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山木透ら、シリーズ初の五年生主役にプレッシャー。「忍ミュ」第8弾開幕

山木透ら、シリーズ初の五年生主役にプレッシャー。「忍ミュ」第8弾開幕

漫画「落第忍者乱太郎」を原作としたアニメ「忍たま乱太郎」。20数年にわたり愛されている人気作をミュージカル化した、通称“忍ミュ”ことミュージカル「忍たま乱太郎」。2017年1月7日より上演開始となる最新作・第8弾公演の公開ゲネプロが行われた。

「がんばれ五年生!技あり、術あり、初忍務!!」と題し、シリーズ始まって以来の忍術学園五年生が主役となる物語。“豆腐小僧”の異名を持つ久々知兵助や、優柔不断な不破雷蔵。いつも同級生の不破雷蔵に変装している鉢屋三郎に生物委員会のしっかり者・竹谷八左ヱ門、ちょっぴり天然で忘れられがち(!?)な尾浜勘右衛門。六年生に負けじと劣らず、個性豊かな五人だ。演じるキャストも初ミュージカル・初アクションが多いながらも、息の揃った力強いダンスで幕は上がった。

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学園長により重要な忍務を命じられた五年生は、初めての忍務に奮闘するも思うようにいかず、兵庫水軍や六年生から侮られてしまう。しかし彼らは、5人の個性を活かし再度忍務を遂行しようと試みる…。五年生に厳しく接しながらも、その成長を見守る六年生・潮江文次郎に立花仙蔵、前公演で人気を博した兵庫水軍が第8弾にも登場。初めての主役となる五年生のキャストを、あたたかいカンパニーが支えていた。

忍ミュではおなじみの、各キャラクターの得意武器を駆使した殺陣に五年生も挑戦。アニメではあまり描かれる機会の少なかった五年生の個性や戦いぶりは、原作の尼子騒兵衛と打ち合わせを重ね描かれている。またシアターGロッソの段差を活かした大スペクタクルも、第8弾公演の見どころの一つだ。

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2010年から続くこのミュージカルは、2.5次元ミュージカル作品の中でも根強いファンを持つ人気作品。若い女性だけでなく、親子連れが多いのも特徴の一つ。原作コミックスやアニメは知っているけど、ミュージカルは見たことない…という人でも、おなじみのキャラクターが多数出演しており、お約束のギャグシーンもそのままなので安心して見ることができる。また、原作ではあまり描かれない忍たま達の苦悩や熱い友情など、新たな面を発見することもできる。山田先生の女装姿、稗田八方斎や兵庫第三協栄丸など、濃ゆいキャラクターの再現度は是非劇場に足を運んで楽しんでほしい。

第7弾までミュージカル「忍たま乱太郎」を盛り上げてきた六年生。これまで多くのキャストが演じ、キャラクターを育ててきた。そして円熟期を迎えたであろう時に吹いた、五年生という新しい風。フレッシュなキャストがプレッシャーをはねのけ、それぞれのキャラクターを見事に演じ切っている。これからも前進し続ける忍ミュに目が離せない。


舞台終了後の囲み取材では、今回初めてメインを務める忍術学園五年生のキャスト5名、そして六年生のキャスト2名が記者陣の囲み会見に登場。それぞれが意気込みを語った。

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山木(久々知兵助役)「(五年生が主演という)プレッシャーはめちゃくちゃありました!でも稽古で積み重ねてきたものを劇場で伝えたいと思いますので、自分たちもお客様も楽しんでもらえるよう頑張ります」

吉田(不破雷蔵役)「不破雷蔵、鉢屋三郎、尾浜勘右衛門の三人がミュージカルに出るのは初めてなので、受け入れられるのかは心配でした。(ゲネプロをやって)まだまだ本当に自分の中でもっともっとやれることはたくさんあるって実感したので、ギリギリまで高めていきたいです」

久下(鉢屋三郎役)「学園祭で第8弾の発表をしたとき会場にいたんですが、発表後のどよめきに、絶対に中途半端なものはできないと思いました。すべてはお客様の笑顔のために、最高のパワーで、最強のエネルギーで圧倒できるように、今からも詰めていけるところは詰めていきたいと思います」

栗原(竹谷八左ヱ門役)「久々知兵助と竹谷八左ヱ門は以前からミュージカルに出演していたので、プレッシャーはありました。このシアターGロッソが楽しい幸せな空間にできるように全員で頑張っていきたいと思います」

佐藤(尾浜勘右衛門役)「五年生がどうやったら受け入れてもらえるか不安でしたが、海老澤さんや北村さんが大丈夫だよって言ってくれて。皆で楽しかったと言える作品にしたいので、全力で一公演一公演頑張っていきたいと思います」

北村(立花仙蔵役)「お客様に愛されている魅力のある作品ということを、仙蔵を演じて実感しました。追加公演も決定いたしましたので、一公演一公演を大切に、お客様一人ひとりに笑顔と少しの勇気を持って帰っていただけるよう、精一杯キャスト一同本番に臨んでいきたいと思います」

海老澤(潮江文次郎役)「六年生として五年生をどう見せていくか、稽古を頑張ってきました。五年生一人ひとりの個性がわかる作品になってます。意気込みは一言、全力でやるだけです!」

取材・文 / 大川内万里子(Reader Store)


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落第忍者乱太郎 52巻

著者:尼子騒兵衛
出版社:朝日新聞出版

今回初めて主役に抜擢された五年生。彼らの活躍はアニメはもちろん、原作コミックスでも確認できる。特に第52巻は上級生が一堂に描かれており、キャラクターの予習にオススメの一冊。


ミュージカル「忍たま乱太郎」第8弾 ~がんばれ五年生!技あり、術あり、初忍務!!~

公演日程:2017年1月7日(土)~22日(日) 全21回公演
東京ドームシティ シアターGロッソ

原作:尼子騒兵衛 著「落第忍者乱太郎」より アニメーション「忍たま乱太郎」
脚本:阪口和久
演出:菅野臣太朗

キャスト:
<忍術学園五年生>
久々知兵助役:山木透/尾浜勘右衛門役:佐藤智広/不破雷蔵役:吉田翔吾/鉢屋三郎役:久下 恭平/竹谷八左ヱ門役:栗原大河

<忍術学園六年生>
潮江文次郎役:海老澤健次/立花仙蔵役:北村健人

<兵庫水軍>
兵庫第三協栄丸役:北村圭吾/蜉蝣役:新田健太/鬼蜘蛛丸役:杉江優篤/義丸役:薫太/舳丸役:橘龍丸/重役:倉本発

<忍術学園 一年生>
猪名寺乱太郎:鎌田一輝・岩間甲樹/摂津のきり丸:髙橋玲生・山﨑翔太/福富しんべヱ:福冨慶士郎/牛尾竜威
※高橋玲生の「高」は、はしごだか、山崎翔太の「崎」は、たつざきが正式表記。

<ドクタケ忍者隊>
幹山恭市/高橋光/小笠原竜哉/寺本翔悟/湯浅雅恭/石井靖見/中村利裕/開沼豊/渡辺崇人

<忍術学園 関係者>
大川平次渦正:迫英雄/土井半助:竹村仁志/山田伝蔵:今井靖彦
寅吉:岡村まきすけ

©ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会

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