Interview

Apinkがアルバムに込めた「みんなのそばにいる」という最上級の想い

Apinkがアルバムに込めた「みんなのそばにいる」という最上級の想い

韓国で国民的人気を誇るガールズグループApinkが、待望のJapan 2nd Album『PINK♡DOLL』をリリースした。全12曲中8曲がここでしか聴けない日本オリジナル楽曲で構成されており、日本のオーディエンスへの想いが強く反映された作品となっている。そのアルバムのリリースイベントの最中、忙しいスケジュールの合間に6人全員に話しを聞くことができた。彼女達の想いを聞くと、難易度の高い日本語でのレコーディングを乗り越え、充実感に満ち溢れた作品の完成と日本のファンを大事に思う姿勢が感じられた。

取材・文 / 岡本明 撮影 / 増永彩子


先日、アルバムのリリースイベントがありましたけれど、久しぶりの日本のファンの反応はいかがでしたか?

チョロン 私たちが日本デビューシングルのリリースイベントを行なったのと同じ場所だったので、また新たな気持ちになりました。早い時間からファンの方たちが待ってくださっていたらしくて、とてもありがたかったです。今回は短い時間だったので、またファンのみなさんともっと長い時間を過ごせる時間を持ちたいと思いました。

前回とは違う感触がありました?

ウンジ 前回、私たちがステージに立った時は今よりもっと緊張していました。当時は日本での活動を始めて間もない頃だったので、私たちにとってはとても目新しい風景で。3階までファンのみなさんが埋めてくださって、歓声を送ってくださる光景に驚きました。こんなにたくさんの人たちが待ってくれていたんだなと。昨日は顔なじみのファンの方もいたり、みなさんのお顔を見ながらステージをできたかなと思います。

ファンの顔が分かるぐらいになっているんですね?

ボミ はい、特にリリースイベントにはたびたび来てくださる方がいて。近くで会えるので、お顔も覚えています。

ナムジュさんは残念ながら足のコンディションが不調で、椅子にかけてのパフォーマンスになりましたが?

ナムジュ そうなんです、残念でした。日本のファンのみなさんに今回の新しい曲を新しい振り付けで公開する場だったので、残念な気持ちが大きかったです。私もステージに一緒に立ちたい、一緒に踊りたいという気持ちがさらに大きくなりました。

次回は万全なライブを期待しています。そして、2ndアルバムがリリースされましたが、日本での2枚目のアルバムということで、特に意識されたことはありますか?

ナムジュ 日本でのオリジナル曲がたくさん入っていて、スペシャルな内容ですね。

オリジナル曲をたくさん入れたかったんですか?

ウンジ はい、今回は12曲中8曲ありますね。

チョロン 私たちは日本でデビューした当時から、韓国で発表している曲を日本語にして発表することが多かったのですが、日本でのオリジナル曲も歌いたいなという気持ちがありました。今回の2ndアルバムをリリースするにあたって、日本のオリジナル曲をたくさん入れられて嬉しいです。

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収録曲で、個々に気に入っている曲とか苦労した曲があればお願いします。

ウンジ 「If I….」が好きです。温かい感じがあって、私の気持ちも温かくなります。歌詞を見ると、もし君がいなかったら…という内容なので、今みんなの傍にいる人の大切さに気づかせてくれます。いい曲だと思いますね。

実感がありますね?

ウンジ はい、大事なことをもう一度考えるきかっけになります。

ハヨン 私はアルバムのリード曲「My First Love」が好きです。誰にも初恋があると思いますが、それを思い出す曲だからです。冬に合う曲ですし、クリスマスに聴いたらいいと思います。(取材当日はクリスマス直前)

ボミ 「甘い恋しようよ」が好きです。この曲は一緒に歌いやすいし明るい曲なので、私自身もレコーディングしている時に自然と体が動き出すような気持ちよさがありました。気分が憂鬱な時とか盛り上がりたい時にこの曲はお勧めです。

ナウン 私は「Shining Star」です。これは自分でもレコーディングに臨んでいる時にいい曲だなと思ったので、みなさんにお勧めしたい曲です。

チョロン 私は今回のアルバムが本当に好きで、発売される前から聴いていました。それで、最初は「Shining Star」がリード曲になるって思っていたんですけど、ずっと聴いていると最近は「ファンファーレ!」が本当に好きですね。今もずっと聴いています。

どういうところが気に入ったんですか?

チョロン 日本のスタイルの曲ですけど、韓国のスタイルもあるし。それに音域が高いから、レコーディングの時にメンバーたちがちょっと大変でした。でも、私は聴く立場としてはすごくいいなと思っています(笑)。

ウンジ レコーディングしながら死にそうになりました(笑)。

でも、高いキーを出すのは得意なんですよね?

ウンジ そうですけど、この曲に向けてたくさん練習しましたから。

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ライブが楽しみですね?

チョロン 私も楽しみ(笑)。

ウンジ ダメですよ、大変なことになる(笑)。ダンスしないで歌に専念できればやれるけれど(笑)。

ナムジュ 私も好きな曲はいっぱいありますけど、「If I….」が好きです。ファンのみなさんに話しかけている感じの歌詞があって、感動する曲だと思います。私たちの気持ちが入っている曲ですし、メロディもいいです。

それがアルバム最後に入っているから、いい締めくくりになりますね。逆に、日本語バージョンで歌ってみてどうでしたか?

ウンジ もともと韓国語で歌っていた曲なので、曲そのものは変わらないですけど、歌詞が日本語になると発音が可愛い感じになりますね。今回のアルバムに関しては、日本のオリジナル曲がすごくいいので、楽しくレコーディングできました。

日本語で歌入れするのは慣れました?

ボミ まだまだ緊張します。今回のアルバムに関しては、私のパートは言葉数が多くて速い部分があるので、難しかったです。これからも、もっと努力していきます。

日本語になると、言葉数が多いんですね。

ボミ 多いし、速いんです。発音も難しいですね。

ウンジ あと、日本語バージョンにする場合、もともと歌ってきた韓国語のテンポを合わせる箇所が、言葉が変わったことで違うところに音が当たるということがありますね。

実際のレコーディング現場は緊張することが多いですか、それともリラックスして臨んでいるんですか?

チョロン 曲によって違って、難しい曲だと緊張して心配することも多いです。ただ、日本語で歌う時はできるだけリラックスしてレコーディングに臨もうと心がけていますし、日本語で歌うのは楽しいです。

うまくいかないとき、誰かがアドバイスするんですか?

ナムジュ いえ、自分の歌は自分で努力して(笑)。それに、プロデューサーがディレクションしてくださるので。

ボミ 私たち、会話はできるようになっていても、レコーディングになると日本のリスナーの方に聴いていただくわけですから、日本のスタッフにディレクションしてもらいます。

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終わってみんなでミーティングしたり、話し合って解決したり、ということはありますか?

ボミ レコーディングに集まれるメンバーに時間差があるので、一緒にできる場合とそうでない場合があって。「ファンファーレ!」で私とナムジュがレコーディングする時、ナムジュが高い音を出さないといけないので、ブースの外から「できるよ!」って何度も大声を出して応援したり、その逆もあったりしましたね。

チョロン レコーディングに関しては、メンバーそれぞれが出せる音域や歌のスタイルがあるので、スタッフにお任せして、メンバー間で指摘することはないです。それより、公演の時、こうしたほうがいいというアイデアは出します。

むしろ、ライブのほうが意見を言いながら作り上げていくわけですね?

ハヨン はい、どういう構成にするか、どういう導線で動くかとか、メンバーで話して確認して。自分が歌った箇所をどうだった?って他のメンバーに確認したり、指摘したりしますね。

日本のライブでこのアルバムからの曲がたくさん聴けるのを楽しみしています。

ボミ 頑張ります(笑)。

アルバムタイトルの『PINK♡DOLL』に込められた言葉の意味を教えてください。

ハヨン 誰もが幼い頃、特に女の子は人形を可愛がって大きくなっていくんじゃないかなと思います。私たちが誰かにとって、そういう人形のような存在になれればと。いつも傍らにいて大事にしてもらえるような、ファンの方や小さな女の子にとってその人形のような象徴的な存在になれればいいなという気持ちを込めています。

このアルバムを聴く日本のファンに向けてのメッセージをお願いします。

ナウン 久しぶりに2ndアルバムで戻ってきました。このアルバムを聴きながら素敵な年末を過ごしていただきたいなと思いますし、また来年、新しい年にみなさんにいいことがありますように。また、みなさんに会えるのを楽しみにしています。

リリース情報

初回完全生産限定盤A

初回完全生産限定盤A

初回限定盤B

初回限定盤B

初回限定盤C

初回限定盤C

通常盤

通常盤

『PINK♡DOLL』

■初回完全生産限定盤A(CD+PINK DIARY(Apinkオリジナルダイアリー2017)
UPCH-29231 ¥4,167+税

■初回生産限定盤B(CD+DVD)
UPCH-29232 ¥3,796+税

■初回生産限定盤C(CD)
各¥3,000+税
※メンバー別ブックレット&ピクチャーレーベル仕様
チョロンVer.(UPCH-29233)
ボミVer.(UPCH-29234)
ウンジVer.(UPCH-29235)
ナウンVer.(UPCH-29236)
ナムジュVer.(UPCH-29237)
ハヨンVer.(UPCH-29238)

■通常盤(CD) UPCH-20432 ¥3,000+税

●トレーディングカード
①初回完全生産限定盤A、初回生産限定盤B、通常盤には、FAIRY Ver.全7種のうち1種をランダム封入
②初回生産限定盤Cには、DOLL Ver.トレーディングカード全7種のうち1種をランダム封入

【収録曲】

Disc-1(CD)
01. My First Love
02. IT GIRL -Japanese Ver.-
03. サマータイム!
04. Brand New Days
05. Shining Star
06. Sunshine Girl
07. 甘い恋しようよ
08. Yeah -Japanese Ver.-
09. ファンファーレ!
10. SUNDAY MONDAY -Japanese Ver.-
11. 花占い -Japanese Ver.-
12. If I….

Disc-2(DVD)※初回生産限定盤Bのみ
・Music Video
「SUNDAY MONDAY」
「Brand New Days」
「Brand New Days【Dance feat. Ver.】」
「サマータイム!」
「サマータイム!【Dance feat. Ver.(チアリーダー篇)】」
「サマータイム!【Dance feat. Ver.(スクール篇)】」
・「サマータイム!」リリースイベント7daysドキュメント“Apink’s Shooting Sketch in Summer”
※総収録分数=約40分

Apink

チョロン 1991.3.3生まれ
ナウン 1994.2.10 生まれ
ウンジ 1993.8.18 生まれ
ボミ 1993.8.13 生まれ
ハヨン 1996.7.19 生まれ
ナムジュ 1995.4.15 生まれ

2011年4月に韓国でデビュー。グループ名の由来は、“最上級(A)の”“女の子らしい(PINK)”少女たち。
2014年3月発売の4thアルバム『Pink Blossom』収録曲「Mr.Chu」が韓国5大音楽番組全てで1位を獲得、トップガールズグループとしての確かな地位を確立。ドラマやバラエティでも活躍中。
2014年10月22日、シングル「NoNoNo」で待望の日本デビュー。
2015年2月に2ndシングル「Mr. Chu」、5月に3rdシングル「LUV」をリリース、それぞれオリコンウィークリー2位を記録。8月には日本1stアルバム『PINK SEASON』をリリース。9~10月には初の全国ツアー『Apink 1st LIVE TOUR 2015 ~PINK SEASON~』開催。12月9日 クリスマス・シングル「SUNDAY MONDAY -Japanese Ver.-」をリリース。2016年3月23日、日本初のオリジナル楽曲となるシングル「Brand New Days」(アニメ「リルリルフェアリル~妖精のドア~」主題歌)をリリース。7月7日(木)札幌・ニトリ文化ホール公演を皮切りに、“Apink 2nd LIVE TOUR 2016 ~PINK SUMMER~”を全国5箇所6公演行なった。8月3日(水)には最新シングル「サマータイム!」をリリース、自身最高位タイとなるオリコンウィークリー2位を記録し改めてその存在感を示した。

オフィシャルサイトhttp://apink-mobile.com/