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佐野元春、2017年を語るトークイベントで今年は「新作2枚」と明言!

佐野元春、2017年を語るトークイベントで今年は「新作2枚」と明言!

1月9日(月・祝)、タワーレコード渋谷店 CUTUP STUDIOにて、佐野元春の2017年を語るトークイベントが開催された。

昨年12月21日にアナログ盤「BACK TO THE STREET」「Heart Beat」「SOMEDAY」の3タイトルの再リリース発売を記念したイベントで、会場は満員。
ファンの大きな歓声と拍手に迎えられ佐野元春が登場、司会の能地祐子氏、伝説的レコードショップ・PIED PIPER HOUSE店長の長門芳郎氏との充実したトークが繰り広げられた。

2016年は、「佐野元春35周年アニバーサリー・ツアー」や秋から行われた「ビルボード・ライブ ‘Smoke & Blue 2016」とライブ活動も充実し、12月にはアナログの再発と「佐野元春 & THE COYOTE GRAND ROCKESTRA – 35TH.ANNIVERSARY TOUR FINAL」のメモリアルな映像作品のリリースを振り返り、「とても忙しかった」とコメント。35周年は自分のというよりも、応援してくれたファンのみなさんのための活動と、一区切りついたと話し、続けざま「今年は既に新しいアルバムを2枚用意しています。THE COYOTE BANDとの新作オリジナル・アルバムとThe Hobo King Bandとのセルフカバーアルバムを夏くらいまでに出せれば…」と抱負を語ると、会場は拍手で沸いた。
昨年からレコーディングを並行して行っている様子から、その忙しさは継続中というのがうかがえた。

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また、佐野・長門・能地の3人は、1997年発表のアルバム「THE BARN」で深く関わっており、「THE BARN」制作時の貴重なエピソードも披露。
この作品のプロデューサーはジョン・サイモン。長門氏が間に立ち、ジョンとのコラボが実現、ウッドストックで共同生活しながらこのアルバムを制作したという。現地ではTHE BANDとのセッションも行ったようで、その時にアウトテイクもあるのでは…と今後聴ける機会熱望!という集まったファンの気持ちを高ぶらせた。
佐野は、その時の想い出として、「スカンクやハリネズミなんか小動物を見たりしました。あと七面鳥も沢山いて…なぜか七面鳥の親子を見たランチにターキーが出てきたんです。」とコメントし、会場を沸かせていた。
その話の締めくくりには「THE BARN」の20周年記念盤のリリースもほのめかし、会場に集まったファンから大喝采を浴びた。

その後、佐野が学生の頃がら当時のPIED PIPER HOUSEに良く足を運んでいたことから、当時のお店のことやアナログレコードのことについての話も披露された。
当時の様子を佐野は「当時のレコードショップにないものを置いていた。」と。この時代に様々な音楽を吸収して自身の音楽性の土台ができたのだろう。佐野は「当時20分程度のAとBの2つの面で、それぞれの世界(ストーリー)を表現していた。」とCDとクリエイティブ面での大きな違いができたことについても話していた。

またアナログ視聴について、佐野は「多感だった15、16歳のときに、レコードを聴くというのは特別な体験でしたね。そこで出会う音楽は“ただ楽しいな”というのもあったけど、その中には夢も未来も希望もあった貴重な体験だった。どんなレコードを聴くかは僕にはとっても大事。」と振り返った。

トーク中にアルバム「THE BARN」、「BLOOD MOON」のアナログ盤の音が流され、イベント最後には、来場者からの質問を受ける一幕もあり、予定時間を超えたイベントは新年にふさわしい内容の濃いものとなった。
2017年も、精力的な活動が継続している佐野元春から届く作品に期待していこう。

文 / エンタメステーション編集部
写真提供 / © Sony Music Direct (Japan) Inc.

 

記念すべきデビュー・アルバム。80年代の日本のロックはここから始まった。ロック・ビートと都会に生活する若者の感情を描いた歌詞を見事に融合させ、これまでにない斬新な作品スタイルで音楽シーンの過渡期に颯爽と登場。その音楽性の高さと共に〝全く新しいロックンローラーの誕生″と評され、マーケットを震撼させた。そして当時の若者への深い共感と理解にあふれた作品の数々は、瞬く間に彼らの心を揺り動かした。「アンジェリーナ」「情けない週末」ほか全10曲収録。オリジナル発売日:1980年4月21日。

佐野元春

東京生まれ。1980年、レコーディング・アーティストとして始動。83~84年のニューヨーク生活を経た後、DJ、雑誌編集など多岐にわたる表現活動を展開、1992年、アルバム『スイート16』で日本レコード大賞アルバム部門を受賞。2004年に独立レーベル「DaisyMusic」を始動し現在に至る。代表作品に『サムデイ』(1982)、『ビジターズ』(1984)、『スウィート16』(1992)、『フルーツ』(1996)、『ザ・サン』(2004)、『コヨーテ』(2007)、『ZOOEY』(2013)、『BLOOD MOON』(2015) がある。

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