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哀川翔が語る『ザ・コンサルタント』に秘められた男の魅力とは? 

哀川翔が語る『ザ・コンサルタント』に秘められた男の魅力とは? 

天才的な頭脳を持つ有能な会計士でありながら、裏社会で暗躍する謎のコンサルタントの姿を、迫真のアクションとミステリアスなドラマで描き、全米No.1ヒットとなった映画『ザ・コンサルタント』。ベン・アフレックが演じた主人公クリスチャン・ウルフのギャップのあるヒーロー像にも注目が集まっているなか、その魅力を伝えるべく男性限定試写会とトークショーが1月12日に開催され、クリスチャン・ウルフのように様々な顔を持つ“ギャップのあるモテ男”として哀川翔が登壇。様々なことにチャレンジするモチベーションとモテの秘密を語った。

取材・文 / エンタメステーション編集部


「モテるかモテないかなら……モテてきたよね」

映画業界では意外と珍しい男性限定の試写会ということで、会場には10代後半~30代前半を中心とした100人近くのメンズが集結。MCも男性のコトブキツカサが担当。女人禁制の独特の雰囲気の中、ダンディに決めた哀川翔が登壇すると会場は大きな拍手に包まれた。

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哀川は開口一番「男ばっかりだね~(笑)」とコメント、さっそく映画『ザ・コンサルタント』の魅力を語り始めた。

「アクションがすごいだけじゃなく、動と静のコントラストが効いている。物語の裏にはものすごい大きなテーマがあって、予想もしなかった結末に辿り着くので、観たあとはすごく考えさせられるし、ジーンときた」と、期待以上の手ごたえに大満足な様子。

さらに「細かい演出がうまい。小物の配置とかでも人間性を醸し出してるし、相当凝ってるよね。数学の天才というのもセリフじゃなくて演技から感じることができるし、彼が動揺する心情などもわかりやすくてキッチリしてる」と、主人公クリスチャン・ウルフのキャラクターを際立たせる演出やベン・アフレックの演技を絶賛。

インドネシアの格闘技シラットや様々な武器を駆使した本格アクションについても「実戦のようなアクション。魅せるというよりも、リアルに戦闘している感じが出ているよね。ライフルの扱いもすごい。あのひとコマでクリスの存在をしっかり刻みつけられるよね!」と興奮気味に語った。

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クリスチャン・ウルフは昼は会計士、夜は殺し屋というギャップのある設定だが、哀川も俳優でありながら、様々なことに挑戦したり、カブトムシ飼育で有名になったりと違った顔をたくさん持ってるいることを指摘されると、「そんなたいしたことないよ。大きな声で言わないだけで、みんな一匹ぐらいカブトムシ飼ってるでしょ?」と、会場に問いかける。MCが観客に「この中でカブトムシを飼ってる人?」と尋ねるが、挙手した人は皆無。哀川は「ダメでしょ、飼わないと(笑)」と訴えた。

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そんな哀川の硬軟取り混ぜたキャラクターが「モテる秘訣なのでは?」と尋ねられると「モテるかモテないかなら……モテてきたよね」と告白。その理由を問われると、「あんまり語らなかったことかな。子供の頃は“無口くん”って呼ばれてたぐらい。それでスポーツをバリバリやってて、足も速かったから……。あと手品がうまかった!」と自らを分析。
MCから「それじゃただの無口なマジシャンじゃないですか(笑)」と、突っ込まれると、「子供頃は頭が良いか、足が速いか、ケンカが強ければモテる。でもハタチ過ぎたら手品だね」と断言。

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ここでMCが本作の主人公クリスチャン・ウルフを演じるベン・アフレックの波乱万丈な俳優人生に触れ、哀川はデビューから、歌、ダンス、俳優、そしてバラエティでの活躍と、成功し続けていると讃えられる。
その秘訣を尋ねられると哀川は「成功する論法はないと思うけど、とにかく出し惜しみをしないことだね。家に帰ったら疲れ果てて野垂れ死にするくらい全力でやること。そうすると明日が見えるんじゃないかな。俺もVシネの世界に入ったときは、夜中の2〜3時まで撮影して、次の日の朝7時集合みたいな生活だった。これぐらい一生懸命にやれば、当たるんだなって思ったよ」と、秘話を語った。

様々な趣味についても「チャレンジしてるようにみえるけど、俺は戻ってるだけなんだよね。50過ぎてから新しいことをやるのは難しい。だったらいままで途中で止めてきたことを、もう一回やり直してみるほうがいい。カブトムシだって、『そういえば幼虫を成虫にするまで育てたことなかったな』ってふと思ったから、大人になってやり直しただけなんだよ」と語り、「俺はみんなに若いときにいろんな趣味をやったほうがいいって言ってるんだけど、若いときにやったことは、途中で止めたとしても、大人になってからやり直すと近道できる。俺の場合はゴルフもそうで、やり始めたのは早いんだけど、ずっとやってなかった。それで大人になってから道具に凝ったりしてやり直したら面白くなったんだよね。だから若いうちは三日坊主でもいいからなんでもやっておいたほうがいいんだよ」と持論を展開した。

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『ザ・コンサルタント』では主人公ウルフの人生が幼少期から描かれ、なぜ凄腕の殺し屋になっていたったのかがわかる展開になっており、そのすべてがムダになっていないことが哀川の人生とも共通する点かもしれない。

哀川の「ムダじゃなかった」特技のひとつとして、いやいやながらも小学生の6年間習っていたという“習字”がある。そこで、新年明けて間もないということで、2017年のモテる男になるためのひと言を書き初めしていただく流れに。

真剣な眼差しで筆を取った哀川が書き上げた言葉は漢字一文字で“気”。

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「気持ちの気、気合いの気だよね。やっぱり人と付き合うには気持ちが大事だと思う。表面だけだといい付き合いができない。気持ちの深さというのが信頼に繋がるからね」と男気溢れるコメント。女性に対してだけでなく、対人関係すべてに使える“モテの極意”だ。

最後に哀川は「この映画の主人公の人生の歩き方がすごいんだよね。生きるための気持ちの強さというのは、家族の愛から始まったんじゃないかな。最後まで観るとずっしりいい気持ちが残る作品だね」とコメント、「それとアクションは半端じゃないから」と付け加え、これから観るお客さんの期待を最大限に高めて舞台をあとにした。

映画『ザ・コンサルタント』

2017年1月21日公開

The Accountant

田舎町のしがない会計士〈クリスチャン・ウルフ〉に舞い込んだ、大企業からの財務調査依頼。彼は重大な不正を見つけるが、なぜか依頼は一方的に打ち切られる。その日から、何者かに命を狙われるウルフ。実は彼は、世界中の危険人物の裏帳簿を仕切る“会計士”であり、裏社会を掃除する“殺し屋”でもあったのだ。年収10億円、天才的頭脳を持ち、最強のファイターでもあり、命中率100パーセントのスナイパー。本籍・本名・私生活、そのすべてが謎に包まれた会計士が、アメリカ政府、マフィア、一流企業に追われてまで危険な仕事に手を出す本当の理由とは……?

【監督】ギャビン・オコナー
【脚本】ビル・ドゥビューク
【キャスト】
ベン・アフレック アナ・ケンドリック J.K.シモンズ ジョン・バーンサル ジェフリー・タンバー ジョン・ リスゴー
【配給】ワーナー・ブラザース映画

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