、もう…サブルームのスタッフみんなが「素晴らしい!」という顔をしていて、「全然NGが出ません」って言うんですよね。で、ちょっと収録を聞いてみたら本当に素晴らしくて、「じゃ、よろしく」と言って帰ってきました(笑)。

真実 宮﨑あおい エンタメステーションインタビュー

是枝監督が終始録音に立ち会ったわけではなかったんですね。

宮﨑 そうなんです、一瞬だけいらっしゃって(笑)。

是枝 本当は2日間あった録音日のうち、2日目に行こうと思っていたんですが、「今日中に終わっちゃいそうです」という連絡をもらって。その日、僕は取材を受けていたんですけど、慌ててお昼休みに抜けて顔だけ出しました(笑)。

宮﨑 お話をいただいた当初、是枝監督が演出をしてくださって、リュミールの声を吹き込んでいくんだろうなと勝手に思っていたんですけど、そうじゃないということが声録りの前日にわかって(笑)。普段から吹替えを手がけていらっしゃる声録りのプロフェッショナルの方々が挨拶してくださったので、「私はこの方についていくんだ」と気持ちを切り替えました。実際、台本にはセリフの「間」を空ける箇所には空白があって、次のセリフが書いてあったり。そんなふうに台本の時点で完全にできあがっていることも今回初めて知ったんですけど、その通りに話すと本当に画面と合うんですよ。この台本をどれだけの時間をかけてつくったんだろう、と思わず感心していました。

是枝 声の吹き替えというのは、そういう意味でも専門職だからね。僕が余計なことを言わない方がいいんです。

真実 エンタメステーションインタビュー

そういった中で、宮﨑さんはリュミールの娘、母、妻としての声をそれぞれ、どんなふうにイメージしていったのでしょうか?

宮﨑 私は頭の中で考えたり、イメージをふくらませてから現場に行くというタイプではなくて。何度も相手役の役者さんの声とビノシュさんが話す原語の声を耳に流しながら、自分の声を当てていって、自然と…ファビエンヌといる時は娘の気持ちに、娘のシャルロット(クレモンティーヌ・グルニエ)に話しかける時は母の気持ちになっていたのかな、と。そういった意味では、自分がふだんお芝居をする時と表現的には変わらなかったように感じます。

是枝監督は、宮﨑さんがそういった表現をなさると承知の上で…?

是枝 (いたずらっぽく笑いながら)ええ、もちろんです。

事前にリュミールというキャラクターを把握するためにお2人で打ち合わせをされた、ということは?

是枝 ご挨拶程度、でしたね。先ほどもお話したように、あおいちゃんに対しては全幅の信頼を置いていたので。ただ、宮本さんの台本を見たら、いろいろなページに付箋がついていたので、「もしも、あれだけのポイントを質問されたら、答えられないかもしれない…」と、おののいていたんですけど(笑)、「ファビエンヌはフラット目にセリフが出てきているけど、この奥にある感情の抑揚みたいなニュアンスを足してもいいですか?」と訊かれたので、「そこはもう宮本さんなりの感情のつかまえ方をしていただいて構いません」と、お返ししましたけど、あおいちゃんには「よろしくお願いします」と挨拶をしただけでした。強いて言うなら、「無理してはめ込もうとしなくてもいいですよ」とだけ、お伝えしました。役柄に自分をはめ込んでいく、ということじゃなくて大丈夫です、みたいな話を3分くらいしただけです。

宮﨑 私は時間の許す限り、とにかく作品を何度も何度も繰り返し見ました。実際、声を録る時は台本を見ながらという時間がどうしても長くなってしまうので、その時々でビノシュさんがどんな表情をしていたか、台本を読んでいてもちゃんと目の前に浮かんでくるようにする、ということが大事になってくる気がしていたからです。なので、ただ繰り返し見るだけじゃなくて、ビノシュさんの顔を見て、映画の空気感のようなものを自分の中にとりいれていったというか…。逆に言うと、それしかできなかったんですよね。ある種、不安を埋めるためにひたすら見ていたところもあります。(アテレコの)現場で1人で録るのか、宮本さんとご一緒するのかも事前にわかっていなかったのと、どういう録り方をしていくのかもわからなかったので、自分にできる準備については最善を尽くして挑もう、という気持ちでした。

脚本の段階ではイメージを固めないようにしていて。むしろ自分の想像を裏切られた時の方が快感なんです。(是枝)

真実 是枝裕和監督 エンタメステーションインタビュー

一方で、リュミールの母親でもありながら、女優としての生き方を貫くファビエンヌに対して、お二方はどのような視点を持っていらっしゃるのでしょうか?

宮﨑 いろいろな女優さんがいらっしゃるという前提がまずあって、そういった中でもファビエンヌと私は全然違う生き方をしているな、というのが率直な印象です。また、人生もそれぞれなので何が正解かというのは明確に言えないと思うんですけど…1人の人間としてきちんと生きている上で仕事をしていくと考えると、ベースとなる個の部分を大切にしなければ、という思いがあります。人としてまっとうでありたい、と言いますか…。そういう意味では、ファビエンヌの生き方とは正反対になるんですけど、だからこそ、あんなふうに女優としての考え方を迷いなく言いきれるってスゴイなぁと思いますね(笑)。

是枝 そういう生き方をしてきたことに、強がりや後ろめたさもファビエンヌの中にはあるんですよね。後ろめたさがあるから強がる、とも言えるんですけど。そんな脆さを抱え込んでいる人を描いてみよう、と思ったんです。それが「真実」という映画の始点だったんですけど、けっして「女優とは──」という考え方を表したつもりはなくて。世の中にはいろいろな人がいますけど、ファビエンヌは「どこが自分の戦場か」ということに対する考え方が極端だから、直情的な人として描いたにすぎないんです。

ちなみに、是枝監督が考える「いい女優の条件」というのは?

是枝 偉そうなことを言うつもりはまったくないですけど、“いい耳”を持っている人…かな。相手のセリフをしっかり聞ける耳を持っていることが大事…という気がしますけどね。

宮﨑さんは、どのようなきっかけで「まっとうであることが大事」だと思うようになったのでしょうか?

宮﨑 誤解を恐れずに言うと、女優や役者というのは変わった職業だと思うんですね。現場ではスタッフの方々から大事にしていただけますし…(笑)、だからこそ、自分は何者でもない、勘違いしちゃいけないということを、もう少し若い時は意識的に思うようにしていたところがあって。今は少し年齢と人生経験を重ねて、勘違いすることはまずないと思えるようになったから──。

是枝 いやいや、まだまだ若いよ。しっかりしているから勘違いはしないだろうけど。

宮﨑 今も基本的には変わらずに思ってはいるんですけど(笑)。「自分がいて周りの人がいる」のではなくて、「周りの人たちがいて、自分がいる」という考え方が自分のベースとしてあるので、そこを間違えちゃうと役者としてだけではなく、人としてもおかしなことになっていく気がするんです。

是枝 そういう素敵な考え方ができる人だから、また一緒に仕事がしたいなと思うんですよ。映画の中で(クリスチャン・クラエ扮するファビエンヌのパートナーの)ジャックがマッサージをしながら、「もう少し謙虚にね」と言うと、ファビエンヌがすごく怒るじゃないですか。あれは一番痛いところを突かれているからなんですよ。で、部屋から出ていく。ああいうところが…まあ、正直な人ではあるんですけど。それこそ、あおいちゃんが言ったように「周りがいて、自分がいる」ことを前提に振る舞えないのが、人としても女優としても弱点である、というような描き方をしたつもりなんですよね。

ちなみに、直接的なお芝居ではなく、間接的…というと語弊があるのかもしれないですけど、今回のような関わり方をしたことで見えた、是枝作品の魅力というのは?

宮﨑 監督が日本のスタッフと撮られた作品とは異なる世界観が、『真実』という映画の中にたくさん存在しているように感じられました。監督の作品のファンとしては、それがすごく面白かったですし、こうしてご一緒に取材を受けさせていただく中で、いろいろな現場のお話だったり、ご自身の作品に対する思いを横で聞くことができて、「ああ、そういう気持ちだったんですね…」って、1人のファンとしていろいろと知れたのが楽しかったです(笑)。

真実 エンタメステーションインタビュー

是枝 いやぁ…なかなか照れくさいですけど、うれしいです(笑)。ただ、自分ではわからないんですよね。映っているものが違うのに、僕が撮った映画という感じがする──と、みなさんがおっしゃってくださるのは、何を指してそう思うのかということが。逆に、何だと思います?

えぇ!? そうですね…家族の肖像を見つめる視点、なのかもしれないなと思いました。『歩いても 歩いても』(08)や『海よりもまだ深く』(16)でも描かれた家族間の齟齬や相互理解は、国や文化が変わっても変わらないのかな、と…。自分なんかが語るのもおこがましいのですが。

是枝 なるほど。いや、そんなふうに語ってもらえて、うれしいですよ。

ちなみに、宮﨑さんはカトリーヌ・ドヌーヴとジュリエット・ビノシュという2人の偉大な女優の演技を、どのようにご覧になったのでしょう?

宮﨑 私は今、女優さん同士、もしくは男性の俳優さん同士でやりとりするお芝居を見るのが好きなんです。だから、お2人のお芝居を見ていて羨ましくなりました。というのは、男女のやりとりでは出てこない空気感があるので、特に女性同士のちょっとしたウェットな感じと言いますか…それが同じ女性として、すごく面白いなとあらためて感じたところがあります。

是枝 ウェットな感じというのは、たとえばどういった…?

宮﨑 言葉にするのが難しいんですけど、異性間では出ることのないしっとりとした空気を、私は同性同士のお芝居に感じるんです。

是枝監督は実際に現場でドヌーブさんとビノシュさんのお芝居を目の当たりにされたわけですが、どのような印象を受けたのでしょうか?

是枝 基本的には2人で笑い合っていて、いい雰囲気だったんですよ。ただ、お芝居の組み立て方はまったく正反対の2人だったからね。ビノシュさんは準備をしてきて、リュミールの感情をつくって、いろいろな方法を使いながら役をつかんでいくタイプなんです。だから、ふだんからトレーナーみたいな方が付いていて、メンタルケアも含めての役づくりをされていて。聞くと、アメリカではそういうトレーナーを専業にしている人がいるんですって。具体的にどういうことをするのか訊いてみたんですけど、「いいよ、素晴らしいよ!」と役者を肯定して、スポーツ選手がコンセントレーションを高めていく手伝いをするコーチのような存在らしいんですよね。そういう人を雇ったり、メソッドという演技法を使って自分の内面に入っていって、心の傷口を敢えて開いて、役に移植する──みたいなこともするのが、ビノシュさんのアプローチ。一方、ドヌーヴさんは「え、役づくりってなあに?」みたいな人(笑)。一見、水と油のように見えるんだけど、現場で一緒になるとちゃんと芝居が成立するのが面白いところでね。噛み合うから楽しそうでしたよ。けっして、お互いに長所を消し合うこともなかったですし。ただ、芝居に対するOKのタイミングが2人で違っていたから、そこはちょっと監督として気をつかいました。

という2人のタイプ別で言うと、宮﨑さんはどちらかというドヌーヴさんに近いのかなと思ったりもしましたが…?

宮﨑 そうです、と言ってしまっていいものかどうか…(笑)。是枝監督のお話で興味深かったのは、ドヌーヴさんとビノシュさんのお芝居において、「自分は交通整理をする役どころだった」と、おっしゃっていたことなんです。ふだんから監督はいろいろなものを見通していらっしゃるイメージがあって、こうやって話ながらも「全部見透かされているのかな…」と思ったりしているんですけど──。

是枝 いやいや、そんな悟っているような感じは全然なくて(笑)。ただね、現場でお芝居を見ながら「この人は今、ちゃんと気持ちを乗せてセリフを言えるのだろうか」「このセリフ、言いにくいのかな」といった役者さんの気持ちを観察しながら汲み取って、直せるところは直すし、動かすことで解消できるなら動かすし…というのが、いわゆる“交通整理”的なのかなと、自分では思っているんですよね。

宮﨑 監督の中で「こうなってほしい」と思うイメージがあって、そこへ誘導するという感じですか?

是枝 う〜ん…誘導というか、「それはちょっと解釈が違うかな」と思った時は言うんだけど、そうじゃない場合は、むしろ新たな表現を発見したいという気持ちの方が強いんだよね。「ああ、なるほど! こういう解釈もあるか」って気づかされるのが、一番うれしいし好きなんですよ。

宮﨑 脚本を書いている時から、何となくイメージがあったりもするんですよね?

是枝 あるんだけど、あんまり固めないようにしていて。むしろ自分の想像していたイメージを裏切られた時の方が快感で、「あ〜、そっちがあったか! だったら、それを生かしてこのシーンをこう変えてみよう」というように、少しずつ輪郭が変わっていくパターンが、僕としては一番面白い。だから、僕が演出するというよりも、むしろ役者さんたちに導かれていく感じが好きなんだけど、フランスの台本って「ここで立ち上がる」とか「うつむく」とか、結構細かく書いてあるらしくて。でも、「あなたの台本はまったくそれが書いてないから、最初はすごく戸惑ったわ」と言われました(笑)。ただ、途中から自由に演じていいんだと思えたようで、楽になったみたいです。まあ、僕が現場で役者さんたちの芝居を観察して書き直していくという作業が好きだから、戸惑わせてしまったところもあるんだけど。

今回は声での参加でしたけど、また是枝作品の世界にたたずむ宮﨑あおいさんを見たいです。

是枝 もちろん、あおいちゃんさえ良ければ(笑)。

宮﨑 はい、監督が必要としてくださるのであれば(笑)。

宮﨑あおい
ヘアメイク / 中野 明海(AIR NOTES)
スタイリスト / 藤井牧子

映画『真実』

10月11日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

映画『真実』

【STORY】
全ての始まりは、国民的大女優が出した【真実】という名の自伝本。
出版祝いに集まった家族たちは、綴られなかった母と娘の<真実>をやがて知ることになる――。
国民的大女優ファビエンヌが自伝本【真実】を出版。アメリカで脚本家として活躍する娘のリュミール、テレビ俳優の娘婿ハンク、ふたりの娘のシャルロット、ファビエンヌの現在のパートナーと元夫、そして長年の秘書……お祝いと称して、集まった家族の気がかりはただ1つ。「一体彼女はなにを綴ったのか?」
そしてこの自伝は、次第に母と娘の間に隠された、愛憎渦巻く「真実」をも露わにしていき――。

監督・脚本・編集:是枝裕和 
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ『シェルブールの雨傘』/ジュリエット・ビノシュ『ポンヌフの恋人』/イーサン・ホーク『6才のボクが、大人になるまで。』/リュディヴィーヌ・サニエ『8人の女たち』
吹替版キャスト:宮本信子、宮﨑あおい、佐々木みゆ ほか
撮影:エリック・ゴーティエ『クリスマス・ストーリー』『夏時間の庭』『モーターサイクル・ダイアリーズ』
配給:ギャガ

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