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シンガーと看護師。2足のわらじを履く瀬川あやかが、3足目のダンスを披露した!? MV収録をレポート!

シンガーと看護師。2足のわらじを履く瀬川あやかが、3足目のダンスを披露した!? MV収録をレポート!

看護師とシンガーソングライターの顔を持つ“二刀流”アーティストとして大きな注目を集めている瀬川あやかが、3月15日に1stアルバム「SegaWanderful」をリリースする。それに先駆け、本作のリード曲となる「妄想スニーカー」のMVが公開された。エンタメステーションではその撮影現場に独占密着。楽曲の世界観をより鮮やかに、楽しく伝える映像は果たしてどのように撮影されたのか? せがあや本人のコメントもたっぷり交えてリポートしていく。

取材・文 / もりひでゆき


撮影場所は、神奈川某所にあるスタジオ。ここは直径4.25メートルのくるくる回る電動ターンテーブルが設置してある珍しいスタジオで、今回の「妄想スニーカー」のMVではその設備を最大限に生かした撮影が行われていく。

まず最初の撮影は、女性ダンサー4人とともに繰り広げられるダンスシーンから。ダンサー陣がリハーサルしている間、せがあやは鏡の前で振り付けの最終チェックに余念がない。瀬川さん、ダンスって得意なんでしたっけ?

「いちおう大学ではダンスサークルに入ってました! ただ、本格的に踊るのは大学3年生以来だし、今回は事前に1日しかダンスレッスンできなかったんですよ。なのでちょっと緊張もするし不安もあるけど、家でたくさん練習してきたので頑張ります!」

午後2時過ぎ、いよいよ本番スタート。楽曲を流しながらパートごとに撮影は進められていく。回っているターンテーブルの上でのダンスはなかなか難易度が高そうだが、ダンサーと一緒にフォーメーションを描きながら見事なダンスを披露していくせがあや。決められた振りの合間には、歌詞に合わせたアドリブ的な動きもさりげなく織り交ぜていくあたり、なかなか余裕がある雰囲気。

今回のセットは円形のターンテーブルを“時計”に見立てたものとなっていて、その上で踊るダンサーには時間を示す“針”という意味合いがあった。つまりダンスをしながらも“針”は決められた時間をしっかりと指し示す必要があるのだ。しかも今回は正面に加え、セットの真上にもカメラが設置されていたため、せがあやの立ち位置も含めて微妙なズレが一発でわかってしまう。1テイク終わったらモニターをチェックして誤差を修正、また撮影に臨む…そんな地道な作業を何度も何度も繰り返されていく。やがて撮影は無事終了。必見のダンスパートを終えたせがあやに感想を聞いてみた。

時計の数字を表す“3”“6”“9”“12”がプリントされた衣装を着た女性ダンサーたちとともに、キュートなダンスを披露するせがあや。プロのダンサーに引けを取らない踊りっぷりに現場のスタッフからも歓声が上がっていました。「私がこの世界にあこがれるきっかけは、テレビで歌って踊るアイドルを観て、それをマネしていたことでした。それと同じことを今、自分ができているのがすごく嬉しいですね。この曲の踊りはライブでもやりたいなと思っているので、ぜひ覚えていただいて、みんなで一緒に踊りましょう!」

「レベルの高いダンサーさんたちと一緒に踊ることも、回るセットの上で踊るのもなかなか大変ではあったんですけど、ものすごく楽しかったです! 終わった後、振り付けの先生に“今度はもうちょっと難しいダンスでも大丈夫そうだね”って言っていただけたのが嬉しかったです。上からの視点で撮られた映像がすごくおもしろいし、不思議な世界観のあるMVになるんじゃないかなって思います!」

午後5時半、ソロパートの撮影へと突入。ギターを弾きながら歌ってみたり、顔のアップでリップシンクを撮ってみたりと様々なバリエーションでせがあやの魅力をカメラに収めていく。くるくると自由に表情を変化させていく姿は、彼女の天真爛漫な性格をそのままに伝えてくれているようで、撮影を見守るスタッフ陣にも笑顔がこぼれる。せがあやの現場には終始、楽しく、なごやかな空気が流れている。

続いてはセットに2枚の赤いボードが登場、それを設置することで円形のターンテーブルが2つのスペースに仕切られることとなる。片方のスペースで自由な動きを見せるせがあや。それを正面からのカメラで撮影していると、ターンテーブルが回っていることでしだいにせがあやが裏へと消えていく。そしてまた正面に戻ってくると、さっきとはまったく違ったポーズのせがあやが現れる、そんな仕掛け。正面の画面から消えている間、裏でゴソゴソと次のポーズへと移行している姿が、現場では真上からのカメラでみんなに見られていたのは内緒。あとでこっそり伝えたら「えー! 恥ずかしい!!」と言っていました(笑)。

ギターを持ったシーンでは、実際の弾き語りライブのように楽しさ全開でパフォーマンス。瀬川あやかにとって初めて作った曲、シンガーソングライターとしての第一歩となった記念すべき「妄想スニーカー」という曲を映像とともに世に発信できる喜びがその表情には滲んでいた気がします。後半に登場する2枚の赤ボードは俯瞰で眺めると実は時計の針になっていました。完成したMVでは合成処理が施され、セットの回転に合わせて2人のせがあやが登場する映像になっています。自由奔放に動きを付ける彼女のポージングのバリエーションにぜひ注目してください。

 昼間からスタートした撮影だが、気づけば陽はとっぷりと落ち外は真っ暗。それに合わせるように現場ではラストの夜シーンへ。照明がグッと落とされたスタジオの中、ターンテーブルの上にはベッドが置かれ、その上で撮影が行われていく。ベッドに腰かけたり、寝ころんだりしながら様々なポーズをとっていくせがあや。それまでのシーンとはうって変わり、どこか物憂げでアンニュイな表情を見せていたのが印象的だ。「妄想スニーカー」の歌詞にある<疑いを誘う泥んこは払って汚れた自分におやすみ>というフレーズを象徴するように、枕元のライトを消して眠りにつくシーンもしっかり撮影されていた。歌詞に込められたメッセージをより深く、視覚的に伝えることになるであろうMVは、午後10時頃にすべてのシーンの撮影を終えた。最後にせがあやからファンへのメッセージをもらった。

「最後のベッドシーンはね、ちょっと色気出ちゃったかなー(笑)」と自ら語る夜のシーン。ダンスや演奏シーンが“動”だとすると、ここでは“静”のせがあやが楽しめます。ベッドに寝転ぶ姿を真上から眺めることなんてなかなかできないので、これはかなりレアな映像にもなっているのではないでしょうか。「うん、上から撮った映像は今回のMVでの大きな見どころだと思いますね。撮影中は私もどんな感じに撮られてるかわかんなかったんですけど、後でモニターをみたら“わーこんな感じなんだ! やられたー!”って思いましたからね。必見ですよ!」

「今回の作品も大好きな人たちに囲まれて、大好きな音楽を仕事にできている幸せをあらためて噛みしめながら撮影させていただきました。個人的には今までのMV2作品との違いを出したいなと思って臨んでいたので、歌っているシーンやギターを弾いてるシーンなんかでの目線ひとつとっても“アレ、なんか今回のせがあや違うんじゃない?”って思ってもらえたら嬉しいです。スタッフのみなさん長い時間の撮影、ありがとうございました! そしてみなさん、このMVをぜひともチェックしてください!」

3月15日リリースの瀬川あやか1stアルバム「SegaWanderful」初回限定版には「妄想スニーカー」のMVフルバージョンとそのメイキング風景を収録したDVDが同梱される。せがあや渾身の仕上がりとなっている映像をぜひ堪能して欲しい。

瀬川あやか「妄想スニーカー」Short ver.

ライブ情報

“SegaWanderful” LIVE TOUR 2017 ~ニコニコニッコリ2ッ5リツアー~

 4月28日(金) 東京 恵比寿Creato
4月30日(日) 大阪 hillsパン工場
5月5日(金・祝) 札幌 キューブガーデン

瀬川あやか

1992年4月27日生まれ。北海道 富良野市出身。
5歳からピアノをはじめ、幼少の頃から歌手になる夢を抱くと同時に、当時看護助士をしていた母親の影響で看護師を目指す。高校時代は毎朝4時半に起床し、富良野から往復4時間かけて登校。
2011年、看護師になるため、一人上京。大学1年の時に人に勧められ、大学のミスキャンパスコンテストに出場、準グランプリを獲得。2015年2月国家試験合格後は、看護師をしながらアコースティックギターとキーボード弾き語りで年間50本を超えるライブをこなす。
どんなことでもすぐにポジティブに変換させる天性の明るさと伸びやかな優しい歌声が、”なぜか元気になれる”と言われる瀬川あやかのライブの所以。“人の痛みや辛さはゼロにはできないけれど、 明日の辛さの感じ方が少しでも軽くなったら…”昼は看護師として、夜はシンガーとして、明日への元気と心の栄養を処方する。
2016年6月15日に「夢日和」メジャーデビュー。話題の現役看護師シンガーソングライター。

オフィシャルサイトhttp://aya-web.com/