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ゲームショウとはここが違う!闘会議2017潜入レポート

ゲームショウとはここが違う!闘会議2017潜入レポート

2017年2月11日と2月12日の2日間に渡り、千葉県にある幕張メッセで“闘会議2017”が開催された。闘会議は、同会場で毎年春に行われている“ニコニコ超会議”内のゲームエリアが単独イベント化したもので、今年は“ゲームファンとゲーム大会の祭典”をテーマに実施され、昨年を大きく上回る68459人のニコニコファンが訪れた。会場ではニコニコ動画で話題のタイトルを中心としたデジタルゲームやアナログゲームに関する大会が行われ、有名プレイヤーやイベント参加者たちが己の腕前を競い合っていたほか、ゲーム関連動画の人気配信者たちが登壇するステージイベントなども行われていた。また、隣接するホールでは“ジャパン アミューズメント エキスポ2017”(以下、JAEPO)が合同開催され、最新アーケードゲームの試遊やステージイベントの観覧なども可能だった。

ゲームのイベントと言えば、東京ゲームショウが有名だが、本イベントはそれとどう違うのか? その違いを探るべく、主催や協賛メーカー、遊者と呼ばれる出演者、そしてニコニコ生放送視聴者で作り上げられたこの大規模なイベントの様子を筆者の感想を交えてお届けする。

取材・文 / ドロシー伊藤


闘会議にもコンパニオンはいるのか?

闘会議2017は幕張メッセのホール4から8までの規模を使用。開場前は広く感じられた会場だが、入場時間と同時に参加者が溢れ、エリアによっては移動が困難な場所もあった。東京ゲームショウなどでも見かけることの多くなったエナジードリンクメーカーが闘会議にもパートナー企業として出展。イベント参加者にドリンクを無料配布していた。東京ゲームショウとは違い、彩を添えるコンパニオンはいなかったが、エネルギーチャージを求めてブース前には常に長い列ができていた。

▲東京ゲームショウや合同開催のJAEPOに比べ通路が広くとられていたが、昼を過ぎた辺りから会場内は人で溢れていった

▲JAEPOの様子。アーケードゲームの試遊のほか、『太鼓の達人』や『maimai』などの音楽ゲームを使った大会、新プライズの展示などが行われていた

あの超有名企業も出展、話題の新ハードも!

会場にはイベントのパートナー企業であるXFLAG、SEGAのほか、東京ゲームショウには参加していない特別パートナーの任天堂が出展。イベント内容は東京ゲームショウでよく見られるハードやタイトルを紹介するものであったが、ステージのゲストはタレントや声優ではなく、ニコニコ動画の動画配信者や出演者として有名な方が多く登壇していた。ただ、観覧者の反応は芸能人に対するものと変わらず、出演者の一挙一動に大きな歓声や黄色い悲鳴を上げていた。ファン層はほかのゲーム系イベントに比べて若干若く、中学生や高校生と見られる方が多かったようだ。

ホール5の中央には2017年3月3日に発売予定の新ハード“Nintendo Switch”をひと足早く体験できるエリアが3ヵ所用意されていた。試遊できるタイトルは、『ゼルダ』シリーズ最新作の『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』と、戦う格闘スポーツゲームの『ARMS』、そして画面ではなく対戦相手の目や動きを見て遊ぶ『1-2-Switch』の3種類が用意されていた。

バネのように伸びるウデを持つキャラクターを実際のボクシングのように操作する『ARMS』は、ステージイベントも行われ、身長が長く伸びることで有名なゆるきゃら・ねば~る君と元プロボクサーの内藤大輔さんがゲストとして登壇していた。なお、元プロボクサー亀田大毅さんのものまねなどで有名な亀田大吉さんがイベントのユーザー記者として参加していたが、ステージで因縁の試合を再現することがなかったのは残念であった。

▲任天堂のブース。ゲームタイトルやプレイスタイルによってハードの形を変えて遊ぶNintendo Switchで新たな体験をすべく多くの参加者が列をなしていた

『ゼルダの伝説』のブースには、記念撮影が可能なパネルや等身大リンクの人形も設置。『1-2-Switch』は専用のプレイスペースのほか、さまざまなゲームの腕を競う“ウデ自慢エリア”で対戦することもできた。また、Will Uの人気ソフト『スプラトゥーン』の大会“第2回Splatoon甲子園”の関東地区大会と全国決勝大会が行われていた。選抜を含め、大会に参加した906チームの中で最強の座を勝ち取ったのは、ジャンプフェスタ選抜代表の“ダイナめう”であった。

『ポケモンGO』ブースには、スマートフォンアプリ『ポケモンGO』に登場するポケストップが会場内に出現。イベント期間限定で、その場所がゲーム内のポケストップとしても利用可能になっていた。また、高い人気を誇るピカチュウたちも登場し、かわいらしい動きで来場者との記念撮影を行っていた。

ポケストップに隣接する【INGRESS】NL-PRIME MEET UPのエリアは、『ポケモンGO』を開発したナイアンティックが、2013年12月15日に正式運用を始めたスマートフォンアプリ『INGRESS』の紹介やイベント告知が行われていた。『INGRESS』は、プレイヤーが“エンライテンド”か“レジスタンス”のどちらかに所属し、地球上の各地にあるポータルを発見、利用することで自勢力の支配地域を増やしていくゲーム。ポータルはプレイヤーが名称や画像、位置情報をメーカーに申請し、審査を通った場所が登録されていった(2015年9月5日から新規ポータルの申請と審査は停止中)。

なお、『ポケモンGO』のポケストップの多くは『INGRESS』のユーザーたちが申請したポータルを元に作成されている。

▲ポケモンセンターや“ピカチュウ大量発生チュウ!”のイベントで出現するピカチュウは闘会議にも登場。スタッフによる撮影のサービスも行われていた

▲『INGRESS』を楽しむために用意されたINGRESSバス“NL-PRIME”が展示。同バスは3月4日からツアーバスとして名古屋運行を開始する。それを記念したイベントも開催されるので、気になる人は下記サイトでチェックしてみよう。
WILLER TRAVEL:http://travel.willer.co.jp/campaign/ingress/information/20170304-nagoyajyo.php

そのほかのブースでは、XFLAGによる『モンスターストライク』のステージやセガによる『ぷよぷよ!!クエスト』の“タイムアタック&バトル選手権 闘会議cup”などのイベントも行われていた。

▲エイチームのヴァルコネ闘会議フェスブースでは、『ヴァルキリーコネクト』に登場するグルヴェイグとシヴの公式コスプレイヤーが出迎えてくれた

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