Interview

世界中で大ヒット!「ファンタスティック・ビースト」出演の2人が語る魔法とは?

世界中で大ヒット!「ファンタスティック・ビースト」出演の2人が語る魔法とは?

 2001年から10年間に渡り8作品が公開され、世界中で大ヒットしたJ・K・ローリングのファンタジー小説の映画化『ハリー・ポッター』シリーズ。その待望の新シリーズがついに公開となった!タイトルは、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。「ホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書」としてハリーたちが読んでいた「幻の動物とその生息地」という本の著者である魔法動物学者、ニュート・スキャマンダーが主人公だ。舞台は、ハリーたちの時代から遡ること70年前のニューヨーク。
 トランクに愛すべき、けれど危険な魔法動物を詰め込んで世界中を旅しているニュートだが、魔法動物たちが逃げ出してしまったことで、人間界は大混乱に陥る……という冒険物語である。
 ニュートを演じるのは、『博士と彼女のセオリー』(14年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞したエディ・レッドメイン。米国魔法議会で働いている魔女、ティナ役には、『スティーブ・ジョブズ』などの演技派、キャサリン・ウォルターストン、ティナの妹で心優しく利発な美女、クイニー役にはアリソン・スドル。ふとしたことから、ニュートと冒険と共にすることになる“ノーマジ(人間)”をダン・フォグラー。フレッシュな実力派俳優によって、新5部作は幸先のよいスタートをきった。

FANTASTIC BEASTS AND WHERE TO FIND THEM

FANTASTIC BEASTS AND WHERE TO FIND THEM

取材・文 / 立田敦子 撮影 / 荻原大志


出演が決まったときは、どう思いましたか。

アリソン・スドル とにかく驚きました。夢を見ているような気分でもあり、ショック状態もあり、そして、私に本当に出来るのかしらって不安になったの。丸一日くらいは、ハッピーな気持ちと不安が交互に行ったり来たしてたけど、数日後には、撮影のためイギリスに立たなければならなかったので、大慌てでパッキングを始めたのよ。

ダン・フォグラー 信じられない!のひと言だったね。『チャーリーとチョコレート工場』の中で、チャーリーがウォンカ製のチョコからゴールデン・チケットを引き当てるだろう?まさに、あんな気持ちだったよ。しかも5部作だから5枚当たったって気分だ。

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それぞれ役を演じるにあたって、どんな風に役作りをしましたか?

アリソン 私が演じたクイニーは、ルックスからして、いわゆる美人タイプなんだけど、自分ではそれをあんまり意識していない女性なの。優しく愛情に溢れて利発で、直感も冴えている。人を操ろうとかしないピュアな人でもあるの。素の私は、ちょっと自意識が過剰なタイプだから、それが出ないようにしたわ。それに、美人タイプは、ともすれば軽くなりがちだから、彼女の内面の美しさを表現できたらって思ったの。

ダン ジェイコブを演じるにあたっては、優雅なフィジカル・コメディの名優であるチャップリンやバスター・キートンを意識したんだ。ジェームス・カーグニーの作品もたくさん観たね。1920年代のNYが舞台だから、あの時代の肉体的にも表現したかった。

FANTASTIC BEASTS AND WHERE TO FIND THEM

FANTASTIC BEASTS AND WHERE TO FIND THEM

エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォルターストンとあなた方4人のアンサンブルが素晴らしかった。撮影現場は、どのような雰囲気だったのですか?

アリソン エディは、とても優しい人でどんな時でも決して不機嫌にならない人なの。でも撮影当時は、平日はこの作品の撮影で、週末は『リリーのすべて』のプロモーションで本当に忙しかった。疲れると、気を紛らわすように「シンデレラ」の歌を口ずさんでいたの。だから、歌が聞こえると、ああ、エディは疲れているんだわ、って思ったわ。キャサリンは、役柄とは正反対のキャラで、かなりの毒舌なの。自分が失敗したりすると、“カット!”がかかった瞬間に、自分に対して悪態をつくのよ。ものすごい罵詈雑言で!その言葉使いがとてもユニークなの。カットがかかっても、カメラは回っているから、そのフィルムを観て、今回の作品では脚本も手がけたJ・K・ローリングが見て、とてもウケていたわ。

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この作品は“魔法”についての作品ですが、あなたにとって魔法とはなんでしょうか?

アリソン まさに、この作品に描かれているようなことよ!私は、説明がつかないことこそが、人生の最も美しい部分だと思うの。人はなんでも結果や説明を求めたがるものでしょう?でも、この世界にはたくさん説明がつかないものがある。わからないものを受け入れることってステキじゃない。わからないから私たちは目を見開いてそれを見つめるのよ。

ダン 魔法は、どこにでも存在すると僕も思うよ。古代の数学や理論からみてもわかるように、受け入れる心や聞く耳を持てば、魔法はシンクロニシティのように目の前に現れるんだ。実は、僕は、この作品に出会う前は、キャリアの危機にあった。そこで、星に願いをかけたんだ。“みんなに愛されるような作品に出られますように。自分の才能が発揮できるようになりますように”ってね。そうしたら、その数週間後にこの作品の話が舞い込んだんだ。正しい道を歩いていれば、魔法は効くようになると信じているよ。

 ©2015 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED

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『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』

2016年11月23日公開

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ハリー・ポッターと同じあの魔法世界の新しい物語を綴る本作。新主人公のおっちょこちょいで人見知りの魔法使いニュート・スキャマンダーは、動物といる方が気が楽な魔法動物(ビースト)学者。魔法動物は、魔法の力を持つ動物で、かわいらしいもの、コミカルなものから魔法使いを襲う危険なものまで様々で、魔法使いたちがかけた魔法で人間には極力見えないようになっているが、中にはネッシーや河童のように、その魔法が解けたときにたまたま人間に見つかってしまうことも!魔法界にとっても謎の多い魔法動物たちは時に魔法使いたちからも恐れられ、駆除されそうにもなってきた。そんな動物たちを調べ、保護するためにニュートは、不思議なトランクの中を魔法動物でイッパイにしてニューヨークを訪れる。
ある日ひょんなことがきっかけで、大切にしている魔法のトランクを人間(マグル=米国ではノーマジ)のものと取り違えられてしまう! 魔法界の魔法動物たちが一斉に人間の世界へ逃げ出し、街中が前代未聞のパニックに。仲間になったティナとクイニー、そして人間であるジェイコブとともに魔法動物を追跡する。やがて彼らは人間界と魔法界をまたにかけた、ある大事件に巻き込まれていく。ニュートは、2つの世界を危機から救えるのか!?

監督:デイビッド・イェーツ『ハリー・ポッター』シリーズ後半4作品
原作/脚本:J.K.ローリング
プロデューサー:デイビッド・ヘイマン『ハリー・ポッター』全8作品、J.K.ローリング
出演:エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、アリソン・スドル、ダン・フォグラー、コリン・ファレル
配給:ワーナー・ブラザース映画
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