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BTSが最多受賞! 韓国No.1音楽サイト「Melon」のアワード『MMA 2019 (Melon Music Awards)』をレポート。12月22日にエムオン! で日本語字幕入り独占放送!(後編)

BTSが最多受賞! 韓国No.1音楽サイト「Melon」のアワード『MMA 2019 (Melon Music Awards)』をレポート。12月22日にエムオン! で日本語字幕入り独占放送!(後編)

MMA 2019 (Melon Music Awards)
2019年11月30日 韓国・高尺スカイドーム

音楽を聴く手段として早くから配信がメインになっている韓国。その韓国のNo.1配信サイトであるMelonが主催するイベントが「Melon Music Awards」だ。音源の配信実績、ファンの投票、専門家の評価などに基づいて受賞者が決定される。年末の授賞式ラッシュの先陣を切るため、これ以降の受賞の結果にも影響を及ぼすと言われている。
12月22日にはエムオン!にて日本語字幕入りで放送されるが、ひと足先に、大きな興奮に包まれたこのイベントの模様を前編(1部)、後編(2部)でお伝えする。

MMA 2019 前編はこちら

BTSが最多受賞! 韓国No.1音楽サイト「Melon」のアワード『MMA 2019 (Melon Music Awards)』をレポート。12月22日にエムオン! で日本語字幕入り独占放送!(前編)

BTSが最多受賞! 韓国No.1音楽サイト「Melon」のアワード『MMA 2019 (Melon Music Awards)』をレポート。12月22日にエムオン! で日本語字幕入り独占放送!(前編)

2019.12.14

圧倒的な迫力とリアルタイム進行の緊張感が一気に増していく第2部 ©kakao

第2部は、“ガールクラッシュ”で幕を開ける

参加アーティストたちのミュージック・ビデオが大音量で流れ、続くパフォーマンスへの期待感を高めた休憩時間を挟み、いよいよ第2部がスタート。


PERFORMANCE#7 ITZY

豪華なマーチングバンドの演奏とともに始まったITZYの「WANT IT?」。女性が憧れる女性像、“ガールクラッシュ”グループと言われる彼女たちの華やかな魅力が、ぐいぐいと迫ってくる。サビが印象的な「DALLA DALLA」、そして「ICY」では行進するようなリズムで会場を盛り上げ、第2部の幕開けを告げた。

ITZY 「自分たちのスタイルで前に進んでいこう」という自己肯定感を感じるステージ。平均年齢17歳。これからの進化に注目したい ©kakao

PERFORMANCE#8 JANNABI

本人たちが「グループ・サウンズ」と説明しているように、ノスタルジックな曲調が特徴のJANNABI。「Good Good Night」で会場を一気にロマンティックな雰囲気で包み、今年ブレイクをもたらした「for lovers who hesitate」では少しハスキーな声で紡いだ懐かしいメロディに、大勢のコーラス隊、弦楽器も加えドラマティックなステージを披露した。

JANNABI 光の演出と客席のペンライトが合わさって、レトロな曲調を引き立てる美しいステージを作り出していた ©kakao

ファンからの高い支持を示す2つの“ホット”な賞を発表

「カカオホットスター賞」はBTSが受賞。「みなさんの“ホットさ”に負けないよう頑張ります!」(ジミン)と、投票してくれたファンのホットな応援への感謝を伝えた。「ホットトレンド賞」はAB6IXが受賞。「(怪我で参加できなかった)ウジンが早く快復して、僕たち5人の舞台をお見せできるよう頑張ります。」(ヨンミン)というコメントに会場の温かな拍手が送られた。

AB6IX 韓国のHIPHOPレーベルとして有名なBRANDNEW MUSICが初めて生み出したアイドルグループだ ©kakao

今年最も高い人気を得たソロアーティスト2名が観客を熱くする

K-POPというと、日本ではグループアイドルの印象が強いかもしれない。しかし、ソロ歌手の中にも抜群の人気を持つ人たちがいる。授賞式も終盤、そんなソロアーティストたちのパフォーマンスが会場の空気を更に盛り上げた。


PERFORMANCE#9 カン・ダニエル

“ホット”な賞の発表の後にさらにホットなステージで観客を魅了したのは、元Wanna Oneメンバーで、現在はソロとして圧倒的な人気を誇るカン・ダニエル。手足の長さを生かしたダンスに思わず視線が惹きつけられる「何してる(What are you up to)」のあと、スクリーンには着替えをする彼のシルエットが映し出され、ファンの悲鳴のような歓声が飛ぶ。黒いシャツに衣装を変えて披露したのは「TOUCHIN’」。夜の街を背景に、なめらかに踊り歌う姿は、ただただ美しかった。

カン・ダニエル MMA終了後の12月4日、彼はパニック障害・うつ症状のために活動休止を発表した。休止直前の彼の最高のパフォーマンスを見逃さないでほしい ©kakao

PERFORMANCE#10 チョンハ

今回「MMA 2019 TOP10」と「ダンス部門賞」の2冠を達成したチョンハの「もう12時(Gotta Go)」のステージは、黒ミサのような演出が抜群にカッコいい。白の衣装に着替えて歌うのは「Snapping」。どちらの曲も “媚びない強さ”のある振り付けで、韓国で人気の高い強さとセクシーさのある女性像を具現化したようなステージを見せた。

チョンハ 2年前のソロデビューから、リリースした5曲は全て音源チャート1位を獲得。ヒョナに続く女性ソロ歌手として人気を集めている ©kakao

第2部では様々な部門賞が発表されたが、印象的だったのは以下の2組。まずはYouTubeチャンネル「1 the K」が選ぶ「1 the K パフォーマンス賞」を受賞したTHE BOYZ。10月にメンバーのファルが脱退し11人のグループになったことを乗り越えての受賞となった。もう1組は「ロック部門」を受賞したN.Flying。「こんなにも大きな授賞式に参加するのは初めてです」(イ・スンヒョプ)という言葉に、下積みの長い彼らの受賞の喜びが滲んでいた。

THE BOYZ 丁寧におじぎしすぎて、「THE BOYZ イムニダ!」の声がよく聞こえないハプニングも。そんな一生懸命さもファンに愛されるポイント? ©kakao

N.Flying 2016年に日本でもデビューしている実力派。韓国でのブレイクでさらなる活躍が見込まれる。2月には日本で1stファンミーティングを開催予定 ©kakao

待ちかねたBTSの登場! 37分間の圧巻のステージにドームが揺れる

暗転からステージに現れたのは荒れた雰囲気の教室。RMの「Intro : Persona」の力強いラップで始まったBTSのステージに、会場のボルテージは上がっていく。「Boy In Luv」の後は、「小さなものたちのための詩 (Boy With Luv)」。メンバー同士で肩を寄せ合うなど、楽しく余裕のあるステージングで、全力で“アイドル”を楽しませてくれる。中央ステージで歌い上げた「Mikrokosmos」では、会場を埋めるファンをメンバーが優しい眼差しで眺めていたのが印象深い。


PERFORMANCE#11 BTS

BTS 赤いバラを捧げ投げキスするようなパフォーマンスに、ファンの悲鳴があがる ©kakao

照明が変わり始まる激しいソロのダンスブレイク。それぞれが個性にあった振り付けで踊る。特に会場が息を飲んだのは、白い布を使って夢幻的に舞ったジミンのソロダンスだろう。またジョングクの水の中でのダンスは、最後倒れ込んでの呼吸で上下する胸の動きまでが振付の一部のようだった。最後RMが剣を地面に突き立てると暗転し、ソロパートが終わりを告げた。

暗闇から徐々に明るくなると、そこにはギリシャ神話の神をモチーフにした曲「Dionysus」の世界が広がっていた。本物の馬やダンサーたち、豪華な宮殿といった豪華なセットも、BTSの存在の前ではただの背景にすぎない。ステージ全体を使いながらも一糸乱れぬダンスと激しいビートが、会場の興奮を最高潮へ誘う。“歴史に残るパフォーマンスの現場に居合わせてしまったのかも”と思わず震えを覚える、そんなMMA2019のラストを飾るステージだった。

BTS 神殿を背にした玉座に座る姿は、まさにK-POP界の頂点に立つBTSにふさわしい演出。ぜひテレビの画面でこの迫力を感じて欲しい ©kakao

いよいよ3つの大賞の受賞者が発表! BTSが獲得したのは……?

興奮が冷めやらぬまま、いよいよアワードの最後を飾る3つの大賞の発表のとき。まず今年の「ベストソング賞」はBTSの 「小さなものたちのための詩 (Boy With Luv) feat. Halsey」。「みなさんにとって意味があって力になれるいい曲を一生懸命作って歌います!」と一言一言に気持ちを込めながら話すジョングクにファンは歓声ともため息ともつかない声を漏らした。

続く今年の「アルバム賞」もBTS。作品は『MAP OF THE SOUL : PERSONA』。「僕は、ただ単に曲を作ってアルバムを作ってツアーを回って…といったことが一番幸せでした。特に、2019年はとても幸せな一年でした」と、作曲も手がけるSUGAの言葉にメンバーたちも頷く。

そしていよいよアワード最大の賞でもある、「今年のアーティスト賞」の発表。「防弾少年団!」という言葉に、今日一番の大歓声が上がった。「みなさんが私たちのあの長かった夜の灯になってくださったように、私たちも皆さんの夜道を照らす灯になります!」(RM)というコメントにはファンへの深い感謝の気持ちが込められていて、感動的だった。

アーティストがファンとの強いつながりをいつも意識してくれている、そこがK-POPのアーティストを応援する人たちにとっては大きな魅力なのだろう。

BTS たくさんの受賞コメントも、毎回自分の言葉でファンに感謝を伝えていたのが印象的 ©kakao

BTS 「今年のアーティスト賞」受賞の喜びを輪になって喜ぶメンバーたち ©kakao

感動に包まれた大賞発表のあとは、全参加アーティストたちがステージを練り歩きながら観客に挨拶。授賞式の最後を盛り上げた。こうして気がつけばBTSが4つの大賞を含む計8つの賞に輝き、2019年の音楽界を席巻したその人気と実力を改めて感じた。そして単独のコンサートでもなかなか見られない豪華な演出は素晴らしかったし、来年のK-POPシーンを新たに盛り上げていくグループの勢いも感じることができた、非常に印象深い授賞式だった。

MMA2019では第1部、第2部を通じ、以下のような豪華なアーティストたちが受賞を果たした。

◉「今年のレコード賞」:BTS『MAP OF THE SOUL: PERSONA』
◉ネットユーザー賞:BTS
◉MMA 2019 TOP10:BTS、JANNABI、MAMAMOO、Heize 、チョンハ、M.C the MAX、EXO、赤頬思春期、チャン・ボムジュン、テヨン(少女時代)
◉今年の新人賞 男性部門:TOMORROW X TOGETHER
◉今年の新人賞 女性部門:ITZY
◉男性ダンス部門:BTS 「小さなものたちのための詩 (Boy With Luv) feat. Halsey」
◉女性ダンス部門:チョンハ 「もう12時 (Gotta Go)」
◉ポップ部門:ビリー・アイリッシュ「bad guy」
◉オリジナルサウンドトラック部門:GUMMY「Remember Me」(ドラマ『ホテルデル―ナ』より)
◉ミュージックビデオ賞:カン・ダニエル「何してる(What are you up to)」
◉今年のステージ賞:SEVENTEEN
◉カカオホットスター賞:BTS
◉ホットトレンド賞:AB6IX
◉1theKパフォーマンス賞:THE BOYZ
◉ロック部門:N.Flying 「Rooftop」
◉R&B /ソウル部門:Heize「We don’t talk together (Feat. GIRIBOY) (Prod. SUGA)」
◉「今年のベストソング賞」:BTS「小さなものたちのための詩 (Boy With Luv) feat. Halsey」
◉「今年のアルバム賞」:BTS『MAP OF THE SOUL : PERSONA』
◉「今年のアーティスト賞」:BTS

MMA 2019 (Melon Music Awards)の感動をテレビの画面でもう一度!

この授賞式をもう一度見たい人、そして生放送を残念ながら見逃してしまった方に朗報だ。レットカーペッド、そして授賞式の模様を、12月22日にエムオン!にて日本語字幕付きで放送される。

今回出演したアーティストたちの中には、これから日本活動を本格化するグループも多い。そんなグループをいち早くチェックして、スタートから応援するのもいいのではないだろうか。ぜひ、2019年を代表するアーティストたちの“今の輝き”をこの放送で体感してほしい。

取材・文 / こまのあやこ 写真提供 / @kakao

MMA 2019 (Melon Music Awards) 放送予定

特設サイトを公開中!
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日本語字幕入り! MMA 2019 (Melon Music Awards)<レッドカーペット>
初回放送 12/22(日) 17:30~18:30

日本語字幕入り! MMA 2019 (Melon Music Awards)
初回放送 12/22(日) 18:30〜22:30