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勇者たちは今日も歩く『ドラゴンクエストウォーク』自分だけのドラマが生まれる

勇者たちは今日も歩く『ドラゴンクエストウォーク』自分だけのドラマが生まれる

配信から約1ヶ月がたった今も、アプリのセールスランキング上位を走り続けている『ドラゴンクエストウォーク』。記事ではおみやげ収集、限定クエスト、メガモンスターとうばつなど、配信から前回の記事まで3回にわたりレポートをしてきました。最終回となる本稿では筆者が初めて苦戦を強いられたバトル、そしてまだ触れていない面白い機能を紹介します。

文 / 内藤ハサミ


勇者生活で初めて迎えた大ピンチ

ずっと期間限定の初代『ドラゴンクエスト』イベントにかかりっきりで、メインストーリーは3章の序盤で止まっていた筆者。だいぶレベルも上がってきたということで、そろそろシナリオの先を体験するべく歩きだす準備をしていると、現在実装されているメインストーリーをすべて終え、パーティのレベル平均も52とかなりやり込んでいる筆者の家族がしきりに「キラーマシンに気をつけろ」と忠告してくるのです。それを笑いながら聞き流していた筆者でしたが早速出会いました、噂のキラーマシンに!

ドラゴンクエストウォーク エンタメステーションゲームレビュー

▲「キラーマシンって、喋るとけっこう可愛い!」なーんて、戦闘開始まえは喜んでいたのですが……

過去シリーズの例に倣ってキラーマシンは1ターンに2回攻撃をしてくるうえに、全体攻撃のスキルも持っているという強いキャラです。つまり、ここにいる2体のキラーマシンはターンごとに合計4回の攻撃をパーティに食らわせてくるうえ、それが全体攻撃だったりするわけです。今まで戦ってきたモンスターとは段違いの火力に驚いている間、あっという間にパーティのHPは削られてピンチになってしまいました。戦士がレベル25で覚えるスキル“やいばくだき”でキラーマシンの攻撃力を下げつつ、 パーティを全滅させないことで精いっぱい。これが、「キラーマシンに気をつけろ」の意味だったとは……想像以上です。魔法使いが守備力を下げる呪文“ルカニ”を使うもミスが連発。さらに魔法使いが死に、全体的なMPも不足して大ピンチに陥りました。これは気を抜いた瞬間全滅するシビアな戦闘なのだとようやく理解し、1ターンをすべて蘇生と回復に費やしなんとか立て直してはまたピンチに陥ること数度、ギリギリのラインで耐えながら戦えています。2体のうち片方を沈めることができれば、こちらが形勢有利になるはずです。がんばれ、勇者たち!

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▲やった! 1体倒すことができました。ほどなく残りの1体も撃破!

いやー、手に汗握る戦いでした。自動でコマンドを選び戦ってくれるオートバトルをうっかり設定していたら、即死しているところでした。オートバトルはある程度適切な行動を選んでくれるので便利ですが、かなり強い相手との戦いでは状況を細かに見て先を読みつつ、厳密に自分でコマンド入力をするほうが確実です。家族の話によれば、3章中盤からのクエストは推奨レベルが30を超えますし、初心者の戦いからワンステップ進んだ感があるようです。これからはこういったギリギリのバトルがたびたび展開されるとのこと。今までの戦いはHPとMPが低下している状態でも無茶さえしなければ、オートバトルで問題なくクリアできていたので、筆者の勇者としての精神は正直たるんでいたと言わざるを得ません。これからは気を引き締めて、世界平和を守る任務に就きたいと思います!

怖くて可愛いモンスターと戯れる

メニュー内の“モンスター図鑑”では今までに倒したモンスターの一覧に加え、倒した総数や初めて戦った場所などの情報を見ることができます。さらに“モンスターAR”で、現実世界とモンスターを組み合わせた写真を撮ることができるのです。

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▲モンスター図鑑の各モンスターをタップすると個別の情報ページへ移動し、そのページの下部からARモードに入れます

平らな面をカメラが認識すると、そこにスライム柄の模様が浮かびます。その範囲で好きな場所をタップすれば、モンスターを出現させることができます。討伐数が規定数に達すると新たなモーションが解放され、さらに動きのある写真が撮れるようになりますから、モンスターの討伐をより頑張りたくなってしまいますね。あの……折角なので良かったら、筆者が撮ったモンスターの写真を少し見ていってください。

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▲左から、プリズニャンにかつおぶしパックをあげて手なづけているところ、手乗りスライムタワー、フィギュアとARのスライムナイト共演。工夫次第でいろいろな写真が撮れますよ!

『ドラゴンクエスト』の大きな魅力のひとつが、このどこか憎めないモンスターたち。シリーズによっては仲間にもなったりして、どのプレイヤーにも強い思い入れを持つモンスターがいることと思います。彼らとこうして遊べるコンテンツが用意されているのは、ファンにはとても嬉しいことですね。そうそうモンスターと言えば、本作に出てくるモンスターたちの口調はとっても可愛いということをぜひお知らせしておきたい!

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▲こちらはオラオラ系モンスターたちです。獣っぽいモンスターも人語を操るのは意外でした。コミカルな姿でいきり立つ可愛さがたまりません

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▲筆者が特に推すのは、モンスター名を語尾にちょっと加えて話すタイプのこのモンスターたち。なかでもポイズンリザードの「さいごを むかえるード……。」は、日常生活で使っていきたいセリフナンバーワン

ストーリーを進めていくともっとたくさんのモンスターと出会えますが、まだ本作には登場していないモンスターもたくさんいるので、今後のアップデートで新規クエストとともに追加されることを願っています。新たな職業や装備にも期待したいですね。

現実とゲームがリンクする感覚は位置情報ゲームの面白さとして大きな要素ですが、他でもない『ドラゴンクエスト』の世界と現実世界をリンクさせることで、幼きあの日に夢見た勇者の感覚を味わえることは新鮮な喜びです。SNSなどで他の勇者(プレイヤー)たちが冒険をしている様子をウォッチしていましたが、ご当地クエスト目当てに遠出した先で名物料理を食べている画像がアップされていたり、たまたま周りに人がいなかったためメガモンスターをひとりで時間をかけて退治した苦労の様子などが語られていたりなど、たくさんの勇者たちが活き活きとオリジナルの冒険を楽しんでいる様子が多く見られました。一日中ずっと動き続けていれば、回復スポットもあちこちにありますし際限なく戦いを進めていけますが、家や出先のカフェなどで暇つぶしに起動しても周囲に湧いたモンスターを倒したり、そうびやモンスターのこころなどの構成を考えたりと、何らかのできることがあります。そんなところも毎日じっくりプレイを続けていきやすい点ではないでしょうか。あまり人と競い合わず、マイペースに続けられる本作。末永く冒険が続くことを願いながら、また明日もウォーキングという旅に出たいと思います。

フォトギャラリー
ドラゴンクエストウォークロゴ

■タイトル:ドラゴンクエストウォーク
■メーカー:スクウェア・エニックス
■対応ハード:スマートフォンアプリ(iOS/Android)
■ジャンル:位置情報PRG
■対象年齢:全年齢
■発信日:配信中
■価格:アイテム課金型(基本プレイ無料)

Google Playでダウンロード


『ドラゴンクエストウォーク』オフィシャルサイト

『ドラゴンクエストウォーク』オフィシャルTwitter

プレイヤー向けガイドライン動画

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『ドラゴンクエストウォーク』は、Google Maps Platform gaming solutionを使用しています

※『ドラゴンクエストウォーク』を遊ぶ際は、周囲の環境に十分気を付けてプレイしましょう。
※『ドラゴンクエストウォーク』は安全に遊んで頂くための機能「ウォークモード」を搭載しております。「ウォークモード」に設定することでスマートフォンの画面を操作しなくても、周囲のモンスターと自動的にオートバトルが実行されます。また、モンスターとのバトル以外にも、近づいたかいふくスポットにも自動で触れるため、HPやMPの回復も自動的に行われます。