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豪華登壇者たちも悶絶。20歳の秘蔵写真も公開!『新宿スワンⅡ』完成披露舞台挨拶

豪華登壇者たちも悶絶。20歳の秘蔵写真も公開!『新宿スワンⅡ』完成披露舞台挨拶

スカウトの世界に生きる熱い男たちの非情な闘いを描いたヒット作の続編『新宿スワンⅡ』がついに完成。原作マンガから抜け出てきたかのようなスタイルと情感溢れる演技でまさにハマリ役となった綾野剛が今回も〈白鳥龍彦〉役を熱演。新宿VS横浜の苛烈な抗争劇が展開し、野望を秘めた男たちと、夜の街を彷徨う女たちの生き様がよりスケールアップしたドラマとアクションで描かれる。
1月8日に行われた完成披露舞台挨拶も総勢13名が登壇するという豪華版。〈白鳥龍彦〉役の綾野剛、横浜を牛耳る最恐の敵〈滝マサキ〉役の浅野忠信、頼れる先輩〈真虎〉役の伊勢谷友介、表向きは冷静、裏では策士の〈葉山豊〉役・金子ノブアキ、喧嘩上等&渋谷の番長〈森長千里〉役の上地雄輔、頼れる強面〈関玄介〉役の深水元基、消えた龍彦の親友〈洋介〉役の久保田悠来、横浜最恐のナンバー2〈ハネマン〉役の中野裕太、新宿バースト若手のホープ〈鼠賀信之助〉役の桐山漣、新宿バーストの若きムードメーカー〈井出〉役の佐藤祐基、随一の肉体派〈毒山〉役の一ノ瀬ワタル、そして前作から引き続きメガホンを取った園子温監督、映画『クローズ』シリーズなどの大ヒット作を手がけてきた山本又一朗プロデューサーが登壇、作品の魅力を大いに語った。

取材・文 / エンタメステーション編集部


今年は酉年。白鳥龍彦から始められるのは縁起が良くてありがたい

TOHOシネマズ六本木ヒルズ前のエントランスエリアから正面階段にかけてレッドカーペットが敷かれ、キャスト陣が登場すると、現場は“スカウト通り”に変貌する。

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詰め掛けた観客に“スカウト名刺”を配りながら、握手やサインにこたえ、ファンサービスを行う。マスコミ向けのフォトセッションでは、綾野がカメラマンに向かって「あけましておめでとうございます!」と挨拶。さらに会場に入りきれなかったファンに向けて手を振るなどの神対応を見せ、会場に歓声が響き渡った。

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改めてマイクを取った綾野が「お寒いなか、たくさんの方にお集まりいただき、感謝申し上げます。今年は酉年ということで、(役名の)白鳥龍彦から始められるのは縁起が良くてありがたいです」と、寒空を吹き飛ばすような熱のこもった挨拶をすると、ファンから大きな拍手が送られた。

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続いて、ステージを劇場内に移して舞台挨拶がスタート。MCはフリーアナウンサーの加藤綾子が務め、出演者を呼び込んだ。

まず挨拶をしたのは山本又一郎プロデューサー。「この日がくるとは思えないぐらいの大変な日々でした。僕はスポーツ選手が言う『応援してください』という言葉が当たり前すぎてあまり好きじゃない。でも、この映画はあえて言わせてもらいたい。『応援よろしくお願いいたします!』」と作品をアピール。

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続いて綾野剛も「ようやくここまで辿り着けました。この舞台に共演者や監督、そして山本プロデューサーと立てていることが嬉しいです。みなさまの力添えよろしくお願いいたします!」と、アツい挨拶を披露。

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その綾野が演じる白鳥龍彦と相見える滝を演じた浅野忠信は「映画の中では龍彦をボコボコにしちゃう役なので、観終わったあと嫌われないといいなと思います(笑)」とコメント。

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伊勢谷友介も「この場に立たせていただき、嬉しいです」と率直な感想を述べた。

またサングラス姿で登壇した金子ノブアキは「この衣装とサングラスは前作のレッドカーペットのときと同じものを探してきました。ゲン担ぎです!」と宣言すると、キャスト一同が盛り上がる一幕も。

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上地雄輔は「今日以上に寒い現場で、キャストみんなで力を合わせて作った作品です。ぜひ楽しんでください!」と、一体感をアピールした。

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そしてMCから「みんな大好き、頼れる強面」と紹介された深水元基は照れながら「今回もみんな大好きと言われるように、関の活躍を見届けてください!」とコメント。

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今作の冒頭で行方不明という設定の洋介を演じた久保田悠来は「僕がどこにいるかぜひ探してみてください」と語り、強烈な印象を残す悪役ハネマンを演じた中野裕太は「最後までよろしくお願いいたします」と謙虚な挨拶。

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桐山漣は「僕が演じた鼠賀は禁煙してるキャラクターです」、佐藤祐基は「明るく元気にのびのびとボコボコにやられるキャラです」とそれぞれの役柄を語り、続いてマイクを取った一ノ瀬ワタルが話し始めると、綾野たちから「その衣装、結婚式みたいだね」「蝶ネクタイがいいね」とイジられ、場内は笑いに包まれた。

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最後に、この男たちをまとめ上げた園子温監督がマイクを取り、「前作は青春モノだったけど、今回はカラーを変えて大人の色気を全面に出した作品になってます」と本作のイメージを語った。

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伊勢谷は今作の見どころについて「この映画に出てくる男たちはみんなそれぞれ何かを画策している。そして目を血走らせながら、どつき合う。特に今回はアクション監督に谷垣健治さんが入ってくださったので、前作と違ったすごいアクションが展開します。僕は今回静かなシーンばかりだったので、アクションに参加できずに寂しかったんだけど」と語ると、綾野は「アクションは個々に練習して、お互いに合わせていくというやり方だったんですけど、ほかの方が練習している動画を谷垣さんが見せてくれるんですよ。みんな頑張ってるから自分もやらなきゃって、プレッシャーがかかりましたね」と切磋琢磨した現場を回想した。

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特にクライマックスの綾野と浅野の対決シーンの撮影は過酷だったようで、綾野は「3日間続けて撮影したんですけど、どれだけ戦っても、浅野さんが倒れてくれないんですよ」と苦笑。浅野も「個人的には倒れてもよかったんだけど、(役柄の)滝的には倒れられなかったんだよ(笑)」と語り、こだわりのアクションの完成度に自信を見せた。

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続いて、この日が“成人の日”の前日ということで、登壇者の20歳の頃の写真が特別に公開された。スクリーンに写真がいっせいに映し出されると、登壇者たちは「誰が何番?」とザワつき始める。

綾野は「僕が20歳の頃は役者になる前で、何者でもなかった頃。なので、変な写真しか残ってないんですよ」と照れると、上地は「僕は成人式のときの写真なんですけど、白スーツを着てますね……。自分だけテイストが違くて恥ずかしい」と、それぞれ過去の自分を受け止めきれない様子。

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伊勢谷も「この頃は芸大生で、NYで展覧会をやったときの写真です」と解説。MCから「カッコいいからモテたんじゃないですか?」と聞かれると、「後ろ髪だけ長い、ジャンボ尾崎さんみたいな髪型だったので……(笑)」と苦笑いしながら否定した。

そして登壇者全員の注目を集めていたのが、山本プロデューサーの写真。キャスト陣から「カッコいい!」「石原裕次郎さんみたいな雰囲気」と絶賛されていたが、本人は「いやー、こんなに体が火照ってくる舞台挨拶は初めて」とタジタジとなっていた。

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改めて綾野は「自分が20歳の頃は孤独のどん底にいたような気がします。闇の中でしか光が作れず、その光で自分を照らすことだけで精一杯でした。闇の中で想像した光はやがて輝きとなって、今たくさんの方々の力をお借りして、ここに立てています。努力は必ずしも報われるとは限りませんが、努力は自分を成長させます。自分を照らし続け、そして照らしてくれる人を愛してください。僕もこの国、エンターテインメント業界、そして、ここに立っているみなさんと、この作品を愛してくれるファンのみなさんを愛しています」と力強く語り、最後は舞台上に記された『新宿スワンⅡ』のロゴマークにそっと手を当ててから降段した。

映画『新宿スワンⅡ』

2017年1月21日公開

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スカウト会社〈新宿バースト〉のエース格となった〈白鳥龍彦〉は、勢力拡大を目論む社長〈山城神〉の命により、幹部の〈関玄介〉と共に横浜へと送り込まれる。しかしそこは、〈ウィザード〉の社長〈滝マサキ〉が支配する難攻不落の王国だった。早々に手荒い洗礼を受ける龍彦たち。警察やヤクザとも裏取引をする滝の謀略によって窮地に陥った新宿バーストは、龍彦を破門することで事態を回避しようとするが、新宿と横浜は全面戦争へと突入していく……。

【プロデューサー】山本又一朗
【監督】園子温
【原作】和久井健『新宿スワン』(講談社「ヤンマガKCスペシャル」所載)
【キャスト】
綾野剛 浅野忠信 伊勢谷友介 深水元基 金子ノブアキ 村上淳 久保田悠来
上地雄輔 広瀬アリス 高橋メアリージュン 桐山漣 中野裕太/
中野英雄 笹野高史 要潤 神尾佑 山田優 豊原功補 吉田鋼太郎/椎名桔平
【製作プロダクション】トライストーン・エンタテイメント
【配給】ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
映画「新宿スワンⅡ」オフィシャルサイト

©2017「新宿スワンⅡ」製作委員会


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新宿スワン 1巻

和久井健 (著)
講談社 / ヤングマガジン


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