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BTSが最多受賞! 韓国No.1音楽サイト「Melon」のアワード『MMA 2019 (Melon Music Awards)』をレポート。12月22日にエムオン! で日本語字幕入り独占放送!(前編)

BTSが最多受賞! 韓国No.1音楽サイト「Melon」のアワード『MMA 2019 (Melon Music Awards)』をレポート。12月22日にエムオン! で日本語字幕入り独占放送!(前編)

MMA 2019 (Melon Music Awards)
2019年11月30日 韓国・高尺スカイドーム

音楽を聴く手段として早くから配信がメインになっている韓国。その韓国のNo.1配信サイトであるMelonが主催するイベントが「Melon Music Awards」だ。音源の配信実績、ファンの投票、専門家の評価などに基づいて受賞者が決定される。年末の授賞式ラッシュの先陣を切るため、これ以降の受賞の結果にも影響を及ぼすと言われている。
12月22日にはエムオン!にて日本語字幕入りで放送されるが、ひと足先に、大きな興奮に包まれたこのイベントの模様を前編(1部)、後編(2部)でお伝えする。

ドームならではの巨大なスクリーンと豪華なライティングが授賞式を盛り上げる ©kakao

先着順のスタンディング席を求めて高尺スカイドームに長蛇の列。イベントの注目度が感じられる

開演の3時間前にドームに到着。早くもアーティスト名の入ったグッズに身を包んだ女の子たちが会場をバックに記念撮影していた。当日のスタンディング席は先着順のため少しでもいい場所を取ろうとドームを囲むように長蛇の列ができていた。寒さの中で立って並び続けるファンの姿に今日の授賞式への期待感がうかがえる。

アーティストたちの緊張感が伝わってくる授賞式前のレッドカーペット

最初に現れたのはTHE BOYZ。11人の並ぶ姿にはかなりの迫力があった。その後プレゼンターとして登壇する人気俳優たちも次々と登場するなか、特に報道陣が色めきだったのは、ノミネート中、唯一の男性ソロアーティストのカン・ダニエルと、やはりワールドクラスのスターへと駆け上がったBTSが登場したときだった。今年デビューしたAB6IXやTOMORROW X TOGETHER、また下積み期間を経てブレイクしたN.Flyingは少し緊張気味に、数少ないバンドとして登場のJANNABIは戸惑っているようにも感じられた。授賞式への期待と緊張感、そして素の表情が垣間見られたレッドカーペットだった。

BTS レッドカーペットに現れたその姿は、トップスターの余裕と自信に満ちていた ©kakao

受賞者の華麗なパフォーマンスが会場を熱くする第1部がスタート!

大歓声のなか、まずは“今年、“Melonのチャートで愛された”アーティスト10組に与えられる「MMA 2019 TOP10」発表でスタート。最初の受賞者、BTSの名前が呼ばれると会場は一気にヒートアップ。「今年も僕たちの音楽を愛してくださって本当にありがとうございます」(JIN)という言葉に、彼らを応援する白いペンライトが揺れ、波打っていた。続いての受賞者はJANNABI。彼らは今年レトロ調の楽曲でブレイクしたインディーズロックバンドだ。

BTS 授賞式は“今年の顔”の彼らからスタート。会場の誰もが早くパフォーマンスが観たいと思ったはずだ ©kakao

JANNABI 発売から1ヵ月かけてチャートを上昇した「for lovers who hesitate」で人気に火がついた ©kakao

韓国の授賞式は、パフォーマンスを賞に付随したものと考えるのではなく、全体でひとつの「ショー」と考えて、その完成度を重視した作りになっている。それゆえ、賞の発表とその前後のアーティストには関連性がない場合もあるのだが、それがまた韓国らしいスタイルなのだ。もちろん今回のMMAも、今年の韓国音楽界を彩ったスター達の華やかなダンス曲、歌声を聴かせる曲など様々な魅力を織り交ぜながら、最後のパフォーマンスに向かって盛り上がっていくという進行になっていた。


PERFORMANCE#1  THE BOYZ

パフォーマンスのトップバッターを爽やかなダンスで飾ったのはTHE BOYZ。巨大なスクリーンに映し出された学校をイメージしたカラフルな背景に、11人という大人数でのダンスフォーメーションが目に楽しい。彼らは2017年のデビューから2年が経っているがまだまだ若く初々しい。今後のK-POP界での活躍が楽しみだ。

THE BOYZ パフォーマンスした「D.D.D」は、夏の空気を運んでくれる明るい曲。ノリの良いサビのメロディが耳から離れない ©kakao

2020年からの活躍も約束された「今年の新人賞」

続いて今年デビューしたアーティストに送られる「今年の新人賞」の発表。男性部門は、TOMMOROW X TOGETHERが受賞。リーダーのスビンは「素敵なアーティストの方々とこの場に一緒にいるだけでも光栄なのに賞もいただけてとても嬉しいです」と謙遜した。女性部門を受賞したITZYのイェジは、「K-POPを世界に知らせるために頑張るITZYになります」とこれからへの意気込みを語った。

BTS 他アーティストのパフォーマンスを見守るBTSの姿がスクリーンに映るたび、客席から歓声があがった ©kakao


PERFORMANCE#2 Heize + GIRIBOY + IMJMWDP

受賞コメントに沸く会場を一気に音楽の世界に引き戻したのは、女性ラッパーのHeize。「落ちる落葉までも」をしっとりと歌ったあとは、BTSのSUGAの作曲による心地よいナンバー「We don’t talk together (Feat. 기리보이 (GIRIBOY)) (Prod. SUGA)」を人気ラッパーのGIRIBOYをフィーチャリングし披露。最後にはラップグループのIMJMWDPも加わり、GIRIBOYと「I’m Sick(ver.MMA)」を熱演。ドームを一気にクラブ空間に変えた。

Heize ソファに恋人と腰掛けたはずが、カメラが切り替わると骸骨に! 凝った演出が楽しい ©kakao

各部門賞の発表とともに男性アーティストたちが会場を魅了する

上手すぎるK-POPダンス動画で人気の小学生ナ・ハウンが、ノミネート曲を踊りながら紹介し、大いに盛り上がった「ダンス部門賞」。「男性ダンス部門」は、BTSの「小さなものたちのための詩(Boy With Luv)feat.Halsey」。ジョングクが、メンバーの中で比較的ダンスが苦手と言われているJINに「メンバーの中で一番かっこよく踊るJIN兄、ひとことお願いします」とあえてコメントを振るというひと幕も。こういうメンバー同士の何気ないやりとりが人気の秘密なのだろう。「女性ダンス部門」は、チョンハの「もう12時(Gotta Go)」が受賞。I.O.Iの頃からセンターとして実力と人気を認められ、今年、音楽番組7冠を達成した彼女の受賞はうなづける。


PERFORMANCE#3 N.Flying

盛り上がったダンス部門の発表のあと、一瞬静まった会場に美しいピアノの旋律が聞こえてくる。夕景の映像に合う、寂寥感溢れるサウンドを聴かせてくれたのはN.Flying。アイドル的なビジュアルの良さも兼ね備えたロックバンドだ。日本でのインディーズ活動を経て2015年にデビューした彼らは、今年、「Rooftop」で一気にブレイク。ツイン・ボーカルの力強いハーモニーが強く印象に残った。

N.Flying 11月28、29日は東京、MMAの翌日は大阪で1stホールライブという、ハードスケジュールの中でのパフォーマンスだった ©kakao

PERFORMANCE#4 AB6IX

メンバーのウジンが怪我のため、4人でのステージとなったAB6IX。デビュー曲「BREATHE」。爽やかだが少しクセのあるリズムに一気に引き込まれる。「BLIND FOR LOVE」では、メロウな雰囲気で、新人グループとは思えない完成度の高いパフォーマンスを見せた。実は、5人のメンバーのうち4人はWanna One、MXM という、PRODUCE 101から生まれたグループで活躍していた実力者。2020年もさらなる飛躍が期待されるグループだ。

AB6IX カメラ目線の表情の上手さにこれまでの経験が感じられる。12月18日にはパシフィコ横浜でファンミーティングを予定している ©kakao

PERFORMANCE#5 TOMORROW X TOGETHER

続いては先ほど新人賞を受賞したTXTのパフォーマンス。夜の図書室、懐中電灯を片手にさまよう少年。現れた水槽に顔をつけると、そこは海の中の世界。少年がクジラと一緒に泳ぐように踊っていると、そこに仲間たちが現れ……。そんなストーリー性のある映像とともに始まったのは「New Rules」。精一杯踊る姿がキラキラしていた。「9と4分の3番線で君を待つ(Run Away)」は、デビュー曲「CROWN(ある日頭からツノが生えた)」をモチーフにした影絵のパフォーマンスが挟み込まれた、とても力の入った演出だった。さすがBTSの弟分でもある彼らの破格のクオリティーは必見だ。

TOMORROW X TOGETHER 2020年1月15日にシングル「MAGIC HOUR」で日本デビューが決定。音にピタリと当ててくるダンスの揃い方は必見! ©kakao

いよいよ今年のレコード賞の発表へ。MAMAMOOのパフォーマンスが第一部を締めくくる

第一部の最後の賞、「今年のレコード賞」を獲得したのは、全世界で400万枚を超える売り上げを記録したBTSのミニアルバム『MAP OF THE SOUL:PERSONA』。「“レコード”という言葉には “記録”という意味もあります。(中略)これからもっと素晴らしい記録を残せるよう精進してまいりたいと思います!」(RM)と、さらなる活躍を期待させるコメントを残した。


PERFORMANCE#6 MAMAMOO

『MMA2019』第1部のラストを飾るパフォーマンスは、誰もが認める実力派グループMAMAMOO。まずメンバーのファサが2月に発表したソロデビュー曲「TWIT」を力強く歌い上げ、続いてメンバー全員の「gogobebe」で魅せた。日本風に言えば「ドスの効いた」歌声とダンスのキレに会場の雰囲気も最高潮に。カラースプレーで自分たちをペインティングしたフィナーレは、かなり斬新だった。

MAMAMOO 今年は“4season 4color Project”として、季節ごと4つの色にちなんだ楽曲を発表。それを思わせるステージ ©kakao

MMA2019では第1部、第2部を通じ、以下のような豪華なアーティストたちが受賞を果たした(大賞を除く)。
◉ネットユーザー賞:BTS
◉MMA 2019 TOP10:BTS、JANNABI、MAMAMOO、Heize 、チョンハ、M.C the MAX、EXO、赤頬思春期、チャン・ボムジュン、テヨン(少女時代)
◉今年の新人賞 男性部門:TOMORROW X TOGETHER
◉今年の新人賞 女性部門:ITZY
◉男性ダンス部門:BTS 「小さなものたちのための詩 (Boy With Luv) feat. Halsey」
◉女性ダンス部門:チョンハ 「もう12時 (Gotta Go)」
◉ポップ部門:ビリー・アイリッシュ「bad guy」
◉オリジナルサウンドトラック部門:GUMMYの「Remember Me」(ドラマ『ホテルデル―ナ』より)
◉ミュージックビデオ賞:カン・ダニエル「何してる (What are you up to)」
◉今年のステージ賞:SEVENTEEN
◉カカオホットスター賞:BTS
◉ホットトレンド賞:AB6IX
◉1theKパフォーマンス賞:THE BOYZ
◉ロック部門:N.Flying 「Rooftop」
◉R&B /ソウル部門:Heize「We don’t talk together (Feat. GIRIBOY) (Prod. SUGA)」


BTSが最多受賞! 韓国No.1音楽サイト「Melon」のアワード『MMA 2019 (Melon Music Awards)』をレポート。12月22日にエムオン! で日本語字幕入り独占放送! 後編は12月15日に掲載!

MMA 2019 後編はこちら
BTSが最多受賞! 韓国No.1音楽サイト「Melon」のアワード『MMA 2019 (Melon Music Awards)』をレポート。12月22日にエムオン! で日本語字幕入り独占放送!(後編)

BTSが最多受賞! 韓国No.1音楽サイト「Melon」のアワード『MMA 2019 (Melon Music Awards)』をレポート。12月22日にエムオン! で日本語字幕入り独占放送!(後編)

2019.12.15

『MMA 2019 (Melon Music Awards)』の感動をテレビの画面でもう一度!

この授賞式をもう一度見たい人、そして生放送を残念ながら見逃してしまった方に朗報だ。レットカーペッド、そして授賞式の模様を、12月22日にエムオン!にて日本語字幕付きで放送される。今回出演したアーティストたちの中には、これから日本活動を本格化するグループも多い。そんなグループをいち早くチェックして、スタートから応援するのもいいのではないだろうか。ぜひ、2019年を代表するアーティストたちの“今の輝き”をこの放送で体感してほしい。

取材・文 / こまのあやこ 写真提供 / @kakao

MMA 2019 (Melon Music Awards) 放送予定

特設サイトを公開中!
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日本語字幕入り! MMA 2019 (Melon Music Awards)<レッドカーペット>
初回放送 12/22(日) 17:30~18:30

日本語字幕入り! MMA 2019 (Melon Music Awards)
初回放送 12/22(日) 18:30〜22:30