映画『海賊とよばれた男』特集  vol. 3

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岡田准一と鈴木亮平、互いに貪欲な役作り=アプローチを称えあう

岡田准一と鈴木亮平、互いに貪欲な役作り=アプローチを称えあう

映画『海賊とよばれた男』が本日12月10日に公開初日を迎え、東京・TOHOシネマズ日劇にて舞台挨拶が催された。映画タイトルの書かれた旗を振った観客たちに出迎えられ、主演の岡田准一、続いて吉岡秀隆、染谷将太、鈴木亮平、野間口徹、綾瀬はるか、小林薫、ピエール瀧、本作で監督をつとめた山崎貴が登壇。昨年の冬のころには、寒空の下過酷なロケを行っていたという面々は会場を見渡し、嬉しさと安堵の表情を見せた。

『海賊とよばれた男』は明治から昭和にかけて石油で一大事業を成し遂げた男・国岡鐵造の波乱万丈の生涯を描いた物語。『永遠の0』と同じく百田尚樹の原作を山崎貴監督と岡田准一のタッグで映画化した。

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主人公の国岡鐡造を演じた岡田准一は会場を見渡し、「ありがとうございます。初日はやはり緊張するもので、さっきまで山崎監督と震えてたんですが、みなさんの拍手に迎えられて嬉しく思います」と挨拶すると、タンク班の東雲忠司役を演じた吉岡秀隆は、「一年はあっという間ですね。去年の今頃はタンクトップ一枚で油まみれになっていたのに今日はこんなにきれいなスーツを着させていただいて」と振り返った。

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今回が初めての山崎組参加となる小林薫は「ちょうど一年前、千葉の海岸にでかけて、“ここは銀座の晴海通りです”と言われながら、何もないところで手を振ったり(笑)、お芝居したことを思い出します。どんな仕上がりになるのだろうとワクワクしていました」とVFXの出来栄えを心待ちにしていたようだ。
劇中でコンビを組んだ野間口徹とピエール瀧は、「今日だけでなく、2回3回と足を運んでいただき、SNSで楽しかった、楽しかった!と書いてください」(野間口)「“『海賊とよばれた男』を楽しんだ女”と投稿お願いします」(ピエール瀧)と、観客にSNS投稿を求めた。

岡田と染谷が両想いをアピール。
野間口は「僕が岡田くんのことを一番好きなのに」

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今回の舞台挨拶では『海賊とよばれた男』という映画タイトルにちなみ、キャストの面々と監督が岡田を「○○とよばれた男」と称する企画が。染谷は「現場でのたたずまいも、演技もなにもかも“ぶれない”。僕のこともぶれずにかわいがってくれました」と明かすと、岡田は「染やんは俺のこと大好きみたいなんですよ」とニヤニヤ。会場から「えー!?」と声があがり、「そうか、俺が染やんのこと好きなんだ」と言いかえると、「岡田さんのいないところでは“岡田様”と呼んでますから。」と両想いをアピールした。
そこで、野間口は岡田を「小悪魔とよばれた男」と名付け、「実は、僕が共演者のなかで岡田くんのことを一番好きなのに、岡田くんは好きと言ってくれない」と寂しそうに語ると、岡田は「そこはお預けにしてます」と笑顔で焦らした。

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そのほか、吉岡は「人格者とよばれた男」、鈴木は「パパラッチとよばれた男」、ピエール瀧は「苦行引き受け人とよばれた男」、山崎は「健康オタクとよばれた男」、綾瀬は「熱いだけじゃないムチャブリスト」と岡田のストイックな面とお茶目な面を明かすような回答が続く。
「師範とよばれた男」と評した小林は、「古武道というか、殺し合いですよね。岡田くんがそういったもののスペシャリストだとは驚きました」と、カリ、ジークンドー、シラットなどの実践武術でインストラクターの資格を所有している岡田について話すと、岡田は「武術ですよ、殺し合いと言わないでください!」とあわてて訂正。小林は「いつか岡田くんと野間口くんは戦いますから」と岡田の次の戦いは海外メジャーから野間口に代わると煽った。

鈴木くんは役柄にアプローチしていく様がスマート(岡田)

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続いては、岡田がキャストの面々を「○○とよばれた男・女」と評することに。鈴木を「鈴木アプローチとよばれた男」と名付けた岡田は、「デ・ニーロ・アプローチじゃないですけど、鈴木くんは役柄にアプローチしていく様がスマート。素敵、キラキラしてる」とベタ褒め。鈴木は、20代から90代までの鐡造を演じた岡田について「いやいや、今回岡田アプローチを目の当たりにしたのですが、どう見てもその年代にしか見えない、徐々に年齢を重ねていく変化にものすごい努力を感じました」とこちらも褒めあい、岡田は「二人で“アプローチの仕方”って本出しましょうか?」と持ちかけた。

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綾瀬のことは「イルミネーションとよばれた女」とし、撮影現場の華だったことを話すと、黄色いワンピースを着た綾瀬は「このみつばちみたいなドレスのことですか?」と恥ずかしそうにはにかんだ。

最後に岡田は、「初日の舞台挨拶からバラエティな感じになりましたけど(笑)、今日は僕たちにとって本当に幸せな日です。この映画を見て、仕事や学校での生活をがんばろうと思ってもらえたら嬉しいです」とメッセージを送り、締めくくった。

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取材/ エンタメステーション編集部

映画『海賊とよばれた男』

12月10日(土)全国東宝系にて公開

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明治・大正・昭和の激動の時代を舞台に、名もなき一青年から身を興し、やがて戦後の日本に大きな勇気と希望を与える大事業を成し遂げて行く主人公・国岡鐡造の姿を描いた同名小説(百田尚樹著/講談社文庫)を映画化。本作の映画化にあたり、2014年年間邦画興行収入ランキング1位に輝いた『永遠の0』チームが再結集した。
――8月15日、終戦。その2日後廃墟と化した銀座の中で奇跡的に焼け残った国岡商店本社に集まった店員たちを前に鐡造の声が響いた。「愚痴をやめよ。日本人がおる限りこの国は必ず再び立ち上がる。下を向いとー暇などない!」
そして最後に力強い口調で、彼らに伝えた。「心配ばすな。一人も首にはせん」――
あの時代、誰よりも“日本人の誇り”を追求し、海賊とよばれ恐れられた国岡鐡造と、彼を支える仲間たち、そして最愛の妻との絆が織りなす重厚な人間ドラマ。

【監督】山崎貴
【原作】百田尚樹「海賊とよばれた男(上下)」(講談社文庫)
【音楽】佐藤直紀

【出演】
岡田准一 吉岡秀隆 染谷将太 鈴木亮平 野間口徹 ピエール瀧
須田邦裕 飯田基祐 小林隆 矢島健一/黒木華 浅野和之 光石研
綾瀬はるか 堤真一 近藤正臣(特別出演)/國村隼 小林薫

【配給】東宝
©2016「海賊とよばれた男」製作委員会 ©百田尚樹/講談社

オフィシャルサイトhttp://kaizoku-movie.jp/


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「海賊とよばれた男」オリジナル・サウンドトラック (Selected Edition)

リンク先のサイトで試聴ができます


原作コミカライズ「海賊とよばれた男」
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12月15日まで無料!
「海賊とよばれた男」 1巻

著者:百田尚樹 (原作)、須本壮一 (作画)
出版社:講談社

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vol.4